7時35分起床。曇。最高気温20℃。
8月のWhitby Folk Weekでは出演者をほとんど知らなかったのが幸いして先入観なく気楽に楽しむことができたのだが、それと対照的に今回のFestivalでは見たい出演者が決まっているため、早く行ってできるだけたくさん見ようという気にならない。
そんなことで出かけたのはもう11時半近くだった。バスとtubeでEustonへ行き、12時18分発の列車でBirminghamへ向かった。
列車の発車時刻と出発プラットフォームの表示 4つ目のBirmingham New Streetで降りる

赤と黄色の彩色が目立つVirgin Train(バージントレイン)

車内に持ち込んだランチ まさに英国風である

1時間25分ほどでバーミンガム駅に到着

バーミンガム市の中心部 人口は英国第2位の大都市である

モダンなデザインのビルが見える

駅前にバス停がいっぱいあってどこから乗るのかわからないのでTourist Informationで行き方を聞く。ついでにワンデーパス(3ポンド)を買う。
これがバス停 なかなかしっかりした造りである。

約20分でMoseleyに到着。帰りの50番のバス停の場所を確認

バスは深夜まで走っていることがわかった これならまったく心配はない

Moseleyの町の中心部

会場へ通じる細道への入口にフェスティバルの旗がひらめいている これがなければ通り過ぎてもわからないくらい狭い道だ

右手に隠れているのがチケット売り場
そしてフェスティバル会場への入口では手荷物チェック よく見ると英語が妙に丁寧というか低姿勢というか? 曰く「申し訳ありませんが、アルコール(飲料)およびガラス(ビン入飲料)は会場内に持ち込むことはできません。所持品検査を受けられることになっても、どうか気分を悪くしないで下さいね!」

森の中?を歩いて行く

何かよその家の通用口へ向かっているような・・・

ここでプログラムを売っていた

プログラムは5ポンド

今日の最後の三つがお目当て

最後にもう一度チケットのチェックポイント

チケットはこれ 腕に巻いたチケットを見せればいつでも入場、再入場ができる

やっと会場に到着 聴衆でぎっしり キャンプ用のイス持参の人が多いようだ

フェスティバル本部の場所にはテント 町内運動会のようだ

救護所も完備

マッサージコーナー?

迷子案内

Whitbyの聴衆は圧倒的に高齢者が多かったが、ここは家族連れが多い そのためか随分全体の雰囲気が異なる。
手回し式メリーゴーラウンド!

手作りの洋服やらアクセサリーやらいろんな店が並んでいる

手作りのギター?なんかも売られている

レコード(Vinyl)漁りは楽しい CDやDVDだと老人の目には小さすぎてタイトル等が読めない!

フェースペインティングも大人気

インドカレーは今や国民食の一つである?

ソーセージも屋台の定番

アイスクリームも野外イベントには欠かせない

おっさん3人が横並びでビールを飲んでいる 持込みはダメだが、会場内でちゃんと売っている

メインステージを真剣に見つめる聴衆

メインステージ

サブステージはメインステージのすぐ横 交互に使うことでセッティング時間を節約するのが目的

これがサブステージ

SwarbrickとCarthyのステージが始まった

Martin Carthy(マーティン・カーシー)=1965年のアルバムデビュー以来英国伝承音楽界の第一線で活動してきたギタリスト、シンガー
Dave Swarbrick(デイブ・スウォーブリック)=10代の頃から印刷工として働きながら、多くの著名ミュージシャンのツアーに参加。
1960年代初めにThe Ian Campbell Folk Group、1969年にはFairport Conventionのメンバーとなる。
二人の共演はCarthyのデビューアルバム以来、SwarbrickのFairport時代を除いてずっと続いて来た。

Dave Swarbrick 1995年に大阪のライブハウスMuse Hallで二人の公演があった。その後肺気腫で健康を害し死亡記事まで出回ったが、両肺移植で復活した。しかし若い頃と比べて別人かと思うほど肥満体になった。2006年から二人のコンビで演奏活動を再開している。

ブリティッシュフォークフィドルに関して、文句なしに最高の奏者だと思っている。フィドル音楽に強く興味を持ったのも彼の演奏を通じてなのだ。今回、ここへ来たのも彼の演奏を見ることが目的だった。
さすがに大御所の演奏なので前方は熱心に聴く聴衆でいっぱい

Cara Dillon(カーラ・ディロン)=14歳のときにアイルランドの伝承音楽ボーカル部門の最高賞を受賞した神童 その後バンド活動を経てソロ歌手に 双子の母となった今もアイルランド最高の女性シンガーとして人気を維持している

Jethro Tull(ジェスロ・タル)=このフルートとボーカル担当のIan Anderson(イアン・アンダーソン)を中心に1968年にプログレッシブロックバンドとしてデビュー Led ZeppelinやThe Rolling Stonesと並ぶベストライブバンドとして一世を風靡した 失礼ながらまだ活動していたとは知らなかった。生の演奏を見るのは1974年の大阪公演以来だ。しかしフォークフェスティバルで再会するのも妙?

22時30分頃の町の中心部 夜も更けて人通り少なし 月明かり(と街灯)で結構明るい

明朝早くロンドンに帰って授業に出ようと思ったので駅前のホテルHoliday Innに泊まることにした。Jethro Tullを最後まで聞かずに出て来たのだが、バスは時刻通りだったので無事ホテルに戻る。
00時10分就寝。
- 2011/09/06(火) 23:29:24|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0