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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年9月20日(日) マーケット巡りでショックを癒す

7時15分起床。曇。最高気温20℃。

昨日からずっと気になっていたのだが、引き出した紙幣はどうしたのだろうかと・・・。ついに得た結論は"スラれた"のに違いない!!!

初めはまったく思い至らなかったのだが、時間を追って順に思い返すと、スタジアムで席についてハーフタイムにMIYUKIと弁当を分け合って、ゲームが後半に入ってからだが、ズボンのポケットの辺りを後方の席から足を伸ばして踏まれているような感覚があったのだ。つまり一つ前の席がちょうど足を置くのに良い高さになるので行儀の悪いヤツがいる、とさして気にはしなかった。と言うよりもゲームが同点から勝ち越しへとクライマックスに達する頃だったので完全にゲームの方に注意が行ってしまっていた。

あのときすぐにポケットに手を入れて確認するべきだった、なんて今頃後悔しても遅過ぎるが・・・。そもそも人の多い場所で細心の注意を怠ってはいけないことは百も承知のはずなのに何と言う失態!これまでの人生でスリ等の被害にあったことは皆無(のはず)なのに、っていくら考えても"後悔、先に立たず"である。人混みではなく周りはサッカーファンばかり、という油断があったのも一因だ。サッカーを見ているのがみんな善人だという保証などまったくあり得ないのに・・・

これはもう、やられた方に注意欠如の責任があったと割り切るしかない、高い授業料だけど。うぬっ!

さて、今日はちょうど1ヵ月ぶりのWalking Tour参加。テーマは"East End Markets"。BBCのテレビで毎週やっているEast Enders(イーストエンダーズ)という長寿番組があるが、これはロンドンの労働者階級、低所得者層が多く住んでいるロンドン東部を舞台にした社会ドラマである。映画にもなった"マイ・フェア・レディ"や"オリバー・ツイスト"等も基本的にこの地区の住民の生活を描いている。言葉もマイ・フェア・レディでわかる通り極端なアクセントや表現が特徴的でひとたび話せばそこの出身だとすぐわかるほどである。

しかし、現在は芸術や最先端のファッションの街として様変わりし、若者に人気のエリアになっているとも聞く(ただし2012年のオリンピック開催に向けてロンドン東部一帯には再開発の波が押し寄せているため、今後1、2年のうちにさらに様相が一変する可能性がある)。

そんな下町にはストリートマーケットがたくさんあって観光ガイドブックにも紹介されているが、なかなか行く機会がなかったのでこのツアーはとても楽しみだったのだ。

9時にバスで出発。Bond StreetでCentral lineに乗り換えて、集合場所のOld Street Station着。Alexander Fleming House(大学寮)を通り越して、まずはColumbia Road Flower Marketを覗く。
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日曜日の朝から昼過ぎまで開かれる文字通り花と園芸用品を売るマーケットである。通りは商品の性格上観光客よりもガーデニングを愛するイギリス人でごった返している。

これぞフラワーマーケット
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サボテンもたくさん売られている
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藁で編んだうさぎが飾ってある これは売り物ではない
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扱う花の種類は店によって異なるのでマーケット全体では膨大な種類から欲しいものを手に入れることができるのだ
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次に向かったのはブリックレーンマーケット ほとんどのマーケットの名前はその場所(通り)の名前に由来する
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まさに下町のガラクタ市 
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どの店を見てもポートベロマーケットのような高価なアンティークは置いていないし、カムデンマーケットのような若者向け最先端ファッションもなさそう。  ここは観光客ではなくて地元の人達が古着や安価な日用品等を品定めに来るところなのだ。もう少しはっきり言えば、これと言って欲しいものは何もない・・・

本来ユダヤ人の食べ物であるベーグルは今や世界中に広まって、ファーストフードの一角を占める。この店は毎日無休で24時間やっているようだ。
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分厚い鉄板で手早く調理した牛肉をピクルスとともにサンドイッチにしているが、すごいボリューム!
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ブリックレーンの一角はバングラデシュ人の多い地区としても有名 高くないベンガル料理店が並んでいる
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その次はペチコートレーン(マーケット) 
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ここは古着だけでなく新品の衣類や各種雑貨もある じっくり見れば掘り出し物が見つかるかも
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貸家のサインが出ているが元は何だったんだろう レストラン? 壁の彫刻が凝っている
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最後はスピタルフィールズマーケット 数年前に旧卸売市場を改装して造り出された新しいマーケット 
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すぐ近くのブリックレーンマーケットとは好対照で非常にあか抜けた印象が強い。手作りのアクセサリーとか無名のデザイナーのファッションが訪問客にアピールしている。一方、オーガニック食品や花や家具のコーナーもあり、レストランやカフェ等もあり、全体が個性的なショッピングセンターのようなものとも言える。

漢字はファッショナブル? "祭"の提灯がいっぱい
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今日はツアーに出かけて本当に良かった。ショックもかなり薄らいだし、今まであまり個人的に話す機会のなかったガイドのRegと(路上で売っているコーヒーをおごってもらって)昼の自由時間に結構長く話すことができたから。

夕食はレタス・ベーコン炒め、バターコーン、サラダ
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00時40分就寝。
  1. 2011/09/20(火) 23:43:02|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ブリックレーンは寮から近かったので、よくあのベーグル屋さんに食パンを買いに行ってました。懐かしい~
ブログ主さんのおかげで毎日ロンドン気分が味わえる^^ありがとうございます♪
  1. URL |
  2. 2011/09/21(水) 07:43:29 |
  3. small-erico #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ほんま、毎日が充実してたなあ!
いろいろ盛り沢山で・・・
  1. URL |
  2. 2011/09/21(水) 08:22:18 |
  3. oldstudentinlondon #-
  4. [ 編集 ]

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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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