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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年9月21日(月) スピーキングクラスがスタート

6時10分起床。曇一時晴。最高気温21℃。

学部授業が本格的に始まるのは10月からだが、4つ選択したモジュールの中で一つだけ"EFL Speaking Skills"というクラスが今日いち早くスタートする。週4日を学部授業ばかりではしんどいので、一つは英語学習そのものを目的としたクラスを入れた方が息抜き?にもなるし英語力向上にも役立つと思ったからである。

今日はレベルチェックとクラス分けの日なので14時に指定された教室へ行ってinterviewを受ける。結果はAdvancedに決まり、最初45分をRAULによるくだけた(現代語の自然な)日常の挨拶例、別の教室に移って後半40分ほどをGALEによる質問の仕方と答え方の授業を受ける。

7月のサマーコースのときもそうだったが、普通に口頭でinterviewを受けるとほぼよどみなく受け答えができたのでAdvancedに分類されたのかも知れないが、実際の英語力としては"話す"、"聞く"、"読む"、"書く"がオールラウンドに揃っていないと語学力が高い、とは言えないため内心忸怩たるものがある。特に"聞く"、"書く"はかなり苦労が絶えないのだから。

まあ、だからこそ、このクラスにこれから12月初めまで真面目に出席してブラッシュアップしなければならないのだが・・・。他の週1日だけのモジュールと違って1回2時間の授業が週に3日もあるのだ。

夕食は作るのが面倒な時のために冷凍保存しておいたポテトケーキにサラダを添えて
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過日Hampstead Heathの野外ステージ前に掲示されていたポスターで(もう終わった後ではあったが)1960年代に3大ブリティッシュロックグループの一つと目されていたThe KinksのリーダーRay Daviesのコンサートがあったのを知って残念に思っていたが、チケット情報サイトを見ていると12月にHammersmith Apolloでコンサートがあることがわかった。これはもう矢も楯もたまらず即購入。

The Kinksの来日公演は1982年に東京で、1993年には大阪で見に行ったことを覚えているのだが、どんな曲目でどんな演奏だったのかはまったく覚えていない。1964年の結成から1970年代に至る絶頂期を過ぎた、往年のレコード大賞歌手のどさ回りみたいな感じだったのかも知れない(もちろん初来日も2回目も熱狂的な観衆に迎えられてはいるのだが)。

しかし、バンド解散後もRayは積極的、継続的に演奏活動を行っているようだし、地元のロンドンで開くコンサートなので、十分期待はできそうである。楽しみ!チケットブローカー経由なのでちょっと高くて2枚で140ポンド弱。


00時45分就寝。
  1. 2011/09/21(水) 23:45:22|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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