6時35分起床。曇。最高気温23℃。
昨日に続いて"Donny Darko"の続き。ストーリーの概略は昨日把握したので、今日は実際に使われた脚本(PDF版コピー)を見ながら、登場人物の台詞や動き、カメラワーク等について詳しく検討して行く、というこれまでにない緻密な作業に取り組んだ。
この作業の目的は、撮影に入る前に配布される脚本によっていかに出演者や制作スタッフに各シーンの意図を伝えていくのか、その重要性を認識させるところにある(と思う)。
脚本には冒頭シーンでSteadicam(カメラの手持ち撮影時に画面の移動を流れるようにスムーズにするための簡易装置)を使ったlong shot(長撮り)の詳細な記述があり、それに続く台詞と動作が1シーン分ずつ明確に指示されている。実際の映画の脚本を見るのは始めてだったが、こういうふうに明確な記載があれば、本番の撮影前にかなりイメージの共有ができるだろうな、と納得した。
また、登場人物の画面内での位置取り、カメラのpan(上下/左右の移動)や望遠/広角がもたらす効果などについてもWorksheetに記された設問に従って答えを考えて行く、という脚本家や監督の意図や考えを詳細に分析して行こうという難しいが面白い授業であった。
ランチは学食でSalmon Pasta3.35ポンド。
Lunch time Lectureは"Oxford" 明日のツアーの予習である。
Walking Tourは"Camden Lock and Primrose Hill"
Camdenはロンドン北西部の区の名称であるが、一般にはCamden Marketが有名である。日本で言えば渋谷か表参道辺りの感じ?で若者向きのファッション雑貨店が並んでいる。

カムデン運河

ここにLock(水門)がある

二つの水門の間の水位を変えることによって水位の異なる運河のボートの行き来を可能にする

運河の上にはファッションショップやカフェが並んでいる

運河に沿って延びる散歩道

Narrow Boat(細長いボート)での観光クルーズ、あるいは個人所有のボートで英国中を旅行する人、ボートを住まいとする人等さまざま

運河に釣り糸を垂れる人

運河から徒歩10分余りで丘へ続く道に出る

夏の午後のひと時(ウィークデーとは思えないようなのどかな雰囲気)

丘からシティ方面を臨む

丘の最高点

ここで18~19世紀に吟遊詩人の集まりがあったことを記すプレート

丘頂からの遠望 右にBTタワー、その向こうにロンドンアイが見える

公園の地図を見るとThe Regent's Parkの北に隣接しているPrimrose Hillがここの名前

Regent's Parkは何度も訪れているが、その隣にこんな良いところがあるとは知らなかった。ロンドンは実に奥が深い。
同じJubilee Line沿線のフラットに住んでいて、夏期間のツアーアシスタントをしているMAKIKOが帰りの近道を知っていると言うので、丘の上でグループとは別れ西側へ降りて行くとSwiss Cottageへ出る。MAKIKOとはここで別れて2駅先のWest Hampsteadまで地下鉄で帰ろうとしたら、Swiss Cottage駅とFinchley Road駅の間に日本食品を取り扱っているNatural Naturalという店があると教えてくれたので、そこまで歩いて行くことにした。確かに小さな店だが調味料を始め一通り揃っている。全般にJapan Centreより少しだけ高いものの、急に欲しいものがあればPicadilly Circusまで足を運ばなくても、ここで調達できるので便利である。しかもWaitroseのすぐ南隣の細い道に面している。駅からはWaitroseに隠れているのでこれまでまったく知らなかったが、これからはときどき利用するかも知れない。せっかくなのでトーフを1パック買った。1.98ポンド。
さらに夕食の材料を買いにWaitoroseへ寄る。年齢のせいかこの頃あまりこういうものを積極的には食べなくなったが、価格を見てちょっと買ってみる気になった。300gで900円くらいに相当

肉を焼くだけという最も簡単な料理であるが、しょう油ベースの味付けにしてみた

23時30分就寝。
- 2011/08/15(月) 03:53:43|
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