8時00分起床。曇のち晴のち曇のち小雨。最高気温19℃。
家賃の口座引き落としが今月から始まるので、Lloydsへ行って手続しなければならない、ことを思い出した。
旅行ではわからない日英の日常生活でのさまざまな違いを感じて来たが、銀行もその一つである。現金の出し入れを行うカウンター(入出金窓口)は天井まで透明なボードで完全に仕切られていて(客側スペースと銀行スタッフスペースは完全に隔絶されている)、その手元にあたる部分の小さな窓から現金のやり取りをする点は、日本より厳重と言える。一方、今回のような現金を扱わない業務、各種手続等はロビーに置かれたブース(デスクとイス)での個別対応のためコミュニケーションも取りやすくなっている(初めて口座開設するときは個室での対応だった)。
もう一つは書類の少なさで、口座引き落とし手続もこちらが詳細を記入するのではなく、振込先等の必要情報を口頭またはメモを見せながら述べると、銀行側の係員が目の前でPC端末に打ち込んで手続をしてくれる。最後に登録内容を復唱しておしまい、である。振込が一度限りなのか毎月行うのか聞かれて毎月と答えると、もう一度キーを押し、手続完了しました、と言われて終わりだった。キャッシュカード以外は身分証明書等の提示も求められないので、大丈夫かな、と一見いい加減に感じるかも知れないが、考えたらこれで良いのだ、と思える。利用者よりもサービス提供者の方がより手数を引き受けると言う方が、理にかなっているように思うのだ。日本は銀行で何をするにも利用者自身が書類を書くのが当たり前になっているが・・・。
さらに、最大の差は?と言えば手数料!である。ATMで現金を引き出すときに日本では時間外や他行口座からだと手数料がかかることが当たり前。しかし、こちらではすべて無料の上に休日も含めて24時間引き出し可能なのである。つまりどこの銀行、あるいはスーパーマーケットに設置されたATMでも手数料は一切かからない。もう一つの大きな違いはATMの設置場所。日本では銀行のATMコーナーは室内だし、駅のATMコーナーもほとんどは通路から一歩入り込んでいることが多い。それに対してこちらは道路に面して吹きさらし状態なのだ。ビルの外壁に直接設置されている。出したばかりの現金のひったくり等は心配ないのか?と思うが、日本のような人目につきにくい室内方式の方がはるかに危険、という認識らしい。まあそれぞれ一長一短はあるにせよ、社会文化の違い、と呼べる事柄はこういったものも含めてたくさんあるのだ。
帰宅して携帯電話をうっかり床に落としたら、液晶画面が斜めに割れて文字がまったく読めなくなってしまった。コンクリートじゃなくて木の床なのに衝撃の受け方が悪かったのだろうか?これは修理と言うより買い替える羽目になったのかな?
夕食は麻婆豆腐とサラダにご飯。食生活はすっかり日本式になって来た。

01時00分就寝。
- 2011/09/09(金) 23:14:06|
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