6時40分起床。晴れたり曇ったり。最高気温23℃。
今日の映画は"Donny Darko"。Richard Kelly監督の2001年の作品で、Psychological thrillerまたはCult filmに分類される米国映画である。
毎回選ばれる題材にはひたすら感心しているが、この作品もまた極めて面白いものだ。いや今までのところでは最もインパクトのあるものだった。スクリプトが込み入っているため一度見ただけではストーリーが理解できないのだが、断片的では繰り返し見ても到底わからないのでじっくり通して二度見て少しわかった気がした。
映画の初めと終わりがリングのようにつながっている、次に起こることが予告され実際その通りになって行く、という心理ドラマの要素、青春映画のようなファンタジックな要素、学校教育の問題を指摘する政治的映画の要素、等多くのストーリーが重層的に仕組んであって、"はまる"類いの映画である。
今日はほとんど見るだけで終わったので、各自強く印象に残った点を挙げたところまでで終了。詳しい分析は明日もう一度取り上げることになった。
主人公のDonnyだけが見ることのできる不思議なパワーや狂言回しのような動物キャラクター等の映像処理はCGを使ったものだと思われるが、現在と違ってこの映画が制作された2000年頃だと一体どれくらいの手間と費用がかかったことだろう?
Lunch time LectureはHughによる"Serial Killers in London"。今から120年ほど前、LondonのEast endを舞台としたJack the Ripper(切り裂きジャック)事件は迷宮入りした大量殺人事件として今もってその正体がいろいろと語り継がれている。堕落した社会に嫌悪感を抱いた警察官、医師または王族など上流社会の人間の仕業と信じられているようだ。
英国で死刑が廃止された1964年以降も、類似した犯罪がLondon北部で発生したそうである。
今日はフラット全体がメンテナンスのため一時停電の予定である、という案内を受けていたため、冷蔵庫の中のものを昨日処分した(腹に収めた)。
従って、今日の夕食はほうれん草/コーン/ベーコン炒め

00時40分就寝。
- 2011/08/15(月) 03:48:56|
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