9時50分起床。雨のち曇一時晴。気温6~2℃。
それにしても何という豪華な週末だったんだろう。金曜はフランスの古典映画、土曜はホームパーティ、日曜は伝説的フォークロックバンドのコンサート・・・。
そのためか連日午前2時以降の就寝となり睡眠不足気味は、まあしょうがない。
今朝は雨のせいでいつまでたっても夜のように暗く10時前まで起きられなかった(本当は睡眠不足の方が原因?)。午前の授業には間に合わないのでパス(もちろん途中からの参加なら可能なのだが)。
4月に始まった滞在生活も既に7ヵ月を経過して、あと4ヵ月余りを残すところとなった。10月にModuleが始まって以来2ヵ月間ずっともやもやした状態が続いていたが、今日はっきり決めた。
これから長い社会人生活を迎えることになる学生であれば、現在の勉学の苦労もまた意味のある(貴重な経験として必ず将来の糧になる)ものだろう。しかし、これから先さらに学位取得を目指して学部卒業やpostgraduate(大学院)を指向しているわけでもない自分にとっては、1学年の前半だけ課題をこなして修了することにあまりモチベーションが湧かないのだ(受講だけなら可)。
であれば、これからの数カ月間を旅行者ではなく住んでいるからこそできるようなことを最大限思い残すことなくやっておきたい!つまり英国の文化や生活に根ざした経験を可能な限り重ねること、伝統芸術に触れること、あちこち旅をすること、等々だ。
要するに自分にとって面白いことや楽しいことを素直に優先しよう、と言うことなのだ(まあ本音は面倒なことからの逃避に対する自己正当化とも思えるが)。
そう考えると、胸のつかえが取れていっぺんに気が楽になった。
午後のSpeaking Skillsの授業は、もちろん"意味ある時間"という位置づけなので出席。今週のテーマはFood。最も身近な話題であり、対話演習もスムーズに進む。しかし言おうとすることの英語表現がわからないことも多く、それらがわからないとまったく伝わらない。料理に関する単語も実に多様である。一例を挙げると、grease(油やバターを塗る)、simmer(コトコト煮る)、sprinkle(振りかける)、toss(和える)、grate(おろす)、whisk(泡立てる)、等。
16時に授業が終わると既に外は暗くなっている。
Regent Streetの一つ隣の歩行者専用道路にイルミネーションのトンネルができていた
HMVにてCDを物色。その後Finchley RoadのWaitroseで野菜とパンとヨーグルトを購入。
夕食はエビフライとコロッケ(いずれも土曜日のパーティーの残り)とサラダ
1時15分就寝。
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2011/11/30(水) 23:27:02 |
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7時35分起床。曇ときどき雨。気温8~6℃。
昨夜の余韻に浸る間もなく部屋の掃除。特にいろいろ食べ物や飲み物のこぼれた床掃除が大切。本当にこれは1ヵ月に一度、大掃除の良い機会である。
昼過ぎに外を見ると二重の虹が出ていた これは良いことの前兆なのかそれとも・・・?
今日は8月以来となるオックスフォード行きを予定。とはいえ、今回は夜、しかもコンサートを見るためだけにだ。
かれこれ40年余前に日本にも東京を中心に、多くはないがブリティッシュフォークの熱狂的ファンが居た。それは同時にFM放送(ラジオ)が全盛期を迎えていた頃で、FM大阪のそういった特集で聴いたのをきっかけにさまざまなバンドを知ることになった。
その中で圧倒的な存在感を持っていたFairport Convention(フェアポート・コンベンション)、それと並んでトラッド曲をロックバンドのような楽器構成とアレンジで演じるバンド(フォークロックまたはエレクトリックフォークと言われた)がSteeleye Span(スティーライ・スパン)だ。いや、Fairport Conventionと並んで、と言うならもう一つ、高校を卒業して間もない頃に友人宅で初めて聴いて以来その不思議な音に取り付かれてしまったPentangle(ペンタングル)を挙げるべきだが、Steeleye SpanはFairport Conventionの元メンバーが中心となって結成されたというところがPentangleとは異なる。それぞれSandy Denny(サンディ・デニー)とMaddy Prior(マディ・プライアー) という実力派の女性ボーカルが入っている姉妹バンドの要素もある。
そのバンドがまさに今、バンド結成40周年記念ツアーを行っているのだ。グラスゴーから始めて各都市を回りながら南下して来るのだが、ロンドン公演が予定されている12月7日には別のコンサートに行く予定があるので、一番近い今日のオックスフォード公演に行くことにした。23.25ポンド(約3,000円)だった。
幾度もメンバーチェンジを重ね、活動休止も乗り越えて現在も現役なのだが、来日公演は一度もない。だからこのツアーをチケットウェブサイトで見つけた時は、まさに目を疑ったのだ。これは絶対に行かねばならない、と。
19時30分開演だから、17時30分から18時頃のバスで行けば楽勝だろうと考えた。オックスフォードをいつか再訪しようと思って往復8ポンドの直通バスチケットをオンラインで購入しており、今回はそれを使おうと思ったのだ。
しかし夕方からの雨が次第に本降りになって、予定が狂った。バスルートをウェブでチェックすると途中Baker Streetで停車することがわかったのでそこで乗るつもりだった。ところが15分毎にあるはずのバスが30分以上待っても来ない。道路は雨水に覆われて川のようになっている。恐らく間もなく乗れたとしても道路状況や雨による市内の渋滞を考えると大幅に到着が遅れることは避けられないだろう。
意を決して鉄道に切り替えることにした。TubeでPaddingtonまで移動し、チケットを購入。往復13.2ポンドだった。次の列車の時刻を聞くと18時51分発だとのこと。30分以上あるが待つしかしようがない。乗ってしまえばバスよりは速いはずだ。出発が遅れたり、キャンセルにならないことを念じる。
幸い予定通りに出発してちょうど1時間後の19時51分にオックスフォード駅に到着。既に5月と8月の2回歩いているので、駅から会場のNew Oxford Theatreまでの道順は暗くてもわかる。急ぎ足で歩いて、20時ちょっと過ぎに着いた。開演して30分は過ぎているがまだまだ大丈夫だろう。開演中なので指定席には行かず、後方の空席に座る。
CDで何度も聴いた歌声が響き渡っている。ギターやドラムス等楽器の音もロックコンサートのようなかなりの音量である。遅れて来た悔しさは一瞬にして吹っ飛び、どんどんコンサートの空気に浸ることができた。
途中休憩が20分ほどあり、アイスクリーム売りが席間を回って来る。なぜかイギリスのコンサートでは必ずアイスクリームを売っている(し、皆揃って食べているのがおかしい)。
コンサートプログラムも手に入れた 5.05ポンド この端数は何だろう?
休憩時間にボーカルのMaddy Priorが最後尾の席まで来て座って観客に何かを配っている。その場ではわからなかったが、後で判明したのは創設メンバーの一人であり彼女の元夫であるTim Hartが癌と闘病中で、そのチャリティのようだった。しかし近くで見ると、長年写真で見て来た若い頃のほっそりした女性が今やすごい貫禄のあるおばさんになっている(声は全然変わらない張りのある昔のままなのだが)。自分も同じ年齢なので他人のことは言えないが・・・。見渡せば観客も40年前には学生や若者だったらしき人が圧倒的に多い。みんな同じように年齢を重ねて来たのだ。だから見ず知らずなのに同窓会的な雰囲気がなきにしもあらずだ。
休憩後の第2部も"Hard Times of Old England"等たっぷり名曲の数々を聴かせてもらい、結局"All Around My Hat"を含むアンコールが終わったのは22時10分。遅れて来たとは言え約2時間楽しめたので大いに満足。
さて、ロンドンに帰らねばならないので、既に雨の上がった道をまたまた急ぎ足で駅に向かう。そして22時21分発の列車に滑り込んで23時57分にPaddingtonに到着。途中駅で長い停車等があったので往路より30分以上余計にかかった。しかし、ロンドンに帰ることさえできれば、後は深夜バスを乗り継いで帰宅できるので一安心。
こんな深夜に鉄道駅に来たことはなかったが、まだロンドンを出発する列車があるのだ。帰宅するらしい乗客がその列車へ急いでいる。本当にロンドンの公共交通機関は便利だと思う。
1時過ぎに帰宅。夕食は赤飯。
2時45分就寝。
2011/11/29(火) 12:10:07 |
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7時35分起床。快晴のち雨。気温11~5℃。
珍しく4日連続で晴天。晴れると窓ガラスの汚れが目立つ、と言うわけで、引っ越し後初めて窓ガラスを磨く。それからテーブルとイスのレイアウト変更。
ロンドンでもまともな和生菓子が手に入ることがわかったので、その店「源吉兆庵」へ。場所はPiccadilly CircusとGreen Parkの中間で、Fortnum & Masonのちょうど向かい辺り。大福か葛餅か少し迷った末に、結局抹茶饅頭を8個買う。今日のパーティの参加予定者は7名だ。
Finchley Roadまで戻り、"Natural Natural"という小さな日本食料品店(まだコンビニなどなかった頃の田舎の八百屋のような佇まい)で、"赤飯の素"を買う。昨日小豆を買ってはみたが、豆を一晩水に浸すところからやろうとすると準備に時間がかかるので、ここは手抜きに変更。
さらにWaitroseでサラダにする野菜とケーキを買う。
帰宅後、いよいよ仕込みを開始。まずポテトを茹でる。平行してデザート用にクシ切りにしたリンゴを砂糖とともにじっくり煮込む。その間にトマト、レタス、きゅうりを刻んでサラダの準備。ポテトが柔らかく煮えたら皮をむいて、ミンチと玉ねぎを炒めたものとよく混ぜ合わせ小判形にする。エビの下ごしらえは予想以上に時間がかかった。皮むき、背腹ワタ取り、それから包丁入れ(揚げた時に曲がるのを防ぐため)、これを40尾やるのに1時間以上かかった(と思う)。
開始時刻の18時前に一番乗りはNATSUKO、間をおかずGOROが初参加のKAKOを伴って到着。さらにMAKIKO、WAKUが続く。ちょっと間をおいて、直前に飛び入りの同伴者を連れて行っても構わないか?と電話連絡のあったRYOKOがKENNYとともに到着。この段階で部屋はいっぱいいっぱいだ。
メイン料理の準備をする間、まずはクリスプスとビール、ワイン、それにサラダでスタート。もうみんな4~6月のように毎日同じクラスにいるということもなく各自選択したModuleにバラバラに出席しているため、久々の再会で大いに話の花が咲く。
エビフライの完成 うまくまっすぐにはできなかったが味には関係ない
さらに栗赤飯が完成 ちょうどいい具合に仕上がったようだ
続いてコロッケが完成(写真なし)。この頃にようやく最後のWAKAが到着。家庭教師をしているそうで遅くなったとのこと。何かまるでずっとロンドンに住んでいる人のようだ。取り分けておいた分を一挙に食べてもらう。
デザートコースに入る。
まずは抹茶饅頭をお茶受けにしておうす 今回は茶道の心得があるAMIが参加できなかったのでうまく立てられる人がいない
さらにデザートの第二弾としてケーキ(市販品)にストロベリーソース(自家製)添えとリンゴのコンポート(自家製)にバニラアイスクリーム(市販品)添え、そしてダージリンティー
しかしこういう大勢で過ごす楽しい時間はあっという間なのであった。
最後に全員で記念写真を撮る このとき既に23時をまわっていた
この後、食器洗いと後片付けはみんなで手伝ってくれた。さらにみんなは週末なのでこれから大雨の中を朝までやっているクラブ(?)へ!だが、当方は夜更かしにからっきし弱くなったのでパス・・・
本日は過去2回より多い8名が来訪したが、イスも食器類も何とか足りた。狭いとは言え大勢だとより楽しい。パーティをやると、みんなといっぺんに会えるし、部屋の掃除もできる、料理のレパートリーも増える、と良いこと尽くしなのだ。今日は飛び入りのKENNYとも友達になれたし、とても良い日だった。
2時05分就寝。
2011/11/28(月) 12:08:51 |
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7時05分起床。快晴のち曇のち晴のち快晴。気温8~5℃。
今日はとても忙しい一日だった。というのは明日3回目のパーティー(食事会)を開催する予定だからである。8月9日のHouse Warming Partyがとても楽しかったのでぜひ毎月開催しようと決めていたのだが、9月27日の第2回以降10月は実現できずに終わり、まる2ヵ月ぶりの開催である。
何が忙しかったかと言えば、キッチンとバスルームの掃除、冷蔵庫の掃除、クロスやマットの洗濯、溜った新聞の整理、食材の買い出し、等である。実施は明日の夕方なので明日も準備時間は十分あるが、できることは早目にやっておいた方が良い。特に家具を移動して行う大掃除はパーティ前の準備の一つだが、これはなかなか良い(大掃除の)きっかけになる。
ランチはレンジでパスタ
午後は買い出し。今日の一番の買い物はBorough Marketの魚介専門店でKing Prawnを40尾。それからJapan Centreでパン粉、栗、小豆、餅米等を買う。
買ったものを一度持ち帰ってから、再度外出。22日に続きInstitut FrançaisのCiné Lumièreへ。今週はフランスのサイレント時代の巨匠タチ(Jacques Tati:ジャック・タチ)の作品特集で、18時30分から"Parade"(パラード)の上映があった。
これはタチの最後の作品となる1974年制作のサーカスを舞台にした映画で、本人が主演。いろいろなスポーツをパントマイムの一人芝居で見せるのだが、とても芸達者である。何十年か前の最初の学生時代にはフランス・ヌーヴェルバーグの映画作品を好んで見ていた時期があったが、その一世代前に当たるタチについてはこれまで実際に見る機会がないままだった。しかし、今日のこの作品だけでタチの魅力が十分に理解できた気がした。これからまだ1週間続くので可能な限り見に来たいと思った。
夕食はレトルトカレー
2時15分就寝。
2011/11/27(日) 12:08:19 |
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7時10分起床。快晴のち晴一時曇。気温11~7℃。
本日の"Art and Society"のテーマと訪問先は"Courtauld Institute Galleries"(コートールド美術館)。場所はトラファルガー広場からほど近く、Strandという幹線道路に面して立っているSomerset House(サマセットハウス)の一角を占めている。
サマセットハウスは元は貴族や王族の屋敷だったもので、巨大なロの字型に並んだ建物群であり、中央部の中庭に冬期だけアイススケートリンクが作られている。Natural History Museumもそうだが、こういった大きな建物の前庭とか中庭に一時的に屋外スケートリンクを作るのが伝統なのだろうか?そういえばニューヨークのロックフェラーセンターも同じだ。
午前10時30分頃の太陽を背にした中庭と建物
右手のSKATE HIREの表示を見て2週間ほど前にここを通り過ぎたことを思い出した。
これがスケートリンクだが午前中はまだ混んでいないので滑り易そうだ
建物はオリジナルのものではなく再建されたものだがそれなりの風格がある
大学から三々五々移動して来るため入口で全員が揃うのを待っているところ
館内地図 1st Floorと2nd Floorに主として印象派の絵画コレクションが展示されている
National Gallery等と違って比較的こじんまりした美術館だが、収蔵品はマネ、モネ、スーラ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、ゴッホ、ピサロ、ルーベンス等超一流品揃いである。観光コースには入っていないがなかなか落ち着いた雰囲気でゆっくりと心ゆくまで絵を見るのに適している。
一角には巨大なクリスマスツリー 木は大きいがデコレーションは少な目かも?
ランチ用にサンドイッチとカットパインを買ってRegent校舎へ戻る。
14時からは"Speaking Skills"の授業。スタートした9月には16時に終わっても外はまだ真っ昼間のような明るさだったが、今はもう宵闇が近づいている。食料品を少し買って帰宅。
夕食はすき焼きと赤飯
0時45分就寝。
2011/11/26(土) 12:07:20 |
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7時30分起床。快晴のち晴。気温12~9℃。
朝から実に気持ちの良い晴天。天気と気分には強い相関関係のあることがますます明白になってきたようで、今日はごく自然にMarylbone校舎へ足が向いた。
10時からの"Introduction for Tourism Planning"のgroup discussionに出席。各グループの討論に講師が1人付くと言う形。40分間で終了したので、いったん帰宅。
ランチはスパゲティとパン
午後は"Speaking Skills"の授業へ。やはり宗教についての議論は難しい、というか論理的に筋道立てて話せないのでフラストレーションが溜る。そもそも日本では宗教教育など受けたことも誰かと話し合ったこともないし、仏教や神道に関する基礎知識も乏しく、自分の考えというものが固まっていないのだ。
終わってからOxford Streetへ出ると16時過ぎの夕闇の中にイルミネーションが輝いている
Christmas Carolの看板?が中空に浮いている
夕闇の空が青くて美しい
今週末のコンサートの前に一通り聴き直しておこうと思って、HMVでSteeleye SpanのCDを2枚買う。31ポンド(約4,300円)。
日本ではTower RecordやVirgin Megastoreが店じまいしてから大型のCDショップがなかなか見当たらなくなった。ロンドンでも4月にはOxford Circusの東側にあったBorder's Store(基本的には書店だが最上階にCD/DVDフロアがあった)がいつの間にかつぶれてなくなってしまった。
HMVは幸い今のところあちこちにあるし、品揃えも多くてときどきお世話になっている。日本はもちろんのこと米国の大型店でもまず置いていないようなBritish TradやFolk、Irish Musicなどが数メートル幅の棚に5段か6段くらい並んでいるのを見ると、思わず棚ごと全部買い占めたくなる。それぐらい宝の山があるのだが、なぜかFolk & Trad系のCDは廉価版がなく高いのでたくさん買えないのが辛いところだ。
夕食は麻婆豆腐と赤飯
23時45分就寝。
2011/11/25(金) 12:05:59 |
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7時55分起床。曇。気温14~9℃。
2週間ぶりにフィドルレッスン。この時間は大学の授業とは違って自分で止めると決めるまで終わりがないところが嬉しい。週一度のレッスンの他に2日に一度くらいのペースで30分ほど練習する程度ではうまくなることは難しいが、自分で音を出して楽譜のメロディをなぞっていると、雑念も払えて非常に気持ちが落ち着くことは確かである。もちろん楽譜通りではなくいろいろなメロディバリエーションを装飾音やアドリブを駆使して次々と展開して行くTraditional Music本来の奏法にまで到達することは今のところ遥か彼方の遠い目標であるが、2ヵ月前には音程の弾き方さえまったくわからなかったのだから、42.195kmのフルマラソンに例えればようやく最初の200mくらいはコースアウトせずに進んだのかも知れない。
30分に1本しかないOvergroundの列車の時間に合わせて10時15分スタートにしてもらっているレッスンを11時15分に終えて、いったん帰宅。
ランチはマカロニ
午後は、昨日提出するはずだったAssignmentのアップロードができないままなので、LibraryのPCで試してみようと思い、Regent校舎へ出かける。
すると、驚いたことに一発でアップロードに成功。昨日も自宅からイントラネットへつながってはいたのでアクセス上の問題等ではないはずだが、何が原因だったのだろうか?いずれにせよ、提出日時に1秒でも遅れると(確か)30%減点のペナルティがつくので、それはもはや免れ得ない。まあ提出できなかったよりはマシというところか・・・
出かけたついでにRyman'sでプリンター用インクを、Marks & Spencerでソックスを購入。
夕食は昨日に続いてすき焼き
1時00分就寝。
2011/11/24(木) 23:05:07 |
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7時45分起床。雨のち曇一時晴。気温14~9℃。
2週連続で雨の週明け。今日は"Music and Its Audience"のAssignment(課題)提出の締切日だが、未完成のため授業は欠席。昼前には何とか完成してオンラインでアップロードを試みるが、なぜかうまくいかず。こういった事態になると"Art and Society"のようなアナログの方が良いと思うのだが・・・。
とりあえず、ランチはハムとマッシュルームのパスタ(レンジ加熱)で済ませる
午後の"Speaking Skills"は先週木曜を休んだため5日ぶりの出席。9月に始まったときは12週間をとても長いと思ったがもうあと3週間(9回)で終わりなのだ。
今週のテーマは"Culture and Belief"。一般論として日本人は宗教についての会話または議論するのに苦労を伴うことが多い(だろうと思う)。統計によると、自分は無宗教だと考えている日本人が多い一方、正月の初詣に始まり、結婚式、葬式、クリスマス等に何らかの宗教的行動(信心からかどうかはともかく)をする人が圧倒的に多いという現実がある。国内観光旅行に際しても著名な寺社に参拝することは極めて当たり前のことであろう。
世界で(信者数レベルで)主要な宗教と言えばキリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教と続く。ヒンズー教以外は一神教であり、一人が複数の神なり宗教を信じることはあり得ない。日本は仏教国だと思われているようだが、実際には神道の信者数が仏教信者を上回るらしい。しかも両者を合計すると軽く2億人を超え全人口の倍近くになるというのだから、その時点でもう外国人に説明することは困難になって来る。
もちろん宗教に関する書籍をひもとけば、日本の民俗信仰(土俗信仰、自然信仰)に由来する神道と伝来宗教である仏教の関係を歴史や政治や文化と絡めて詳しく解説してあるのだが、それをすっきりと理解して自分の言葉で整然と説明できる日本人がどれだけいるだろう?
もし、外国人に向かって自分は無宗教だと言えば無神論者と間違われる恐れがあるし、初詣や結婚式、クリスマス、葬式、墓参、七五三、新車のお祓い、上棟式等々への能動的参加の実態を言えば既に無宗教であるはずはなく、しかしどの信者かもわからなくなる、という、我ながらやっかいな状況なのである。
日本人同士なら多くの場合お互いに似たり寄ったりなので別に困ることはないが、いったん外国人と話をすれば話している自分自身がだんだんわけがわからなくなるのだ。多神教であるヒンズー教徒だって複数の宗教を同時に信じているわけではないので、多神教も一神教もひっくるめて同時に(自覚の有無は別にして)受け容れている日本人ってやはり世界の中では異端なんだろうか?
帰途Japan Centreで買って来た薄切りビーフはポーランド原産 100g当たり400円強だから安くはないが高いとも言えない
無事夕食のすき焼きに変身
0時30分就寝。
2011/11/23(水) 23:03:50 |
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7時45分起床。快晴のち雨のち曇ときどき晴。気温12~8℃。
朝から快晴だったのでシーツ等を洗濯。ところが昼前には大雨となる。まあ屋外に干しているわけではないので濡れるわけではないが乾くのが遅れそう。
その後は曇ったり晴れたりの目まぐるしい天気。
ランチは2週間前にARIGATOで買ったグリコの「カレー職人」、レトルトカレーの種類の多さでは間違いなく日本が世界一だろう 1.8ポンドだから250円くらい
もう日も暮れた16時半頃に外出。どこでだったか忘れたが偶然パンフレットを手に入れた"French Film Festival"に行ってみようと思ったのだ。会場はtubeの South Kensingtonの近くにある”Institut Français”(アンスティテュ・フランセ)の中の”Ciné Lumière”(シネ・リュミエール)。
その途中に照明で明るく照らし出された建物が目に入った。
アイススケート場だった
建物はNatural History Museum(自然史博物館)だが、その前庭に11月5日から1月17日までの期間限定スケートリンクが出現していたのだ。
そこを通り過ぎてまもなく、夜間はちょっと閑散として寂しい通り沿いにInstitut Françaisがある。いわばフランス政府(文化省?、外務省?)の出先機関で、フランス文化芸術のPR拠点としてフランス語教育、図書室の運営、講演や映画などのイベントを行っているところだ(日本にも東京と京都に同様の施設がある)。そこで1週間にわたってフランス映画が上映されるのだ。
今日の上映作品は"Tabarly"という2008年公開の作品で、入場料は7ポンド(約1,000円)。
ほとんど予備知識もなしに見たのだが、真に凄いドキュメンタリー作品だった。フランスのセーリング(ヨット)の世界のみならず、広く国民的英雄として尊敬され続けているEric Tabarly(エリック・タバルリー)本人が出演しているヨットレースの実写映画だ。劇映画のような凝ったストーリーがあるわけではなく、淡々とレース中およびその前後の映像と本人の話が続くだけだが、思わず引き込まれるような映画だった。まるで一緒にヨットに乗って海の上にいるような気分になった。
日本ではヨット人口自体が多くはないし、ましてフランス人セーラーであるタバルリーのことは全く知られていないと言っても良いだろうが、とにかく凄いとしか言いようがない(彼自身、セーリング、この映画、のすべてについて)。数々の大会で優勝経験があり、多くの後継者も育成したタバルリーだが1998年にレース中に大波に飲まれて66歳で亡くなったそうだ(歿後10周年を記念して制作されたのだ)。
世界最古で最大の国際ヨットレースであるアメリカズ・カップに日本が参戦した1992年と1995年にチームリーダーとして乗り組み、1997年にやはり別のレース中に落水して行方不明になった南波誠氏(京都産業大学ヨット部OB)を思い出させる。
上映後、製作者のスピーチと司会者との質疑応答ががあった(立ったままで)。
夕食はレトルト食品でBraised Beef(牛肉の蒸し煮)シチューのようなものかと思ったが、もっとシンプルな味だった(と言うか、ほとんど味がない)。
1時30分就寝。
2011/11/22(火) 23:06:02 |
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7時05分起床。曇一時晴のち雨ときどき曇。気温16~8℃。
今日はCultural ProgrammeでHampton Court(ハンプトンコート)へ行く。かつては国王の住まいとして使われていた。特に有名なのはヘンリー8世とその妻たち。
高校時代に見た映画の中で最も印象に残っているものの一つに"A Man for All Seasons"(邦題:わが命つきるとも)がある。ヘンリー8世をロバート・ショー、ウルジー枢機卿をオーソン・ウェルズ、アン・ブーリンをヴァネッサ・レッドグレーブ、トマス・モアを昨年亡くなった有名なシェークスピア俳優ポール・スコフィールドがやっていて、暗い映画(ストーリーも映像も)だが、とても感動したことを覚えている。ただし、ハンプトンコートは本物ではなくてスタジオセットだったらしい。
9時30分にWaterloo Station集合。かつてはユーロスターも発着していた大きな駅である。
ウォータールー駅構内
面白いものを発見 予約なしで受け付ける旅行者向け診療所
この列車?
ハンプトンコート駅
ハンプトンコートへの道順が英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語そして日本語で示してある。近い将来中国語も加わるのだろうか?
案内のとおり橋を渡ると右手に見える
正門
正門を入ってなおしばらく歩くとまた門
さらに歩いてようやく本館の入口
中庭
時計 というか年間カレンダーを表示できる?
迫真の演技をするヘンリー8世と家来たち(と観客) 光量不十分のためブレている
キッチン(往時の再現)
すべてこの薪ストーブで加熱調理する(再現)
ローストポーク?(これも本物ではない)
The Snug(パブの個室)という名のカフェ
中は良く見えないがここでランチ
Beef and Ale Pie(ビーフアンドエールパイ)ポテトサラダと野菜添え ティーを含めて9.4ポンド(約1,300円)
中身はぎっしり
木の造形が面白い
木々が整列している ちょっとユーモラスな印象
木の子型に剪定された木々
1本の木をクローズアップ やはりヘンな感じだ
こちらは地面まで葉がついているパターン
迷路 約400坪の敷地を使って2m以上の木々によって迷路が造られている 中心まで到達するのに平均20分かかるらしい
これが迷路の中心
迷路の地図
宮殿全体の案内図
庭園から見た宮殿 シンメトリーになっている
庭園
円錐形に剪定された木
丸池
広い庭園の植栽も見事なシンメトリー いわゆるイングリッシュガーデンではなくフランス式幾何学庭園だ
ブドウの木を保護するための建物?
ブドウの木の歴史の解説
これは世界一長い枝を持つブドウの木なのだ
ギネスレコード認定証
建物の屋根が逆光でシルエットになっている
シングルスカルの練習 宮殿関係者?それとも近隣の人? 場違いのようでもあり、何かホッとするようでもあり・・・
ロンドン行き発車時刻の掲示
帰りの列車
ハンプトンコートは今回初めて訪問したが、思った以上に広大な宮殿で見応えがあった。庭園も含めてかなりの距離を歩いた気がする。
夕食はハム、ポテト、白菜と揚げの炊きあわせ
1時35分就寝。
2011/11/21(月) 23:05:05 |
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7時55分起床。雨ときどき曇のち晴。気温15~7℃。
10時に予約しておいたSt. John's WoodのNippon Club診療所へ。10日前に風邪で受診したときにポスターを見て、今冬も強力なインフルエンザが猛威を振るうという予測もあるようなので、予防接種を受けることにしたのだ。予防接種は診断にも治療にも当たらないので保険の対象外となり自己負担60ポンド(約8,500円)の現金払いである。
10日前に比べると体調はかなり良くなってきた実感があるものの、まだ万全ではない。30年ほど前まで煙草を吸っていた頃は結構風邪をひきやすくて毎年2、3回くらい風邪と付き合っていたものだが、体調管理(禁煙のみならず、汗をかいたらすぐに着替える、空気が冷えて乾燥した屋外や人混みに出る時には必ずマスクをする、等)に気をつけるようになってあまり風邪をひかないようになった。
しかし、授業中はいやでも人混みの中に2時間近く滞在するうえ、咳をしている学生がいつも何人かいるのが気にはなっていた。特に教室の構造上、密閉度(人口密度)が高い"Music and its Audience"の授業は要注意だった。それでも結局風邪をひいてしまったのは(他に心当たりもないので)あの授業のせいだと思っている。こちらでは日本と違って誰一人マスクなんかしていないからだ。
一度帰宅して、ランチはラビオリ
15時頃に再度出かけ、ICCオフィスに届いた郵便物を受領に行く。約1ヵ月後にHammersmith Apolloで開かれるRay Daviesのコンサートのチケットだ。1982年2月と1993年10月の2度、彼がリーダーだったThe Kinksの来日コンサートを見に行ったのは確かだが、どういうわけかすっかり記憶から消えてしまっている。演奏曲名はおろかメンバーの服装等何もかもが白い霧の中の出来事のように結像しないのだ。来日が実現したこと自体、余りにも現実のこととは信じられなくて呆然としていたのだろうか?しかし2度ともというのは考えにくい。事前の期待が大きすぎて演奏に幻滅したのか?いやそれもないと思う。まさか来ないだろうと思っていたBob Dylanが1978年2月に初めて来日コンサートをした時のステージの様子は今でもはっきりと目に焼き付いているのに・・・
1960年代の3大ブリティッシュロックバンドと言えばThe Beatles、The Rolling Stonesは不動だが、あと一つはThe WhoだったりThe Kinksだったり一定していない印象がある。しかしロンドンに住むようになって感覚的にわかって来たが、やはりRay Davies率いるThe Kinksはモッズ族の代表として名を上げたThe Whoよりもはるかに総合的に見てイギリス的!なんだと思う(良い意味でも悪い意味でも)。
8月20日のWalking TourでHampstead Heathに行ったとき、Kenwood Houseの前にあった野外コンサートのポスターにRay Daviesの名前があった。しかしコンサートはもう終わった後だとわかったのでとても残念な思いをしたのだ。ところが12月に大きな会場でコンサートを開くことを見つけたため、矢も楯もたまらずにチケットをオンラインで入手した次第である。
チケットを手にしてちょっと浮き浮きしていたのでPiccadilly Circusまで歩いてChina Townを横切った。が、急に思いついてLoon Fung(龍鳳)という大きな中国食品スーパーに入った。すると美味しそうな冷凍餃子があったので試してみることにした。日本では年初めに中国製異物混入餃子が問題になっていたが、ロンドンでは多分何ともないだろう、という根拠のない安心感で・・・ 1袋3.39ポンド(約480円)
さらに大好きな烏龍茶も無茶苦茶安いのにつられて 1.49ポンド(約210円)
全般に言えるのは、同じ種類の食品でも日本食品スーパーよりかなり安い。これからはもっと利用しよう。
夕食はもちろん焼餃子とサラダ
これが旨いのなんのって・・・久しぶりに焼餃子の味を堪能した。本来中国の餃子は茹でるのが基本だから、焼餃子はほとんど食べる機会がなかったのだ。
0時05分就寝。
2011/11/20(日) 23:04:22 |
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7時25分起床。曇のち晴。気温14~12℃。
今日は"Art and Society"のAssignment締切日。課題は今までに訪問した美術館等の展示品からいずれか作品を選び、自分なりの分析、感想、解釈等を1000語以内にまとめること。
このクラスの現地見学を通じていくつか発見があったが、中でも建築物ではSt. Paul(セントポール大聖堂)、絵画では18世紀のイタリア人画家Canaletto(カナレット)のVenice(ベネチア)の風景が強く印象に残った。しかし、建築物の説明より絵画1点の方が簡単だと思ったので結局Canalettoの"The Basin of San Marco on Ascension Day"(キリスト昇天祭の日のサンマルコ係船地)をテーマに決めた。
この画家はNational Galleryで初めてその作品を見るまで名前さえ知らなかったのだが、地元ベネチアの風景を描いた作品がたくさんあって、ほとんどの作品はかなり広い景色(遠景)を捉え、画面内のすべての建物や地上、船上の人物一人一人にいたるまで精密に書き込んであるところに大きな特徴がある。ある意味では生物学の顕微鏡像のスケッチのような精密さにも似ているところから目に止まったのであるが、実はよく見るとディテールの省略もかなりのものなのだ(そこが顕微鏡スケッチとは決定的に異なる)。
しかしいざ作文に取り組んでみるとなかなか字数が増えなくて困った。本当は昨日のうちに片付けておく予定だったのだが完成は今日に持ち越して、さらに今日も午前の"Art and Society"を休み、午後の"Speaking Skills"も休み、16時前にやっとのことで完成。
途中、ランチをマカロニグラタンとパンで手早く
完成したら次はどうするのかと言うと、他のほとんどのModuleはオンラインでメールに添付して提出するのだが、このModuleはプリントアウトしたものを学内のModule専用ポストに投函することになっている。
とりあえずtubeでOxford Circusまで行って、ICCオフィスに近いWells校舎へ向かう。その時点ではまだポストの場所がよくわからないままだったが、クラスメートも当然今日提出しているはずだと気付いたので、YURIに電話して教えてもらう。すると、つい先ほど投函してきたばかりだそうで、その場所まで案内してくれるとのこと。それはたいへん助かるので、校舎の入口で待ちあわせる。
こうして、18時の締切時刻のわずか40分前に何とか投函完了。小学生の頃、夏休みの宿題を仕上げるのは決まって最終日の8月31日だったものだが、わかっていても余裕を持って片付けることができず、締切ぎりぎりまでかかるという性向は一生涯変わらないのだろうか?だろうな・・・
さて、課題完了の自分へのご褒美だけはちゃっかり用意してあった。National Portrait Galleryで開催中の"Beatles to Bowie"という写真展と本日だけの特別レクチャーである。
レクチャーは19時スタートなので、その前に写真展を見る。展示物の撮影は禁止されていて1枚も撮れなかったが、1950年代から1980年代頃までのミュージシャンやロックバンドの写真が年代ごとにレイアウトしてある。名前しか知らないバンドも写真を見ればその時代の雰囲気まで含めて既視感を覚え、YardbirdsやJohn Mayallくらいからはその頃の日本の音楽雑誌の写真で見たことがあるし、BeatlesやStones、ZepplinやCreamに至っては懐かしさにただ見とれてしまってその場を離れ難い有様。
と、しばし高校生の自分に戻ったかのような感慨に浸った後、いよいよレクチャーへ。
ステージには3人のおじさんたち
彼らは"The Beatles' London"(ビートルズのロンドン)の共同著者なのだ
彼らは手分けしてロンドンのビートルズに縁の地467ヵ所の現状を調べ上げ、1960年代の写真とまったく同じ位置でフレームとアングルも忠実に再現して撮った現在の写真とともに詳細な説明文を付け232ページの本を作ったのだ。地域ごとに整理されているので、今住んでいるWest Hampsteadも、通学の通り道で馴染み深いSt. John's Wood、Merylbone、Regent Park辺りもこの本を一読すればビートルズ(のメンバー)がいつごろ何をしていたのかすぐにわかる。レクチャーの後で購入者のためのサイン会があり12.99ポンド(約1,800円)で手に入れた。レコードのジャケット写真の撮影場所もわかるし、これから実際に行ってみようと思えば絶好のガイドブックだ。
かくして写真もレクチャーも存分に楽しんで大満足の夕刻であった。
夕食はレトルトカレーとサラダ
食後、早速本を読んでいるうちに深夜になってしまった。
2時10分就寝。
2011/11/19(土) 23:03:37 |
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7時00分起床。曇。気温14~12℃。
今日は"Tourism Planning"を欠席して、明日閉め切りの"Art and Society"のAssignmentのエッセイを書く。Libraryに行って参考図書を読もうとするのだが、やたらと眠気が強くて全然読めない。睡眠不足というわけではないので、恐らく精神状態が影響しているものと思われる。目の前の課題に取り組むよりも逃避したいという潜在意識が働いているような気がする。
ランチはJohn Lewisの地階にあるWaitroseでサンドイッチをtake away 一番好きなサンドイッチはハムとチーズのサンドイッチ アフターヌーンティーには欠かせないキューカンバーサンドも良いけどスーパーには置いていない
もしアメリカで同じものを探せば具がこの十倍以上はあるはず しかもパン自体もこの倍以上の枚数が供されるはず イギリスで良かった!!
午後は"Speaking Skills"に出席。先週のpresentationの評価シートが各自に返された。総評としてはテーマの選択(日本の薬物濫用)と十分な下調べ、話し方、態度など、概ね良い評価を得たものの、当日使った表現よりもっと英語らしい常套表現の具体例が10ヵ所余り提示され、また発音の問題、例えばLとRの言い分けとかTHがZに聞こえること、ストレス(強勢)の不十分さ、ときどき話すテンポが悪くなること、などが指摘されていた。
社会人となってからこれまで何十年もの間、曲がりなりにも英語をしゃべっているつもりでいたが、実際はそういった問題を(自分では気付かずに)抱えたまま過ごして来たんだ、という事実に直面し、ただ唖然とする思いであった。今更完全な矯正はできないかも知れないが、心がけて意識することはできるので、この経験は遅すぎるということはなく大いに意味あるものだったと思う。
夕食はもちろん昨日の続き 鍋にいっぱい作ったからにはそう簡単に無くならないのだ
23時15分就寝。
2011/11/18(金) 23:02:43 |
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7時05分起床。曇のち晴。気温13~9℃。
今日のフィドルレッスンはPeteに予定があって1回パスである。無くなると逆にその位置づけがよくわかるものだ。10月以来毎週火曜の午前中の1時間は、1週間のリズム作りにとってとても重要なアクセントになっている。
"Tourism"の課題について考えているうちに、websiteで日本の観光白書に行き当たったため、何年分かをダウンロードして通読する。ヒースロー空港の拡張計画(英語)を読むよりはるかに面白い。役所の作った文章ではあるが構成もしっかりしていてわかりやすい。観光立国を目指していろんな統計や課題について論じられており、何か自分の将来へのヒントが見つからないものかという目で見るが国や産業界レベルの話ではちょっと遠い感じがする。
午後、天気が良くなって来たので急にTate Modern(テートモダン)に行こうと思い立った。近代美術館としてはニューヨークのThe Museum of Modern Art、通称MoMA(それもリニューアル前の旧館)が特に好きだったが、数年前にテムズ川から見えるテートモダンの階上にあるレストランでランチの機会があって訪問してからこちらも好きな美術館の一つになった。
最寄りのtube駅はSouthwark、ついサウスワークと読みそうだが、サザークが正しい発音である。
駅から少し歩くと間もなく裏側に到着
正面(テムズ側)に回ると巨大な煙突が建物の壁面に沿うように据えられているのがわかる
真下から見ると天空に屹立するような煙突
St. Paul's(セントポール)がテムズを隔てて真向かいにある 右手はミレニアムブリッジの南端
館内に進むと奈落のような空洞が目に入る この建物が火力発電所だったことを彷彿とさせる
入口から階段またはエスカレーターで上がって行く エレベーターもある
上階からはセントポールとその東に広がるシティの光景が 工事も盛ん
B1には大きなショップが見える
さらに拡張する計画が掲示されている
夕食は味噌鍋に初挑戦 具はサーモン、白菜、里芋、豆腐
BBCテレビで3D放送(試験放送?)をやっていた
現在の技術ではこんな赤青メガネをかけないといけないのがうっとうしい
裸眼で見るとダブって見える 目が変になるのであまり見ていたくない映像だ
0時10分就寝。
2011/11/17(木) 23:02:01 |
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7時05分起床。雨のち曇ときどき晴。気温14~9℃。
今週は雨の週明けだ。今日"Music and its Audiences"のAssignment(課題)の締切日なのだが、一言も書けていない。ただでさえ天気に気分が大きく影響されるのに、月曜の朝がこれではやりきれない。
先日のICCのtutorialに臨んで自ら解明した(つもりの)ことだが、月曜と水曜のModuleについては期待と現実のギャップがあって最後まで食いついて行ける自信がない、と言うか時間の無駄とさえ思えて来ている。滞在期間を後4ヵ月余り残す時点で、多くの時間を割いてまでレポートを作成するより、もっと自分の本当にやりたいことに時間を振り分けることがより良い選択なのではなかろうか?
いったんそういう考えが浮かんでしまうと、どんどんそちらへ転がり出して逆戻りできなくなって来た(気がする)。人間どうしても楽な方へ流れやすいということも認めざるを得ないが、実際問題としてこの1年間を楽しく?過ごすために時間と資金をかけて来たのだからその初心に従うべきだ!という内なる声に(それが事実だと思うから)抗いきれないことは仕方ないのだ、なんて開き直っている。
まあこちらで何かを学習して学位や資格を取るなどと言うモチベーションがあれば違っただろうが、所詮はプログラムのパーツの一部に過ぎないではないか?
などとエクスキューズを自問自答しているうちにもう昼になった。
ランチはラビオリ
天気も回復して来たので(いや回復しなくても多分)、午後のSpeaking Skillsのクラスに向かう。おかしなもので、当初はこんな英語学習を秋になってもまだ続けるかぁ、と思っていたのに今はむしろこの授業を楽しんでいる。このModuleだけは非英語圏学生向けなので授業の会話がすべて理解できると言うことが大きい。わからなければ聞き直せるし、ペアやグループで話し合うときにも外国人がしゃべる英語だから発音もスピードも互いに同程度のレベルだから安心なのだ。
そう考えてみると、やはり英語ネイティブの学生と対等に討議できるまでにはかなりのやる気と努力が必要で、自分にはその熱意が足りないのだ、と言えるのかも・・・。でもまあ、持ち前の楽観主義でできるだけネガティブには考えないようにしよう。
帰りにまた食品の買い物。冷蔵庫が小さいこともあって、余りまとめ買いせず小刻みに毎日買い物しているような気がする。まあ近くにいくつも便利なスーパーがあるから、そこを我が冷蔵庫だと考えておけば良い。
夕食はハム、チップス、サラダ
23時15分就寝。
2011/11/16(水) 23:00:32 |
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7時25分起床。曇のち快晴。気温14~8℃。
午前中は1週間ぶりの掃除、洗濯で過ごす。昼前には秋晴れになった。昨日は終日雨で肌寒く、強風のため花火が中止されるほどだったから、今日と逆だったら良かったのかも。
先週は、週初めからずっと気分が沈んだままで推移し何事にもさっぱりモチベーションが上がらなかった。あえて意識しないようにしてはいたのだが、その原因が6日のケンブリッジ再訪にあるのは明らかだ。
あの日、ふとGreat St.Mary's Churchの庭を見た瞬間、5月23日のCultural Programmeでケンブリッジツアーに行ったときのピクニック(屋外でのランチなど飲食の総称)の光景が幻影となって目の前に現れた。あの頃はまだロンドンに来て1ヵ月目で、クラスメート達とも打ち解けて仲良くなってきた頃だったので、今から振り返るといわば何もかもがバラ色の時期だったのだ。これから送る生活に期待や希望が満ちあふれていたのだ。
しかし今はもう1年間のプログラムの3分の2近くが過ぎてしまって、そろそろ留学生活の終わりとその後のことを真剣に考え始めなければならない。学習面では未だに英語力が向上したという実感がまるでないうえに、Moduleの課題は次々と締切が迫って来る。それに何よりも心を重くしているのは、この時期の天気である。日本と比べると天国のような爽やかな気候と夜9時を過ぎても明るいあの春と夏を経験した後の、この雲りがちで雨が降れば寒く、日の出は7時半頃と遅く夕方は16時頃にもう暗くなってしまう日の短さとも合わさって精神的拷問に晒されているようにさえ思えるのだ。"希望に満ちた明日"とは完全に正反対のイメージが今を形容するのにふさわしい。
雨や曇だとうっとうしいが、底抜けの青空だと今度はむやみに寂しさ(寂寥感)が増す、となっては心理状態が完全にネガティブスパイラルに陥ってしまった、と言う他ない。
ひょっとしたら百年前に夏目漱石もこんな気持ちになっていたのかも知れない、などと思ってしまう・・・
じっとしていると気分が落ち込む一方なので、Oxford StreetのHMV(大型ミュージックショップ)まで出かける。日本では入手困難そうなCDを2枚買い、ついでにRymansでコピー用紙(プリンター用)とプリンターインクを買う。さらにWaitroseで朝食用のパン、チーズ、ヨーグルト等を買う。
夕食はサーモンの塩焼き、白菜とお揚げの煮物
0時10分就寝。
2011/11/15(火) 23:01:51 |
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7時30分起床。曇ときどき雨。気温13~7℃。
約3週間ぶりにCultural Programmeに参加。11月の第2土曜日に行われる"Lord Mayor's Parade"と言うロンドン市長の就任を記念する儀式に付随するイベントである。ロンドン市長というのは2人いて、一人は行政上の首長でロンドン全域を管轄する。一方The City(シティ)地区には1,000年以上もの歴史を持つ国王の許可を得て置かれた市長職がある(現在は名誉職で任期は1年)。
今日の主役は後者である。公邸であるMansion House(マンションハウス)を出てGuild Hall(ギルドホール)を出発点とするパレードとともに王立裁判所での儀式を挟んでまた戻って来る。
11時にギルドホールをスタートするパレードは全長5kmくらいになるそうで、市長が出発する頃には先頭は既に王立裁判所に着いていると言う。
英国のパレードでは馬もまた主役である
迫撃砲?
雨と風ですごく寒そうだが手袋をしたまま演奏している。実際、強風のため見ている方も手が凍える。
バグパイプは素手で演奏している 手袋越しでは微妙な操作ができないのだろう
陸軍兵士の行進 小銃を腰だめの体勢にして引き金に指を掛けて歩いているためすごく臨場感がある 表情には全然緊張感がないが
迷彩を施したトラックの荷台には機関銃
Morgan Aeromax(モーガンエアロマックス)いかにも英国車の風格を持つレーシングカー 滑らかな曲線が特徴 このイベントのスポンサ―の一つなのかも?
こちらはベーシックモデルのPlus4
これはさらに未来型を思わせるGTモデル
再びブラスバンド
海軍の水兵 銃剣を装着している
クラシックな型の馬車
こちらは一昔前のイングランド兵?
St. Brides Church 行進を見終わって立ち寄る
教会の中に入ると暖かくてホッとした。中では飲み物や軽食がボランティアによって販売されている。ティー1杯が80ペンス(約110円)だった。
突如現れた遊園地?
ここはセントポール大聖堂でその敷地内に移動式遊園地がやって来たのだ。
5時に予定されている花火の開始時間を待つため聖堂内で1時間半ほど時間つぶし。しかし結局のところ強風のため中止と判明。
最寄り駅まで戻る途中にアイススケートリンク発見
靴はここで借りられる
ここはCourtauld Gallery(コートールド美術館)だ。冬期は中庭にスケート場ができるのだ。
さらに通りかかったのはThe Rules(ルールズ)という最古のレストラン
悪天候に終始した1日だった。雨だけならそうでもないはずだが、横殴りの強風のために凍えるようだった。
夕食はすき焼きの残り
23時15分就寝。
2011/11/14(月) 23:01:11 |
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7時20分起床。曇のち雨。気温16~11℃。
今日はいつもと違う金曜日。11時05分発のTubeで11時30分にNorthwick Parkに到着。
まずはランチをHarrow校舎内のUpper Crustで。ハム&チーズのバゲットサンドとコーヒーで3.75ポンド(約500円)。
今日は月曜日にアポイントを取ったグループ面談の日なのだが、指定時刻が来ても教室辺りには誰もいない。
C15という部屋のはずだが、本当に間違いがないのかどうか階段を下りて今一度アポイントの記入用紙が貼ってあるボードを見に行く。いざ歩いてみるとかなり広い校舎なので、そこまで行くだけでもそれなりに時間がかかる。確認してもう一度元の教室まで戻る。しかし状況は変わらず既に20分くらい過ぎているのに誰もいない。そのうちに雨のせいか薄暗くなった無人の廊下をうろついているのが不安になって来て、その場から一刻も早く離れたくなって来た。
ただ、教室の表示を見誤っている可能性も否定しきれないので誰かに聞いてみたいのだが、まるで人影がなく途方に暮れる。
どうも全然状況が変わりそうにもなく、宙に浮いたような状態にはもはや耐えられなくなってきた。しかしせっかくHarrowまで来たからには、気を取り直してライブラリーに備え付けのPC端末でオンライン文献検索を試してみることにした。
検索結果
目的の本にたどり着き、全文が読めるのだ 実に便利と言うしかない ただ画面で読み続けるのはちょっと苦しい気もする 解像度とかチラツキのせいだと思うが・・・
同じ本をライブラリーから探し出して来た。
やはり紙の本に慣れているせいか、こちらの方が読みやすい。しかし今日は確認だけで、読まずにそのまま書棚に戻した。
それから駅に戻りJubilee LineのSwiss Cottageへ。駅近くのMarks & Spencerでディスポーザブルタイプのドリップコーヒーとストロベリーを購入。
夕食は、昨日買って来た材料を用いてすき焼きを作った。やはりこの味は格別である。風邪も完治間違いなし。
23時10分就寝。
2011/11/13(日) 23:00:29 |
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7時20分起床。快晴のち曇のち小雨。気温14~8℃。
今日は薬の効力、自然治癒力、多分その両方でかなり回復。おまけに朝から素晴らしい快晴のおかげで気分は良好。
ちょっといつもとは経路を変えて、328番のバスでKilburn Parkまで行き、そこからBakerloo LineでOxford Circusに向かう。
最新型バスの上階 座席の背もたれのデザインが変わったようだ
何と言っても最大の変化はエアコンが設置されたこと! 2012年のオリンピックに備えたさまざまな改良の一環だろう
"Art and Society"の本日の訪問先はTate Britain(テートブリテン)
近代画だけを集めたTate Modern(テートモダン)へは何度か行ったことがあるが、本家本元のこちらは初訪問。しかし期待以上に良かった。"Tate"とはそもそもどういう意味だろうと思っていたが、個人の絵画コレクションを寄贈して美術館創設のきっかけを作った人名である。幾多の変遷を経て今では4ヵ所の美術館からなりたっており総称して"Tate"と呼ぶようだ。前記のロンドンにある2館の他にLiverpool(リバプール)とイングランド南西部のSt. Ives(セントアイブス)に分館がある。
Tate Britainの外観はとても落ち着いた印象で、前身が火力発電所であるTate Modernのようなインパクトのあるものではない
"Turnerおよび同時代の巨匠達"の特別展が開催中
Turner(ターナー)は18世紀から19世紀にかけて活躍した英国の国民的画家、しかしRubensとかCanaletto、Rembrandtと並べると前後2世紀くらいの幅があるので同時代と言うよりも単に各国の代表的画家達、と言った方が正確かも・・・
多くの公立施設同様、入場は無料である
かくして木曜日の午前は交通費も入場料もほとんどあるいはまったくかけることなく世界最高クラスの芸術を堪能するという贅沢な時間となった。一部の訪問先はCultural Programmeの行き先と重複するが、それぞれ説明の重点も見学の内容も異なるので、むしろ相乗効果をもたらす関係、あるいは相補的な関係にあると言える。
午後の"Speaking Skills"ではひとしきり昨日のプレゼンの感想を英語でどのように表現するか、を確認した。「自分がビデオ撮影されることは好きではない」は"I don't like being filmed."だ。いたってシンプル!
今週はまだ明日のグループ面談があるので、ホッと一息とはいかない。
帰りにJapan Centreで薄切り牛肉、白菜、ネギを買った。週末に予定している料理の材料だ。
今日の夕食は玉ねぎとレタスと豚肉の回鍋肉、サラダ
23時10分就寝。
2011/11/12(土) 23:59:46 |
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7時00分起床。曇一時晴のちときどき小雨。気温11~7℃。
昨日から薬を飲み始めたにも関わらず体調はむしろ悪化?しているような気がする。どうも薬の効力が体内に浸透するよりも風邪の症状が進むスピードの方が大きいのだろう。この関係が逆転して回復に向かうのを待つしかない。朝食後(食欲は問題なし!)倦怠感と目眩がひどくて30分ほど眠る。午後は"Speaking Skills"の1st Assessment(実力審査)があるので、何としても行かなければならないから。
まあ、結果的にはそれを口実に午前の"Introduction to Tourism Planning"は自主休講を決め込んだ。そしてぎりぎりまで安静に努め、13時27分のTubeで出発、13時41分Oxford Circus着。
Assessmentは3~4名ずつの小グループに分けて別室(レコーディングスタジオのような部屋)に入り、各自が選んだスピーチ(プレゼンテーション)を5分間行い、その後グループメンバーと質疑応答を行うという手順で実施された。
まずビデオカメラに睨まれているだけで緊張する。講師が後で発音、フレーズ、文法、話し方等を詳細に分析するために一部始終録画されるのだ。高校生の頃から映像関係の仕事をしたいと熱望していたほど他人や事物を撮影するのは大好きなのだが、自分を撮られるのはどちらかと言うとかなり苦手なのだ。
さらに目の前にあるマイクも気になる。マイクがあってもその向こうに聴衆がいるのなら(public address装置としてなら)むしろ平気かも知れないが、録音するためとなると必要以上に緊張する。結局は場慣れの問題か、集中力の問題か?マイクを前にすると緊張して言葉が出なくなったという国王のことを思い出す。
取り上げたテーマは十数年前から仕事で少し関わったことがきっかけで興味を持った"日本のSubstance Abuse(薬物濫用)について"。いったんしゃべり始めると予稿をもとにして結構スムーズに続けられたが、時間が思っていたより早く過ぎて、途中でタイムアップの合図が出た。それでまたちょっと慌ててしまい、結論のところを上手く締めくくれなかったかも知れない。体操競技の着地体勢が決まらなかった、ような感じ。
後から考えると、考えていたことの半分くらいしかしゃべれなかったような気がする。しかし、途中で詰まることもなくよどみなく発表できたとは思う。
終了後、いつものクラス講義はなくそのまま解散。
Japan Centreに行って米(秋田こまち、と言っても日本産ではない)2kgと豆腐を買う。
夕食はコロッケ、バターコーン、サラダ、赤飯 このところ似たようなメニューが続いている
気付いたら朝起きた時よりも気分はずっとましになっていた。やはり軽い風邪だったようだ。
23時00分就寝。
2011/11/11(金) 23:59:11 |
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7時00分起床。曇ときどき小雨。気温8~2℃。
この頃は毎週のことだが、火曜日は本当にホッとする日だ。週明けの気の重い月曜日のすぐ翌日に、単に授業がないばかりでなくフィドルレッスンといういろんな雑念から開放される時間を持てることは週の続きをスムーズに進める大きな力になっている。レッスンを始める前にはこれほど多角的な効果を持つ1時間になることは想像していなかった。逆にもしこれがなければ、今頃何を気分転換のリフレッシュ手段として使えていたのだろうか、まったく見当もつかない。
Traditional Folk MusicはReel(リール)やJig(ジグ)即ち踊りの伴奏としての音楽、Ballad(バラッド)即ちBroadcast songs即ちある物語を口伝するための音楽、それに情景や感情を表現するものに大別できるが、最初の伴奏音楽はリズム重視、二つ目の物語音楽は歌詞重視、最後はメロディー重視と言っても良い。
新しい課題曲はアイルランド民謡(伝承音楽)"The Dawning of the Day"で、滑らかに上下するメロディーが印象的なゆったりとした曲である。
聴いていると目の前にたおやかな風景が広がるようなシンプルだが情感豊かなメロディーだと思う。
咳に加えて喉の痛みも出て来たのでSt. John's WoodのNippon Club Medical Clinicに電話予約をして即日受診。やはり軽い風邪のようで消炎剤、抗ヒスタミン剤の処方箋をもらって院内薬局で受け取る。Clinicでは処方薬以外に"のど飴(医療用)"のサンプルももらった。
旅行者と違って国内に1年以上定住する場合はNHS(National Health Service:国民医療制度)に加入することができるため、せっかくの機会だからぜひ試してみようと思ってはいたものの、出発前に加入した留学生保険があれば(提携先医療機関に限るが)まったく追加支払なしで診療、投薬等を受けられるため、ついこちらに頼ってしまう。
夕食は美味しいロースハム、バターコーン、サーモンの残り、サラダ、赤飯(キャセロール一杯分作ったのでなかなかなくならない)
チケットサイトをチェックしていて偶然見つけたのはSteeleye Span(スティーライ・スパン)という1960~70年代を代表する英国フォークバンドのコンサート。結成40周年記念再結成全英ツアーだ。ロンドン公演は既に売り切れだったが、11月29日のOxford公演のチケットが入手できた。23.25ポンド(約3,200円)。
40年余り前に友人宅で初めて聞いたPentangle(ペンタングル)というブリティッシュフォークバンド(フォークとジャズとロックの融合と称された)に衝撃を受けて以来、その周辺のミュージシャンも聴くようになった中に10月のMoseley Folk Festivalで見たDave Swarbrickが在籍していたFairport Convention(フェアポート・コンベンション)があり、そしてそのライバルバンドとも言えるSteeleye Spanがあったのだ。まさか生で見られる日が来るとは想像もしていなかったので、ただもう感激。しかも一番良い席にも関わらず安い!
なんか今年ロンドンに来るのを待ってくれていたかのような幸運を感じる。
1時00分就寝。
2011/11/10(木) 23:58:15 |
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7時10分起床。快晴のち曇。気温8~2℃。
今週もまた快晴の週明け。Harrow校舎に向かう車窓の風景は(特に青空の下では)なかなか良いものだ。郊外の自然の風景が広がっている。これがもし朝から雨だとすれば、まったく正反対の気分になるのだから好天に感謝、である。
今日は"Music and its Audiences"の前期中間課題の提出レポート(文献リスト)についてのグループ面談アポイントを申請することになっている。受講に関するたいていのことはイントラネット経由でオンラインでできる近代的なシステムがあるにもかかわらず、なぜか教室の横に設置されたホワイトボードにペンで名前を記入するという恐ろしくアナログ方式なのである。
まあ、とにかく今週の金曜、13日14時からの枠が空いていたので名前を記入した。今日はそれだけをしていったん帰宅。ようやくエッセイの原稿を完成してYURIへメールで送る。
午後はRegent校舎へ。今週のテーマは"Politics and elections"。政治や選挙に無関心な国民というのはどの国でも問題視されているようだが、選挙制度そのものがその原因になっていることも考えられる。英国では小選挙区制を敷いているため政党の総得票数と議員数の割合が必ずしも比例せず、民意を反映していないという批判がある。これは日本でも同じかも知れない。
夕食はサーモンの塩焼き、白菜と揚げの煮物、サラダ、赤飯
赤飯は腹持ちが良いので一膳でも十分である。和食系のおかずは何かホッとする。年のせいか、ホームシックか?
いや、この頃何か足りない、という感覚が抜けない。食べ物のことではなく毎日の過ごし方に・・・
0時30分就寝。
2011/11/09(水) 23:56:31 |
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7時30分起床。雨のち曇のち晴。気温10~5℃。
特に予定もなかったし午前中は天気もすっきりしないので、ふとんカバー等大きなものを数回に分けて洗濯。
数日前から喉に違和感があったが、今日は軽い咳が止まらない。とうとう風邪にでもやられたか?
午後、晴れ間が出たのをきっかけに隣駅まで散歩がてらスーパー(Waitrose, Finchley Road)へ買い物に。新聞(The Observer)の他、オレンジジュース、チーズ、マーマレードと言った朝食用の食品を買う。7月のサマーコース"English Language and Culture"で習ったとおり、朝食はマーマレード(ジャムはアフターヌーンティー用)というイギリスの伝統?を頑に守っているのだ!
夕食は麻婆豆腐、トマト/キュウリ/レタスのサラダ、赤飯
その後はエッセイの仕上げに没頭する。
0時50分就寝。
2011/11/08(火) 23:42:21 |
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7時30分起床。快晴。気温11~5℃。
午前中は掃除と洗濯で過ごす。
窓から見える木もすっかり葉を落としている。もう秋は終わった?
太陽は正午過ぎでもこの高さ このまま夕方にかけて上には行かずにほぼ水平に移動するだけ 日本との緯度の差を実感させられる
まるで夕方のような長い影法師だがこれでも正午過ぎ
プリンターのインクが無くなったのでRyman'sにてBlackとTricolour(M/C/Y)を購入。合わせて32.38ポンド(約4,500円)。何と一度インクカートリッジを交換するだけでプリンター本体の2分の1近くもかかるとは!本体価格を抑えて消耗品代で稼ぐという戦略にまんまとはめられた。
Ryman'sはロンドン市内はもちろん、たいていどこの町にもある文具事務用品専門のチェーン店である。学生証を見せれば全品10%値引きしてくれる。こういうのは日本でも実施してもらいたいものだ。大学生協でなくても街中で買い物をしやすいのはありがたい。
9月末にYURIから頼まれていたエッセイの原稿をそろそろ完成しないといけないのだが、なかなか思うようにまとまらない。これは年4回発行される留学生向けの刊行物で、Cultural Programmeの一環として留学生自身が書いたエッセイを集めた小冊子なのだ。
指定は250 wordsくらいの短い文章なのだが、なかなかその語数に収まらない。短いからすぐに書けると思ったのだが、短い方が難しいことがわかった。書きたいことを書いて行くといつの間にか語数オーバーとなる。それを削るのにとても苦労する。プリントアウトして推敲しているうちにインク切れになったという次第である。
ついでにPiccadilly Circus近くの"ARIGATO(ありがとう)"という店を覗いてみてグリコのレトルトカレーを買った。日本の食品、韓国の食品等を扱っている。Japan Centreより規模はかなり小さいが、ものによってはこちらの方が安い。
夕食は赤飯、白菜とお揚げの炊いたもの 餅米2:うるち米1に「赤飯の素」を混ぜて作った
0時20分就寝。
2011/11/07(月) 23:41:46 |
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7時25分起床。曇のち夕方から雨。気温12~8℃。
休暇中ではないので遠出の旅行は気分的にしにくいが、ちょっと思い立ってケンブリッジまで日帰りで行って来た。2006年9月に近畿経済産業局と大阪商工会議所の合同ミッションに参加して初訪問し3日間を過ごしたときからそのアカデミックかつ古き良き時代の香り高い街並がとても気に入っていること、会社員時代の同僚で若い友人がいよいよ今月下旬に訪ねて来ることが決まったのでどこを案内するか候補地を実地確認しておきたかったこと、が今回の訪問の動機である。
列車のチケットは昨日Kings Cross駅に寄って購入しておいたが往復13.2ポンド(約1,800円)だった。
9時45分Kings Cross発の列車に乗って1つ目の停車駅がCambridge
約50分で到着
駅前のロータリー
駅前からバスに乗れば10分足らずでCity Centreに着くがぶらぶら歩いても30分足らずである。
駅からしばらくまっすぐ歩いてこの先を右へ曲がる
駅とCity Centreの半ばに大きな教会がある
この道をまっすぐ行くとCity Centreだ
City Centreに到着
教会の外柵はイベント案内のビラだらけ
道標があちこちにあるのでわかりやすい
The Round Church(ラウンドチャーチ)円形教会
中央にむき出しの梁が特徴のネオゴシック建築が見える
トリニティカレッジ ケンブリッジ大学は傘下に合計31のカレッジを持つ英国で2番目にできた大学である(オックスフォードが最古)
注意書の4行目辺りを見ると多くの人がカレッジに住んでいることがわかる カレッジは勉強するだけでなく大学寮として住む場所でもあるのだ
多くのカレッジは内部の見学が可能(建物内やプライベート空間は除く)だが料金はまちまちである
古い町らしい細道 歩道の比率が大きいが自転車置場にもなっている
"Cambridge University Press"は大学付属の出版社でこの書店はそれらの本(だけではないが)を販売している
St.Mary's Church(セントメアリー教会)
5月にCultural Programmeのツアーで来た際はこの狭い庭でランチ休憩をした 半年前の皆の顔やそのときの光景がまるで走馬灯のように目に浮かぶ
今日のランチはCornwall Pasty(イングランド南西部のコーンウォール地方の名物で肉や野菜の入った熱々のパイ)2.8ポンド(約400円)
ちょっと一服してからまたウォーキングを再開する。
The Eagle(イーグル亭)はとても有名なパブ
340年余り前に宿屋として始まったという歴史が書いてある
このブループラークによると、1953年2月28日にF.クリックとJ.ワトソンはDNAがいかにして遺伝情報を伝達するかについてここで発表した、と書かれている
ブループラークはパブの壁面に取り付けられている
ジェームス・ワトソンの著書"Double Helix"(邦題:二重らせん)にはこのパブの話が何度も出て来る。この著書は難しい科学書ではなく、当時の研究者達の毎日の様子が当事者として生々しく描かれたとびきり面白い読み物である。友人も生命科学専攻だったのできっと読んだことがあると思う。
イーグル亭の入口
その筋向かいにFree School Laneという路地
その先にある旧キャベンディッシュ研究所 ワトソンとクリックはここで研究生活を送っていたのだ。
研究所入口
ここで電子の発見が行われたというキャベンディッシュ研究所の由来 元々物理学研究所だったのだ 1974年にWest Cambridgeの新キャンパスに移転した。
パント(平底船)の乗船チケット売り場 こんなところにも銅像が置いてある サクラの意味なのだろうか? 混雑時には邪魔ではないのか?
シーズンオフで客もいない空っぽのパントがずらり
と思ったら乗っている人もいた
ここから車は進入禁止ゾーンになる
セントジョンズカレッジ
キングスカレッジ
セントキャサリンズカレッジ
ケンブリッジ大学の各カレッジが町の中心部を占めているため、大学の中に町があるかのようだ。それでもオックスフォード大学のような堅苦しさや威圧感はあまりなくて、ずっと自由で明るい雰囲気があるところが好きだ。ちょっと京都の町と共通したところがあるかも。
帰りは16時47分発の列車でKings Cross17時40分着。
夕食はコロッケ、白菜とお揚げの炊き合わせ、ほうれん草とベーコン炒め
0時45分就寝。
2011/11/06(日) 23:40:59 |
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7時00分起床。曇のち晴のち快晴のち晴のち曇。気温12~8℃。
午前の"Art and Society"の本日の訪問先は"National Gallery"。ところで世界の代表的な美術館のうちNew Yorkのメトロポリタン美術館は"The Metropolitan Museum of Art"、Parisのルーブル美術館は"Musèe du Louvre"と綴るようにmuseumは美術館も博物館も表すのかと思っていたら、イギリス英語では美術館はGallery(ギャラリー)なのである。そう言われてみると確かに大英博物館はThe British Museumである。もっとも大英博物館の中にもGalleryがあるのだからいささかややこしいが・・・。
しかし何と言っても英国の美術館の最大の長所は特別展示等を除いて無料であると言うことだ(設立母体によっては有料の施設もあるが)。
さて今日の鑑賞ポイントは16世紀から19世紀、即ちルネッサンス期から近世にかけての神話、宗教画、人物画である。有料の特別展"The Sacred Made Real"という17世紀のスペインに起こったリアリズムに徹した宗教画および彫刻展も見た。ただし、個人的には宗教画というジャンルは趣味の対象ではなく、まして特別展にあったリアリズムの追求からおどろおどろしい、あるいは血まみれの絵画にいたっては好みと対極にあると言える。最もこの一連の作風は見る者にショックを与えることで宗教について再認識させる、という意図があったらしいのだが。
まあ自分からはまず見に行かないジャンルを見られたこと自体に意味があったとも考えられる。
いつものように自由解散だったので、Regent校舎への帰りにサンドイッチをTake Awayして校舎内の休憩コーナーで急いでランチとした。
午後のSpeaking Skillsの終了後、ICCオフィスにてTutorial(チュートリアル:個別指導)があった。Moduleを始めとするプログラムに関する何でも相談会である。確かにタイミング的にもこれから前向きに進むか、それともドロップアウトしてしまうかの瀬戸際の場合もあり、自分自身で分析するちょうど良い機会であった。
自己分析の結果、月曜日の"Music and its Audience"が最も期待と現実のギャップを感じていることがわかった。ビジネスにおいては、問題点を正確に発見できれば既に解決までの道の半分は来たことになる、と言うのだが、果たして解決策(対処策)は見つかるだろうか?
夕食は1週間ほど前に半分残して冷凍しておいたカレー2種
1時30分就寝。
2011/11/05(土) 23:40:06 |
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7時00分起床。快晴のち曇。気温12~6℃。
10月の最終日曜日をもって半年以上続いたサマータイムが終わったので、日の出は7時30分くらいになった。この太陽が(人為的に時計を1時間早めていたため)8時30分のものだと言われても違和感があったが、7時30分なら妥当だろう。
"Introduction to Tourism Planning"も半ばに差し掛かって来て、次回からは固定グループに分けたグループディスカッションを行うことになった。
一昨日の新聞(London Lite)はOxford Circus交差点のリニューアルが完成してそのセレモニーが行われた、と報じていた。
上の写真ではぼけていて読めないが、東京渋谷のスクランブル交差点をモデルにしている、と書いてある。本物の渋谷を知っている日本人なら"よく言うよ"と思うに違いないが、まあ大目に見ても十分の一くらいの規模であろうか?ちなみに左の若い女性は近くの商店で働いている店員で、インタビューに対して「これで前より事故が起きやすくなるのではないかと心配する人もいますが私はそうは思いません。」とコメントしている(名前と年齢付き)。
Boris Johnson(ボリス・ジョンソン)市長が特大のドラを鳴らして(ここはどこの国や?)オープンを祝った、とも書いてある。また交差点だけではなく500m四方の歩道拡張も同時に実施され、歩道の表面はチューインガムがはがれやすいように化学処理してあるそうだ。確かにガムを紙に包んで捨てるという文化はないので、この国には。
しかし、一番気になるのは東西南北すべての方向の車道(の信号)が赤で歩道が青になっている時間の短さである。試しに青に変わってから点滅開始までを計ってみるとちょうど10秒だった。再び赤になるまで20秒もない。これで対角線の横断が何人できるのか?
いやいや心配無用だった。赤に変わっても悠々と車の間をすり抜けて渡っている人は少なくない(さすがに斜め横断ではないが)。結局以前とたいして変わってないような気がしないでもない。単純に赤だから律儀に立ち止まって待つという文化は元々ここにはないのだから。
しかし、市長談話に"We have brought one of the world's greatest crossroads into the 21st century."とあるが、ちょっと大げさもええとこやないか?と受け止める日本人は多いと思う。
これは今日の夕方の現場 歩道の信号はとっくに赤
クリスマスキャロルのデコレーションが目立っている
この通り赤でも全然急いでいる様子はない!
歩行者と自転車と車が平和に共存?している
デコレーションが大きくて派手で二階建てバスが引っかかりはせぬかと心配
夕食は玉ねぎとピーマンを使った回鍋肉
0時15分就寝。
2011/11/04(金) 23:39:25 |
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7時10分起床。雨~曇~晴~曇~雨~曇~快晴。気温14~8℃。
今朝はまた雨。その後一進一退を繰り返し、最終的には快晴というドラマティックな天気だった。
10月から始まった1週間のスケジュールは月曜午前がHarrow校舎、午後がRegent校舎、火曜午前はフィドルレッスンで午後はなし、水曜午前はMarylebone校舎で午後はRegent校舎、木曜は午前Regent校舎で講義、その後現地学習で市内のさまざまな場所へ出かけ、午後は再びRegent校舎、金曜~日曜はフリーと期せずしてなかなかバラエティに飛んでいる。
特に火曜のフィドルレッスンがこれほどいろんな意味で生活リズムのアクセントになるとは当初まったく考えてもいなかった。月、水、木の午前の各Moduleでは、自分で選んだ項目とは言いながらどうしても学習というストレス、それに新しいクラスメートともまだ馴染み切れないところがあって毎回の2~3時間を心から楽しめているとは言えない。
その中で唯一、木曜の"Art and Society"には気心の知れたクラスメートが何人かいることと、毎回訪問する美術館や博物館の素晴らしさも手伝って、参加するのがとても楽しくなって来た。
週3回午後にある"Speaking Skills"のクラスも初めのうちこそ今さら英語学習か!という気持ちがあったものの、講師の力量と授業内容の魅力が加わって、今では一度も逃したくないくらいになった。
とまあ、そういうわけで今日もOvergroundに揺られてPete宅へレッスンに。無心に楽器を演奏することは頭の中のごちゃごちゃした思いをすっきりとリセットするのにとても良いのだ。合間に行う会話もまったくストレスなく楽しめる。
いったん帰宅して、ランチは3個5ポンドのパスタ(レンジ加熱食品)
新しいStudent Oyster Cardがようやく届いたので、Finchley Road Stationにて1ヵ月定期を購入してチャージ。69.2ポンド(約9,600円)。駅前スーパーでパンとヨーグルト等を買って帰る。
夕食は昨日の残りのすき焼き
19時頃窓から満月がくっきりと見えたので、ズームを一番望遠にして撮影 明るい太陽も良いがこんな氷のような月もまた良いものだ
0時00分就寝。
2011/11/03(木) 23:38:43 |
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7時00分起床。快晴のち晴。気温13~6℃。
昨日がこんなに素晴らしい秋晴れだったらどんなに良かったのに・・・と思うような快晴。しかしModuleが始まってから月曜日が好天の確率はかなり高いように思う。青空の下で新しい週を迎えるのはとても気分が良い。曇や雨なんかだとブルーマンデーを地で行くようなものだから。
回を重ねるに従い、月曜日の"Music and its Audiences"では多くの参考文献から、いかに自分なりの独創的な考えをまとめ上げて行くか、を主目標とすることがわかって来た。他の二つ(のModule)よりも(課題テーマの範囲内での)サブテーマの選択およびアプローチ方法の自由度は高いようだ。最終的には参考文献の要約と批評を1,000 wordsで書くことになっているから、下手な日本の学部授業より要求レベルは高いのではないだろうか(日本の実情は良く知らないが)? その前に今月23日が締切となる中間テスト(課題)は、最終課題のサブテーマの選択と参考文献リストの作成である。
課題テーマの一つは"音楽とジェンダー"で、その参考文献が紹介された。
Joni Mitchellとは懐かしい。1960年代後半のヒット作を思い出す。
それにしても今やe-Book(電子書籍)の時代だから、大学のIntranet経由で必要文献を探しダウンロードもできるのだ。裏を返せばそういうことがサクサクとできない限り学習を進められないことになる。
しかし、幸いここHarrow校舎のLibraryにはアナログの(紙の)書籍もある程度揃っているので途中のブレーク時間を利用して調べてみることにした。
スライドで紹介された書籍が見つかった
いきなり当時の大物女性歌手の名前が出て来るわ、出て来るわ
これはあの時代に繰り返し聞いた"Both Sides Now"(邦題:青春の光と影)の楽譜の一部だ
まあそんなわけで、しばし感慨にふけった。だが、英語の書籍を読むのはなかなかたいへんだ。日本語の長所の一つは全ページを精読しなくても目でスキャンして行けば大事なところが自ずと見えて来るところにある。それは恐らく漢字かな混じり文の長所なので、英文だとページの隅から隅までアルファベットだけなので要点を拾い読みすることは至難の業である。慣れて来れば次第にできるようになるのだろうか?
午後の"Speaking Skills"の今週のテーマはMoney。これも極めて日常生活に深く関わったテーマである。個人の金銭だけでなく社会の経済問題についても学習する予定になっている。また、来週に迫ったFirst Assessmentのためのpresentationに使う定型表現のようなことも一通りおさらいした。
終了後、先週訪問したものの留守で渡せなかったアンケートをICCオフィスに届けた。
夕食はすき焼き 気温が下がってきて、こういう鍋物には打ってつけの季節だ
23時30分就寝。
2011/11/02(水) 23:36:53 |
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9時30分起床。雨のち曇。気温17~9℃。
雨の暗い朝。一度目が覚めたものの、昨夜は寝付きが悪かったのでもう一度寝直した。もし青空が広がっていれば寝不足なんか関係なく飛び起きるのだが・・・。
出かける気にもならない日曜日。今月中旬には続々と各Moduleのレポート提出期限が控えているので、それもまた気が重くなる一因である。
Peteに教えてもらって参加した"Return to Camden Town Festival"も今日が最終日。
48ページもある立派な無料プログラム
まったく知らない音楽(曲)がまだこんなにあるのだと再認識させられた。Trad. Music(伝統音楽)と言っても決して"古い音楽"を伝統に従って演奏しているわけではなく、年々歳々新しい若手ミュージシャンが新しいアレンジ&奏法で引き継いで行っているのだから、老人の懐メロ大会とはわけが違う。活気とエネルギーに圧倒されるほどだ。こういうことはCD、いやDVDでさえも絶対に体感することは不可能。そのとき限りの生演奏に触れて初めて味わい得る感動と言って良い。ただし、Whitby Folk Festivalでもそうだったが、観客は60歳代以上の高齢者が圧倒的。やはり大多数の若者が好むのはGlastonburyやReadingで開催されるロックフェスティバルの方なのだろう。
Camden Town周辺は今では若者向け最新ファッションのストリートマーケットで有名だが、元々アイルランド出身者が多い街だったらしい。10年前にそこをベースにしているミュージシャンがMusic & DanceのFestivalを始め、今ではCamden Townを離れたミュージシャンや本国アイルランドの現役ミュージシャンも参集して続けられている。何とも素晴らしい話だ。
10月28/29日に出演予定だったPeteのイチ押しのフィドラーCharlie Lennonが急病で参加取り止めになったのは残念だった。17歳からプロミュージシャンとしてピアノ、フィドル、ベース、ドラムスを演奏する一方、リバプール大学で原子物理学博士号も取得しているという本人を生で見てみたかった。
本日は2PMと5PMにフリーセッションがある
それなのに昼過ぎになっても何故か心身共に重苦しくて行動に移れない。
とにかく外出しようと思いKilburn High Streetまで歩いてスパゲッティとビスケットそれにキッチンタオルを買う。しかし結局それ以上遠くへは進めず逆戻り。
17時前の空は既に夕闇に沈み満月が浮かんでいる 今頃青空になっても遅過ぎ
終日日の光を浴びないとエネルギーが湧いて来ないって?まるで太陽電池?
夕食は麻婆豆腐
0時30分就寝。
2011/11/01(火) 23:41:32 |
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