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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年1月31日(日) 今月14本目の映画

7時35分起床。快晴のち曇のち晴。気温3~-3℃。

さすがに睡眠不足だが、朝シャワーで眠気を飛ばす。しかし、BBCの"Match of the Day"(土曜にあったプレミアリーグサッカーのダイジェスト紹介番組)を見ているとまた眠くなる。

ランチはパスタとトースト
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今日の午後はデーゲームのArsenal vs Manchester UnitedのPub観戦に誘われていたが眠いので不参加として、13時から14時まで昼寝。

その後ペットボトルのミネラルウォーターを買いに出かける。駅の手前の道を右折して今まで一度も通ったことがなかった陸橋を渡ってみる。
ちょうどTubeの上を横切っているのだが、West Hampstead Stationのプラットフォームの先端にごく近くてまるで駅の一部のような感じである。
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プラットフォームに面した2線がJubilee line、その左右一つ外側がMetropolitan line、一番右がLondon Overground、一番左側の2線はNational Railである。それらのうち駅があるのはJubilee lineだけである。不覚にも今まで気付かなかったが、何か空間がすっきりしていると思ったら架線ではなく第三軌条を使っているのだ。

夕食はハムアンドチップス、サラダ
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1月最後の映画として、BFIで20時30分から1983年公開の"Finally, Sunday!" (原題:Vivement Dimanche!)François Truffaut(フランソワ・トリュフォー)監督の遺作を観る。

トリュフォー監督にしては軽いタッチのコメディースリラーである。コメディーと言っても決して爆笑ものではなく、さりげなくユーモアとパロディを取り入れた作品である。全編モノクロのせいか殺人事件なのにあまり凄惨なシーンは出て来ない。ヌーベルバーグの難解な映画とはまったく違う味わいの娯楽作品である。この映画の公開翌年にがんで亡くなってしまったのだが、本作品を遺作と意識して作ったわけではないのだろう。トリュフォーは最も好きな映画監督の一人であり、本当にもっともっと作品を残してもらいたかった。

結局1月は14本の映画を観たことになり、これまでの終身月間最多記録更新である。


0時30分就寝。
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  1. 2012/01/31(火) 23:21:23|
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2010年1月30日(土) これぞ本物のホームパーティ

7時50分起床。快晴。気温3~-3℃。

8時前の夜明け直前の空
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日の出は8時15分
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屋根には雪が積もっていた
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1月最後の週末である。昨年5月以来、1年前にはまったく想像もできなかった若い友人達と素晴らしいパーティーに誘ってもらったり招待したりして手料理をご馳走になったりご馳走したりを重ねて来たのだが、今日の午後は今までで一番楽しみなパーティーがある。

しかし、それにはまだ十分な時間があるので、ちょっと思いつくところがあって出かけることにした。

日本から持って来た本の一つで"ROCKIN' LONDON" 出発直前の昨年1月27日に初版が発行されたばかり
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内容はまあ有名人(ブリティッシュロックミュージシャン)の住居または縁のある場所を写真と地図で紹介するガイドブックである。National Portrait Galleryで購入した"The Beatles' London"がビートルズ関連に特化しているのに対して、こちらは日本人が書いた本で主に1960~70年代に活躍した多くのミュージシャンを取り上げている。この本のビートルズに関係する場所のいくつかは既に行ってみたのだが(住んでいるすぐ近くにもいくつかあった)、15日前に観に行ったミュージカル"We Will Rock You"をきっかけに"Queen"のボーカルの良さを再認識したので故Freddie Mercuryの家を訪ねてみようかと思ったのだ。

Queenについては彼が1991年にエイズに由来する感染症で亡くなったことをニュースで聞いたくらいしか記憶になくて、それほど意識していたバンドではなかったのだが、改めて聴き直してみると曲は名曲揃い、ボーカルは超一流だったのだと今頃になって気付かされた。

いつも利用するWest Hampstead Stationから出発
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プラットフォームには積雪が残ってつるつる滑る
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Jubilee lineとPiccadilly lineを乗り継いで約30分でEarl's Courtに到着。そこから北へ進むと広い通りに出る。

Cromwell Road というロンドン市内にしてはかなり広い道路
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それを横切ってしばらく西へ進み、バス通りを北へ行くと閑静な住宅街が広がる。

家のある場所はそのバス通りから横に入ったところなので車も人の通行も少ない 右側の長い塀がそうだ
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端から端まで通り過ぎて東の角から振り返ったところ レンガ塀の上にさらに柵があって中をうかがうことはできない
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かなり日本びいきのフレディはこのドアの先に日本庭園を作らせていたらしい 
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自宅内にスタジオもあるのだ 専用入口になっている
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広過ぎて全景を収めきれないが、正面が母屋らしい
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あまりカメラ片手にうろついていて警察等に通報されても困るので、写真を数枚撮って退去する。

帰りは328番のバスに乗れば20分余りでフラットのすぐ前のバス停に着く
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ランチは昨日とメニューも時間もほぼ同じ きつねそば
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次は今日のメインであるホームパーティである。ICCオフィスの深野さん宅へ同期生の何人かが集まる。

場所はReading(リーディングと読みそうだが正しくはレディング)で、LondonとOxfordのほぼ中間地点にある。Paddingtonから約30分の列車の旅。近づくにつれて有名なIT企業のビルが目立ち始める。Londonから毎朝ここまで通勤している人も少なくないらしい。最近急速に企業が集積して来て活気のある町なのだ。

レディング駅 左側の建物はちょっとKings Cross駅を思い出させる
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レディング市内バスの時刻表
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バス待ちの間にHIROがやって来て合流する。16時15分のバスに乗って教えられたバス停まで13分で着いた。

玄関へのアプローチ
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正面から見た全景
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既に料理を担当する何人かが作業中で、さまざまな得意メニューを仕上げているところだった。料理の腕前には定評があるクラスメートはもちろん、WAKUを含め(料理は)意外な顔ぶれも思い思いに何か作っているところだったので驚いた。

料理を作らない参加者はグラス片手に談笑中。テレビゲームに興じるものもいて、何か一つの大家族のような雰囲気だ。

裏庭を覗く 最初のホームステイ先の家もバス通りに面した表側の庭より何倍も広い裏庭があった
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ちょっと枯山水の石庭のような雰囲気だ
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Riekoさん推奨の本
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和洋中の料理を楽しみ、みんな楽しそう。もうじき別れ別れになってそれぞれの道を歩み始めることになるのだが、今現在はそんな気配も感じない。集合写真を撮り損ねたので正確に何人来ていたのかよくわからないが、間違いなく同期生23人のうち3分の2以上は参加していたと思われる。

ご主人の書斎ではMASATOとギターの競演 二人とも演奏が上手だし演奏可能な曲のレパートリーの広さも半端じゃない しばし聞きほれる
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結構上級者用のアコースティックギターが5、6本とカセットテープ、オープンリールテープ等の音源が多数、楽譜は数知れず、アンプや譜面台などもあってかなりの本格装備である。古い友人達とセッションをすることもあるのだろう。10代か20代からの趣味を維持しているなんて素晴らしく、羨ましい限りだ!

あっという間に時間が経って、23時を回った頃にバン型タクシーを呼んでもらって8人でシェア。一人当たり2ポンド弱だった。鉄道発祥の国だけあって、そんな時間でもLondon行きの列車はまだあるのだった。0時発の普通最終列車なので途中駅での長い停車時間もあり、0時53分Paddington着。

深夜バスで2時に帰宅。60Kmほども離れた町からこんな時間でも公共交通だけで帰って来られるのは凄いことだ。
それにしても今日は本当にスペシャルな日だった。久しぶりに会えた人も多かったし本当に良かった。


3時00分就寝。
  1. 2012/01/30(月) 23:20:46|
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2010年1月29日(金) ツキのない日

8時40分起床。曇のち薄日のち雨のち快晴。気温5~-1℃。

土曜日の朝はだいたい掃除から始めることにしている。天気がいったん回復するかに見えたが雨になり、その後は一気に快晴に!

今日はCadogan Hallで開催されるTom Paxtonのコンサートに行くはずだったのだが、数日前に急遽キャンセルとなり9月に買ったチケット代は返金されたものの、せっかくの期待が空振りになってガッカリ。

アメリカ人のモダンフォークシンガー(singer-songwriter)で社会風刺の効いた名曲の数々を1960年代からずっと作り続けている。

ランチはきつねそば
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16時30分頃の空に満月が出ていた。中央の緑色の屋根の建物は隣駅との間にあるショッピングセンターの最西部。
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30分後の17時になると日が落ちて空は急に暗くなり、月が一段と明るくなった。
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今夜はコンサートの代わりに映画に行こうかと思ったが、週刊ジャーニーに沖縄の三線のコンサートの案内が出ていたのでそちらへ行ってみることにした。

早目の夕食は相変わらず飽きることもなくビーフシチュー
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会場はUniversity of London(ロンドン大学)のSOAS(School of Oriental and African Studies)なのでRussel Squareに向かう。これまでに2度ほど近くを通ったことがあるので高をくくっていたのが間違いだった。昼間の明るいときだったらさほど迷うこともなく行き着けたのだろうが、暗くなるとまったく見当がつかないし、悪いことに地図も持って来なかった。

大都市とは言え、一部の繁華街を除いて夜になると本当に暗いのだ。いや逆に見れば日本の都会が道路の照明やコンビニを筆頭とする商店等の照明が明る過ぎるのかも知れないが。

うろうろするうちに19時の開演時間を過ぎてしまい、それ以上探すことをあきらめて帰宅。改めて地図を確認すると見当違いの方向へ行ってしまっていたことがわかった。歩きながらそんなに駅から遠いはずはないと思っていたのだが後の祭り。

まあ今日は運のない日だった、ということだろう。

仕方がないのでお茶漬を食べる。


0時50分就寝。
  1. 2012/01/29(日) 23:20:02|
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2010年1月28日(木) 銀行サービスの違い

8時25分起床。曇のち雨。気温7~4℃。

日本を離れていても留守家族の暮らしている家(マンション)の光熱費や諸経費は毎月銀行口座からの引き落としで支払を行っている。当然口座の残高は減っていくし、毎月の引き落とし状況の把握も必要である。幸いなことにこれらは全部インターネットバンキングを利用してストレスなくリアルタイムで行える。こういう仕組みのない時代だったら本当にたいへんだっただろうと思う。インターネット利用の一般論として、通信情報が盗まれて悪用されるリスクも考慮しなければならないのは当然だが、やはり利便性のメリットは大きいと思う。

一方、英国の銀行もインターネットサービスはあるが、日本と違ってキャッシュカードだけで預金通帳がないのは不便な点である。日本だと定期的にATMで記帳しておけば増減が一目で把握できるが、英国では入出金明細書が3ヵ月毎に郵送されて来るだけなので、リアルタイムに把握しようと思えばインターネットバンキングを使うしか手がない。インターネットにアクセスして情報を見るのも明細を紙にプリントアウトするのも費用はすべてユーザー負担ということになる。そういう一長一短があるものの、やはり何と言ってもATMから現金を引き出すときに24時間365日、他行ATMであっても手数料ゼロという点だけは絶対に日本は負けていると思う。普通預金の金利が限りなくゼロに近いのに夜間や休日はどんな小額であろうと引き出す度に105円とか210円とか取られる(一部に例外はあるが)のは腑に落ちない人が多いはずだ。

それと日本の銀行からこちらの預金口座に電信送金するときの手数料も結構高いので注意する必要がある。現在は家賃と携帯電話代を自動引き落としにしているため、家族に何度か日本の銀行からの送金手続を依頼したことがあるが、その都度の手数料がもったいないので、こちらへ来るときにポンドに両替して持参してもらうようにした。多分今度が最後になるが約2週間後に家内がやって来るのでまたいくらか持参してもらうことにする。とは言っても引き落としに必要な残高は、あと2月分と3月分があれば良いだけなのだが・・・。

ランチはレンジ調理パスタとトースト
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さらに17時頃、出かける前の軽食(おしのぎ)にレトルトカレー
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今日は朝から夕方までずっと家の中にいたが、18時前に出発してCambridge Examクラスに出席。月・木とか火・金ならもっと良かったのだが、火・木なので週半ばは忙しくそれ以外はヒマというリズムになってしまい、まだそのサイクルに慣れ切れない。

授業の終わるのは20時30分で、それから買い物に回ったりしていると帰宅は22時近くとなり、つい夕食は軽く済ませてしまいがちだ。今日は(も)梅干と昆布で茶漬。栄養バランスという点ではちょっと・・・。


0時20分就寝。
  1. 2012/01/28(土) 23:19:25|
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2010年1月27日(水) みんな悩んで強くなった!?

8時10分起床。曇一時雨。気温7~-3℃。

ソースパンに入れたストロベリーにたっぷりのグラニュー糖をまんべんなく振りかけて一晩寝かせると、浸透圧のためにストロベリー果実内部の水分が出て来て粒の残ったジュースのような状態になる。そこへ酸味を加えるためレモンの絞り汁を入れてそのまま弱火でゆっくりと煮る。適宜粒をつぶしながら加熱を続けること約半日でストロベリーソースができ上がる。

この作業を既に数回繰り返して来たにもかかわらず、今日作ったものはグラニュー糖が多過ぎたのか甘味が過剰になってしまった。こういうときに、何とかリカバーしようとしてレモンをもう少し加えるとかいった余計なことをすると、たいていはさらに悪い方へ進む一方なので、そのままマーマレードの空瓶を熱湯消毒したところへ入れる。ストロベリー2パックで3.5瓶分作れる。

朝食用のマーマレードは市販のものを利用するので、ストロベリーソースはやはり朝食時にプレーンヨーグルトに混ぜて食べるのだ。ジャムと違って粘度がないので混ぜるのには適している。

以上、わが朝食に関する一考察・・・

ランチは今日もビーフシチューとトースト
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今日はAMIとAIと一緒に食事の約束、いや終盤に入ったこの留学プログラムに関する感想を話し合う自主ミーティングを予定している。今から振り返るとちょうどスタートから半年過ぎた10月頃から、皆の動向が一部を除いてわかりにくくなってしまったのだが、その間、自分も含めて学習意欲とか充足感に陰りが出始め、鬱というほどひどくはないが、もう一度自分の気持ちを上向きにするのに結構苦労した例が何人かに起きていたことが明らかになって来た。

こういうことは、大きく環境の異なる外国で暮らし始めると一度は遭遇するいわば"知恵熱"のようなものかも知れないし、もっと別の固有の要因があるのかも知れない。

いずれにしても、精神的に活性が落ちている状態のときにはそもそもコミュニケーションも途絶していることが多いので、他人には極めて気付かれにくい。しかしそういう状態を自力で乗り切って再び外部へ積極的な発信ができるということは、もう既に苦しい状態ではないのだからあまり気を使わずに話ができる、今はまさにその時期に来ているというわけだ。

今月はできなかったホームパーティを来月また再開しようと思って、しばらく音沙汰のなかったAMIにもメールを送ったら、返事を通じて以上のようなことが断片的かつ推測を交えてではあるがわかったのだ。同じ寮にいるGOROからも何週間、何ヵ月もほとんど見かけたことがない、と聞いていたから引きこもり状態になっているのかと気になったままでいたのだが、どうやら復活しているようなので安心した。

Oxford Circusで待ち合わせてタイレストラン"Busaba Eathai"で食事することに決定。昨年4月に偶然同じクラスに入ったとは言え、9月以降はほとんど顔を合わせる機会さえなかったのだが、元クラスメートとして同期生として真面目に本音だけで率直な話ができるのは嬉しいことだ。二人とも自分のためにも親や周りの期待に応えるためにもこの1年間の成果を最大限持ち帰ろうという大きな目標を持っていて、しかし実際に遭遇するいろんな障害要因を自力で何とか片付けようとして結局背負い込んでしまったのが、いつしか精神的な負担になった、ということだろうと考えられる。

こういう分析(推測)ができるようになったのは、自分も経緯は違うもののこれで良いのだろうかと考え込む時期を経て来たからだと思う。さらに3人に共通しているのは、もう済んだことだから、とは言わず後輩のために何とかこの経験を生かす術を講じるべきではないか、と考えていることだ。彼女達の経験を後輩に生かすということと、当方の経験を同世代?の留学生のために生かすこととは自ずと異なるので、次のステップとしてどういう形にするかは互いに別々に検討することにして2時間にわたるディナーミーティングはお開きとした。

21時15分帰宅。


0時10分就寝。
  1. 2012/01/27(金) 23:18:18|
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2010年1月26日(火) スターバックスオフィス

7時55分起床。曇のち快晴。気温3~-2℃。

いつもより寒さを感じると思ったら今日は氷点下になっていた。

昨年10月から始めたフィドルのレッスンはずっと火曜日の午前中で続けて来たが、インターンシップが始まったら時間帯や曜日を変えなければならなくなる可能性がある。当方の予定が具体的に決まるまでは何とも言えないが、参考のために聞いていたら水曜日の午前中はヨガを習いに行っているのでダメだということだった。フィドルとヨガの組み合わせはちょっと予想外だった(教えるのと習うのとの違いはあるが)。

ランチはビーフシチューとトースト 鍋一杯作っておけばいつでもレンジで暖め直すだけで食べられるので重宝
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昨年12月14日にCambridgeまで会いに行ったAlexから今度は自分が仕事でロンドンに来るので時間が取れれば会いたいと連絡があった。それが今日の夕方に決まったので、待ち合わせ場所のKings Cross Station近くのStarbucksに向かう。オフィスを持たずにいつも飛び回っている彼に取っては、どこのカフェやレストランでも応接室または会議室になるのだ。欧米にはこういうふうに常設オフィスにかかる固定経費を排して仕事をしている人は少なくないようだ。

約束の時間より20分近く早かったが、店内に入って見渡すともう既に席についてパソコンで仕事をしているところだった。これならどこにいても仕事を停めることなく片付けられるわけだ。本日の用件は、長年英国と日本の企業提携、技術や情報の橋渡し事業をしている上で今後計画しているアイデアについて意見を聞かれた。こういう形で将来何かタイアップできるようなことがあれば良いな、とは思うが、今のところまだ帰国後の計画は何も決めていない。

現況を話していてAge Concernへインターンシップに行くかも知れない、と伝えたところ、日本にも"エイジコンサーン・ジャパン"というのが設立されており、その理事長が在日英国大使館のスタッフだったころからの知人だと言うのでビックリした。世間は狭いと言うのか、人間関係の糸をたぐって行けば誰でも必ずどこかでつながっているものだと言うのか、どんなことで話が広がって行くかわからないものだ。

18時近くまで1時間ほど話をして別れた。この次は帰国後に日本で会うことになるのだろうか?ここからOxford Circusまではバスで10分ほどである。18時30分からCambridge Examコースの第2週目に出席。使用するテキストの紹介があって各自大手書店やインターネットで手に入れるように指示があった。

クラスは10週間20回の集中コースなので進行が早く、かなり難しいがどこまで向上が期待できることやら?
昨年"Speaking Skills"のクラスで一緒だったNIKOLAIとは普通に雑談もするが、他の学生とはまだ授業での会話以外はほとんどしゃべらない。しかし今までのどのクラスよりもヨーロッパ人がほとんどということからあまりカルチャーギャップを感じない(正確に言えば、感じないのは自分と相手の関係ではなく、文化的・宗教的・政治的多様性に由来する各国間のギャップである)。

21時過ぎに帰宅。夕食は茶漬。

インターネットでテキストの価格を比べてみるとBook Depositoryというオンラインショップが一番安かったのでここで購入。11.38ポンド(約1,600円)。


1時20分就寝。
  1. 2012/01/26(木) 23:15:56|
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2010年1月25日(月) マイレージサービス

9時00分起床。雨のち曇一時薄日。気温4~2℃。

物価が高いという印象が強いロンドンだが、スーパーで買う日常の食品は(もちろん物によるが)それほどでもないし、肉類や果物は日本よりむしろ安いと思う。2週間前に買っておいたリンゴが少し古びて来たのでベークドアップルを作ってみた。アルミホイルで受け皿を作り、芯をくり抜いたリンゴにグラニュー糖とバターをたっぷり詰めてオーブントースターでじっくりと焼く。

本当のオーブンではないので熱が弱く、見栄えは今イチだがまあそれらしくなった。
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ベークドアップル、つまり焼リンゴは自分の子供時代の記憶では不二家などのレストランのデザートによく見られたものだが、今ではあまり見当たらないような気がする。もっと美味しいものがいっぱい増えたために表舞台から消えたのだろうか?

ランチはビーフシチューとトースト
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映画館に通い始めると中毒になるのか、今日もまたVUE Finchley Roadで"Up in the Air"を観る。昨秋のLondon Film Festivalでも上映されたJason Reitman監督、George Clooney主演の2009年のアメリカ映画である。American Airlines(アメリカン航空)が製作スポンサーの一つになっており、Festivalのプログラムでは"American Airlines Gala"となっていた。

映画の評価はFestivalでもそこそこ高かったようだが、内容的には特別大きなサプライズがあるわけでもなく映像技法にも特筆するようなものはなくて、まあ普通に面白かった。航空会社のマイレージ制度をうまく題材に使った映画という点ではユニークだった。

この映画の主人公の1000万マイルには遠く及ばないが、一度だけUnited Airlinesで年間10万マイルを達成したことがある。すると翌年の会員証がゴールドのさらに一つ上のグレードになって、チェックインや手荷物の受け渡し、空港ラウンジの使用等が優遇扱いになってとても助かったものだ。その頃参加した異業種交流のミーティングで聞いた話だが、日本の某大手商社ではマイレージはすべて会社が取り上げて出張経費節減に使っているところもあるようだが、それは会社として見れば収益管理にシビアで見上げたものなのだが、出張する社員が座席のアップグレードに使ったりして長距離移動のストレスを少しでも軽減するのに利用することができなくなるわけでもあり、あまり見倣ってもらいたくないな、と感じたことを思い出した。

3日間続いた背中および肩から腕にかけての痛みがほぼ解消した。Tai Chiはよほど気を付けてやらないといけない。

夕食はハムアンドチップス(ポテトフライ)、サラダ
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1時10分就寝。
  1. 2012/01/25(水) 23:15:16|
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2010年1月24日(日) 映画をダブルで

7時35分起床。曇時々薄日。気温6~3℃。

晴れそうで晴れないじれったい天気。スカッとした快晴ならウォーキングが良いが、曇天の場合は映画館も良い。そこで、午前中に洗濯と買い物(食料)を片付ける。

13時20分に出発し、Ciné Lumièreへ。本日の上映作品"Orpheé"(オルフェ)はジャン・コクトー監督、ジャン・マレー主演で1949年のフランス映画。

いつもは200人収容の会場に10人も入れば多い方だが、今日は40人くらい入っていてびっくり。ギリシャ神話の翻案であるが、製作年代から考えるとかなり高度な映像技術(特撮)を使っている。鏡を介してこの世とあの世を行き来するところが映画技法の限界に挑戦して成功している、と思う。まだカラー(総天然色)の時代の前で白黒画面なのが余計に特撮効果を強調している。しかし、いかにもというべきかフランス映画らしい難解な作品であった(ギリシャ神話に関する基礎知識の有無が理解度への影響大かも知れないが)。

この後いったん帰宅。

17時のランチはビーフシチューとトースト
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1時間も経たないうちに再び出発し今度はBFIへ向かう。

1日2本観るのは初めてだが、小津監督特集の企画の一環として小津に影響を受けた作品Part 1 として"A Portuguese Goodbye"という映画が昨日と今日の2回だけ上映される。だから今日がラストチャンスである。

ポルトガル人の監督による、老夫婦が都会に住む息子を訪問する旅を描いた"東京物語"の舞台をそっくりポルトガルに置き換えた1985年の映画である。独立したストーリーとして観ればまた違うのだろうが、東京物語を前提にして観ると、ちょっと重苦しすぎるような映画だった。小津作品のほのぼの感、ユーモアがない。やはり笠智衆の醸し出す味わいや間合いを再現するのは無理なのだろうが。

それにしてもこんなに頻繁に映画館通いをしたことは記憶にない。それもだんだん息抜きのためだけではなく、歴史的評価の高い名作を見ておこうという色気(義務感)のようなものが出て来たのは良くないかも知れない、と思いつつ・・・

20時30分に帰宅。

夕食はランチ?が遅かったため梅干、塩昆布で茶漬けのみ ちょっとロンドンに居るのを忘れる・・・
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背中の痛みはまだときどき強くなる。いよいよ帰国まであと2ヵ月となった。


2時00分就寝。
  1. 2012/01/24(火) 23:14:40|
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2010年1月23日(土) 映画"歩いても歩いても"を観に行く

9時15分起床。曇。気温6~4℃。

携帯電話でよく使うのは音声通話よりもText Mail(文字メール)が圧倒的に多い。こちらから発信する場合も誰かから受信する場合もだ。今朝そう言った意味で珍しい電話がかかって来た。3日前に初参加したJCEの世話役の方からだった。当然のことながら皆さんとは当日が初対面だったのであまりプライベートなことはわからないが、もう何十年も英国在住の方の一人だろう。

用件は今後もミーティングにぜひ参加して欲しいと言うことだった。当日大した貢献はできていないが、長く日本を離れている人ならば、日本の社会政策の現状をインターネットや公の情報としてだけではなく、生活者の生の感想を聞きたいと思うのも無理はないだろう。今のところ将来永住するところまでは考えていないものの、旅行者ではない在住者とのネットワークを持ちたいという希望はあるので、事情が許す限りは参加しようと思っている。

期間の長短はともかく一時的な滞在であることが多い学生とは違って、当地に生涯の基盤を持っている中高年の在外日本人ならではの苦労や課題について知ることも、(決して興味本位の意味ではなく)有用だと思うからである。

昨日の夕方から突然背中の右側に痛みがあって、寝違いか何かかと思って放置していたら、幸い今日は少し軽減した。いろいろ原因を考えていて思い当たったのは、20日のJCEのミーティングの途中休憩時に参加者の一人であるTai Chi(太極拳)の先生の指導で上半身を曲げる姿勢を取ったのだが、その影響としか考えられない。ウォーキングで脚はよく鍛えているつもりだが、普段あまり使わない筋肉がビックリしたのかも知れない。それにしても2晩過ぎてから筋肉痛が出るというのはいかにも年を取った証拠だと苦笑せざるを得ない。

15時過ぎに出かけてWaterlooへ向かう。ランチには駅構内にあるPasty Shop(パスティー=いろいろな具を入れたパイ)でCheese and Onion Pastyを買う。

そこから歩いてすぐのBFIに行き16時からの"Still Walking:Aruitemo Aruitemo"(邦題:歩いても歩いても)を観る。是枝裕和監督作品で2008年の映画だが、1月15日から28日までの2週間に何と35回も上映される。小津監督作品特集月間に合わせてのことだが、キャッチフレーズには"小津好みのジャンルであるホームドラマだが是枝監督独自の境地を示す秀作"とある。

感想としては、まさに小津作品同様、日本のどこかにありそうな家族の何気ない数日の描写、と言ったところ。仮にストーリーを敢えて文字にしたとしても、恐らく何もクライマックスのない平坦なものになるだろう。しかし脚本の力というべきか、台詞や感情表現、場面作りが秀逸で、阿部寛、原田芳雄、樹木希林といった実力派俳優達の力量も相まって日本映画の神髄を示すような素晴らしい作品だと思った。そういえば昨年10月にあったLondon Film Festivalでも日本からの唯一の参加作品は是枝監督のものだったように記憶している。多くの小津作品と同様、英国人にとっては自然に共感できる類いの映画なのだろう。それは即ち国民の気性というか人間関係のあり方が比較的似ていることに由来するのかも知れない。

Waterlooからはバスでも地下鉄でも1本で帰れるが、バスだとPiccadilly CircusからRegent Streetを北上するところが渋滞して時間がかかるので、いつものようにJubilee lineで帰宅。

夕食はビーフシチュー
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1時20分就寝。
  1. 2012/01/23(月) 23:13:59|
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2010年1月22日(金) ケンブリッジ英検を申し込む

8時35分起床。雨。気温8~6℃。

新年早々4日連続で快晴だったのがウソのように、その後は毎日毎日重苦しい灰色の空で気分も暗くなるようだ。

今週から始まったイブニングコースは火曜と木曜なので、週の残りの日は余裕がある。今日も午前中はネットサーフィンでいろんなwebsiteを拾い読みしている。

ランチは最近こんなものが多いが、Marks & Spencerのレンジ加熱食品のパスタとトースト
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さて、Cambridge Examination ESOL="English for Speakers of Other Languages"は毎年3月、6月、12月の3回実施されており、3月に受験するなら今日中に申し込む必要がある。問題なのは、試験が1日だけでは終わらず2日間に及ぶことである。1日目にReading(1時間15分)、Writing(1時間30分)、Use of English(1時間)、Listening(40分)を行い、2日目にSpeaking(15分)を行う。IELTS(International English Language Testing System)もほぼ同じ構成だが、それぞれの時間割当はCambridge Examの方が長いし、Use of EnglishはIELTSにはないものだ。

こういった内容構成を見ればTOEFLやTOEICと違って、いかに英語の総合力を評価するために設計された試験かがわかる。実際日本でIELTSを受けたときは長時間集中しなければならず本当に疲れたものだ。Cambridge Examではさらにそれを上回る集中が求められる。で、問題というのは、2日連続ではなく間隔が開くことにある。既に帰国日を決定しているのでその前に終わるかどうかが懸念材料である。

SASの帰国便については、その後東京支店とメールでコミュニケーションが取れて、何ら心配することもなく3月25日の9時55分発に確定することができたのだ。

まあでも日本での受験を6月まで待つよりも、こちらでイブニングコースを取っている間に受けた方が有利なことは明らかだ(クラスは3月25日まであるので、試験日はまだコースの途中なのだが)。

久しぶりに大学の事務窓口に行って聞いてみたところ、試験日は第1日が3月6日(土)に決定済み、Speaking Testの第2日は未定で3月27日までのいずれか、となっているとのこと。もし27日だともう日本に帰った後になるが、27日と決定しているのではなくそれより早い可能性は十分あるのだ。最悪第2日がダメだったとしても一度ロンドンで受験しておきたいという気持ちが強く、結局申込手続を済ませ受験料の102ポンドをカードで支払った。

こうして懸案事項を一つ片付けることができたので、いったん荷物を置きに帰宅してから、週末の息抜き?にBFIへ出かける。プログラムをチェックしていて米仏合作映画"In the Electric Mist"という作品のある出演者名に目が止まっていたからだ。

到着したのは20時40分開始のぎりぎり前だったが、会場は一番広いNFT1だったので無事チケットを取って入場できた。映画の舞台はアメリカ南部で主役の刑事には日本では缶コーヒーのCMですっかり馴染み深いTommy Lee Jones。最近よく見る英国映画とはまったく違う、銃撃、暴力、殺人のいかにもアメリカ映画だが、少しひねりがあって現在と過去の事件を同時進行で見せる趣向。そして目当ての出演者は、出番は決して多くはないが主人公の幻視に現れる南軍の敗将を演じたLevon Helm(リヴォン・ヘルム)。1960~70年代の最重要バンドの一つだったThe Bandのドラマー兼ボーカルである。ミュージシャンとは全然縁のない配役だが、とても印象的でイメージに合っている気がした。The Band自体最も好きなバンドの一つであり、リヴォン・ヘルムがリードボーカルをとる"The Weight"はロックミュージック史上に残る名曲の一つだと思う。

まったくのハードボイルド作品だが結構できの良い作品だと思った。ただ全編英語の台詞なのに英語の字幕が出ていて(米仏合作だから字幕をフランス語に切り替えができるようになっているのかも?)、しかもしゃべっていることと字幕がところどころ違っている、という不思議な映画だった。

23時20分帰宅。遅いので夕食は塩昆布と梅干茶漬け。


1時40分就寝。
  1. 2012/01/22(日) 23:13:25|
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2010年1月21日(木) ブリティッシュ・ミュージック・エクスペリエンス

9時25分起床。曇。気温6~2℃。

昨夜(今朝)寝たのが遅かったのでさすがに9時過ぎまで起きられず。今日はTAROと一緒に"British Music Experience"に行く約束だ。今週日曜に食事したとき誘われたのだが、面白そうだという直感だけで行くことに決めたもののその内容は実はほとんど分からないままだったのだ。

websiteで調べるとロックミュージックの歴史に関する展示がメインらしい。

会場のO2アリーナはNorth Greenwichにある。Jubilee line1本で行けるので便利だが、ロンドンの中心街に当たる"Zone 2"を西から東までほとんど完全に横断するくらい離れている。しかし所要時間は33分と思ったよりも短かった。Jubilee lineはロンドン地下鉄の中で一番新しい路線だが、特に東部の方は駅の構造もモダンで列車が停車している間しか開かないプラットフォームドアが設置されている。難点は線路が地下深くにあるため、降車してから改札口までエスカレーターを何回も乗り換えて地上に出るまで10分近くもかかることだ。 

地上に出ていきなり目に入ったのがこのポスター 12月初めにチケットを購入済みだが2月14日の公演はまだ空席があるようだ
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右の屋根の下が改札口に行くエスカレーター 左はバスターミナル
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会場のO2アリーナ テムズ川のボートや市街地の高い場所からも見えるが球体の上部にアンテナの角が生えていて大きなウニの最上部を見ているような形である
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シンプルなサインがある
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日曜には待ち合わせ場所でなかなか出会えなかったが、今日は人もほとんど居ない時間帯だったので、迷うこともなく合流できた。いや実は地下の改札階か地上のエスカレーター乗降口か迷ったのだが、結局地上階のエスカレーターホールにたくさん掲示してある公演予告ポスターを見ているうちに難なく発見できた。

会場入口で12ポンドの入場料を払って入るが、その辺りにまったく客がいないのは単に平日昼間のせいだろうか?しかし、展示そのものは予想したよりも充実していて年代順に大きな部屋に分かれ幾多の大物ミュージシャンが実際に使用した楽器、衣装、写真その他がこれでもかとばかり並んでいた。それにしても来場者が多過ぎるのもうっとうしいが、ほとんど居ないというのも拍子抜けするものだ。

録音された音が聞ける場所もあり隅々まで見ていて、気付いたら2時間以上も経っていた。おまけにTAROともはぐれていた。中程にソファが置いてあって休憩できるようになっていたのでしばらく座っていたが、携帯メールにどこに居るのか見つからないのでお先に帰ります、というメッセージが来たのを潮時に退散する。ギフトショップもあったがTシャツ等は高過ぎて買おうという気にならない。

15時半頃に帰宅してランチはパスタとトースト
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ANGELAから電話があり、Internshipの次の候補先として"Age Concern"はどうだろうか?と言って来た。これには驚いた。昨日その名前を初めて聞いて興味を持ったところへ、今日は紹介したいという電話である。

元々第一希望として伝えておいたのは、我が大学の専属ガイドのREGや一般募集のウォーキングツアーで出会ったガイドの活動に興味を持ち、彼らのような認定ガイドが所属する団体のオフィスだったのだが、年末年始は観光客の少ないシーズンでそういった団体の休止期に当たるため希望に添うところが見つからない、ということだった。大手の旅行代理店等と違って閑散期には常駐スタッフが居ないのだそうである。

そこで次の候補としてチャリティ関係に方向転換したのだが、特に高齢者福祉に関わるところなら、日本に帰国してからも参考にできることがあるかも知れないと思ったのだ。そういうわけで話を進めてもらうことにした。Interviewは来週の予定である。

今夜はCambridge Examクラスの2回目の授業なので、少し早いが16時半頃再度出かける。暗くなってから始まる夜間クラスは気分的にはこれまでのクラスのようにあまり浮き浮きとはしないが、いったん授業が始まればReading、Writing、Listening、Speakingと盛り沢山で進行も速いため、あっという間に20時30分の終了時刻になる。やはり帰国前の最後の時期(1~3月)にこのクラスを取っておいたのは良かったと思う。英語力の向上の方は分からないが少なくとも維持には役立つだろう。

21時20分帰宅。

夕食は麻婆豆腐、トマトなしサラダ
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1時35分就寝。
  1. 2012/01/21(土) 23:12:50|
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2010年1月20日(水) 在英日本人の集まりに参加

8時20分起床。曇一時小雨。気温4~2℃。

昨日、ICCで深野さんと話をした際に、今日の午後にある会合に誘われたので行くことにした。それはJCE(Japan Care for the Elderly)と言う約2年前に発足した在英日本人の有志の集まりで、Piccadilly Circus近くのSt. James's Churchで隔月に開催されているらしい。深野さんへもオブザーバーとして毎回開催案内が来るそうである。現在6万人ほどの日本人が英国に長期滞在しているらしいが、そのうち1万人くらいは50歳以上なのでいずれ日本人向けの高齢者施設を作ろうと言う趣旨の元に話し合いを続けるとともに会員間の懇親を深める活動も行っているそうだ。

仕事や結婚を機に英国に住むようになり、永住権を取得したり、既に日本に身寄りもいない等の理由で老後日本に帰国する予定もない人が、配偶者に先立たれたり独居だったりすると、一人で日常生活を送れているうちはともかく、高齢になってくると同胞間での相互扶助が必要になって来る。そういう時のために今から準備をして行こう、ということのようだ。

弁当付きと言うことなので12時15分頃にICCオフィスに伺い、会場の教会に向かった。既に20人くらいが円形に並べられた折り畳みイスに座って雑談したり食事中だったりしたので、我々も空席に落ち着いておにぎりといなり寿司の弁当を食べた。13時に開会となって、世話役らしき何人かが近況報告をした。その後出席者の何人かから追加発言があったのだが、その中で"Age Concern"という英国発祥の高齢者扶助の仕組みがあることを知った。話の流れの中で日本の現状について質疑があったので、おぼろげな理解ながらも介護保険制度の概要を話した。そういう話題が出るとは予想していなかったが、予め分かっていればもう少し調べて来れば良かった。ただ、方向性としてはあくまで英国内での話なので、こちらの社会的仕組みの中で検討を進めて行かなければならないのは当然である。

もし何かの機会があって将来こちらに長期に住むような事態にでもなれば、こう言った問題は他人事ではなくなるのでぜひ関わりたいものだと思ったが、今日はあくまで初参加のオブザーバーなのであまり全体像が把握できたわけではなかった。深野さんはオフィスでの仕事があるため1時間ほどで中座されたが、16時頃に会が終了するまで議論を拝聴し、その後何か簡単な身体エクササイズを実施するという第二部に入る前に退去した。

英国に限ったことではなく、海外在住の日本人にとって社会的にアクティブでいる間は良いが、人生の終盤になって人間関係も希薄になり引きこもりがちになって来ると、やはり母国語で母国文化を共有する人達と心置きなく話せる環境と言うものは必須のものなんだろうと想像はできる。正直なところあまり実感のない話題も少なくなかったのだが、例えば当地で所有している財産の処分等も結構深刻な問題のようである。

会場の教会からJapan Centreは目と鼻の先なので帰りに立ち寄って食品を何点か買った。

夕食はハム、ポテトフライ、サラダ
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食後の片付けを終えてから、昨日始まったクラスの最初のHomeworkを片付ける。200 wordsのwritingである。その後、今日初めて聞いたAge Concernのwebsiteを見たり、10年来の仕事の提携先のパートナーだった米国の友人へメールを送ったりしているうちにどんどん時間が過ぎてしまった。


4時30分就寝。
  1. 2012/01/20(金) 23:11:36|
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2009年1月19日(火) CAEクラス始まる

8時5分起床。曇。気温8~5℃。

さしたる予定のない気楽な日々を過ごした後、またスケジュールのある日々が戻って来た。今日は約1ヵ月ぶりのフィドルレッスン。

これまで習った曲を忘れない程度にときどき練習してはいたが、弓の持ち方がだんだん決まらなくなって来た。指の位置をどう変えても落ち着かないのだ。

必ずしも正しい持ち方は一つだけというわけではないが、自分でしっくり来ないのはやはりどこか違うのだろう。
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模範を見せてもらう だいたい似てはいるが、そうか親指の向きが微妙に違う
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久しぶりとは言え、やはり無心になって心置きなく音を出すのは楽しい。あっという間に1時間のレッスンが終わる。

帰宅してランチはきつねそば
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午後はICCオフィスへ。何ヵ月ぶりかで深野さんとゆっくり話をすることができた。内容は主にインターンシップのことと帰国予定について。インターンシップの面接を一つ受けたもののまだ行先決定には至らないこと。場合によっては自分の経験を今後に活かすためICCオフィスで作業をすることも考えていること。具体的にはModule選択に関する事前情報が十分ではなかったと思うので、過去のICC生の手書きの受講経験アンケートを全部データベース化して知りたいModuleを簡単に検索できるようにすること。

手書きアンケートをModule受講が終了してから改めて読み直してみると、結構有用なコメントやなるほどと思える感想が書いてあるとわかったがもはや後の祭りで、できることなら選択の前にもっと把握できていれば本当に良かったろうに、と心底思ったからだ。大学のプリント資料やウェブサイトだけではなかなかイメージがつかみにくいし、これらのアンケートも一度は見たはずなのだが、まず年度別のファイルの数が多く目的のModuleの情報がどこにあるかは全ページを隈なく見ない限りわからない。今後やって来る学生も多分同じような困難を感じるだろうから、データベース化して少しでも検索し易くなればと思ったのだ。

この考えに賛同はしてもらえたが、同時にせっかくロンドンに来ているまたとない機会なので英国の社会文化を知るためにもぜひ地元企業(団体)でのインターンシップを経験する方が良いのでは、と強く勧められた。そこで、もう一つ面接を経てそれでも状況が変わらなければ再度考えるということにした。帰国についてはBob Dylanの9年ぶりとなる日本公演が決定要因になったことを伝え、日本から送られて来るチケットの宛先をICCオフィスにさせてもらうことをお願いした。

16時からはBFIで小津安二郎特集関連イベントとして開催された"Ozu - Japan and Beyond"というシニア無料講演会に参加した。ロンドン大学SOAS(School of Oriental and African Studies)のDr. Isolde Standishによる小津監督が日本と世界の映画に与えた影響についての講演だった。映画文化の国際間相互作用について大学の研究として行われていることにまず驚いたが、その中で小津監督を専門に題材としている研究者がいることにも驚く。果たして日本でもこういったレベルの研究成果が存在するのだろうか?

さらに18時15分からはいよいよCambridge Examination Course(CAE:Certificate in Advanced English)のクラスが始まった。初回の今日はクラス分けとオリエンテーションだったが、配属されたクラスの受講生17名の国籍はフランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ポーランド、ボリビア他でどういうわけかアジア、中近東はゼロ。9~12月の"Speaking Skills"でクラスメートだったウクライナ人Nikolaiと再会。一人でも知り合いがいるのは心強い。講師はGale。時間帯が夜だからというだけでもないだろうが、これまでの英語学習クラスや学部授業であるModuleとはまた違う雰囲気でまさに受験塾のような感じだ。これから3月まで週2回、10週間の授業が始まる。

と言うわけでたいへん盛り沢山の忙しい1日だった。20時30分に授業が終わり、21時10分帰宅。

夕食はレトルトカレー、サラダ
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1時35分就寝。
  1. 2012/01/19(木) 23:47:06|
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2009年1月18日(月) 帰国便予約未だ完了せず

7時55分起床。霧のち曇。気温8~1℃。

冬至から1ヵ月近く過ぎて日の出はようやく8時より早くなったが、今朝は濃霧が立ちこめていて窓の外は灰色一色で何も見えない。

帰国便の予約を確定するためSASのLondon支店に電話をしたが、予約の変更は発券した東京支店でしかできないということだった。コンピュータシステムがそうなっているらしい。ところが昨日から何度かウェブサイトに示された代表番号に電話したものの混み合っていてつながらず、時間の無駄なので予約直通電話番号を知りたいというメールを送った。

すると自動返信が来て世界会議で21日まで不在のため返信不可!とのこと。まさか一人や二人しかいないわけでもないだろうに、全員会議に行ってしまって留守番も置いていないのだろうか?

おまけにこんなときに限ってこちらで加入した"3 Connect"のパソコン用無線通信端末の調子が悪いのか、インターネットにつながらなかったり、途切れたりするためフラストレーションが溜まる。パソコンを窓際に持って行くとつながることもあるのでこの接続サービス会社の電波環境自体が悪いのかも?

そんなこんなで今日は室内で過ごす。

ランチは少し白味噌が残っていたので雑煮を作るが味が薄くて全然美味しくなかった。やはりシチュー並みの濃さにしないとダメなのだ。
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午後、霧は晴れたが太陽は出ず。やはりちょっとは動いた方が良いので隣駅まで歩いて、Waitroseでパン、チーズ、ミネラルウォーター、ハム等を買う。

夕食はまたビーフシチュー、サラダ 
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BFIで上映中の日英合作映画"Bent"は今夜が最終日だったが、さすがに6日連続(映画とミュージカルを合わせて)はきついので結局行かなかった。


0時25分就寝。
  1. 2012/01/18(水) 23:46:27|
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2009年1月17日(日) フランス映画、そしてチャイナタウンで食事

7時30分起床。快晴一時曇。気温9~1℃。

いったい何日ぶりか忘れるくらい久しぶりの青空と太陽。いつものように朝から洗濯をして、さらにバスルームの掃除。少し早目に起きて時間の余裕があったので午前中にFinchley RoadのSainsbury'sまでドアマットと湯沸かしポットを買いに行く。こちらの水道水はかなり硬水なので、ポットのヒーターパイプに石灰分が結晶化して真っ白な石膏がこびりついたようになる。洗ってもこすっても全然取れないので、害にはならないのかも知れないと思いつつ、新しいポットを買い直すはめになる。電気ポットはスーパーのハウスブランドものなら600~700円くらいからあるので消耗品のようなものだ。

ランチはスパゲティボロネーズとトースト
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午後はちょうど1ヵ月ぶりにCiné Lumièreへ。BFIやVUEで観たものも合わせると12月31日から18日間で9本目となる映画鑑賞である。今日のマチネーはジュリアン・ドゥヴィヴィエ監督、ジャン・ギャバン主演の1956年公開モノクロ作品"Voici le temps des assassins"(邦題:殺意の瞬間)というサスペンス。台詞はフランス語だが英語字幕がつく。

感想としては、フランス映画らしい怖い結末ですごい作品だと思った。単にカラーが普及する以前だったからにせよ、陰影の深いモノクロ画面のおかげでスリルがより強調されるような気がする。

今日は1期(半年)下の学生であるTAROと夕食の予定。寮のパーティやウォーキングツアーで何度か話をするようになってBeatlesなど音楽の趣味に共通点が多いのがわかった。TAKASHIやGOROもそうだが、40歳以上も年が離れているのに共通の好きなミュージシャンがいると言うのはすごいことだ。Beatlesに限ったことではないが、20世紀後半のブリティッシュ・ロックがいつまでも新たなファンを惹き付けるだけの普遍性を持つのだろう。

19時にLeicester Square Stationで待ち合わせをしたのだが、時間になっても現れず、ひょっとしたら地下の出口かな、と降りてみたりしたが見つからず、もう一度地上に戻りメール連絡でようやく互いに待っている場所が違うことが判明。ずっと地下で待っていたらメールも電話も通じず結局出会えず仕舞だったかも・・・。

これは駅前にある周辺地図 チャイナタウンは徒歩30秒圏内
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食事だと言いながらもどの店へ行くかは互いに他人任せで当てなし。表通りの店は観光客向けで高いとわかっていたのだが、結局どこも空いてなさそうなので適当に入ったところ案の定高かった(味も今イチ)。しかしTAROとはモジュールやインターン、はたまた音楽やサッカーなどについて2時間超ゆっくり話ができた。ちょうどO2 Arenaで開催中のBritish Music Experienceへ21日に一緒に行くことにした。


0時45分就寝。
  1. 2012/01/17(火) 23:45:52|
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2009年1月16日(土) ロックの史跡巡りツアーに参加

8時45分起床。曇のち雨一時曇。気温8~4℃。

今日はNational Portrait Galleryで講演+ウォーキングツアーがある。"Beatles to Bowie"という特別展に行くのはこれで3回目だが、ツアーは初めて。

National Portrait Gallery(ナショナル・ポートレート・ギャラリー)入口
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チケット
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まず1時間のレクチャー スライドを見ながらロンドン市内各所でロックに関係のある場所の説明を聞く。

The Beatles
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The Who
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Yardbirds
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その後いよいよウォーキングツアーに出発。

Salisbury
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ガイドはなるべく交通量の少ないところを説明場所に選んでいる
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ツアー参加者たち
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雨の中で説明中
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ミュージックショップ
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楽器店
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Borders 昨年の夏頃まではまだ営業していたが、その後英国法人をたたんでしまったのだ
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Ronnie Scotts ロンドンで一番有名なライブハウス
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チャイナタウンのゲート
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Bar and Dinning Room
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グリーンプラークが見える ここがブリティッシュロックの誕生地なのだ 
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雨の中で説明中
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Soho Loft
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The WhoのドラマーだったKeith Moonがここで演奏したという表記
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Studio
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Small Facesがここで演奏した
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1960年代のSwinging Londonで最も華やかな若者の街だったCarnaby Street
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やっと雨が上がった?
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屋上でThe Beatlesの最後の屋外セッションが映画に収録された旧アップル本社ビル
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レクチャーのスライドにあったYardbirdsのジャケット写真撮影場所
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Paul McCartneyの元オフィスがあったビル
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結局3時間余りのウォーキングだった
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16時前にいったん帰宅。

遅いランチはビーフシチュー
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さらに、18時からIMAXの大画面でニューヨークメトロポリタン劇場でのライブ収録映画"CARMEN"を観る。チケットは11月頃発売されてとっくに売り切れていたが、何とか当日券を手に入れようと思って1時間前に行ってみた。するとタイミング良くグループで買っておいたチケットが何枚か不要になったという人が現れて額面金額で直接買う。このような開演前のチケットの個人売買はおおっぴらに行われているが、利ざや稼ぎのダフ屋行為ではないのでまったく問題にはならない。

IMAX
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ミュージカルと同様クラシックのオペラもこれまであまり見たことがなかった。しかし"カルメン"は序曲や闘牛士の歌をはじめ知っている曲が多いことと、映画なので逆に歌手の顔の表情も大写しでよく見え、幕間の舞台転換作業等実際に生のステージを観るよりも細かいところまで観ることができたので、感動の余韻がいつまでも続くような素晴らしい作品になっていた。

3時間を超える大作を堪能した後は遅くまでやっているPizza Expressで夕食。1時前に帰宅。


2時30分就寝。
  1. 2012/01/16(月) 23:45:10|
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2009年1月15日(金) ウィー・ウィル・ロック・ユー

8時55分起床。曇。気温6~0℃。

もう1週間近くまったく太陽を見ていない気がする。その代わりあまり外出をせき立てられる気分にならないのは良いとも言える。

帰国日が決定したので早速SAS(スカンジナビア航空)の空席をチェックしてみる。昨年4月にまったく想定外のビザ発給遅れのあおりで安く買った航空券が無駄になってしまい、かえって高くついたことに懲りて、少し高かったが搭乗日が変更可能な航空券を改めて買っておいたので復路は往路便から1年以内であればいつでも何度でも変更可能なのだ。

ランチは今日もビーフシチュー
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さて、今日は実に初めてミュージカルを観に行く日だ。ニューヨークのブロードウェイにはずいぶん昔、多分1982年頃に一度だけ行ったことがある(演目はまさにブロードウェイそのものをミュージカルにしたような"42nd Street")が、ロンドンでは未だ行ったことがない。SACHIKOがその方面には明るいようなので、機会があればチケットを入手して欲しいとお願いしていたのだ。とは言え、ロンドンで上演されているミュージカルは常時20前後もあり、どれを観れば良いかもわからない。迷った挙げ句にブリティッシュロックバンド"Queen"の音楽で構成されている"We Will Rock You"を手始めに観ることにした。

会場の"Dominion Theatre"はOxford CircusからCentral lineで一つ隣のTottenham Court Road駅前である。19時30分開演なので、15分前に会場前で待ち合わせることになった。ICCの41期生の何人かも来ることになったそうだ。チケットをどこで買うのが良いか?いくらぐらいなら買い得か?といったことはみんな初心者で知らないからSACHIKOにお任せなのだ。事情通が一人いればみんなが助かると言うわけだ。

昨年の4~6月には通学時にいつもバスで通りかかった劇場だが今日までは単なる風景の一部に過ぎなかった
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今日初めてその中に入ったが映画館とはまったく違って建物の内装もロビーも豪華である。学生割引で27.5ポンド(約3,800円)、2階後方の中央である。2階と言っても舞台がそれほど遠くはなく正面なので見やすい。
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Queenが現役で活動している頃は何となく際物バンドと言う先入観があってあまり聞かなかったが、今改めて聞いてみると名曲揃いでボーカルもギターも一級品であったことがわかる。

大音響と圧倒的な歌唱に聞き惚れているうちにたちまち途中休憩に入った。

英国では定番のアイスクリームの売り歩き よく売れているようだ つい買ってしまいそうなところだが今日は我慢
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休憩も含めて3時間近くに及ぶものだったが、確かにロングランの人気を誇るだけあって素晴らしい作品だと思う。何と言ってもQueenの歌の力を感じた。近いうちにさらにロングランの作品を観てみたいものだと興味が募った。それは25年以上続いている" "Les Misérables(レ・ミゼラブル)"である。またSACHIKOにチケット入手を頼んでみることにしよう。

帰りに振り返ると、3時間前までは風景の一部だったのが、今や親しみのある景色に変わっていたのには驚いた。
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23時過ぎに帰宅。


1時05分就寝。
  1. 2012/01/15(日) 23:44:28|
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2009年1月14日(木) ボブ・ディランのチケットを確保

7時35分起床。雨のち曇。気温3~0℃。

もう10日間ほど最高3℃を超えない低温傾向が続いている。今日も朝から雨なのでとりあえず洗濯をする。

今日は"チケットぴあ"のBob Dylan予約申込の抽選結果発表日なのでウェブサイトで確認したところ、とても残念なことに第1希望、第2希望とも「落選」という結果だった。しかし、それであっさりあきらめるほど軽いファンではない。1978年の初来日以来これまでの来日公演をすべて欠かさなかった記録(開催された全公演という意味ではないが)を絶やすわけにはいかない。

そこでインターネットのチケット流通サイトをチェックしていたら何とたちまち3月26日金曜日の分が見つかったので直ちに購入をクリック。正規価格12,000円のところを21,000円ということなので、まあ許容できる範囲と判断した。

と同時にこれで帰国日が自動的に決定したことになる。日本への便は到着が1日先になるので3月25日出発便を予約する必要がある。26日の午前中に成田に着くのでその夜はZepp Tokyoで公演を観て東京で1泊し、27日に約11ヵ月ぶりに帰宅するわけだ。

ランチはビーフシチュー 
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煮込み料理は多目にした方が味が良くなるので鍋一杯作った。しばらくは食べ続けなければならない。

このところ洗濯の回数が増えたため洗剤の残量が減って来たので散歩がてらSainsbury'sまで買いに行く。こういった日用品はWaitroseより安いSainsbury'sで調達することにしている。こちらの洗濯機は顆粒状の洗剤を計って入れるのではなく、タブレット(錠剤)のように固めたものを投入口にセットするのが主流だ。24個入だと毎日洗濯して約1ヵ月分ということになる。

夕食はビーフシチュー パンがご飯に変わっただけ・・・
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ちょっと口直しに塩昆布でお茶漬け これがたまらなく美味い
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さて、今日観たい映画は3本あって、まず"Bent"という1997年に公開された日英合作。ナチス時代のドイツを舞台にしたものでMick Jaggerが女装のホステス役で出演するということでも話題を呼んだものだ。今年はアウシュビッツ解放から65周年なのでその記念上映らしい。

次は1985年公開の独米合作の"Tokyo-Ga(東京画)"。ドイツを代表する監督Wim Wenders(ヴィム・ヴェンダース)作品。こちらは小津安二郎特集の関連企画で、小津に強く影響を受けた各国の監督作品をいくつか取り上げているのだ。

以上2作はBFIだが、最後はCiné Lumièreで上映される今年の新作米SF映画"Moon"。

しかし、昨日観たのも小津作品だったことだし、今日もその流れで"Tokyo-Ga"に決定する。19時20分頃に出発し、上映の30分前に到着。当日チケットを購入し、昨日と同じNFT2で観る。

世界中に存在する小津崇拝者の一人であるヴィム・ヴェンダース監督本人が小津監督の眠る鎌倉までそのお墓(墓石に名前はなく「無」の一文字が刻んである)を訪ね、さらに小津映画の常連役者であった笠智衆へのインタビュー、同じくカメラマンへのインタビュー、その当時(1983年)の東京都心の日常風景、桜の木の下での花見宴会、新幹線、都心のゴルフ練習場、(食堂の店頭にある)料理見本を製作する現場、プロ野球のテレビ中継、パチンコ店内、原宿ホコ天の竹の子族、等々をドキュメンタリー調で撮影した後モンタージュ構成したもので、オープニングとエンディングには小津監督の代表作「東京物語」をそのまま使っているという凝りよう。まさに外人が見た不思議なしかし愛すべき国、という小津監督と日本へのオマージュにあふれた作品だった。

最寄りのWaterlooからはJubilee line 1本で帰れるので便利。23時頃帰宅。それにしても何だか急に帰国が現実のものとして目前に迫った感じがする。


1時20分就寝。
  1. 2012/01/14(土) 23:43:42|
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2009年1月13日(水) サイレント映画を観る

9時10分起床。雪のち曇。気温1~0℃。

サルバトーレ・アダモの歌ったシャンソンの名曲"雪が降る"を口ずさみたくなるような天気。これではバスのミステリーツアーにも出かける気がしない。その代わり時間があるので毎日のようにこまめに洗濯をする。

ランチは雑煮 どうにか一杯分だけ残っていたので・・・ 来年の正月はどこでどうして食べているのかなあ?
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午後になるとやはり家にくすぶっているのは落ち着かないのでOxford CircusのHMVへ。行けば行ったでまたCDを2枚購入。日本はもちろん毎年のように出張で訪れた米国でもついぞ見なかった類いのCDがこれでもか!というぐらい並んでいるため、つい買ってしまうのだ。帰国時に困らないかそろそろ心配しないといけないのだが・・・。

水曜日は日本語フリーペーパー"週刊ジャーニー"の発行日なので当然のごとくJapan Centreにも寄って手に入れる。ここも行けば行ったで何か買わずにはおれない。日本でもときどき買っていたビーフシチューミックス等を買う。

17時過ぎに帰宅。早速ビーフシチューの作成に取りかかる。

夕食はそのビーフシチュー これはもう作る前から味がわかっているので安心
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今日はこれで終わりではなく20時過ぎからBFIへ出かける。目当ては20時45分上映のレイトショーである。小津安二郎監督作品の"青春の夢いまいずこ"(Where Now Are the Dreams of Youth?)を観る。6.65ポンド。

BFI NFT2 席数150~160くらいの中ホールである
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今日も満席ではないがほぼそれに近い。小津安二郎は黒澤明等と並んで日本を代表する監督で特にロンドンでは50年以上前にすでに上映されていたらしいので、知名度も高いのだ。日本人客は数えるほどしかいないことからもその作品は英国人に共感されるものを持っているのだろう。

1932年公開の白黒サイレント映画である。サイレントとは言っても無音ではなく、伴奏が付くのだ。1時間半の間ずっとスクリーンの前に置かれたピアノの生演奏でBGMが流れていたのには驚いた。演奏者もたいへんだ。さらに無音であっても台詞がないのではなく、各俳優のアップと同時に画面に字幕が出るのだ。オリジナルの縦書きの日本語の字幕に加えて横書きの英語の字幕も出るのでつい両方読もうと思い結構忙がしかった。

戦後のトーキー作品は日本の映画館でもよく特集が組まれ、これまで何度も観るチャンスがあったものの、白黒サイレントの初期作品を観るのは初めてだった。しかもそれを外国で観るとは思ってもいなかった。しかし今までに観た主に家族を描いた後期の作品群と違って、こんな初期の青春映画も良いものだと感心した。ただしフィルムの損傷が激しく画面はかなり荒れていたのだが・・・。小津作品は50本以上あるそうだが、そのうち現在もフィルムが残っている全35作品を今月と来月ぶっ通しで上映すると言う徹底さである。

ストーリーはいささか古風なところも感じられたが、昭和初期の日本の会社内の雰囲気がよく描かれていてたいへん面白かった。

23時30分帰宅。

2時05分就寝。
  1. 2012/01/13(金) 23:43:07|
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2009年1月12日(火) 卒業文集の原稿を書く

8時10分起床。曇。気温1~1℃。

今日からフィドルレッスンが再開・・・のはずだったが、昨日Peteから電話があってキャンセルとなった。キッチンの改良工事が予定よりずれてしまい、その騒音の下ではレッスンが不可能ということらしい。

昨年4月にスタートしたIBPコースもあと2ヵ月余で終わる。まさかこんなに早く終わりが近づくなんて昨年中はまったく思っても見なかったのだが・・・

ICC40期生の誰かが言い出しっぺとなって文集(卒業アルバム)を作ろうということになり、12月にアンケート用紙と文集用原稿用紙を受領した。何度か進展状況を確認するメールが送られて来たのはその原稿集めが峠に差し掛かって来たためらしく、そうなると余り最後尾グループに入るのも気がひけるし時間ができたのを利用して一気に仕上げることにした。

文章は日本語で良いと言うことなので全然苦にならないが、アンケートの方はまったくティーンエージャーみたいな乗りなので少し戸惑った・・・まあ無理矢理に現役大学生の仲間に入っているようなものだから、こうしてたまにカルチャーギャップを感じることは致し方ないかも、だ(^^)。

ランチは焼そばを作ってみた
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午後は少し歩くつもりで隣の駅まで行き、Waitroseで朝食用のパン、チーズ、ヨーグルト等を買う。帰宅後、原稿とアンケートを仕上げたのでWAKUにメールを送る。

18時30分頃にWAKU来訪。彼は我が家から歩いて数分のところのフラットに住んでいる。寮でもホームステイでもないのは珍しい方だ。

ちょうど夕食時なので一緒に食べようと言うことになり、まず数日前にアイスランドからのお土産として持って来てもらったばかりのキャビアを開ける。年初めの休暇を利用してRYOとMITSUと3人組で行って来たそうだ。レンタカーを借りて移動し宿では自炊しながら、オーロラを見たり氷雪の大自然を見られてたいへん良かったとのことだ。ロンドンに帰って来た日の夜、それも帰宅する前にお土産を携えてわざわざ立ち寄ってくれたのだから嬉しかった。

今日買ったガーリックブレッドを焼いてその上に載せて食べるととても美味しかった。こういうものは一人で食べてもたくさん食べられるものではないし、さほど美味しくも感じないだろう、と思った。やはり友人と話をしながら楽しく食べるのに優るものはない。それからランチの焼そばの残り、北京餃子、サラダ、炊きたてご飯、というメニューで締めくくり。

これまで何度もホームパーティ(食事会)をやっているが、男同士二人でご飯を食べるというのは初めてだった。まあ親子以上に年は離れているが、今ではお互い普通に友達の一人なのだから1年前にはまったく想像もできなかったことだ。結局3時間ほどいろんな話をして無事原稿も渡して見送った。年は離れているが父親の職業とかそれとは異なる自分の生き方を選んだこととか共通点がたくさんあるとわかったのも良かった。


2時20分就寝。
  1. 2012/01/12(木) 23:40:56|
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2010年1月11日(月) スタンリー・キューブリック

8時15分起床。曇。気温2~0℃。

洗濯機を使い始めて半年になるが今日は初めて洗剤投入口の掃除をした。洗剤は洗濯物をきれいにするためのものなのに、それを投入するトレイが汚れて来るというのは皮肉なことである。湯洗いできれいになったので、早速洗濯をしてみた。もちろん洗濯のできばえはいつもと変わらないが・・・

ランチは昨日Marks & Spencerで買っておいたレンジ加熱食品"ポテトのチリコンカーンとチーズグラタン"にトースト
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16時頃に出発してBFIに向かう。今月の予定表をチェックして面白そうなプログラムを見つけてあったのだ。"Kubrick's Napolen: The Greatest Movie Never Made?"というトークイベントである。

Stanley Kubrick(スタンリー・キューブリック、英語の発音ではクーブリック)はたいていの映画ファンならその名を知っている20世紀の巨匠の一人であるが、恐らく"2001年宇宙の旅"が代表作と言えるだろう。今から見れば2001年は過去のことであるが、映画の発表当時(1968年)は30年以上先の遠い未来を描いた圧倒的な迫力のあるSF映画だった。

Kubrick作品を初めて見たのはカーク・ダグラス主演の"スパルタカス"(1960年公開)だったが、古代ローマの情景のスケールや出演者(エキストラ)の数が半端でなかったことを鮮明に覚えている。彼の作品製作は数年に1本というたいへん寡作の監督であるが、それはどの作品でもものすごく大掛かりなセットやロケを実施したからであり、妥協を許さない完全主義者だったらしい。

実際、"2001年"製作時にはコンピューターや宇宙飛行等がまだまだ想像の世界のものだったことを考えれば、図抜けた構想力に裏付けられた作品だと言える。

早く出過ぎて2時間以上前に着いたが、当日券発売開始は1時間前なのでテムズ河岸を歩いたりBFIショップを覗いたりして時間をつぶす。17時30分の少し前から並んで首尾よくチケットを入手。

NFT3という小さな会場が満席だった
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Kubrickが"2001年"の次回作として製作に取りかかっていた"Napoleon"について、その顛末を丹念に調べ本日のタイトルの元になった本を題材としてKubrickの縁者や知人が各自の知見をスピーチし、話し合うという形で進められた。脚本もほぼ出来上がり、配役を決めて撮影を残すだけのところだったのに、直前に発表された類似のテーマの作品が振るわなかったことからスポンサーが降りてしまって製作中止になったという。もし完成していればナポレオンの幾度もの戦争が大スペクタクルで映像化されていたことだろう。

1時間半くらいで終わったので、バスでOxford Circusまで戻り、今日もまたJapan Centreで食材を買う。

夕食はこれも昨日Marks & Spencerで買っておいたピザ
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1時15分就寝。
  1. 2012/01/11(水) 23:35:55|
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2010年1月10日(日) 雪の1月

8時55分起床。曇一時雪。気温2~1℃。

年が明けてから全国的に雪が断続的に降り続き、今日予定されていたリバプールでのサッカーゲーム(Liverpool vs Tottenham Hotspur)は順延になったらしい。どうやら何年ぶりかの大雪でイングランド中北部は道路も鉄道も飛行機も大幅に乱れている模様。1月はせいぜい国内旅行をするつもりだったのに機先をそがれた感じだ。

起きたのが9時前だったため午前中はあっという間に過ぎてしまう。やはり夜更かしすると1日のリズムが悪くなり結局日中を有効利用できなくなるのだ。

ランチはきつねそば 最近これが気に入っている
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14時過ぎからOxford Circusまで出かけてRyman'sでプリンター用紙と書類ファイルを購入。それからPiccadilly Circusまで歩いてJapan Centreでそば、七味、ショウガ、レトルトカレーを買う。

帰宅後、あまりにも眠気がひどいので30分間仮眠したらちょっとすっきりした。

夕食は麻婆豆腐、サラダ
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0時15分就寝。
  1. 2012/01/10(火) 23:35:24|
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2010年1月9日(土) ロンドンバス2号線

8時25分起床。晴のち曇。気温1~-4℃。

今日も冬晴の好天。午前中は洗濯、部屋の掃除、キッチンの換気扇の掃除等を片付ける。

先日1番のバスに乗ったので、今日は2番に乗ろうと考えBaker Streetまで行く。2番のバスはそこから数分西へ歩いたところにあるMarylebone Station(メリルボーン駅)が起点だ。

Marylebone Station ロンドン市内の鉄道ターミナルとしては小規模な方だ
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バスの車内表示 2番のWest Norwood行きである
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スタートして間もなくさっき歩き始めたBaker Street Stationに到着 右奥の白い建物はUniversity of WestminsterのMarylebone校舎
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マーブルアーチを真横から見る
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Victoria Station
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Vauxhall Bridge(ヴォクソール橋)から見える都市再開発地区の集合住宅群 あまりロンドンらしくない光景
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Vauxhall Station
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Stockwell War Memorial(戦争記念碑)
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Lambeth Town Hall(ランベス区役所)
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Norwood Bus Garage(バス車庫)
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Norwood Bus Garageバス停
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終点で乗り換えたバスの車内表示 196番のElephant & Castle行き
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196番のバスの進行方向を見る
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ロンドンのマクドナルドは店によってカラーデザインが異なるのは何故だろう?いくつものパターンがある 
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Ritzyという映画館?
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Brixton Station
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Brixton O2 Academy(ブリクストン・オーツー・アカデミー)コンサート等の会場
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Self Storageは日本式に言えばトランクルームだ
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Elephant & Castle Station辺り
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地下通路の壁画が素晴らしい 意図的に描かれたものなのか手の込んだ落書きなのかは不明
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力作である
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今日のミステリーツアーはここで終了とする。Bakerloo lineでPiccadilly Circusへ戻り、ARIGATOで米(Yume Nishiki)5Kgを買う。

帰宅後、ランチにカレーそばを作ってみた
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昨日は予想外の事態で映画を観ることができなかったので、今日は近くのVUE Finchley Roadで新作映画"Sherlock Holms"を観る。17時50分開始。9.15ポンド。アーサー・コナン・ドイルの原作をモチーフにしているもののアメリカの創作映画で、探偵ものと言うよりもほとんどアクション映画である。それでも期待以上に面白かった。ホームズのキャラクターは従来の冷静・理知的な紳士ではなく、もっと変人で嫌味な人間像になっているが、むしろこちらの方が原作イメージに近いという人もいる。

ロンドンのスーパーで売っているキャベツは日本のものと違って相当固いので煮込みには良いだろうが炒め物には不適だと思う。今日は少し種類の違うSavoyキャベツを試してみることにした。

外観は葉脈ばかり目立つ
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夕食の回鍋肉 キャベツをできるだけ細かく細かく刻んで作ってみたら見かけは別物になったが味はまずまず
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久しぶりに自分で散髪をする。

2時25分就寝。
  1. 2012/01/09(月) 23:34:45|
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2010年1月8日(金) 今日もまた映画、のはずだったが・・・

8時5分起床。晴れたり曇ったり。気温0~-3℃。

ランチは一昨日HARRODSで買ったSteak Pie(ステーキパイ)
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そんなに大きくはないが中身はずっしりとして濃厚 ランチにはこれ一つで十分 たいへん美味しかった
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交通量の少ない脇道(袋小路)は歩道も車道も凍結状態 正面遠方に見える横縞のビルが"O2 Centre"でSainsbury'sや映画館等が入った商業ビル
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駅へ行く途中の脇道にいつも停まっているピンクのリムジン 業務用車(宣伝カー)のようだ
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雪景色の公園を見たくてPrimrose Hillへ 本当に一面の雪原だ
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同じ考えの人が結構多くいるのだろうか 雪景色見物?に来ている
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子どもたちはソリ遊びができて楽しい
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犬たちは新雪の上を素足で走れて楽しい
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こちらの犬も表情は見えなくても赤い舌が喜びを表している?
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隣のRegents Parkではアイスバーン状態の歩道をジョッギングしている人も 大人も子どもも皆たくましい!
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最近急性の映画中毒になったらしく、今日はInstitut Françaisへ足が向く
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去る10月のBritish Film Festivalでも人気の高かったフランス映画、ジャン・ピエール・ジュネ監督の新作ブラックコメディ"Micmacs"が今日から2週間にわたって連続上映されるのだ。その最初の上映が15時に始まる。

ところがなんとしたことか・・・"上映延期"と表示が出ている!勇んで来たのに見られないのでたいへんがっかりしたが、どうしようもない。

そこで、すぐ近くの、以前から行きたくても機会に恵まれなかったNatural History Museum(自然史博物館)に行ってみることにした。

まずは館内のカフェで一服 なかなか落ち着いていい雰囲気だ
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コーヒー 1.95ポンド
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博物館というより教会のような建物(ロマネスク様式だそうだ)
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階上から見たところ
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カエル、ヒキガエル、サンショウウオ、イモリ等のコーナーを発見 大好きな動物グループである
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子どもの頃から特別好きだったわけではない(嫌いでもない)が、大学で毎週里山に採集に行っては実験室で飼っているうちに愛着を覚えるようになったのだ(別の学生の実験材料だが採集にはいつも一緒に行っていた)。

展示品の一例 世界最大の両生類はAndrias Japonicus(ニホンオオサンショウオ)なのだ!
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隅から隅まで見て回って2時間余り 映画を身損ねた気分を払拭して余りあるものだった。

夕食はポークしょうが焼、バターコーン、ポテトフライ、サラダ
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最近PCでウェブサイトのチェックやメール送受信にかける時間が増えた。

2時30分就寝。
  1. 2012/01/08(日) 23:34:03|
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2010年1月7日(木) 今日も映画

8時45分起床。晴一時曇。気温0~-6℃。

今日は3日ぶりの晴。まず昨日の面接の感想と今後の方向性(希望)についてできるだけ詳しくANGELAにメールを送る。

14時からBFIでシニア向け無料特別映写会があるので、12時30分に出発。

車道は車の往来で雪は溶けているが、歩道はまるででこぼこのアイススケートリンクだ。
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雪が踏み固められ、それが日に当たって表面が氷になりほとんど摩擦ゼロに近い。滑って転んだら大けがの可能性あり!
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チケット売場で無事中央辺りの席を確保。無料でも座席指定は必要なのだ。昨日と違って約400人収容の一番大きい会場であるがほぼ満席だった。上映作品は"It Happened Here"。1964年の英国映画である。1940年頃のナチスドイツに占領された頃のドキュメンタリーで発表当時は相当物議をかもしたらしい。ドイツに対する非難よりも英国の一部のファシズム容認がもたらした事態だと言うプロットが批判されたようだ。

大入り満員なのは決して無料だからではなく、戦中戦後派世代シニアの関心が高いせいだろう。ただ、やはり当事者でなければあまり実感がわかないことも事実。日本で例えば太平洋戦争に関わる映画で、表向きの歴史の通説には沿わない映画だったら物議をかもすに違いないのと同じようなことかも知れない。

Japan CentreとWaitroseで食料の買い物をして帰る。

夕食はレトルトカレー、バターコーン、サラダ
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0時15分就寝。
  1. 2012/01/07(土) 23:33:29|
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2010年1月6日(水) 初面接

8時10分起床。雪。気温1~-4℃。

今日も雪が溶けずに積もっている
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雪はますます降り続く
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まるでクリスマスキャロルの世界に入ったかのようだ
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こんな雪の中だが、今日は面接なので10時20分に出かける。場所はGreat Portland Streetなのでさほど遠くはない。Jubilee lineとCircle lineを乗り継いで10時45分に着いた。11時からまず館内の各部署を案内してもらった後、案内者も含めて女性幹部3人から説明を受け質疑応答もしたが、何を話したか内容を詳しくは覚えていない。

担当業務の説明ではエクスカーション旅行も含む年間イベントの案内パンフレットを作ると言うことらしい。それはそれで十分に面白い仕事だと思ったものの、当方が3月までの期間限定なのでやると言っても結局最後までは関われず中途半端な気がした。贅沢を言わなければそれでも良いのだが、達成感が得られるだろうか、という点に引っかかったのだ。

1時間足らずで初面接は終わって帰宅しようと表に出るのを待っていたかのようにANGELAから携帯に電話。面接の印象を聞かれたので、上記のような懸念をありのままに伝えた。それにしても面接時間が終わるのを計っていたようなタイミングには驚いた。インターンシップのコーディネーターをしているので、常々こういうきめ細かいフォローをしているのだろう。今後については追ってメールで打ち合わせるということにした。

ランチはきつねそばを作ってみた パック入いなり寿司用油揚とパック入そばで簡単にできたが結構美味しく懐かしい味がした
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窓の桟に積もった雪を見ていて何気なく丸め固めて二つ重ねさらに黒ごまを付けたら"雪だるま"ができた
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携帯電話より小さいが・・・
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溶けてしまわないように窓の外に出してあげた
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夕方から気分転換に映画に行くことにした。19時頃出発してKnightsbridgeで下車。この間買ってみたパイがおいしかったのでHARRODSに立ち寄ってビーフパイとラムパイを購入。それからまたWaterlooに向かう。

20時30分スタートのレイトショーだが、"Mesrine: Public Enemy Number One"という連続強盗犯の実話に基づいた2008年製作のフランス映画である。

BFI South Bankには大きさの異なる3つの映画会場があるが、その他にStudioという会場もあって今日の映画はここであるのだ 
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席数は50~60くらいでこじんまりしているが、試写室のようでなかなか居心地は良い。

どんな映画でも客が結構入っているところがスゴい・・・映画文化の深さを垣間みる思いがする
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ストーリーは強盗と脱獄を繰り返すジャック・メスリーヌがあたかも映画スターのように民衆のヒーローとなって自信過剰となり、警察や裁判所をあざ笑うかのような行動を取り続けるが、最後は米映画の名作"俺たちに明日はない"と非常によく似た結末を迎える。見終わってからいつも考え込まさせられるような英映画とは違って、ただ見て楽しみすっきりする、という意味では良かった。主役(悪役)のGérard LanvinもちょっとGérard Depardieuを思わせる存在感十分な俳優だった。

23時20分帰宅。

夕食は時間も遅いので軽めに買って来たばかりのラムコリアンダーパイとパン
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1時15分就寝。
  1. 2012/01/06(金) 23:32:47|
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2010年1月5日(火) 明日の面接に備えて

7時35分起床。曇。気温2~-5℃。

ベランダ(階下の部屋の屋根)はすっかり氷に覆われている
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徐々に明るくなって夜が明けようとしている。8時前である。冬至の頃に比べると少し早くなったのかな?という感じ
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昨日は路線バスでミステリーツアーのようなことをやってしまったが、今日はおとなしく家で過ごす。明日はいよいよISH(International Student House)のインターンシップのための面接なのでウェブサイトを隅々までチェック。質問することを考えておかないといけないので。

我がUOW(Uni of Westminster)のCultural Programmeと同じようなTourも実施しているが、これがパリとかエーゲ海とか外国旅行ばかりなのだ。むしろこの足下にこそ、ものすごい財産が埋まっているのにどうして外へ行こうとするのか理解に苦しむ・・・しかし、その理由は聞いてみないとわからないかも?

あまり好天に向かいそうにないが、衣類とシーツを洗濯。それでも1日中まったく出かけないというのは主義に反するので、少し食料の買い出しにWaitroseまで。ポーク、トマト、マーマレードを買う。

夕食は買って来たばかりのポークのしょうが焼き、ポテトフライ、サラダ
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2時25分就寝。
  1. 2012/01/05(木) 23:32:11|
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2010年1月4日(月) ロンドンバス1号線に乗る

8時25分起床。快晴。気温0~-6℃。

天気は良いが無茶苦茶寒かった。気温が終日プラスにならないいわゆる"真冬日"である。

さて、ロンドンの町を象徴する乗り物と言えば赤い二階建てバスがある(すべて二階建てではなく、2両連結の長いのもあれば、普通の形のバスもあるが)。

ロンドンに来てから今まで住んだ場所は3ヵ所で、それぞれ390番、6番、139番のバスがOxford Circusへ直行していたのでよく利用した。ところで1番のバスはどこからどこまで走っているのだろうという疑問をかねてから持っていたので今日は実際に乗ってみることにした。

始発のNew Oxford Streetから乗る。

バスの系統図
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New Oxford Streetのバス停
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1番のバスの行先はCanada Water
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New Oxford Streetを東へ
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TubeのHolborn Station
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Kingsway通りに入る
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一昨日も通ったKing's College
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"Art and Society"の授業で来たことのあるSomerset House(サマセットハウス)
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Waterloo Bridgeを南へ
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右手にロンドンアイが見える
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正面には昨日行ったばかりのIMAX
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Waterloo Station
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1910年という年号が書いてある消防署 今からちょうど100年前に設立されたことになる
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ロンドン東部は再開発の途上にあり高層ビルの建設が進む
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Elephant & Castle Stationを通過
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日本ではおなじみの歩道橋 ロンドン中心部には見ない
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狭い片側1車線で住宅地区を通過する
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二重のフェンスに囲まれた公園
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バスの前を走るバンに以前に勤めていた会社と同じような名前が書いてあったので一瞬驚いた
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市内中心部ではあまり見られない高層ビル 
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終点のCanada Water クレーンが林立している
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Canada Waterのバスステーションはガラス張りでモダンな建物
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Brunel Museum(ブルネル博物館)の方向表示
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Brunelは19世紀に活躍したエンジニアで鉄道橋や鉄道車両、船舶の設計等に名を残している。 

Canada Waterの表示 地下鉄とバスの乗り継ぎ駅
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ここから出るバスの番号と行先 199番に乗ってGreenwich方面に向かうことにした
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119番のバス
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TESCOの大型店の横を通り過ぎる
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Quayはキーと読んで埠頭のことを表す
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もうGreenwichの近くまで来たようだ ここで途中下車
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この先はテムズ川でリバーボート乗場がある
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ここに帆船Cutty Sarkがあったが修理中に火事で焼失し、現在再建中
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この中に対岸への地下通路まで降りるエレベーターがある
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テムズ川の対岸にはDocklandsの新都心が見える
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テムズリバーボートの料金表 これは観光用と言うより通常の公共交通機関である
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ベンチに雪が積もっている
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再び119番のバスで終点まで向かう
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教会では炊き出しの最中らしい?
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Lewisham(ルイシャム) この辺はロンドンの中では犯罪の多い危険地帯として知られている まあ観光客が行くようなところではないが・・・
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ここがNewquayのバスターミナル ここから折り返して戻る
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Newquayから出ているバスの番号
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171番のバスでHolbornへ戻れることが判明
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Broadway Theatre(ブロードウェイシアター) 1軒だけぽつんと立っている
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ちょっと判読しにくいが"SECOM"の文字が見える ロンドンでもビジネスを拡大しているようだ
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何となくバットマンの車を連想させるような黒いクラシックカー
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やたらと歩道が広くてバス道路が狭い
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いかにも古そうなショッピングセンターが見える
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ついに出発点近くのHolbornに戻って来た
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近くを歩いているとフリーメーソンの本部ビルがあった。世界に広がる秘密結社なのだが場所を隠す気は全然ないようだ。
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フリーメーソン博物館は無料で見学できるようだ しかし今は休館期間中だった
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ド派手なマラソンショップ
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七叉路を中心に周辺は飲食店や商店が多い
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七叉路の中心にあるモニュメント
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アガサ・クリスティの"Mousetrap"を58年続けて上演している すごいとしか言いようが・・・
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世界一のロングラン公演だって
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11時過ぎに家を出て、長いバスの旅を終え17時前に帰宅。こんなミステリーツアーもたまには良いものだ。知らないところを見られるから。

夕食は麻婆豆腐、サラダ
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0時25分就寝。
  1. 2012/01/04(水) 23:31:01|
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2010年1月3日(日) アイマックス

8時00分起床。快晴。気温3~-2℃。

BFI(ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート)は世界の映画を新作旧作を問わず保存している国立フィルムアーカイブの運営機関で、それらの映画を選りすぐって毎日安価で上映するのだから映画ファンにとっては天国のようなところである。

スケジュール表である"BFI Guide"はA5版80ページの無料冊子で1ヵ月分の上映時間と作品解説が記載されたものである。館内の4つの会場で一番少ない月曜日でも合計6作品、週末には13~14作品が上映される。

January 2010のGuide 英語のみの背景に原節子と笠智衆と灯籠が浮き上がっているのは何とも妙な感じである
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BFI IMAX(アイマックス)の紹介ページ 英国で一番大きなスクリーンで3D映画を4本交互に上映している
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そのうち"A Christmas Carol"(クリスマス・キャロル)は季節もののせいか今日が最終日だということがわかり、早速見に行くことにした。当日券はすぐに買うことができた。9.75ポンド(約1,400円)

Guideの作品解説
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原作は英国人作家Charles Dickensでロンドンを舞台とする物語だが、映画自体は"バック・トゥー・ザ・フューチャー"等で有名なRobert Zemeckis監督による完全な米国映画(ディズニー)である。高校時代の英語教材がなぜかDickens作品ばかりだったので、一番なじみ深い作品の一つである。

スクリーンは縦に20メートル
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横に26メートル
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3D画像なので遠近感が感じられることはもちろんCGもうまくできていて、まるでスクルージが目前を飛んでいるように見えたし、夜の上空から見た雪のロンドンの光景も素晴らしかった。19世紀と現在のロンドンの街並があまり変わっていないような感じだった。

IMAXの感想としては、やはり大画面の迫力につきる。今日は3D映画だったせいで余計に迫力があったと思う。料金以上に素晴らしかったし、また別の作品も見に行きたい。

12時からの上映が終わって、バスでOxford Circusまで戻る。

デパートや専門店では新年のバーゲンセールが始まっている
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Oxford Circusから西に行くとOxford Street沿いにデパートが軒を連ねているのだ。

HOUSE OF FRASER(ハウス・オブ・フレーザー)
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DEBENHAMS(デベナムズ)
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SELFRIDGES(セルフリッジズ)
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特に買いたい物はないので15時過ぎに帰宅。

遅目のランチ 最近はもっぱらスープとパンのメニューが続いている
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それからBFI Guideを詳細にチェックして今月見たい映画をピックアップしたり、新聞でテレビの週間番組表をチェックしたり。

夕食はポークしょうが焼き、ポテトフライ、サラダ
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0時15分就寝。
  1. 2012/01/03(火) 23:11:34|
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2010年1月2日(土) ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート

8時20分起床。快晴(積雪)。気温5~0℃。

昨日も今日も日本や米国の友人達から年賀メールが届いていたので返信する。

午後は行きたいと思っていたところがあったので出かける。139番のバスに50分くらい乗るとWaterloo Bridge Stationに着く。そこはテムズ川の橋を渡った南岸だが芸術施設がいくつか固まっているのだ。

テムズ川の東を望む 正面にSt.Paulsが見える
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ロンドンアイに太陽がかかってまるでダイヤモンドリングのようだ
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道標によればこの近くにTheatre、Hall、Galleryが目白押しであることがわかる
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National Theatre(国立劇場)
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これが目的のBFI(British Film Institute)Southbank
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館内に映画館が3つの他、スタジオ、美術館、ショップ、レストラン等がある
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今月の特集は日本の映画監督"小津安次郎"なのだ
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IMAX(アイマックス)もBFIの一部門である 円い壁面に何かのコマーシャルで相撲取りの絵が描かれている
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4本の道路が交わる交差点のど真ん中にあるが渡るべき歩道がない。周りをぐるぐる回ってみてようやく地下道を通ってしか行けないことがわかった。

すぐ下から見上げると相当な迫力だ 壁面が鏡のようになっていて青空が映り込んでいる
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さきほどのダイヤモンドリングのダイヤが1時間後にはこんなに離れてしまっていた
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再びテムズ川を渡るとKCL(King's College London)がある
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UCL(University College of London)等いくつかのCollegeを合わせてロンドン大学を形成している。道側には著名な出身者が紹介されていて、ここはTutu(南アフリカ共和国の大司教:ノーベル平和賞受賞者)
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科学の分野では20世紀の最大の業績の一つと言われているDNAの二重ラセン構造発見についての説明
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その業績により1962年にCambridge UniversityのJames Watson, Francis Crickと共にノーベル生理学医学賞を受賞したMaurice Wilkins
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Wilkinsの同僚でDNA分子のX線解析写真を撮影して構造モデルの確定に重要な役割を果たしたRosalind Franklin 本来は共同受賞者の栄誉を与えられてもおかしくないところだったが、残念ながら受賞の4年前に若くして病没
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詩人John Keatsも卒業生
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外科医であり消毒法を確立したことで手術後の細菌感染による死亡を劇的に減らすことに成功したLister
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Christmas Carolのミュージカル版が公演中のようだ
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夕食はカレーとサラダ
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今月はしばらくヒマがありそうだし旅行にも行きたいが、まだ日照時間も短いのでできるだけ映画を見ることにしよう。さっそく明日あたりから・・・


0時30分就寝。
  1. 2012/01/02(月) 23:10:56|
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プロフィール

oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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