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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年8月31日(月) ロイヤルアルバートホール

6時35分起床。曇のち晴。最高気温26℃。

何か良いことがあったり良い経験をした後には、必ず反動(リバウンド?)が来るらしい。今日もその例に漏れず!と言うことだろうか、余りにも素晴らしかったウィットビーの後遺症(?)で午後までボォーと過ごしてしまった。

16時30分頃になってようやく外出し、Hyde Parkへ向かう。今日は19時からPROMSの一環としてロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラの公演がある。前身はAmsterdam Concertgebouw Orchestra(アムステルダム・コンセルトヘボウ・オーケストラ)と言って1960年代、1970年代にオランダ人の常任指揮者ベルナルド・ハイティンクと共に何度か来日公演をしているが、クラシックコンサートはロック等に比べてチケットが非常に高額だったので、学生のポケットマネーではとても行けるものではなかった。未練がましく公演のチラシだけを大切に持っていた覚えがある。

随分日が短くなって来たとは言え、17時30分はまだまだ午後の陽光にあふれている。
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夏の終わりの日差しを楽しむ老若男女
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太陽はまだこの高さである
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これがロイヤルアルバートホール
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入口は何ヵ所かあるが、これが正面入口
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ふと目に止まったコンサートのポスター 元Dire Straits(ダイアーストレイツ)のリーダー兼リードギタリスト兼リードボーカルだったマーク・ノップラーだ。
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未だにプロミュージシャンからもファンからも深く尊敬されているだけあって、ここで来年の5月から6月にかけて6日連続公演とは!
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ホールの内部はぐるりと円周状の廊下が続く
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ステージの準備は完了
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中央部には席がなくここが立見自由席 開演までは座ったり寝転んだり・・・
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4層になった客席 オペラハウスのようだ
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演奏曲目はシベリウスの交響曲第1番、ラベルのダフニスとクロエ組曲第2番、他。
音的には最後のオランダ人常任指揮者だったハイティンクの頃の方が好きだったが、まあ約35年ぶりに生で見られたことに意味がある。

観客のスタンディングオベーションに応えて指揮者(マリス・ヤンソンス)と団員全員による終演の挨拶 
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夕食は、ポテトケーキ(いつもの冷凍保存食)
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と、バターコーン
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01時00分就寝。
  1. 2011/08/31(水) 23:03:08|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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