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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年4月29日(水) ランチタイム・トークス

6時30分起床。最初の戸惑いを脱して、少しずつ毎日のペースができて来たように感じる。決して努力してというわけではないが、かなり規則正しい生活ができている。バタートースト2枚とミルクティー3杯、日によってヨーグルト、フルーツ、チーズも、それに毎日の報告を兼ねた会話をしながらの朝食。バスで2階の最前列(空いていれば)に座って通学。午前3時間(月~金)と午後2時間(月~水)の授業。学内のカフェテリアでクラスメート達とのランチ。ライブラリーのPCでメールチェック。夕食は帰途いろんなところで外食。

<今日の学食ランチ>
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午前の"General English"の授業はイギリス英語表現についての新発見も多くとても楽しんでいる。しかし、午後の"Work Placement Skills"の方はまだ就職前の学生には良いが、実務経験があるものにとっては、ちょっと基礎的過ぎるのでは?と思われるところも・・・

テーマは電話を受けた時の伝言メモの書き方、電話の掛け方の実践、さまざまなシチュエーションでのビジネスレターの書き方、などである。まあ偉そうに多少は実務経験があると言ってもほとんど日本語でやって来たのであるから、英語だとこの場合はこう言う、と再確認の機会だと捉えれば良いのだろうが・・・
そのうちに、CV(履歴書)の書き方などもやる予定のようなので、無駄ではない(と思う)。

ところで、4月17日の正規のオリエンテーションに遅れてしまったために知らなかったことがあった。"EFL Cultural Programme"という(英語を母国語としない)外国人学生向けのレクチャー、ウォーキングツアーなどが用意されているようなのだ(交通費実費以外は原則無料)。そういえば初めて登校した日に誘われるままに参加したランチタイムの英詩の講義もその一環だったようだ。

27日の短縮オリエンテーションでは何故か予定表はおろか口頭での説明さえなかった。クラスメートに見せてもらったパンフレットによれば、水曜日は二つの世界大戦についての連続講義があるらしい。今日は水曜日なので行ってみることにした。講義は13時に始まるので、ランチ後すぐに4階(日本式では5階)の教室へ移動。それほど大きな教室ではないが30名近くが詰めかけていて息苦しいのと、講師の言葉がしばしば難しい(内容というより話し方に少しくせがあるせい?)。

実は今日が第2回で、来週が最終回!でもその後別のテーマで続くみたいなのでできるだけ継続参加したい。それにしても食後すぐの時間帯に加えて人いきれのためかなり暑くなる室内ではものすごく眠気を誘われるものだと改めて確認する始末・・・。まあ、でもコピー資料もくれるし、時間を惜しんで英語学習をする学生達にはとても好評のようだ。

そんなわけで、今日は正味6時間も英語浸けだったことになる。明日は木曜なので午後の授業はなし。しかも次の月曜は休日らしい。

午後の授業後、Cavendish校舎のライブラリーのPCから日本の知人数名にメール(退職後の近況報告)を送信。渡英のことは知らせてなかったので驚くだろうなあ。

通りに出ると、ジャギュアーのオールドモデルが駐車していた。こんなのがごく普通に見られるところが凄いと思う。まあ、元々英国生まれの車なので当たり前と言えば当たり前かも知れないが・・・

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夕食は今お気に入りのキングスクロス駅前のCHOP CHOPにて焼そば、スープ、ソフトドリンクで6.2ポンド(約900円)。

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20時30分帰宅。23時30分就寝。
  1. 2011/04/29(金) 16:28:07|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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