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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年8月21日(金) すき焼き

6時30分起床。晴のち曇のち晴のち雨のち晴。最高気温20℃。

わずか3週間だけのクラスだったが、講師、受講生、内容等のすべてにおいて本当に印象に残るものだった。7月クラスでちょっと落ち込んだ気分を再び盛り上げるのには十分過ぎるくらいだった。

この授業ではイギリス映画だけでなくアメリカ映画や(予想外の)日本映画も題材に取り上げられたが、個人的にはDavid LeanやCarol Reedの時代くらいしか知らなかったイギリス映画の1990年代以降に復活して来た新しい魅力を発見できたことが何より大きな収穫だった。ただし、分析的・批評的な見方を身につけてしまうと映画を純粋に楽しめなくなる恐れはある。3週間くらいでそんな心配は杞憂か?

全員で一緒に写真撮影 他のクラスメートも名残惜しかったのか、カメラが何台か出番待ちしている
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午後はCultural Programmeの最終イベントとして"Goodbye, Farewell and See You Again Party"が予定されているが、これには参加せず早々に帰宅。米国の友人Daveからビジネス文書の和訳の依頼を受けたのでそれを片付けようと思ったから(仕事としてではなくボランティアで)。

昼食は買い置きの材料できつねうどんを作った
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8月クラスの完結を記念してというわけでもないが、帰路Japan Centreですき焼きの材料を買って来た。

というわけで、今日の夕食はすき焼き 
下ごしらえ
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完成
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日本のわが家で作るのとほぼ同じ味が再現できた。

そして明日からは遅い目の夏休みに入るのだ。


00時30分就寝。
  1. 2011/08/21(日) 20:15:06|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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