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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年8月17日(月) カードか小切手か

6時35分起床。快晴。最高気温23℃。

期待以上に面白かったこの"English for Film & TV"も今週で終わりとは!・・・楽しい時間は早く過ぎるものなのだ。

今週木曜日には一人ずつ映画に関するShort Presentationを行うことになり、講師が選んだ十数本のDVDから一つを選んで発表の題材とすることになった。先週までに見た映画もまだ見ていない映画も含まれていたが、一番興味を感じたのは"A Personal Journey with Martin Scorsese Through American Movies"という作品だった。内容は想像がつかないが、好きな映画監督の一人であるScorseseものなので、まあ選んで損はないだろう、というわけである。しかし224minとあるので、あと3日のうちに果たして全部見ることができるのだろうか?

今日の授業自体は、いよいよシナリオ作成の演習として、文字で書かれた"ストーリー"についていくつかのパターンでエンディングを変えたり、"Joyride"という映画のストーリーを分析的に記述したり、シナリオの記載法の決まり事を調べてみたり、という専門的な領域に入って来た。一人ずつ単独で意見を述べるのではなく、3~4人のグループでディスカッションし、代表が発表する形となった。

ランチはビーフシチュー 野菜の一切れがやたらと大きい
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午後、Lloydsに行ってCash Card(VISA DEBIT)を受領。それから日本国領事館へ住所変更届を提出しに行った。On Lineでもできるのだが、なかなか実際に行く機会はないので直接用紙を持参した。入口での荷物のX線チェックおよび身体の金属探知機によるチェックが面倒だけれど・・・

緊急情報の受信メールアドレスも学内用のものから自分のPCアドレスに登録を変更した。

帰宅するとLloydsから郵便でCheck Book(小切手帳)が届いていた。英国ではこういった法人からの郵便物は差出人名が印刷していないことが多いので一見どこからのものかわからない。これは銀行とか役所発の郵便物が個人情報の窃盗目的で盗まれるのを防ぐためだろうと思うが、うっかりDMか何かと間違えて開封せず捨てるなんて可能性もある?

小切手帳は無料でもらえるので申し込んだが、果たして実際に使うことはあるのだろうか?日本では現金決済から一足飛びにクレジットカード時代に入ったため、個人で小切手を使う機会はなかった。

夕食は"Cook Do"シリーズの麻婆豆腐の素を使って作ってみたら美味しくできた
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食後、課題のDVDを見る。ドキュメンタリーだが、いろんな名作映画が出て来るので見るのは面白い。Scorseseが言っていることを聞き取るのはたいへんだけど・・・

また、インターネットを見ていて偶然見つけたLondon Fiddle Schoolに見学申込のメールを送った。Traditional Folk Songで使われるfiddle(バイオリン)の音色が好きなので、まったくの初心者でも参加できるのかどうか聞いてみようと思ったので。


23時00分就寝。
  1. 2011/08/18(木) 15:24:08|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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