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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年7月12日(日) 引っ越し完了&近隣探訪

7時00分起床。曇のち快晴一時曇。最高気温24℃。

朝起きたときは曇っていたが、9時頃には晴れ間が出て引っ越し日和?

1年前の今日、KBS(京都放送)にあるICC京都の説明会にたまたま参加してこのIBPプログラムのことを初めて知った。その後今日に至る生活環境の変化はまさに劇的である。結婚、転職と合わせてThe biggest 3 events in my whole lifeと言っても良いだろう。

予定通り10時に引っ越しボランティアヘルパーを快く志願してくれたGOROとTAKASHIが来訪。
前回の引っ越しは一人で3往復したが、今度は3人なので一度で済む。しかも荷物を詰め込むため各自のスーツケースを空っぽにして持って来てもらったので準備は万端である。

荷物と言っても衣類と書籍がメインなので梱包などの手間はかからず、適当に詰め込んだら終わり。出発に際して6週間お世話になったホストマザーに挨拶。と、ここまでは順調だったのだが、鍵を返してからいざ出かけようとして失敗に気付いた。この建物は最初のステイ先と違って複数の世帯が共有するフラットなので、建物の入口のドアは外から入るときも中から出るときも鍵がないと開けられないのだ。挨拶した後、ステイ先への玄関に当たる内側のドアは既に中から鍵がかけられて、ホスト家族は階上に住んでいるため呼んでも聞こえはしない。ドアフォーンは表通りに面した外側にしかない。つまり二重ドアの間の空間に完全に閉じ込められたのだ!

思いあまった挙げ句、同じ外部ドアを共有して内部で左右に別れて入口のあるもう一軒のドアをノックして外へ出る鍵を開けてもらうよう頼んでみることにした。待つこと暫し・・・おもむろにドアが開いて老夫人が顔を出した。事情を説明して無事外界へ出ることができた。しかし、今まで一度も会ったこともなく顔も知らないのにすぐに事情を理解して鍵を開けてくれたから良かったものの、もしこちらの家が留守だったりしたら、どうなっていたことやら? 狭い空間なので暑いし、食べ物も飲み物もないし、いやあ思い出しただけでも汗が出て来る!!

まあ、幸いトラブルらしいことはそれぐらいで、下見通りにバスを乗り継ぎ新しいフラットに到着。日曜日でバスも混んでなかったので、大きなスーツケースを携えた男3人が他の乗客の邪魔にならずに済んだ。

いくつか生活用品の買物をしたかったので、ヘルパーの二人につき合ってもらってスーパーへ。

ちょうど昼過ぎだったので、10日前に行ったことがある中華レストランへ。
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4皿を3人でシェアしたが、味もボリュームも大満足。決してケチるつもりだったのではないが、これにソフトドリンクを人数分加えても21.7ポンド(約3,200円)。いや本当に美味しかった。

ここからフラットに帰る途中にSainsbury'sという食品雑貨スーパーとHomebaseという家庭用品スーパーがある。
人手があるのを良いことにかさばるものを両手いっぱい買って帰る。浄水器、掃除機、掛時計、トースター、ゴミ箱、組み立て式洗濯物干し台、モップ、といった具合である。家具付きと言えども必要なものは結構あるものだ。合計で20,000円くらい。これだけのものを一人で運んだら何往復かかることやら。気の良いクラスメートたち本当にありがとう。

二度目の引っ越しも15時には無事完了して二人とはバス停で別れ、近隣を歩いてみることにした。
地下鉄駅を通り越してWest End Laneをさらに北へ行くと139番のバスの終点。この間10分足らずだが、ずっと店が続いている。
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その近くには中華料理店 世界中どこの町にも必ず1軒は中華料理店があると言われる 
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世界中多くの町に1軒はある、かも知れないイタリアンレストラン
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こちらもイタリアンっぽい店名
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この店にはフリーインターネットアクセス可の表示 外出先では助かるのだ
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消防署も近い
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銀行も近い 店外ATMは24時間稼働
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地区毎に図書館がある
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開館時間
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郵便局 日曜は休み
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今やおなじみのコーヒーショップ
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1階に大手スーパーの小型店舗が入っている
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鉄道駅
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地下鉄駅 日曜は保線のため運休!
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こちらも鉄道駅
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怪しげなピンクのリムジン??
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正面のビル1階が大きなパブ 大型テレビでサッカー中継も見られる
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18時頃になって、食料品を買い足しておいた方が良いかな、と考え再度Sainsbury'sへ。ところが24時間営業だと思っていたのが17時で閉店した後だった。何かだまされたようだが、実は商店の日曜日の営業は6時間までという規制があるらしい。
従って24時間営業というのは火曜から金曜だけであって、月曜は朝7時まで閉まっているし、土曜は23時30分で閉店、日曜は11時から17時まで、というのが正しいのだ。
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夕食は窓の外の夕焼け(21時前)を眺めながらしみじみと。昨日までと違ってテレビもラジオもないのでPCでThe Beatlesを聴きながら・・・孤独感に包まれながらも本当の学生時代に帰ったような何とも言えない自由な気分である。
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今日はBeef Stroganoff & Herby Rice
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同じメニューでもSainsbury'sとMarks & Spencerでは味が全然違う。しかしこれはなかなか美味しかったので4.0点。


23時30分就寝。洗濯機をかけながら寝たら結構うるさかった。ベッドの真横に洗濯機があるのだから当たり前か・・・
  1. 2011/07/12(火) 04:17:52|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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