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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年8月27日(木) さらばウィットビー

7時00分起床。朝のうち快晴のち晴一時曇。最高気温20℃。

朝食は摂らずに8時52分の始発に乗って帰ろうかと考えていたが、8時を過ぎてもフロントに人影はないし、まあ朝食後でいいか、と思い直した。

イングリッシュブレックファスト 英国のハムは本当に美味しい 卵も豆の煮込みも焼きトマトもとても美味しい ソーセージは・・・まあまあ
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4夜を過ごしたB & B "The Sandbeck"の寝室
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寝室とバスルームのシンプルな構造
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B & Bではシャワーのみでバスタブなしが標準的
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271ポンド払ってチェックアウト。4連泊したからかどうかわからないが、初めに言われたより10%余り安かった。
海に面した小さな港町で音楽三昧の毎日、本当に居心地が良くてヨークシャー周遊旅行のつもりがウィットビー滞在旅行になってしまった。

今朝も快晴で涼しくて気持ちが良い。
誰も座っていない丘の上のベンチがまるでオブジェのような、ちょっとシュールな風景!
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キャプテンクックことジェームスクック船長の像 横から
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正面から
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月曜日にRegattaが終わった後は海岸も静かになった。海を眺めていて日本のように潮の香りが全然しないことに気付いた。気温・水温が低いせいか不明?
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望遠のため遠近感がないが、手前は新市街の丘の上で奥は旧市街の修道院跡 その間には海(港)がある
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町の中心には教会がある
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最後にもう一度展示即売会場を覗く。
コンサーティーナの専門店 右が店主のChrisでこの楽器の選び方についていろいろと教えてもらった。ほとんどが何十年も前に作られた製品で、所有者が手放したものが再調整されこうやって売られているらしい。つまりほとんどは中古品と言うことになる。中古品とは言え絶対数が限られているため価格は徐々に高くなって行く傾向にあるそうだ。安い中国製等の大量生産品もあるにあるが、やはり楽器としてはこういった丁寧に作られた手作りの製品が優るということだった。
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Swing Bridge(旋回橋)と舟溜まり
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人であふれる橋の上 船を通すときは通行止めになる
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Swing Bridgeが航路を開いた状態
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カモメ 近くで見ると結構怖い目付き
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港から旧市街の丘の上の教会を見上げる
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正面はベーカリーショップ 左の空き店舗の鉄扉には鯨のデザイン
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駅前広場
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駅の入口
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終着駅なので、線路は続かないよどこまでも!
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カーブしたプラットフォーム
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駅名表示も見納め
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ミドルズブラ行きのローカル列車
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車窓の風景
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牛たちがのんびり
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ヨーク駅 鉄道博物館訪問は次の機会に
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ロンドンKing's Cross行きの列車表示
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これで延べ5日間にわたる別世界への旅も終わった。総体的に予期した以上にいい旅だったが、中でも今まで知っていたつもりで実はまったく知らなかったイングリッシュ・トラッド・フォークミュージックの奥深い魅力に触れることができたのが最大の収穫だった。

夕食はチキン炒麺
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23時10分就寝。
  1. 2011/08/27(土) 23:18:34|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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