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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年7月27日(月) パブウォーク

6時30分起床。雨のち曇のち晴のち曇。最高気温22℃。

7月コースの最終週が始まった。今日のテーマは"Media & Newspapers"。英国の新聞は一般紙、大衆紙およびフリーペーパーに分けられる。一般紙にはTimes、Daily Telegraph、Guardian、Independent、Financial Times、大衆紙にはMirror、Sun、Daily Mail、Daily Express、Daily Star等がある。主なフリーペーパーにはMETRO、London Lite、the london paperがある。発行部数ではSunが1千万部、Mirrorが650万部、Mailが440万部と大衆紙が上位を占め、一般紙ではTelegraphの280万部、Timesの170万部、Guardianの130万部が続く。Observerは現在はGuardianの日曜版として発行されている。またロンドンのローカル紙としてEvening Standardが挙げられる。

フリーペーパーはMETROが月~金の朝に地下鉄の駅等に山積みされており、London Liteとthe london paperは夕方から駅の近くで手渡しで配られている。いずれもタブロイド判で、フリーとは言っても結構充実した内容だと思う。地下鉄のほとんどの乗客がこれらを持って乗り、車内でざっと読んだ後、座席や窓際に置いて行く、というパターンが確立している。

フリーペーパーはたいてい全部もらうが、有料紙は当初Times、最近ではGuardianをたまに購入している。と言っても隅々まで読む時間も余裕も語学力もなく、見出しを見るくらいである。例外はサッカーの記事で、週末の試合翌日には必ず買って熟読している。世界最高のリーグと言われるイングリッシュ・プレミアリーグのサッカーは、プレーヤーのレベルだけでなく、サッカー記者も相当な知識に基づいた歯に衣着せぬ舌鋒鋭い書き方をするのでつい夢中になるのだ。

午後は"Summer Afternoon Pub Walk"に参加。地下鉄でSt.Paulまで行き、ミレニアムブリッジを渡る。

橋を渡りきって振り返るとSt.Paul(聖ポール大聖堂)が真っ正面に、手前にはTate Modern(テートモダン)がある。
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Ferryman's Seat かつて橋代わりの連絡船の船員のために作られた休憩所で現在はビルの中に展示してあるらしい
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このあたりはシェークスピアが初めて劇場The Globeを作ったところである
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主に宗教犯が収容されていた刑務所 今は博物館だけ
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少し東へ行くと帆船Golden Hindeが偉容を誇る
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このテムズ川南岸一帯はかつて港で賑わっていたものの、その後は寂れた未開発地区として取り残されていた。しかし、近年Tate Modernを始めさまざまな文化施設が集積して文化の香り高い地域になっている。

現在はNational Trust(史跡保護団体)の所有になるThe George Inn跡
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ここが今日訪問する最初のパブ クラシックな感じ 天気が良ければ外のベンチでも可
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テムズに浮かぶ戦争博物館 HMS Belfast号
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Hay's Galleria 大型アーケード商店街である
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こちらはさっきのパブと違ってモダンな雰囲気
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ビール(ラガーではなくエール)の価格 1パイント(568ml)当り350~400円
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ここで流れ解散となった。

帰宅途中にLTPSに立ち寄ってインターフォンの状況を説明し、修理をお願いする(家主に伝えてもらう)。

夕食は今日は中華でBlack Bean Beef 牛肉と野菜のピリ辛炒めと言う感じで美味しい 4.0点 
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23時30分就寝。

注)筆者は夏休みのため、明日から1週間ほど更新をストップいたします。再開後はできるだけ早く空白分を埋めるように努力します。
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  1. 2011/07/27(水) 17:50:02|
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2009年7月26日(日) オリエンタルシティ

6時30分起床。曇。最高気温22℃。

11時にTAKASHI来訪。引越の日からちょうど2週間ぶりである。建物の入口にあるドアフォーンと室内の受話器の間で通話テスト。これは絶対に一人ではできない作業なので手伝いに来てもらったわけである。

片手に携帯電話を持って作業を確認しながら、もう片方の手でそれぞれドアフォーンと受話器のボタンを押したり無音の受話器に向かって話したり、場所を入れ替わって試してみたり、まあ20分くらいでまったく通じていないことは明らかになった。

そうこうしているうちに昼になったので、きつねうどんを作って食べることにした。昨日帰りにJapan Centreに寄って、乾うどん、いなり揚げ、濃縮だし、はし、七味などの材料を買っておいたのだ。。薄めただしを鍋で暖めてから丼に注いで、茹でたうどん、電子レンジで加熱したいなり揚げを加え、七味をふりかける。こんなに簡単にできるのに、味はもう何と言って良いか、うまい!

彼も大阪人なので、きつねうどんは大好物のようだ。いや実際はロンドンで食べるから余計にうまいのかも!(写真なし)

先日、ICCオフィスを訪ねたときに、アシスタントのEMIKOさんから、ロンドン北部に以前ヤオハン・プラザという日本資本のショッピングセンターがあったが、そのヤオハンの倒産で閉店した後に、オリエンタルシティというアジアタウンのようなショッピングセンターができている、と聞いたので一度行ってみることにした。

最寄駅はNorthern LineのColindale(コリンデール)。ゾーン4だからかなり郊外である。
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駅から出てもショッピングの場所らしき気配が全然ない。取りあえず殺風景で人の見当たらない駅前通りを数分歩くと広い三叉路に着いた。そこを右折するとバスは通っているが、両側に会社のビルがまばらに立っているだけで、住宅街でないことは確かである。しかし前方に何やら大型店舗らしき建物が視野に入って来る。

大型店舗の手前に日本語表示の書店
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今日は休業日なのかそれとも既に閉鎖されているのかは不明。

店舗配置図
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文字が欠けてはいるが確かにOriental Cityと読める
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高い柵で囲まれていて入口はなさそうだ。バス通りから左へ入る道があってそこに別の店舗
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近づいて中を覗いてみると、家具類の原料のような木材とか工具等の専門店(量販店?)のようだ。

そして唯一、人の出入りが見られるのがスーパーのASDA(アスダ)
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ここもSainsbury's等と同様24時間オープンとあるが週末はその限りではない
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日本なら「スペアキー作ります」というコーナーだ
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せっかくここまで来たのだから何か買って帰ろうと思ったが、食品等は家の近くで買った方が良いし、もう一つ買いたい物がない。結局スリッパを2足10ポンドで買った。

結論として、オリエンタルシティは既に閉鎖されており、それとは直接関係のないASDAともう一つの大型店だけが残っていることがわかった。

再び通りに出てバス停へ
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バスはいったいどこからどこへ走っているのか?と見ると、Brent Crossに行くことがわかった。そこまで行けばC11のバスで帰れる。
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まあ、なかなか面白い半日の探検行ではあった。

乗り換え時に目に止まったポスター
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ロンドンでは市長自ら自転車通勤のメリットをアピールしているが、乗り方の講習会を無料であちこちで開いているのだ。こういうところはさすが、と思う。単なる呼びかけだけでなく、きちんとした対策を用意しているところに。

Brent Cross Shopping Centre内には、John LewisもMarks & Spencerもあるので、食器と食料品を少し買い込む。

今日は黒い鉄鍋でご飯を炊いてみた。結果は大成功。高校時代に山歩きに入れ込んでいた時期があるので、炊飯器なんかなくても平気である。
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おかずは子供の頃に母親から習ったジャガイモ料理 フライパンで美味しそうに焼けた
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23時30分就寝。
  1. 2011/07/26(火) 16:24:14|
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2009年7月25日(土) ストラトフォード・アポン・エイボン

6時40分起床。晴。最高気温24℃。

今日はこれまで参加したCultural Programmeでは初めての貸切バス旅行。行先はあのWillam Shakespeareの生誕地であるStratford upon Avon。
大学前に8時30分集合だが、出発時間になってもバスはまだ来ない。コーディネーター兼ツアーガイドのRegが携帯電話で連絡を試みている。何度目かでやっとつながったらしいが、今こちらに向かっているという返事だそうだ。そば屋の出前じゃあるまいし!

結局10分遅れで出発。しばらくは見慣れた町の景色の中を、やがて美しい緑に覆われたカントリーサイドを走る。天気も良くて最高の旅行日和。

約2時間のドライブの後、Anne Hathaway(シェークスピアの奥方)の実家前へ到着
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いかにも昔の田舎の家
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まるでおとぎ話の世界に入り込んでいるような
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わら葺きの屋根
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庭園はさまざまな花で彩られている
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おにぎり? いえ花です
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そら豆も
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柑橘類の木
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リンゴ
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花壇の花々
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庭園内の小道 魔法の世界に通ずるかのよう
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庭園の出口と書いてある緑のトンネル でも出口の向こうはどこへ通じているんだろうか
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それからバスで町の中心部へ移動

どこの町にもあるツーリスト・インフォメーション 「 i 」が目印
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英仏独西日の5カ国語で表示 いずれ中も加わるんだろうか
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英国有数の観光地だけあって訪問者があふれている
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虹色塗装のミニ
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エイボン川に停泊中のナローボート
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ナローボートがそのまま美術館
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こちらは観光客向けのボート
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観光客が大道音楽家からCDを買っている
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後の旗の人と似ている? いや本人 随分イメージが違うが間違いなく同一人物だ! 
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野外で演劇 昔はこんな風に行われていたのか?
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左の建物はシェークスピアが通っていたと言われるグラマースクール
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シェークスピアがロンドンで大成功を収めて故郷に買った家の跡
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本当にこの町はシェークスピアで持っているよう? ホテルの名前にも
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パブにも
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ティールームにも
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建物の二階が傾いているところが古い証拠? それとも初めから?
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お抱え道化師の像
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”邦題:お気に召すまま”から「愚か者は自分を賢明だと考えているが、賢者は自分の愚かさを知っている」
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ホーリー・トリニティ教会
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こちらは例の超高級車 リボンの飾りと言うことは?
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結婚式 その高級車には新婚カップルが乗るのだ
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結婚式のため一時的に入場制限がかかっていたが、それが終わったら入場可能に
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ここに英国史上極め付きの重要人物の一人が眠る 青いプレートには劇作家ではなく"詩人"と書いてある
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こちらはシェークスピアの生家
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入口
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シェークスピアの生家内は博物館

希代のシェークスピア劇役者サー・ローレンス・オリビエ
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希代の人気作家チャールズ・ディッケンズ
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そして世界のクロサワ シェークスピア劇を基にした映画作品が多いから?
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ギフトショップ
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伝説の万年筆"オノト" 英国の高級乗用車同様、デザインも素材も機能も精緻の限りを尽くして、そして亡んだのだ
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こちらは銀に金張
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そして帰りも2時間20分のバスの旅。
今日のもう一つの収穫として、往復バスだったので隣の席に座った人と自然に会話が弾んだ(日本語)。往路はHATSUMI、復路はYURIと。今まではなかなか個人的にゆっくり話す機会がなかったが、いろんな話をして、すっかり打ち解けることができて良かったと思う。

18時40分ロンドン(出発地と同じく大学の前)に帰着。

夕食はPotato Dauphinoise 3.0点
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0時25分就寝。
  1. 2011/07/25(月) 15:09:13|
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2009年7月24日(金) リサイクル

6時35分起床。晴一時曇。最高気温20℃。

今日の授業はShoppingについて。旅行者なら知らなくてもあまり関係ないが、住んでいる者には日常生活において非常に有用な情報満載だった。例えば町中でときどき見かけるHeart Foundationという店はてっきり心臓疾患の患者が使う製品だけを集めて売っているのかと思っていたが、Charity Shopだったのだ。もちろん患者用の品物も取り扱うが、寄付金や寄付を受けたリサイクル製品の収益を患者および医療研究を支援するために活動しており、有名なOXFAMやSCOPE同様、リサイクルショップを津々浦々に展開しているのだ。こう言った業態は日本ではそれほどなじみがないが、こちらでは結構普通に機能しているようで、社会的地位に関係なく何の違和感もなく利用する人が大勢いる。一般に物を末長く大切に使う、という感覚は日本人とは相当かけ離れている。ストリートマーケットでも衣類、家具、食器等の専門店が軒を連ねている。

英国で全国展開している大型スーパーは、Waitrose、Marks & Spencer、Sainsbury's、Tesco、Iceland、Morrisons、Asda等が挙げられるが、高級店から低価格店まで店の格付けが鮮明にあるようだ。店側の設定ターゲット層に応じて客層も明らかに異なるようだ。

早いものでこのクラスも来週いっぱいで終了。それほど名残惜しくはないが、それでも終わりを迎える寂しさは感じる。

ランチは、いつも同じでは飽きるので、少し開拓のつもりで近くを歩いていたら、Regent Streetと交差する細い通りを西にに入ったところにあるサモサの専門店が目に留まった。インド風の揚げ物、コロッケである。1個1ポンドと安く、2個で十分足りた(=写真なし)。

昨日のTOEFLの結果は526点と相変わらず伸び悩みの感じ。まあ560点を超えるまでこのまま受け続けるしかない。

先日来、大学のライブラリーからイントラネットは可能なのに、外部のメールサーバーへのアクセスができずメール送受信ができなかったのは他の学生も同じだったようで、何かアクセス制限の異常が起きていたようである。PCの設定が原因ではなかったのだ。何の通知もないまま復旧したようなので、もうApple Geniusへ行く必要がなくなった。いずれにせよ今後は自宅でもインターネットアクセスができるように固定電話回線またはワイヤレス通信契約を考えなければいけない。

インターフォンの不調については一人でテストできないので、今度の日曜にTAKASHIに手伝ってもらうことにした。

食品保存用に小型Freezerを購入した。Argos On-lineで106.59ポンド(約15,000円)。配達予定は8月1日7時から15時の間。発注から1週間以上もかかるうえに、当日は早朝から長時間待機で家を空けられない!

昨日から愛用のボールペンが書けなくなってしまった。インクがなくなったのだ。CROSS製だが替えインクって売っているだろうか?ステーショナリーならチェーン店としてあちこちにある Ryman'sに行けば何でもあるはず。ただ、名称を何と言えば良いのかわからない。スペアインクだろうか? いや、正解はrefill(リフィル)だった。3.22ポンド(約450円)。替えインクは日本でも買ったことがなかったので高いのか安いのかわからないが、まあこれで来年まで無くなることはないはずである。

本格的に自炊を始めようと思うと何かと欲しくなって、今日はSainsbury'sで Saute Pan(小振りのフライパン)、Strage Jar(紅茶等の保存用容器)を購入。また洗濯機専用洗剤Tabletを購入。

しかし夕食は相変わらずレンジ調理食品でメニューはChicken, Chorizo & Cheese Potato Bake  味は今イチで2.0点 このごろはずれ率が高い。
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23時30分就寝。
  1. 2011/07/24(日) 15:52:56|
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2009年7月23日(木) パーティ招待状

6時30分起床。曇のち晴のち雨のち快晴のち雨のち晴。最高気温22℃。

いつも乗るバス停 フラットを出てすぐ左側にある・・・都心に近づくに連れて混み合うがここではまだ空いている・・・途中アビーロードの交差点を越えていく・・・乗り換えなしでOxford Circusまで行ける・・・ので申し分なし
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木曜日の講師はANTHONY。他の講師とはかなり変わったタイプの先生で、毎回必ず手書きのプリントを自分で準備して来る。また教材も自分の所有物や手作りのものを持参して学生に興味を持たせようとしている。本人の説明を聞くところでは、教育者の家庭出身のようで、代々受け継がれた貴重な教材もあるようだ。

ただ、学生がどう感じているのかは定かではない。毎回授業の前半に難しいクイズのようなものが科せられるので、鬱陶しいと思っている学生もいるようだ。

今日のテーマは"Law & Order"。これも生活を送る上で極めて重要なことである。英国の弁護士は2種類あってそれぞれBarrister(バリスター:法廷弁護士)とSolicitor(ソリシター:事務弁護士)と言う。前者は法廷でカツラを付けて裁判の弁護をする人、後者は裁判には出ず、前者と協力して訴訟準備をする人で、日本の弁護士を役割分割したようなものであろうか?

他に国内法と国際法の例、法の種類などを学んだ。

16時からICCでTOEFLテスト。

17時からグループワークのミーティング。社会人には当たり前のことも現役の学生にとってはわからないことが多いはずである。その訓練のために行う課題について、社会人がわかっているからと言ってあまり出しゃばるのは良くない。だからできるだけ「見守る」というスタンスで関わり、自分の意見は先に言わない、といった配慮が必要だと思う。

しかし、今回はそうも言ってられない。アンケートをとって回答を集め、内容を分析してまとめるのに残された時間は少ない。話をしていてもやはり誰にアンケートを送るかという基本のところで迷っているように見える。
と言うわけで、あまり良くないことだと思いつつ 自分の意見を言い、結局余り議論にはならず皆の賛同を得てしまった。

それで、過去に関わりのあった企業にアンケートを依頼するため、メールアドレスを控えていない分を元同僚にメールで問い合わせた。昨夜、既に何人かにメールアンケートを送ったが、追加分がわかり次第メールを送ることにする。

さて、当地では引っ越し先に友人を招く慣習があって、それを"House Warming Party"と言う。なかなか良いネーミングだと思う。

そのパーティを開こうと思ったので、開催要領と地図を印刷した招待状を作った。
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寮と違ってそれほど多人数は入れないので今回は数人に手渡しで知らせることにする。対象はどうしても最初のGeneral Englishのクラスメートが中心になってしまうが、AMI、GORO、TAKASHI、MIYUKI、それにWalking Tourで友達になったWAKAも、それと同期生ではないがSEIさんやKOHTAもぜひ、と考えるととても納まり切らない。一度に招待状を渡さず、個々の反応を見ながら増やしていくことにして、まずAMI。喜んで参加してくれそうだ。

自炊も本格化するつもりだが、パーティのメニューも考えねばならない。マーケットでかなり良い素材が入手できそうなので天ぷらを作ろうと考え、今日はJapan Centreで天ぷら粉、小麦粉、濃縮つゆ、しゃもじ等を買った。和食の食材や料理に使う道具は、割高ながらもたいていのものは入手できる。

19時30分帰宅。

夕食はCorned Beef Hash 今まで食べたレンジ調理食品の中で最悪 1.0点
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窓の外には虹 ほんの麓しか見えないのが残念
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0時00分就寝。
  1. 2011/07/23(土) 14:49:39|
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2009年7月22日(水) 銀行口座開設

6時30分起床。晴一時曇。最高気温23℃。

今日は授業テーマが変わって、仕事に関係した表現をたくさん習った。"English Language and Cultural Studies"というコースタイトルからは少しはずれるが、日常生活で遭遇しそうな話題をすべてカバーしようとすれば確かに必要かも知れない。

今日のランチタイムレクチャーは、Phil NiceというBBCにも出演しているコメディアン兼俳優兼作家が講師で、英国式ジョークについていろいろ例を挙げながらの講義だった。特に印象に残ったのは講師も出演者の一人だと言う「ミスター・ビーン」について。初放送から20年も経つのに、まだ世界のどこかで再放送されており、放送料収入だけでもかなりのものになるらしい。

その次に行ったことは、水曜日の"Business Culture in the UK"のグループワークの課題。もう来週の締切まで半分過ぎたのに具体的な調査をまったく開始できていないので、明日集まることにしたのだ。
しかしそれから動いていたのでは遅いため、自分の担当と言うか、提案として過去に仕事でコミュニケーションを取っていた複数の企業にメールで質問を送り、その回答をグループワークの検討素材にするということでメンバーの了解を得た。

質問の目的と主旨をできるだけ簡潔に、答えてもらい易いように箇条書きにして、英国と米国の企業で交渉相手だった3~4人にメールを送った。

それから昨日はパスポートを忘れたためにできなかった銀行口座開設である。16時にRegent Streetの Lloydsへ出向き、バンクレター(大学が発行する在学証明のための手紙形式の書類)とパスポートと入金伝票を揃え無事完了。日本のように預金通帳はないので、キャッシュカードが郵送されて来るまでは、営業時間内に窓口にパスポートを持って行けば入出金はできるとのことだった。

家賃の引き落としが主目的なので、これで一安心。来月9日から毎月引き落としが始まる。フラットの契約は通常週単位で料金が設定されるが、家賃の支払は月単位のことが多いらしい。週決めの料金を52倍(1年間の週数)して12(月数)で割るという計算である。1年間は365日なのできっちり52週ではなくプラス1日またはうるう年なら2日あるはずだが、それはどうなってるんだろう?まあいいけど!

19時帰宅。

夕食はPenne Bolognese Bake
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ネクタリン(もも) デザート用
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リンゴ 朝食用
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食品の保存用に冷凍庫を買おうかと思って物色中だが、思うようなものが見つからない。容量が大きすぎたり、アイスクリーム屋にあるような縦に入れるタイプだったり・・・

23時10分就寝。
  1. 2011/07/22(金) 15:08:37|
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2009年7月21日(火) 今イチの一日

6時30分起床。雨一時曇。最高気温22℃。

今日は、昨日National Galleryで見て調べた絵画についての発表である。
結局、その精密な描写に強い感銘を受けたCanalettoの"The Battle of San Romano"を題材に選んだ。

まるで写真のような隅々までの細密な描き込みに特徴があるが、絵に近づいてよく見ると遠景の建物の窓という窓に並んだ観衆の顔にはかなりの省略が見られる。つまり適当に流して描いてあるのがわかる。そこがかつて学生時代に細胞学実験で格闘した顕微鏡のスケッチとは違うところだ。端っこの方だからとちょっとでも手を抜こうものなら、たちまちゴム印で「粗雑!」と押されてしまうのだから・・・。別注なのかしらね、あのゴム印は?とうとう聞くのを忘れたけど。

さて、発表は座っている席順に行われた。このクラスには約12名の学生がいて、3分の2ほどがHong Kong Chineseなのだが、彼らは一種の交換留学で7月だけ来ている。聞いてみると、香港にある同じ学校から毎年準カリキュラムとして送り込まれているのだ。彼らの平均像は、年齢が18~20歳くらいで、とにかく英語はうまい。香港は1999年まで英統治下にあったのだから、まあそれはわかる。従って英語力を向上させるというのは、彼らの第一目標ではないようだ。

日本人の学生にも多額の費用を使ってアメリカ、カナダ、オーストラリアその他に語学留学していながら結局は日本人同士で固まって、観光中心で遊んで来ただけというケースもあるそうだけれど、少しそれに似た傾向が見られる。もちろん一部の学生に限るが平気で1~2時間は授業に遅れて来るし、来たら来たでどうどうとサンドイッチやらジュースやらをテーブルに出して朝食を食べ始めたりする。我々古い?人間からすると、とても正視のできない想像を超える感覚であるが、それでも英語の授業に出て既に我々より明らかに英語がうまいのだから、文句を言う筋合いではないのかも知れない。

しかし、今日はみんな順番に熱心に発表した。やはり講義を聞くよりも自ら発言する方がテンションは上がるのだ。
選ばれた題材は、ボッティチェリ、カラヴァッジョ、ヴェラスケス、ゲインズバラ、スーラ、ルノワール、とさまざまである。自分ではあまり好まない画家の作品でも人が話すのを聞くのは、選んだ人の個性も出るし、視点が違っていて面白いものだ。これらの中で自分の趣味にも合うのはスーラくらいだが。

ランチはSubwayでサンドイッチをテークアウェイ =写真なし  2.79ポンド(約400円)。

ライブラリー内のLAN環境で自分のPCを使ってメールを確認しようと思ったら、意図せずに設定が変わってしまっていたようで受信ができない。こういうときは間髪を入れず、すぐ近くのRegent StreetにあるApple StoreのGenius Barに予約を入れて調べてもらうことにする。ところが14時40分の予約に間に合うようにApple Storeに着いてPCをスタンバイしておこうと立ち上げたところ、何としたことかちゃんと受信ができたのだ。予約をキャンセルして大学に戻り、再度試してみると・・・受信できない!そこでまたもやApple Storeに行ってGeniusを予約。しかし今日はもう混んでいて24日になった。

Bank Letterを手に入れることができたので、Regent StreetのLloydsへ行って口座を開こうと思った。ところが個人認証のために必須のパスポートを持って来るのを忘れていた。今日は何か調子が外れているようだ。

帰途、Finchley Roadで下車してLTPSに立ち寄り、Landlordのサイン済みの正式契約書を受領。

19時帰宅。

荷物を置いてから、手ぶらでHomebaseまで買物へ。テレビのアンテナケーブルが短かかったので延長ケーブルを買いに。それとテーブルを動かすときに床を傷つけないよう脚に貼り付けるフェルトパッドも買った。

さらに向かいのSainsbury'sまでトイレットロールを買いに行き、目に留まった28cmのフライパンも買った。これは8.24ポンド(約1,200円)と廉価だった。

夕食はThai Red Chicken Curry & Sticky Rice   今イチの2.5点
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23時30分就寝。
  1. 2011/07/21(木) 13:25:49|
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2009年7月20日(月) ナショナルギャラリー/ドックランズ

7時30分起床。晴のち曇。最高気温22℃。

4週間のサマーコースの授業で唯一の全クラス合同学外学習日。そのため通常より1時間遅い10時にNational Gallery(ナショナルギャラリー)前に集合だったので、昨夜の遅い帰宅と就寝が影響を残すことなくラッキーだった。

博物館も美術館も英語ではMuseum(ミュージアム)だと思っていたが、イギリス英語では両者は厳密に区別されていて、博物館はMuseumで、美術館はGalleryだ。

19世紀前半に設立されたNational Galleryは、その後広いスペースを獲得するために、ロンドンの観光名所の一つであるTrafalgar Square(トラファルガー スクエア)に移転した。
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ライオンは英国の象徴
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National Galleryのメインビルディング
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もちろん入場は無料である
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"Sainsbury Wing"は大型スーパーチェーンであるSainsbury'sの創業者一族の寄付によって1990年代に完成した一番新しい建物である。
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今日の学習の目的は、展示されている数多くの絵画の中から自分の好きなもの1点を選んでその概要となぜそれが良いと思うのかをまとめて、明日の授業で発表するということなのである。

そのような説明を入口ロビーに集合して聞いた後、各自館内に散らばって、自分の課題を終えれば自由解散である。

しかしいざ取りかかってみると、13世紀から20世紀までのさまざまな国のさまざまな時代のさまざまなスタイルの絵画から1点を選び出すと言うのはかなりたいへんなことである。元々好きな絵画があればそれを選んだことにすれば簡単かも知れないが、興味のあるジャンルは20世紀の近代絵画が中心のため、展示品の中にあるかどうかもわからない。

そこでまずは先入観なしに一通り見て回ることにした。とは言え、年代順に60以上もの部屋に分かれた絵画を一つ一つ丁寧に見ていてはとても午前中に終わりそうにない。そこで、18~20世紀の作品を展示した辺り(それでも13室分!)から時代を遡って見て行くことにした。

何とかすべての部屋の絵画をざっと見て回ることができたので、次は気に入った作品を2階にある"ArtStart"と言うマルチメディアセンターのPCで検索して、画家自身のことや絵画の背景等の解説を読む。通常絵画の横の壁面等に貼ってある解説等よりもはるかに詳しい解説が読めるのでなかなかの優れものである。

一つ目はCanaletto(カナレット)というイタリアの画家(一時期ロンドンにも滞在してロンドンの風景画を描いている)。何点か展示してあった中から終世描き続けた故郷ベネチアの風景の一つである"Regatta(ボートレース)"という画題の作品
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今までまったく知らなかった画家だが、超が付くほどの細密描写(生物学実験での顕微鏡を使ったスケッチを思い出す)と写真的な構成がとても印象に残ったので選んだ。

もう一点はVigee Re Brun(ビジー ル ブラン)の自画像
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こちらはただもう、人物(画家本人)の申し分のない美貌に心惹かれたから。

明日の発表までにどちらか決めなければならない。美術館や博物館で食事することは好きだが、12時半頃まで夢中になって見て回ったので、残念ながら十分な時間がなく徒歩で大学に戻る。
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途中でパンとミネラルウォーターを購入して大学のPCスペース(兼談話室)でランチ(写真なし)。

急いだのは、午後のウォーキングツアーに参加するためだ。今日の行先はDocklands(ドックランズ)。Bank駅で地下鉄からDLR(Dockland Light Rail)に乗り継ぎ、Mudchute駅で下車。まずはすでに一度来たことがあるAnimal Farmへ。
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標識は子どもでもわかるように絵文字である
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Port of Londonはかつて世界一を誇る港だったが、第二次大戦中に独軍の波状爆撃で壊滅し、戦後ようやく復興したのも束の間、今度はコンテナ輸送に対応可能な新しい港にその座を明け渡した、という歴史がある。

何年もの間廃墟となっていたところが、1990年代に高層オフィスおよび住宅地として生まれ変わった
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その向こうに見えるのがドックランズ地区である。いかにも再開発地区という風景
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ここだけ見るととてもロンドンには見えない
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この辺りには英国で最も高いビルが立ち並び、The Cityにも匹敵するオフィス空間が広がっている
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それにしても中国人学生は本当にいつでもどこでも写真を撮っている
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日本人も昔はそうだったはずだが、そう言えばこの頃はカメラを首からぶら下げメガネをかけた日本人観光客の団体が旗を持ったツアコンに引率されているさまなんてほとんど見なくなった。レッドリスト入りしたのか?

証券取引所?
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オフィスビルの隣には真新しい高価な住居用フラットが並ぶ
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中央奥にあるウニのような白いドームは"O2 Arena" ここはロックコンサート等もよく開催されるところ
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香港にでもありそうな水上レストラン? 実際、中華レストランらしい
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ツアーの終点Canary Wharfには地下鉄Jubilee Lineの駅 何とここから乗り換えなしで帰れるのだ
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17時帰宅。

今日はテレビの配達指定日で配達予定時間は17~21時である。日本なら普通2時間くらいの幅だがこちらでは4時間でも良い方で7~15時なんて広い幅のケースもあるらしい。そんなことでは早起きしてほぼ1日待っていないと行けないではないか!
と思っていると20時15分に電話がありもうすぐ届けるとのこと。そして20時30分頃についに到着。おまけに3階まで快く運んで来てくれた。

21時前はまだまだ明るいので早速アンテナケーブルを自分でセッティング。 

SHARP AQUOS 32インチの存在感
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売場で見たときよりも大きい感じがする。これで明日からまた朝のBBCニュースが見られる。

夕食はHot Chicken Vindaloo(写真撮り忘れ) 3点。

と言うわけで、今日も長いながらもとても充実した一日だった。

0時10分就寝。  
  1. 2011/07/20(水) 14:45:08|
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2009年7月19日(日) ハロウェイ ロード ウォーキング

6時40分起床。終日曇。最高気温21℃。過去の記録では2006年のこの日に35℃まで達したことがあるらしい。

今日は正午から2時間ほどRegent校舎のライブラリーにこもってメールの送受信等を片付ける。

その後15時にHighbury & Islington駅に集合してウォーキングツアーに参加。と言っても大学の課外授業ではなく、プライベートの公募ツアーである。6月28日に参加した"Hendrix Walk"のガイドAlyが自ら企画運営しているツアーである。

本日のウォークのタイトルは"The Holloway Road Experience"。Holloway Roadと言うのは1960年代に一時期音楽業界関連施設や人が集まる地域だったのである。

ところが今日は日曜日でVictoria Lineは全面運休である。Overgroundの駅も同所にあるが、Oxford Circusからでは非常に連絡が悪いし、動いているかどうかも心配なので、バスで行くことにした。Kings Cross & St Pancrasまで行って乗り換える。階上には誰も乗っていない。
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正規の乗車券を持たずに乗ると50ポンドの罰金または刑事訴追! 罰金は21日以内に払えば半額!だって
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この頃あちこちで見かけるMarmite Crisps(マーマイト=酵母エキス=で味付けしたポテトチップス)の広告
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初めて行くところにも関わらず、バスルートはあちこち迂回していてどこを走っているのかわからなくなって来た。ついに窓から集合駅が見えたときには既に通り過ぎてしまっていたので慌てて次で下車。結局5分遅れで集合場所に到着。でも焦る必要はなかった。ロンドンではこれくらい遅れには入らないのだから。集まったのは他に60歳代と思しきカップルの二人だけなので、客3人掛ける参加費一人5ポンド。歩くだけなので経費はかからないだろうがこれでやっていけるのか?

ロンドンのポピュラー音楽が一気に世界的成功を収めるに至った1960年代は"Swinging Sixties"と呼ばれている。Oxford Circusからほど近い Carnaby Street はその象徴的な場所だ。60歳以上の人達には若い頃の思い出が詰まった古き良き時代を彷彿させる場所なんだろう。

本日のウォークでは Jimi Hendrixがギターを燃やすパフォーマンスを初めて披露したところ、とか The Kinksがギグをしたところとか、までは何とか話について行けるが、Joe Meek(ジョー ミーク)の住まい兼スタジオとなると全然予備知識がない。後で調べてみると、"Telstar"で英国作品が史上初の全米ヒットチャート第一位を獲得した時のプロデューサーだそうである。ただ、絶好調の期間は短く、ドラッグやホモセクシュアルへのバッシングも絡んでその大ヒットから5年後にはショットガンで家主を撃ち殺した後自殺している。

60年代風イラスト?
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今は教会になっているが昔は音楽ライブもある劇場だった
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ロンドンのどこでも見かけるが、建物の壁面にはめ込んであるブループラークは、19世紀に始まったもので、各界の著名人の住まいや活躍した場所を文化遺産として示すものである。ところがジョー ミークのものはブラックプラークで正規のブループラークをもじって作られたらしい。まあこれもイギリス式ジョークであろうか。
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人数が少ないことから途中好きなところで立ち止まって写真を撮りにくかったが、約2時間のウォークを終えた後Finsbury Park駅前で解散。
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フィンズベリー パーク ここではロックコンサートが開かれることもある
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今日はこの後18時にMIYUKIと夕食の約束がある。幸いPiccadilly Lineは動いていたので Piccadilly Circusまで行きBakerloo Lineに乗り換えてOxford Circusに17時40分頃に着いた。

ケンブリッジへのツアー中にたまたま個人的にも話すようになって、先日のバースデーパーティでは時間も短くあまり話ができなかったこともあるので、思い切って一度食事しながらもう少し海外生活の経験談を聞きたいと思ったのだ。

Oxford Circusからすぐ近くで前に一度行ったことのあるPing Pongという飲茶レストランへ。
日本人同士が英語で話すのもヘンだが、まあお互い語学研修中の身なので極力英語で話をしたが、それでも現役の大学生相手とは違って元社会人同士ということで話が弾んだ。SEIさんとの初対面でもすぐに打ち解けて旧知のように話し込んだのと同じだ。

6月にエディンバラで何人かのクラスメートと再会した中に彼女もいたので少し話をする機会があって、その時ちょっと気になっていたことがあった。果たして聞いて良かったのかどうかちょっと迷ったものの、日本語でよりも英語の方がストレートな聞き方ができることから、つい海外生活に至る個人的なことや家族のことまでズケズケと聞いてしまった。あまり言いたくないことまで語らせてしまったかも知れないが、まあ親類のおじさんのような感覚で話してくれたのかも知れない(と思っておこう)。アルコールの効果もあってか、こちらもあまり他人には言って来なかったようなかなり個人的なことを話して何か心の壁が外れたようなすっきりした気分であった。

気が付いたら3時間以上も経過していて、郊外にホームステイしていると言うことだったので送って行くことにした。Central Lineで1本とは言えゾーン4までなのでかなり乗車していたように思うが、その間も話が途切れることはなかった。下車した人々が散開した後は本当にひっそりとした郊外なので、都心に向かう電車があるのかどうかわからなかったが、とにかく無事送り届けて駅へ取って返した。

駅員に確かめると、案の定戻る電車はなく、タクシー乗り場を教えてくれたのでタクシーで戻ることになった。とは言えどういう道順を指示すれば良いのかよくわからないのと、都心に出れば24時間バスがあることを思い出したので、Oxford Circusへ行ってもらうことにした。しばらくは広いながらも暗い道を進むので少し心細くもあったが、都心に近づくに従って街並も明るくなり出歩いている人も増えてきたのでホッとした。タクシー代はチップ込みで40ポンド。
思った通り139番のバスは30分毎に走っており、0時50分に帰宅。

1時30分就寝。
  1. 2011/07/19(火) 15:14:52|
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2009年7月18日(土) 国際電話および初炊飯

6時40分起床。快晴のち曇一時晴。最高気温21℃。

昨夜、眠り込んで約1時間後、突然電話が鳴り響いた(まあ電話はたいてい突然鳴るものだが)。午前1時半頃だったが、いつも目覚時計替わりに使っている携帯電話なので静寂の中、響き渡る音は飛び起きるのに十分だった。

それは東京の同い年の従兄弟からで、病気療養中の叔父の訃報を知らせてくれるものだった(享年86歳)。永年東京豊島区で耳鼻咽喉科クリニックを開業していた叔父がまだ京都の現役医学生だったころに、うちの家族、それに祖母とともに数年間同居していたこともあって、自分の両親を亡くした後では一番親近感のある親族だった。それなのに葬式に行けないのは辛いが、仕方のないこと。あっ、従兄弟は電話の相手が今ロンドンにいるなんて思いもしないはず。それもそのはずで東京から京都へ電話しているのとまったく変わりはないくらい声が近く聞こえる。

しばらくしてから、そのことを伝えたら随分ビックリされた。と同時に、時差を考えてとんでもない時間に電話したのじゃないか、と心配になったようだ。でもそれはこちらが伝えていなかったせいなので彼に落ち度はない。

まあ、そんなことで一度ははっきり目が覚めてしまったが、またすぐに寝入っていたようだ。今朝起きてから、やはりこういったこと(深夜の国際電話受信)は今後も起き得ると考え、目覚ましはこちらで買った携帯電話を利用して、au携帯は寝る前にオフにすることにした。

夏至を過ぎたとは言え、朝は早くから明るくなる。寝室には朝日が直接入らないが、ダイニングに移動すると、太陽は7時前に既に窓の上限まで高くなっている。
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力任せに運び込んだテーブルもなかなか良い感じである!
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ソファの周辺も入居前に比して生活感が出てきた、というか単に散らかっているだけ? ラジオも存在感を示している!
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キッチン辺りもだいぶ炊事関連用品が増えたような気がする!
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昨日ハロッズで買った紅茶
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まるごとの食パン
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ついに自前でイングリッシュブレックファストを用意できるようになったのだ。 ベーコンや卵等のホットミールがないからコンチネンタルに近いが・・・
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今日は特別な予定はなかったので、入居してから初めての大掃除。キッチンとバスルームの床を掃除機とモップできれいにした。

それから入居後に気付いた不都合点を列記してLTPSの営業所へ届けた。寝室のドアとダイニングのドアがうまく閉まらないこと、ドアフォーンでの通話ができないこと。ドアの修理は早速週明けの月曜か火曜に実施させるとのことであった。なかなか対応が早い。

ロンドンの地下鉄やバスを日常的に利用する人はだいたいOyster Card(オイスターカード)を使用している。日本のSUICA、PASMO、ICOCA等と同じく事前チャージ式タッチカードである。定期もこれに組み込めるので、毎月69.2ポンド(約10,000円)のゾーン1~2用学生割引定期を購入する。これは◯駅から◯駅という区間指定ではないので、地下鉄はゾーン1または2、バスは全区間どこでも有効なので主要な場所のほとんどへ行くことができて本当に重宝だ。
と言うわけで、ちょうど期限が近づいて来たOyster CardをFinchley Road駅でtop up(トップアップ=チャージ)する。

その後、Oxford Circusまで足を延ばしてJohn Lewisにてキッチン用品の物色。地階にかなり大きな売り場が設けられている。もちろん買物前に最上階でいつものスープ+パンでランチというのも目当てである。

ちょっと高かったが22cmのキャセロールを購入。41ポンド(約6,000円)。これでご飯も炊けそうである。
それからPiccadilly CircusのJapan Centreへ行って「秋田こまち」1kg、永谷園のわさび茶漬け、ほうじ茶、茶わん、箸、三角コーナーを買う。日本の百円ショップ用商品がその値札の付いたまま3.49ポンド(約500円)とかで売られているのには若干の抵抗を感じるものの、輸送費、関税等がかかっていると思えば納得するしかない。

それにしてもキッチン用品って、手に入れただけで美味しいものが作れるわけもないのだが、なぜかいろいろと揃えたくなるものだと改めて感じた。帰りに最寄りのSainsbury'sに立ち寄って洗剤と食品を買うつもりが、ついでに26cmのフライパンまで買ってしまった。8.99ポンド(約1,300円)。
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両手に材料をいっぱい買い込んだ今日の夕食メニューは、炊きたてご飯にレンジ加熱調理食品のVegetable Curryをかけたカレーライス。先日のバースデーパーティのカレーが強烈に印象に残ってしまったせいかも。
ついでに永谷園のわさび茶漬けでご飯を一膳食べた。急に純日本食に方向転換か?=残念なことに写真を撮り忘れた!

00時10分就寝。
  1. 2011/07/18(月) 17:04:29|
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2009年7月17日(金) ケンジントン

6時30分起床。曇。最高気温18℃。

今日の授業は"Food"について。

今までイギリスに旅行するんだと言うとほとんどの友人・知人が判で押したように「でも食べ物はまずいんだってね!」という一言を返してくれた。

確かになぜか日本ではイギリス料理はまずい、という以前にフランス料理、イタリア料理、スペイン料理等は何となくイメージが湧くのに対してそもそもイギリス料理って何があるの?というくらいその実体は知られていなかったようだ。

イギリス旅行はダイエットにいい!というジョークもあるらしい(まずくてとても食べられないから)。実際、食べるものがなくて中華料理屋ばかりはしごした、とか高級フランス料理ばかり食べて予算オーバーになった、とか言う旅行記もあるくらいだから、これだけ先入観を与えられて、食べることに関しては間違っても期待してはいけない!と言う固定観念が確立していたように思える。

食べ物の好みは人それぞれだから、そんなことはないよ!とムキになって反論することも、その通り!きっとやせて帰ってくるわ、と同調することもあまり意味がない、ように思う。自分で確認すれば!と言うしかない。

と前置きを長く書いたのは、実は"イギリスの食べ物がまずいということは決してない!"と強く信じているからである。今回のような長期滞在に際しては経済的、栄養学的等の理由で事情がもちろん異なるが、短期の旅行で来たときには毎日美味しい食べ物をたくさん食べて太って帰る、くらいである。でもいずれにせよそういうことは、イギリス未訪問の人(およびツアー等で訪問して美味しくないものばかり当てがわれた人)に言っても始まらないことは明らかであるが・・・。

まあ、それはともかくとして、教科書に掲載されたイギリスの伝統的料理の写真を見て名前を当てる、という楽しいクイズから始まり、過去10年間における日常食生活の変化、食事の際のエチケット、イギリス料理のネーミングの由来等々、たいへん面白い授業だった。

こういう極めてありふれたことを学ぶ機会はなかったが、改めて聞いてみると食べ物についても、一つ一つ英国の歴史とか社会とかに密接に関わっているのだとわかる。もちろん日本や他の国の食べ物について同じようなことが言えるだろうが。

7月は課外プログラムのWalking Tourがほぼ毎日行われる。本日は"Kensington Gardens and the V & A"である。ケンジントン・ガーデンはハイドパークのすぐ西に隣接していて、西端にはケンジントン宮殿がある。

ガーデンへの入口(の一つ)
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道標
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ピーターパン像
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ケンジントン宮殿 
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この宮殿はヴィクトリア女王が生まれたところ、またダイアナ妃が亡くなる前に住んでいたところである。内部は有料で一部公開されており、予約すれば中でアフターヌーンティーも楽しめる。そう言えば最初のステイ先のホストマザーが、友人達が誕生日祝いに招待してくれたと言って写真を見せてくれた。

ヴィクトリア女王像 英国が世界に君臨した時代
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夫君のアルバート公
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ロイヤルアルバートホールはさまざまな公演で有名
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夏の2ヵ月間にわたって毎日開かれるBBC Promenade Concerts(略称 PROMS)はこことCadogan Hallが会場(最終日は野外)。
連日クラシック界でも一流の出演者やオーケストラが目白押し それでも立見の自由席なら5ポンド(約700円)
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The V & A はVictoria and Albert Museum(ヴィクトリア&アルバート博物館)の通称 もちろん入場は無料
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ここは絵画や彫刻だけでなく家具や陶磁器等工芸品のコレクションでも有名である。Kensington Gardensから南へ行った文教地区(博物館街)にある。ここは見所がとても多くてつい時間の経つのを忘れ、気が付いたら同行していたクラスメート達と離ればなれになっていた、というか皆帰ってしまった後だった。

ここから徒歩数分のところには日本人(だけではないが)の観光客に大人気のHarrods(ハロッズ)という超高級デパートがある。高級ブランド品には用がないが、紅茶が意外に安くてロンドンに来た時にはいつも買って帰る。Darjeeling125g入りで3.5ポンド(約500円)。それと大好物の西瓜がごろごろ売っていたのでこれもつい買ってしまった。半分にカットしたものが2.82ポンド(約400円)。

20時30分帰宅。

夕食はChicken Chow Mein(チキン焼きそば)可もなく不可もなくで3.0点
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00時10分就寝。
  1. 2011/07/17(日) 17:04:03|
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2009年7月16日(木) スミスフィールド

7時20分起床。晴れたり曇ったり。最高気温は今日も24℃。

本日のウォーキングツアーはSmithfield(スミスフィールド)
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The Cityの一角である。またディッケンズの人気小説オリバー・ツイストの舞台もここら辺らしい。
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ここには800年以上続く最古の食肉卸売市場がある。現存する市内の卸売市場はここだけだそうである。
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集会場?
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St.Bartholomew's Hospital(聖バーソロミュー病院)。現在も使われている英国最古の病院。博物館が併設されている。
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ヘンリー8世が再興したことから彼の像が正面入口の上に立って見下ろしている。
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ツアーの案内があるところから見てかなりの人気スポットだということがわかる。
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William Wallaceが処刑された場所を示すサイン
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このあたりは中世には幾多の処刑が行われたという血塗られた歴史の場所なのである。Wallaceはスコットランド独立のために活躍した英雄の一人でメル・ギブソン監督/主演の映画"Braveheart"のモデルである。

中央刑事裁判所の塔頂にある正義の女神像
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裁判所の入口 直接歩道に面している
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この後、John Lewisで白無地の陶器のTeapotおよびTeacup4個セットを購入。両方で43ポンド(約6,000円)。さらにSainsbury'sで鍋と包丁と料理用ハサミを購入。合わせて12.26ポンド(約1,700円)。
8月初めにHouse Warming Partyを開催しようと思い、本格自炊の準備である。

19時00分帰宅

夕食はSingapore Noodles ちょっと期待はずれの2.5点
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23時10分就寝。
  1. 2011/07/16(土) 14:58:38|
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2009年7月15日(水) テーブルセット

6時35分起床。終日曇。最高気温24℃。

午前の講義の水曜日の担当はHughのはずだったが、今日から最終週まで急遽Agnessに交替することになった。これで7月の唯一の期待が潰えたようなものだ。いや授業自体に問題があるわけではない・・・どころか、各講師とも教えることに熱心なので今日も時間いっぱい多くのことを学んだ、が・・・

今日のテーマで言えば1950年代から現在までのポピュラー音楽や若者文化についての話題なのに、どうも文字通り教科書的な説明の域を出ない気がした。せっかくそういった文化発祥の現場であるロンドンでの授業なのだからもっと臨場感のある、熱気が垣間見える話を聞きたかった。まあ昔話をするのには若すぎる講師だし、勝手な高望みなのかも知れないが・・・

今日から2回だけだが午後の集中講義として"Business Culture in the UK"が始まる。久しぶりにICCの学生だけなので雰囲気は良いはず。
講師のSteveが授業の進め方と課題の概略を説明し、まず参加学生一人一人の自己紹介から始められた。これまでクラスが同じにせよ異なるにせよ余り個々人の詳しい経歴や現状について聞くことがなかったので、誰かと誰かの間に意外なつながり(実は同じ高校の出身だったとか)があることが判明したりして結構時間がかかった。

授業の目的は日英のビジネス文化の差を理解してインターンシップで遭遇するかも知れない問題に対処するもの、と言っても良いが、実際には日英の差は日米の差に比してずっと少ないかも知れない。島国で狭い国土であること、内向的な性格や押し付けがましくない態度など国民性も近いように思える。もちろん似ているところとは反対に大きく異なるところも多いのでそこを見誤ってはいけないが。

13時から17時と長い時間だったのに、各自の性格分析とその比較のようなことも行いそれほど長くは感じなかった。最後に再来週にある後編へのホームワークが出された。グループ作業でさまざまな団体、企業等に対してビジネス文化に関するアンケート調査を電子メールで行い分析するというものである。

そう簡単な課題ではないので、終了後グループとなった5人で集まって進め方を検討したが、取りあえずアンケート自体の内容や相手先の選定について各自考えて互いにメールで意見交換することにした。

19時30分帰宅。

引っ越してから一番気になっていたダイニングテーブルについては、Argos(カタログショップ=実店舗があちこちにあるが商品展示はなく、カタログから商品番号を調べてカウンターで注文すると倉庫から持って来てくれるか、直接配達してくれる)のウェブサイトで調べたところ在庫のあるものがなく配達までに日数がかかりそうだった。そこで手近なHomebaseで購入することにした。

手ぶらで見に行くと、商品は2種類あって主たる差は天板が一枚板かベニヤ板か
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ここは迷わず価格で決める。134.98ポンド(約20,000円)
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商品在庫はあったので持ち帰るつもりだったが、問題はその嵩と重さ。組み立て式テーブルが43kg、椅子が2脚単位の梱包で13.5kg掛ける3個、何と合計84kgほどをどうやって持ち帰れば良いものやら。

店内用カートには到底載せられないので、店員に表にあった大型カートを貸してくれるように頼んでみたところ、OKとの返事。このカートは植木などを大量に運搬するためのもので、これなら全部一度で運べる。

歩き始めは快調だったが、フラットまでは次第に上り坂になってしかも車の運転者に行き止まりを知らせるためか舗装がでこぼこにしてある。まっすぐに進めるのにも苦労しながら上りきって、次は狭い歩道をしばらく行かねばならない。2度ほど人にぶつかりそうになったが、事なきを得て20分余りで到着(ひょっとすると、もっとかかったかも知れない)。

最大の難関はここからで、この重量物を階段で3階まで運べるだろうか?引っ越しのときのようにヘルパーを頼んだ方が良かったかな? でももう今更遅いので椅子の梱包を解いて1脚ずつ運び上げた。これは6回かかったが、まあ大して問題はなかった。

さて、テーブルは解体するわけにもいかないし、梱包ごと持ち上げた方が傷みも少ないだろうと思い、階段を一段ずつ転がすように、それこそ渾身の力で汗だくになりながら部屋まで上げた。いやあ1階から3階まで遠かったこと。天井の高い建物なので実質6階まで上げたような感じだった。

テーブルを開梱して梱包材を1階まで持って降り、放置しておいた椅子の梱包材ともども前庭の大型ゴミ箱に入れる。大人3~4人は入れそうなゴミ箱なので問題なし。

ここでまだ安心はできない。テーブルと椅子は組み立て式なので、説明図を見ながら一つ一つネジを締めて行く。
いったいどれだけ時間がかかったかわからないが、こうしてダイニングがダイニングらしくなった。
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この季節は21時近くまで明るいのが助かる。借りたものは返さないといけないので、大型カートを押してHomebaseに戻る。帰りは空だし下り坂なのでまったく楽である。しかし着いてみると店は閉店した後だった。仕方がないので入口のカート置き場の辺に置いて帰った。まあこんなものが盗られることはないだろうし。

重労働を終え、安堵の気分での夕食はMoroccan Style Chicken 3.0点
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実は先ほどテーブルセット以外に小型扇風機も買った。9.99ポンド(約1,500円)。 冷房がない国だからこれは必需品。こうして日に日に快適さが増して行くのだ。

23時40分就寝。
  1. 2011/07/15(金) 01:32:10|
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2009年7月14日(火) バス通学

6時30分起床。曇一時晴。最高気温24℃。

今日はバス通学。139番のバスだとOxford Circusまで乗り換えなし。始発から2つ目なので空いており、2階の最前列に座って行けるためほとんど貸し切り気分。しかも途中Abbey Roadの横断歩道を越えて行く!何か意味のない優越感に耽れる特典付き。
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7時15分頃に出発したら、7時40分に着いてしまった。8時まで校舎には入れないし、手持ち無沙汰。

授業は2週間目に入っているが、なかなか一体感が形成されぬまま毎日新しいクラスに来ているかのような居心地の悪さばかりが目立つ。

講師は今日もSALLY。テーマはスポーツ。初めにスポーツの名前を知っているだけ書けと言われたが、日本発祥のものを除いて22種類しか書けなかった。それでも世界の主要なスポーツの3分の2くらいはカバーできたことになるようだ。

授業で詳しく取り上げられたのは、サッカー、ラグビーおよびクリケットについて。サッカーに関することはだいたいわかるが、ラグビーはあまりわからないし、クリケットはまったくわからない。でも試合で使われる言葉を今日いくつか覚えたので、今後多少は興味がわくかも・・・

サッカーは200以上の国でプレーされているもっともポピュラーなスポーツだそうだが、日韓以外のアジアでは必ずしもそうではないらしい。クリケットはマイナーなスポーツだと思っていたが、案に相違してかなり多くの国でプレーされているようだ。何も英連邦だけに限ったものではなく十分国際的なスポーツだ。残念ながら日本ではほとんど行われていないが・・・

ランチは別のクラスにいるTAKASHIたちとロビーで落ち合ってSUBWAYにサンドイッチを買いに行き、校舎奥のPCコーナーのテーブルを囲んで食べる。ボリュームがあって安い。2.79ポンド(約400円)。ミネラルウォーターは持参。
昨日大きな買物(テレビ)をしたばかりなので食費は抑える、と言うか、最初の1ヵ月余り毎日昼も夜も外食だった頃に比べるとかなり出費は減ったと思う。

昨日 John Lewisで6ポンド(約900円)という特価の卓上ライトを買ったのだが、帰宅して梱包を開けてみたら電球は別売りだと判明。そこで改めてJohn Lewisに行って1.9ポンド(約270円)で購入した。本体の3分の1もするとは! しかし日本だとまずこんな電気製品の消耗品までデパートでは買わないが、こちらではスーパーで買うのと価格はほとんど変わらない。品揃えが豊富なデパートの方が有利な場合も。

帰りも同じ139番のバスに乗ったところ、市街中心部がラッシュで渋滞してそこを抜けるのに結構時間がかかった。行きはバスで、帰りは地下鉄の方が良いかも。

折り畳み式ダイニングテーブルが小さくて華奢で物足りないので、帰りにHomebaseに立ち寄り物色。2種類ほど展示してあったが、一応ウェブサイトでもチェックしてみる必要があるため先送りとする。

18時50分帰宅。

夕食はIndian Fish Curry & Rice 3.5点
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窓から大きな虹が見えた
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23時20分就寝。
  1. 2011/07/14(木) 02:37:14|
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2009年7月13日(月) バースデーパーティ

6時30分起床。曇のち晴。最高気温22℃。

新居で迎えた朝 ダイニングルームの窓が東向きなので目映い陽光が既に高い角度から差し込んでいてとても気分が良い
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テレビもラジオもないのはやはり寂しい感じ 窓を開けているのに町中とは思えないようなほとんど無音と言ってもよい静かさ
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いかにもまだ引っ越して来たばかりの何も無さが目立つ
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ベッドルームの窓は南向きだが隣の建物が近いので日中でも直射日光はあまり入らない
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昨夜うるさかった洗濯機 ベッドから1メートル足らず 夜の洗濯は今後止めよう
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昨日トースターは買えたが食パンは買えなかったので、今日の朝食は有り合わせ 紅茶葉もティーポットも買えなかったのでとりあえず緑茶をティーバッグで
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通りを挟んで向かいには教会 
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教会から駅へ向かって隣にはよろず屋のような個人商店がある 昨夜は確認しなかったがここは日曜の夜間も開いているかも
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フラットの前がバス停 
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しかし今日はバスではなく地下鉄で通学.徒歩3分のWest Hampstead駅からJubilee Lineに乗る
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隣のFinchley Roadで下車 同じホームでMetropolitan Lineに乗り換え
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次のBaker Streetで今度はBakerloo Lineに乗り換え2駅目のOxford Circus着。West Hampstead駅からここまでの実乗車時間は乗り換え時間も含めて17分間だったが、乗り換え2回がちょっと面倒。家を7時40分頃に出発して授業開始の50分前に大学に着いた。

今日の講師はSALLYでテーマは家族。とは言えここは究極の自由社会である英国なので、テキストの内容は同性カップルとかゲイファミリーとかのエピソードが出て来るため、我々日本人や中国人の学生にはなかなか日常的とは言い難い話題でペアになってのディスカッションも今イチ盛り上がらず。

それに今更4~6月のクラスを懐かしがっても仕方ないが、やはり授業に覇気がない感じが消えない。遅刻者も多いし・・・

ランチは以前のように同じクラスも別のクラスもランダムに皆で話をしながら賑やかに、とは行かず。学内カフェが営業していないこともあるが、サンドイッチか何かを持参している人もいる。

そこで、だいたい近くのサンドイッチレストランへ行くことが増えた。今日は"E.A.T."というところでベーコンとチーズと野菜のサンドイッチとコーヒー(写真なし)。5.48ポンド(約800円)。近隣のサラリーマンも多いが、店内はがさがさしてはおらず雰囲気は悪くない。

昨夜と今朝はあまりの静かさに参ったので、John Lewisにテレビを買いに行く。30分ほどいろいろ見比べて熟考の末、特価表示のあったSHARPのAQUOS32型に決定。SAMSUNGやLGを避けたわけではないが、余り価格差がなければ画質の良い方が欲しい。それでも599ポンド(約86,000円)はロンドンに来てから一番高い買物だった。

日本なら明日配達となるところだが、ここではそんなスピードは期待できないし、誰も期待はしていない(と思う)。1週間待たねばならないので、無音状態解消のためにラジオもと考えたが、持ち帰るなら少しでも近い方が良いので、Sainsbury'sで買うことにした。

昨日ステイ先を引き払った後でカレンダーを忘れたことに気付いたので、ステイ先に電話したら保管していてくれたので引き取りに行った。それから引っ越しと同じ経路のバスでFichley Roadへ。

Sainsbury'sではラジオだけでなくバスマットやら食料品やら食パンを切る包丁やらを買い込む。ラジオは39.99ポンド(約5,800円)だったが、ラジオを買ったのはいったい何十年ぶりだろう。
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16時00分帰宅。

今日の午後、昨日ヘルプに来てくれたGOROから電話があって、今夜彼の住んでいる寮でパーティをやるから来ないか?というお誘いがあった。学生寮には一度行ってみたかったし、また前のクラスメートとも会えるので一も二もなく了解。

名目はMIYUKIのバースデーパーティだそうである。となると、何か持って行った方が良いのかな?と考えたが、花束なんてガールフレンドでもないので大げさかも知れないし、そうだ食べ物が良い!と結論。

寮はVictoria Stationが最寄りなので、そこへの途中にあり、かねてから気になっていたPiccadilly Circus近くの源吉兆庵で和菓子を買うことにした。
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何人くらい参加するのか定かではないが、くず餅と大福餅合わせて10個を18ポンドで買った。

18時にVictoria駅に到着。道順がわからないので電話したらGOROがすぐ迎えに来てくれた。思ったより離れていて初めから一人で行くのはちょっと無理だった。

寮の入口でポーズを取るGOROとTAKASHI
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入って見るとかなり大きな寮で各フロアにエレベーターを取り巻くように個室が数十室並んでいる。バスルームとキッチンは共用だが、各フロアに複数ずつあり、今日はそのキッチンの一つを占領して食事の準備が始まっていた。メニューはカレーライスとかみそ汁とか純日本食だった。AMIが調理の中心のようだったが、こういうメニューはまったく予想していなかったので、口にした途端に長い間すっかり忘れていた日本の日常の食事を思い出した。

別に特別な主義とか強い理由によるわけではないが、海外で自分から進んで日本食を食べることは付き合いの場合を除いてほとんどない。もう渡英後2ヵ月半ほどになるが、そう言えば一度も日本食は食べていなかったのだ。しかし、今日で考えが変わった、というかこれからは存分にいくらでも自炊ができるので、誰かを呼んで食事会もしたいものだ。そのためにはやはり日本食のメニューもあった方が良いに決まっている。日本の味を噛みしめながらそんなことを考えていた。

参加者は途中出入りがあったが延べ9名だった。和菓子は好評だったが結局余ってしまったので、MIYUKIにお土産として持って帰ってもらうことになった。彼女はICCの学生ではなく、日本の大学を卒業後ずっと欧州に住んで働いて来て、今年の2月頃にロンドンに引っ越して英語を学び始めたそうである。従って他のほとんどの学生たちより年上で、そう言えば6月下旬の休暇中にEdinburghで皆と再会した際に少しだけ個人的なことを聞いた覚えがある。いやもっと前に、そう5月にあった大学の課外プログラムのCambridge Tourのときにしばらく話をしたのが、クラスルームで授業としての会話以外では最初だったのだ。

彼女はこの寮の住人ではなく、他にもホームステイしている人や別の寮に住んでいる人などが何人かいたので頃合いを見計らって揃って帰途についた。

22時00分帰宅。

早速ラジオの電源を入れてチューニングが合った途端に聴こえてきたのは、何と The Rolling Stones の"Ruby Tuesday"! 4月にロンドンに到着した翌朝、いきなり頭の中で聴こえたのが The Beatles の"We Can Work It Out"だったことと言い、こうして書いているとまるで見え透いた作り話のようだが、まったく本当に本当の出来事なんだ! 意図もせずにこういったことが起こるのは、まさしくロンドンにいるからこそだと思うし、どちらも他のどの曲よりも特別好きだった曲と言うわけでもないが、絶妙のタイミングで他ならぬこれらの曲が(選曲されて!)聴こえたのはもう奇跡に近いものなのだ。今、何だかわからないが、これまでの人生がすべてこの一瞬に凝縮しているかのような厳粛な気持ちになった。

23時40分就寝。
  1. 2011/07/13(水) 02:37:52|
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2009年7月12日(日) 引っ越し完了&近隣探訪

7時00分起床。曇のち快晴一時曇。最高気温24℃。

朝起きたときは曇っていたが、9時頃には晴れ間が出て引っ越し日和?

1年前の今日、KBS(京都放送)にあるICC京都の説明会にたまたま参加してこのIBPプログラムのことを初めて知った。その後今日に至る生活環境の変化はまさに劇的である。結婚、転職と合わせてThe biggest 3 events in my whole lifeと言っても良いだろう。

予定通り10時に引っ越しボランティアヘルパーを快く志願してくれたGOROとTAKASHIが来訪。
前回の引っ越しは一人で3往復したが、今度は3人なので一度で済む。しかも荷物を詰め込むため各自のスーツケースを空っぽにして持って来てもらったので準備は万端である。

荷物と言っても衣類と書籍がメインなので梱包などの手間はかからず、適当に詰め込んだら終わり。出発に際して6週間お世話になったホストマザーに挨拶。と、ここまでは順調だったのだが、鍵を返してからいざ出かけようとして失敗に気付いた。この建物は最初のステイ先と違って複数の世帯が共有するフラットなので、建物の入口のドアは外から入るときも中から出るときも鍵がないと開けられないのだ。挨拶した後、ステイ先への玄関に当たる内側のドアは既に中から鍵がかけられて、ホスト家族は階上に住んでいるため呼んでも聞こえはしない。ドアフォーンは表通りに面した外側にしかない。つまり二重ドアの間の空間に完全に閉じ込められたのだ!

思いあまった挙げ句、同じ外部ドアを共有して内部で左右に別れて入口のあるもう一軒のドアをノックして外へ出る鍵を開けてもらうよう頼んでみることにした。待つこと暫し・・・おもむろにドアが開いて老夫人が顔を出した。事情を説明して無事外界へ出ることができた。しかし、今まで一度も会ったこともなく顔も知らないのにすぐに事情を理解して鍵を開けてくれたから良かったものの、もしこちらの家が留守だったりしたら、どうなっていたことやら? 狭い空間なので暑いし、食べ物も飲み物もないし、いやあ思い出しただけでも汗が出て来る!!

まあ、幸いトラブルらしいことはそれぐらいで、下見通りにバスを乗り継ぎ新しいフラットに到着。日曜日でバスも混んでなかったので、大きなスーツケースを携えた男3人が他の乗客の邪魔にならずに済んだ。

いくつか生活用品の買物をしたかったので、ヘルパーの二人につき合ってもらってスーパーへ。

ちょうど昼過ぎだったので、10日前に行ったことがある中華レストランへ。
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4皿を3人でシェアしたが、味もボリュームも大満足。決してケチるつもりだったのではないが、これにソフトドリンクを人数分加えても21.7ポンド(約3,200円)。いや本当に美味しかった。

ここからフラットに帰る途中にSainsbury'sという食品雑貨スーパーとHomebaseという家庭用品スーパーがある。
人手があるのを良いことにかさばるものを両手いっぱい買って帰る。浄水器、掃除機、掛時計、トースター、ゴミ箱、組み立て式洗濯物干し台、モップ、といった具合である。家具付きと言えども必要なものは結構あるものだ。合計で20,000円くらい。これだけのものを一人で運んだら何往復かかることやら。気の良いクラスメートたち本当にありがとう。

二度目の引っ越しも15時には無事完了して二人とはバス停で別れ、近隣を歩いてみることにした。
地下鉄駅を通り越してWest End Laneをさらに北へ行くと139番のバスの終点。この間10分足らずだが、ずっと店が続いている。
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その近くには中華料理店 世界中どこの町にも必ず1軒は中華料理店があると言われる 
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世界中多くの町に1軒はある、かも知れないイタリアンレストラン
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こちらもイタリアンっぽい店名
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この店にはフリーインターネットアクセス可の表示 外出先では助かるのだ
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消防署も近い
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銀行も近い 店外ATMは24時間稼働
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地区毎に図書館がある
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開館時間
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郵便局 日曜は休み
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今やおなじみのコーヒーショップ
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1階に大手スーパーの小型店舗が入っている
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鉄道駅
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地下鉄駅 日曜は保線のため運休!
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こちらも鉄道駅
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怪しげなピンクのリムジン??
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正面のビル1階が大きなパブ 大型テレビでサッカー中継も見られる
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18時頃になって、食料品を買い足しておいた方が良いかな、と考え再度Sainsbury'sへ。ところが24時間営業だと思っていたのが17時で閉店した後だった。何かだまされたようだが、実は商店の日曜日の営業は6時間までという規制があるらしい。
従って24時間営業というのは火曜から金曜だけであって、月曜は朝7時まで閉まっているし、土曜は23時30分で閉店、日曜は11時から17時まで、というのが正しいのだ。
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夕食は窓の外の夕焼け(21時前)を眺めながらしみじみと。昨日までと違ってテレビもラジオもないのでPCでThe Beatlesを聴きながら・・・孤独感に包まれながらも本当の学生時代に帰ったような何とも言えない自由な気分である。
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今日はBeef Stroganoff & Herby Rice
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同じメニューでもSainsbury'sとMarks & Spencerでは味が全然違う。しかしこれはなかなか美味しかったので4.0点。


23時30分就寝。洗濯機をかけながら寝たら結構うるさかった。ベッドの真横に洗濯機があるのだから当たり前か・・・
  1. 2011/07/12(火) 04:17:52|
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2009年7月11日(土) インベントリー チェック

7時00分起床。曇のち雨。最高気温21℃。

11時05分出発、11時30分フラットへ到着。LTPSの担当者立ち会いの下でInventory Check(インベントリー チェック)を実施。これは賃貸契約には必須の手続の一つでLandlord(家主)とTenant(借手)が物件の現状確認を行い文書として記録に残すことを言う。レンタカーを借りる際に車のキズや汚れ等をチェックするのと意味合いは同じようなものである。

具体的には予め用意された"Inventory List"の記載内容、即ちフラット全体の、窓、床、壁面がキズや汚れのないきれいな状態にあるか、照明器具類に異常はないか、バスルームの流し、シャワー、バスタブ、トイレットの状態が良好か、キッチンでは電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、水道が正常に作動するか、それに据付家具の品名と数量、鍵の数量、が一覧表になっていて、記載に間違いがないと現認したら日付とサインを入れて返すのである。

これはやがて契約を解除して退去する際に、入居時との変化を調べる根拠となるのである。ここでベッドルームのドアの上部がドア枠に当たって完全には閉まらないという、下見の際には気付かなかった不具合を発見したので、手書きで記入しておく。食器一式の内訳数量が一致しない(グラスの数が少ない)ことも記入したが、食器は消耗品扱いで書かなくても良いということだったので、二重線で消した。

既に完了したTenancy Agreement(賃貸契約書)自体も、通常の日本のA3用紙1枚程度の賃貸マンション契約書とは比較にならない、9条11項まである14ページもの分厚い書類だったが、こういった契約書類を重視する欧米式社会体制を実感させられる経験であった。

結局14時頃まで何を買い足す必要があって、どこに何を置けば良いか等を検討した。

では、改めて新居の紹介 Ground Floor(一階)全体がブリッジクラブになっている 専用入口が正面横にある
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二階以上が居住区 この角度からは見えないが三階もある
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瓦礫が積んであるのは、敷地内の前庭のコンクリートをはがして地下の工事をしているため
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正面の大きなドアがフラットの入口で右のドアがブリッジクラブ入口
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各部屋へ通じるドアフォーン いかにも年期が入っていて使えるのかな?
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中から入口ドアを見る
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ドアのところから見るアプローチと道路
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入ったところの天井にはシャンデリアがある
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エレベーターはないのでこの階段を上って行く
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First Floor(二階)の部屋番号はアルファベット
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さらに急な階段を上って行く
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Second Floor(三階)の部屋番号は数字 左手の1号室が我が新居
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ユニットキッチン
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コンロはガスでなく電気式
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抽象画はきらいでないが、これは趣味に合わない
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大きなソファがあるのでここで仮眠することもできるかも?
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イケアの食器セットが付いているので十分に足りる
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食器がこれだけあるのはありがたい もし買えばかなりかかりそう
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湯沸かし用電気ポット
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中のヒーター部分には白い付着物がべったり 日本と違って水道水が硬水であることがその原因であろう 
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暖房用のスチームヒーターが各室に
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今年の冬に据え付けのヒーターが効かなかったので急遽提供された電気式ヒーターらしい 今は不要なので押入に
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各部屋の天井にある照明 蛍光灯ではなくハロゲン灯 スタジオみたいだ
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洗濯機 乾燥機能は付いていないので、脱水後部屋干しということに
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買物の予定を立てるため、Oxford Circusまで出かけて品数の多いJohn Lewisでテレビをチェックする。SONYやSHARPは高価、SAMSUNGやLGは安い。100ポンドくらいの差がある。しかし日本人の感覚では明らかに画質が異なる。もちろん日本のテレビの画の方がずっと美しい。しかし現地の人達は画質よりも価格を重視するということだ。
結局今日は買わずにもう一度ゆっくり考えてみることにする。

ランチは最上階のPlace to Eatで本日のスープとパン 3.95ポンド(約570円)。
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いずれテレビを買う予定(サッカー観戦のため)なので、TV Licenseをオンラインで購入 1年間有効で142ポンド(約20,000円)。

19時25分帰宅。

夕食はChicken Korma 写真はピンぼけだが味はとても美味しい 限りなく満点に近い4.5点
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さあ、いよいよ明日は引っ越し!

00時40分就寝。
  1. 2011/07/11(月) 15:03:20|
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2009年7月10日(金) TOEFLテスト

6時30分起床。

今週から始まった"Summer School of English - Part 1: English Language & Cultural Studies" の3人目の講師はSALLYである。
使用するテキストはWhat's It Like? 10ポンド(約1,500円)
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Life and Culture in Britain Todayという副題通り、英国の歴史、地理からスポーツ、食べ物、教育、レジャー等のテーマで構成されている。

もっとも授業はこのテキストだけで進めて行くのではなく、講師が用意した他のテキスト?や文献のコピーも併用しながら、1日毎のテーマが厳密に決まっている。政治、教育、家族、若者文化、スポーツ、住宅、食物、芸術、法規、ショッピング、マスコミ、映画、文学、といった具合である。

これらのテーマはどれもおおいに興味のあるものだが、クラスの雰囲気自体は短期コースのせいか、もう一つまとまりや熱意に欠けるのが気になっている。

午後は14時からICCオフィスでTOEFL(Test of English as a Foreign Language)テストを受ける。 
このテストの目的は、10月から受講する学部授業に十分ついて行ける英語力があるかどうかを確認するため、Speaking抜きの簡易型TOEFL(ICC-TOEFL)を受けて560点以上を取ることが絶対条件なのである。

5月以降すでに5回実施され毎回受けて来たのだが、ここまでの成績は 520~478~526~557~493。常識的に考えれば学習量(日数)に比例してだんだん上がっていく、はずなのだが、そうはなっていない。

毎回まったく同じテスト問題だと記憶によってテスト成績が底上げされ本来の実力以上の点数になりかねないので、テストには何種類かのバリエーションがある。しかし長文読解問題のテーマが得意分野だと成績はアップするが逆の場合もある。従ってテストのレベルは同じに調整してあっても、どのテスト問題かによって、結果にバラつきが発生することはあり得るしそれは致し方ない。

それにしても、順調に上がっていくどころかまるでエレベーターのように上がったり下がったりである。必要ラインを一度でもクリアすれば、その後のテストはパスしてゆっくり旅行もできるかな、と考えていたがこれではまだ何回か受けないといけない。そう、クリアするまで何回でも受けることになっているのだから。いかなる例外もなく必要条件を満たすこと、それが大学との取り決めなのだそうである。

17時45分帰宅。

夕食はBacon & leek pasta bake ベーコンとネギのペンネグラタン まあまあの3点
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さあ明日はいよいよ入居日である。新しい環境をおおいに楽しみたい。

0時20分就寝。
  1. 2011/07/10(日) 02:16:19|
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2009年7月9日(木) バンクレター

6時30分起床。晴のち曇。最高気温19℃。

昨日は急にクラス変更となったためHUGHのクラスに移動したが、今日の担当は昨日ほんの数分だけ講義を受けたANTHONYであった。
4~6月と同じく、月~金を3名の講師が交替で担当するということで、これは同じ講師がずっと一人で担当するよりも発音および話し方のくせや教え方の違いをいろいろ経験することでリスニング力やコミュニケーション力を養うのに効果的だと思う。

今日のテーマは英国の政治について。
特に印象に残ったのは、英国は議会民主制を取っていて、国王は君臨すれども統治せず、でありThe House of CommonsとThe House of Loadsの二院制であること、など日本が形の上でモデルにしている点の多いこと等。

Lunch-time Lectureでは本学の歴史に関する興味深い内容の講義があった。
- University of Westminsterの前身はPolytechnic(科学技術機関)として1838年に創立された。
- 教育研究機関であると同時に写真技術や新しい機械の公開デモンストレーションも行っていた。
- フランスのルミエール兄弟によって発明された映画のロンドン初上演が行われた。
- 1908年のロンドンオリンピックの際には、polytechnicのメンバーが式典や競技の運営に携わった。
- 同オリンピックでPolytechnicのクラブメンバーがサイクリングの金メダルを始め、銀メダル、銅メダルも獲得した。
- 1992年に大学へ昇格
と言った説明により、今までほとんど知らなかった経歴を概観できた。

そして何より、今日の一番の進展は銀行口座開設への手筈が整ったことが大きい。

来月以降の家賃の引き落とし用として口座開設が必要になったのだが、講義終了後ロビーの入口でランチに行くクラスメートを待っているときに、たまたま横にいたMAKOと話をしたら、彼女が既に最寄りのLloyds TSBに口座を開設していて、まず必要な書類である在学証明書を大学に発行してもらう必要があること、書類が手に入ったらパスポートとともに銀行に持って行って申し込めば良いこと等を事細かに教えてくれた。

今年4月からロンドンに来たICC生23名の中でこれまでほとんど話をする機会がなかったが、三重の出身で名古屋の現役大学生だとのこと。今日初めて話をしていきなり有用な情報を教えてもらったことに大感謝。同クラスにならないとなかなか話す機会もないが、一人一人異なる個性を知ることも楽しいものだ。

そもそも何から始めれば良いのかわからなかったので、これは助かった。直ちに大学のWells Streetのオフィスに申請に行ったところ、その書類はBank Letter(バンクレター)と言うらしく来週木曜には用意できるので取りに来て欲しい、とのことだった。
何で書類作成に1週間もかかるのか、と言うことはさておき、とりあえずこれで予定は立った。

16時15分帰宅。

夕食はRoast Beef & Yorkshire Puddingという伝統的英国料理である しかし味は今イチで2.5点
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22時40分就寝。
  1. 2011/07/09(土) 14:30:49|
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2009年7月8日(水) グラントミュージアム

6時30分起床。曇のち晴のち曇のち雨のち曇。最高気温19℃。

わずか1週間前には30℃超続きで猛暑気分だったのに、いっきょに涼しくなった。もう夏は終わったのだろうか?

今日は初めてANTHONYの授業・・・だったはずだが、始まって間もなく"クラス替えをするので何人か隣の教室へ移って欲しい"、との指示を受ける。

何が何だかわからないまま移動すると、すでに全員がHUGHを中心に床に座り込んで何かしている。輪に加わるように手招きされて近づいてみると、HUGHが自分の家族写真を並べて自己紹介を行っているところだったのだ。それによると、単身まったく言葉のわからないタイに行き、路上で子ども達と話しながらタイ語をマスターした話など、学生に対する語学学習のイントロだったのだ。

やがて座席に付くと、英国についての概要説明から始まり、次々と興味深い話が続く。
英国全体では外国人比率が8~9%だが、ロンドンは40%近いこと。その中で特に多いのはCaribbean(カリブ人), Indian/Pakistanese(インド人/パキスタン人), Polish(ポーランド人)だそうである。
前二者は旧植民地として移民の歴史は長く、ポーランド人は新興勢力として増加が目立つようだ。他に難民や亡命希望者の受け入れもある。

次の話題は英国社会について:
- 住宅契約や就職に際して今でも性別、人種、宗教等についての差別が見られる。
- 度重なる戦争の記憶に由来するドイツへの深いしこりの感情は今でも消えていない。
- 男性は2週間、女性は6ヵ月間(ドイツは1年間)の育児休暇が認められている。
- さまざまな職場で女性がトップの地位に就くことは稀であり、見えない昇進の壁が存在する。
- さらに20世紀半ば以降の移民差別、人種差別に関する主な事件の紹介。

ブレークを挟んで生徒自身の国内の人種構成、差別の存在、人種差別主義者、規制法等についてのdiscussion。
最後に文化の多様性についてテキストのコピーを用いてreading, listening, discussion。

以上、いきなり濃い内容の授業であった。

なお、クラス替えの意図は今日移ったクラスがHong Kong Chineseだけで構成されていたので、クラスメンバーの国籍を増やすためだったようである。そのため、日本人は別れ別れとなり、このクラスでは一人ぼっちになってしまったものの、4~6月のクラスメートだったWONG(中国人)と再度クラスメートになった。

13時からはLunch Time Lectureが"Summer Music"と題して行われ、中世から現代にいたる夏をテーマとする音楽と絵画の紹介。Morley(Now is the Month of Maying), Vivaldi(Summer:from The Four Seasons), Handel(Air, Andante:from the Water Music), Mendelssohn(Midsummer Night's Dream), Vaughan Williams(Pastoral Symphony), Gershwin(Summertime:from Porgy and Bess), Eddie Cochran(Summertime Blues), The Beach Boys(Good Vibrations), Mungo Jerry(In the Summertime), James Gordon(Summertime Girl), Will Smith(Summertime -Rap), 最後は何と講師BROWNのギターによる自作自演まであった。これには脱帽である。

4月から何回かLunch Time LectureでBROWNの講義を聞いたが、だいたい英国史に関するテーマをまったく笑いなしの真面目な(つまり眠くなる)講義という印象しかなかったので、今日のような様々な音源と絵画やイラストを駆使した構成には心底驚かされた。こんな特技があったなんて侮れないなあ。

午後は日曜日に開いていなくて入れなかったUCLのGrant Museum of Zoology(グラント動物学博物館)へ。

途中、Charles Dickensの居住地だったことを示す表示が
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その場所は、と言うと BMA(英国医学会)本部、の横
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UCLの建物の一つがDarwin Buildingでその中にGrant Museumがある
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受付などはなくサイン帳が置いてあって、そこへ署名する方式
内部は博物館というにはほど遠く、理科標本室のような感じである
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何もかもが詰め込んである、というか適当においてあるだけ、としか言いようが・・・
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どうも第三者に見せる、ためのものではなく、学内研究者が必要に応じて持ち出したり、実験したりするための保存物、のようだ
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もう少しDarwinの進化論をビジュアルに見せる展示でもあるのかと思っていたが、そういう意味では期待はずれ。でもDarwin自身が集めた標本であれば、一見の価値あり。

17時10分帰宅。

夕食は毎日似たものばかり食べているようだがChicken Dopiaza  見た目は似ていても味には結構バラエティがある  ちょっと美味しかったので3.5点
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22時35分就寝。
  1. 2011/07/08(金) 01:41:08|
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2009年7月7日(火) 契約完了!

6時40分起床。曇一時雨。

昨日のオリエンテーション後に、正式にクラス編成が決定したようで、今朝登校するとロビーの掲示板に名前と教室番号の一覧表が掲示してあった。

講師のMARYが全員のファーストネームを着席順にホワイトボードの端に書き上げてくれたので名前を覚える助けになる。総人数は11名で、日本4名、韓国3名、中国(香港を含む)4名という内訳である。日本人は全員ICCの学生で、SHINJI, KAKO, MAYAといずれも初の同クラス。講師は月、火がMARY、水がANTHONY、木、金がVICKYである。

この"English Language & Cultural Studies"の授業は現在の英語と文化だけに止まることなく、ときに20世紀後半あたりの状況と対比しながらの説明なので、通貨の変遷や価値観の変化など過去20~30年に起こった現代史も理解できてたいへん興味深いものである。 しかし、ほとんどがその頃にはまだ生まれてもいない20歳代の学生なのでどこまで臨場感を持って理解されるのかは不明である。少なくとも40年程前に一度は渡英を願望していた自分にとっては、まったく理想的な内容ではあるのだが・・・。

いずれにせよまだ始まったばかりなので比較するのは早いかも知れないが、4~6月のクラスのような民族的多様性がないことと、多分それとも関係するだろうが積極的なムードメーカーがいないような感じである。

授業後に今月のCultural ProgrammeのうちStratford upon Avonのツアーを申し込む。

ランチはSubwayでハーフサイズのサンドイッチ=写真なし  0.99ポンド(約150円)。

16時05分帰宅。荷物(通学用の肩掛けショルダーバッグ)を置いて、10分後に再度外出。87番のバスでFinchley Roadへ。

LTPSにて契約書2通に署名してついに賃貸契約を完了!!

家賃とデポジットの振込も確認済みで、あとはInventry Checkと鍵の引き渡しを待つのみ。それは11日(日)の11:30ということに決まった。
6月初めから本格的に探し始めて1ヵ月余り、当該物件を見てから12日目での契約だから、かなり順調に行った方だろうと思う。物件に出会うタイミングがたまたま良かったということもあるが。

18時05分帰宅。

夕食はChilli Wedges  つまりフライドポテトのミートソース掛け 評価は3点くらい(5点満点) 
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22時30分就寝。
  1. 2011/07/07(木) 00:23:56|
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2009年7月6日(月) 新クラスがスタート

6時35分起床。曇のち晴のち曇のち雨のち曇のち晴。

さあ、久しぶりに授業再開。いや、講師もクラスメートもすっかり変わるので再開と言うより新しい始まりである。
欧米の大学は10月に新学期が始まり、5~6月に終わるパターンがほとんどである。従って7、8月は完全な学休期なのであるが、大学も経営上の理由等から教室をただ閉め切っているわけではない。Summer Schoolというものを開催して短期(3~4週間単位)の学生を受け入れるのだ。

その初日となる今日は朝9時に集合してクラスの振り分けである。
新しい講師だと思っていたが、4~6月の"General English"の講師も何人か講師陣に入っており、どういう因縁か6月まで金曜の午前クラスと月、火の午後クラスWork Placement Skillsで担当講師だったMARYのクラスに入ることになった。と言っても毎日同じ講師ではなく月~金を3人で分担するので、他はANTHONYとVICKY。何のことはないANTHONY以外は6月までと同じになってしまった。クラスメートの方は6月までと同じ人は皆無で日本人はKAKOと二人、その他は韓国人3名、香港人7名ということになった。

香港はもちろん中国の一部であって香港人と言う国籍はないのだが、(1999年まで英国の直轄地だったという)歴史的経緯から英語でもHong Kong Chineseと区別され、これは差別と言うより香港人が誇りを持って自らそう呼んでいるように思う。

加入したSummer Schoolのタイトルは"English Language and Cultural Studies"で、ICCの学生は"English Language", "Academic English", "Business English"を合わせた4コースからどれか一つを選択することができる。

今日はまだ誰もTextbookを持っていないので、講師が用意したコピーを使って授業が進められた。文字通り"英国の言語と文化"を学ぶコースなので英国社会を広く理解するのに役立つと思う。
初日はEngland, Scotland, Wales, Northern Irelandの主要都市について地理と歴史を学ぶ。この4地域(4カ国)は日本の九州、近畿、東北など地方地方を表す名称ではなく、文化も言葉も気候も気質もまったく異なる国々と考えた方が正しいようである。それらが連合王国The United Kingdom(of Great Britain and Northern Ireland)を形作っているのである。

それから、ペアになって自分の国について話し合う演習等をして本日は11時で終了。
その後、講堂に移ってオリエンテーションを受ける。

ランチは買って来たパンで軽く済ます
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Summer School期間中は、月~金の毎日13時からのLunch-time Lectureおよび土日の終日と月~金の毎日(7月8日以降)午後のWalking Tourがある。今日はその第1回目なのでLondon紹介のLectureがREGを講師として行われた。結局5時間で三つも異なる講義を受け、慌ただしい1日が終わった。

15時20分帰宅。

夕食はChicken Piri Piriというチキンと野菜のカレー まあまあの3点(5点満点中) 
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23時10分就寝。
  1. 2011/07/06(水) 01:33:02|
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2009年7月5日(日) UCL界隈

7時30分起床。曇のち快晴。最高気温25℃。

休暇の最終日。まずOxford StreetのユニクロにTシャツを買いに行く。アンダーシャツとして毎日着替えるため洗濯の回数も多くローテーション用に3枚追加。9.99ポンド(約1,500円)。

その後、John Lewisでいつものランチ。3.5ポンド(約500円)。もういったい何回これを食べたことだろう。
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その次の行先はUCLである。University College London、どこかの団体が毎年発表している世界の大学ランキングで1.Harvard, 2.Cambridge, 3.Yaleに次いで第4位にランクされるほどの名門である(別のランキングではOxfordの方が上位であるが、これは評価する項目の相違による)。

最初のステイ先から通学に使っていた390番のバスがUCLの前を通るので毎朝横目に見ていたのだが、中々行く機会がなかった。
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公開講座の案内
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生命科学の世界ではDNAの二重らせん構造を発見したワトソン&クリック(James Watson & Francis Crick)が今のところ史上ナンバーワンのスーパースターであることは疑いないが、UCLに限らず英国では今年が生誕200年に当たる進化論で有名なダーウィンの方を重要視しているように見える。DNA構造発見はケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所在籍時の業績とは言えワトソンが米国人だから(共同研究者のクリックは英国人)ということも影響しているのか?
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ダーウィンゆかりの博物館に行ってみたかったのだが平日しか開いていない模様
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2006年に経産省近畿経済産業局と大阪商工会議所の合同ミッションに帯同して訪問したUCL附属病院
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3年前にここで企業紹介のプレゼンをしたときには、まさか後年自分がロンドンに住むことになるとはほとんど考えてもいなかった・・・

17時45分帰宅。

夕食はYorkshire Beef & Ale Pie まあまあの味で3.5点
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リンゴは見かけの差はほとんどないが、いくつも種類があって買うときに迷う
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ビスケットも実にたくさん種類がある 英国ではティータイムに欠かせないアイテムである
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食べ終わって窓の外を見るとまだ昼過ぎかと見まがうほど明るい 
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23時就寝。
  1. 2011/07/05(火) 04:10:48|
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2009年7月4日(土) 帝国戦争博物館

7時05分起床。晴一時曇。最高気温26℃。

これまで何度かロンドンに観光で来たことがあるとは言っても、いったいどこに行ったのか思い出してみると、結局どのガイドブックにも載っているような有名な場所、すなわち大英博物館、バッキンガム宮殿、ロンドンアイ、グリニッジ天文台、アビーロード、リージェントストリート、ピカデリーサーカス、ロンドン塔、ケンジントン宮殿、ハイドパーク、ポートベロマーケットと言ったところである。

しかし住み始めてみて考えが大きく変わったのは、例えば博物館・美術館だけでも何百ヵ所もあってその多くは入場無料なのだから、一度に長い時間をかけなくても、ちょっと寄って見て、時間が足りなければまた出直す、という贅沢な巡り方ができるということである。

そういうわけで今日はImperial War Museum(帝国戦争博物館)に行くことにした。

最寄り駅はBakerloo LineのLambeth North(ランベス ノース)、テムズ川の南である。
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駅前に表示があったので、そちらの方向へ進む。
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5、6分歩いて到着 
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元は病院だった建物が使われているということを聞くと、確かに博物館らしくは見えないな?と思える。

入口
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今日は出かけたのが遅くこの時点ですでに15時頃だったので、まずはカフェでランチ
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スープとパン 結構ボリュームがあってランチには手頃 3.5ポンド(約500円)
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いろいろな展示物の中でやはり目を引くのは戦闘機
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英国は近隣諸国、特にドイツとは再三闘っているが、歴史的には第2次世界大戦が戦争における空軍の位置づけ拡大に大きな意味を持つようだ
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英国ではSpitfire(スピットファイアー)が代表的な高性能戦闘機である
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敵国ドイツの戦闘機も展示してある ある意味では好敵手として航空機技術開発の刺激になっていたのだろう
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ドイツのフォッケブルフは主力機メッサーシュミットの操縦性の欠点を改良した高速高性能機で、これに対抗するため英国の戦闘機も改良を余儀なくされた 性能の差が勝敗に直結するのだから
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滞在3時間でちょうど閉館時刻の18時になったので退出 
巨大な艦載砲が前庭に飾ってある
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写真撮影禁止ではないが戦闘機を見ることに夢中であまり写真を撮らなかった。もっといろんな展示物があったのだが・・・

感想:なかなか期待した以上に面白かった。別に戦争オタクではないが、性能を極限まで追求した乗物ならではの無駄のないシンプルさに興味を惹かれた。今の時代から見ればT型フォードのようなクラシックカーみたいなものだろうけれど。戦時の航空機エンジン技術が後に自動車エンジンの開発につながっているに違いない。現代にいたるまでイギリスとドイツは自動車でも最高のエンジンを作り続けているのだから。

19時35分帰宅。

フラットの賃貸契約書案がメールで送られて来たので、詳しく読んで要変更点と思われる数カ所を書いて返信する。

今日の夕食はShanghai Noodles(上海風焼うどん) 美味しかった 5点満点で4点
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23時30分就寝。
  1. 2011/07/04(月) 14:14:40|
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2009年7月3日(金) 初映画

6時35分起床。曇のち晴。最高気温26℃。

2週間の休暇も間もなく終了である。週明けからは新しいクラスが始まる。

今日も近所の散歩に出かける。と、"The British Broadcasting Corporation"という表札が出ている。
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長い名前なので一瞬何だろうと考えてしまうが、短縮すればBBCである。つまり英国放送協会で、日本のNHKに該当する。

で、ここは何かと言えばBBCのスタジオなのである。
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先ほどバンドメンバーらしき人達が各々楽器を携えて入って行くところが見えた。もちろん関係者以外は中に入ることはできないが、随分左右に長い建物である。しかしOxford Circusの北側にあるBBC本部もそうだが、遠くから見えるような看板や表示がまったくないので目の前に来ないとBBCであるとはわからない。そう言えば景観への配慮なのかも知れないが、都心部を除けばどこへ行っても本当に目障りな看板類が少ない。まあBBCのスタジオなど関係者だけが場所を知っていれば良いことなので、広く一般にまで知らせる必要はない、と割り切っているのかも知れないが・・・

この種の広告もよく見かけるようになった。
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今ロンドンでは環境汚染および道路の渋滞対策?で自転車を推奨しているのだ。市長のBoris Johnson自らが自転車で通勤しているところをTVで、いやバスの窓越しに生でも見たことがある。

さて、今日はロンドン生活スタート後、初めて映画を見に行くことにした。地下鉄の通路に大きな広告が出ていてたいへん気になっていた。
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ひげ面の方はマンチェスターユナイテッドの往年の名センターフォワードEric Cantona(エリック カントナ)で、監督は英国きっての社会派Ken Loach(ケン ローチ)となればそれだけでただの映画ではない、と思えてしまうのだ。

あちこちの映画館でやっているが、Piccadilly Circusの映画館へ行くことにした。
それは2週間ほど前に中国人におごってもらった包子、つまり肉まん(関西では豚まんと言うが)の味を思い出したからである。

中華街へ入り記憶をたどって幸いすぐに店を見つけることができた
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かなり大きいので一個で軽いランチにはなる 1.2ポンド
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そしていよいよ映画である
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チケットはシニア料金で5.9ポンド(約850円)。学生証を見せれば学生料金になるが、シニア料金の方がさらに安いのだ。

内部は光量不足でうまく写らないがなかなか良い座席である。しかも前後の席間が広いので窮屈さがない。
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映画の内容は思っていたのとは全然違っていてサッカー映画ではなかった(^^)。でもEric Cantonaが本人役で出ていて、つまりサッカー選手として出ていたので彼の雰囲気はそのままである。一方映画の主人公は同じくエリックという名前だが、マンチェスターで郵便配達の仕事をしながら男手一つで養子を育てている初老の労働者である。何をやってもうまく行かない毎日とその家庭で起こるさまざまな深刻な事件を追いかけ、最後はハッピーエンドになるという、Ken Loachにしてはまあ珍しい作品と言えるものなのである。

16時40分帰宅。

夕食はSalmon, King Prawn & Spinach Lasagne 味は悪くはないが・・・採点は不可?
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23時05分就寝。
  1. 2011/07/03(日) 01:54:22|
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2006年7月2日(木) 近辺調査

6時35分起床。快晴。最高気温30℃超連続4日目。

朝、窓の外にまたヤツがいた。
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早朝からまばゆい光が差し込み気持ちがいい。これまでロンドンに(サッカーがオフシーズンだからと言うわけではないのだが)6~7月には一度も来たことがない。しかしこうして季節の移り変わりをリアルタイムで体験すると、夏は最高の時期なのだと改めて実感。いくら暑いと言っても日本のように湿度が高くはないので日陰にいる限り快適である。

間もなく今のステイ先を離れるので、もう一度近くを散策してみる。

ウィンブルドンではちょうど全英オープンの真最中。英国では何でも賭けの対象にしてしまうので有名だが、みんな誰が勝つのか賭けながら観戦するのだろうか?
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日本でもサッカーには公的な賭けであるTOTOがあるのに、野球だと野球賭博になって非合法となるのはへんな感じがする。

◯◯ Mewsの語源は厩(うまや)である。
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ロンドンは古い町なのでこういうところにも中世の面影が残っているのか、大都会の一角とは思えない瀟洒な街並である。
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レンガの壁面に鉢を貼り付けて花をかざってある。
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それが街並の雰囲気をとても明るく華やかにしている。

これもコンテストの対象なのかも。年号は受賞の記録を示しているのだろう。
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花ではなく車を飾っている?Mewsもある。
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その後バスでFinchley Roadへ行く。 引っ越し後の生活環境調査と言ったところである。

左の高いビルはいわゆる下駄履き住宅? 1階がスーパーのWaitrose、階上はオフィスや住宅のようだ。
その向こうにある少し低いビルに地下鉄Finchley Road駅がある。
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駅の向かい側にWAKABAという日本料理店があった。
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写真では見えないが表に掲示してあるメニューをみて値段にビックリ、各種定食が20~30ポンドもする。外国でわざわざ日本料理店に行きたいとは思わないが、どうしても日本食以外ダメな人がいることも確かである。この辺りには日本人も多く住んでいるらしいので需要があるのだろうか?

数軒隣に中華レストランを発見。 Take Awayが主体のようだがベンチシートもあってEat Inも可。
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焼そばは直感で期待した通りの美味、ミネラルウォーターを加えて3.9ポンド(約560円)。
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その向かい(駅の並び)に"O2 Centre"という複合商業ビル。商店や映画館が入っている。
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Sainsbury'sの入口は、駅のある通りから地面が数メートル低くなっているため1階下がったところにある。
大型スーパーだが24時間開いているようなので便利。
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そのすぐ横にバスの終点(始発点)がある。
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そこから優にサッカー場がすっぽり入るほど広大な共通駐車場を挟んでHOMEBASEという家具スーパー。
この入口までで地下鉄の1駅隣のWest Hampsteadまで半分は来たことになる。
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もう一度Sainsbury'sへ戻ってミネラルウォーターを買う。
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500mlボトル1ダースで2ポンドとは安いのにもほどがある。他で買うのがばからしい。

17時45分帰宅。

今日の夕食はWaitroseのChicken Jalfrezi 一昨日のTandori Chickenより美味しかったので4点。
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23時就寝。
  1. 2011/07/02(土) 15:40:47|
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2009年7月1日(水) ハローキャンパス

6時40分起床。曇のち快晴。

今日で3日連続30℃超。これは過去10年以上にわたって記録にない暑さだそうである。日本の夏だと30℃はほんの序の口だけれど、北国ロンドンでは異常と言ってもいい猛暑なんだなあ、と納得。

10月から受講するmodule(学部講義)は、分野ごとに異なるキャンパスで行われる。主要4キャンパス中、Regent, Cavendish, Maryleboneはいずれもロンドン中心部にあってすでに何度か行ったことがあるが、一番遠いHarrow(ハロー)キャンパスにはまだ行く機会がなかったので訪問してみることにした。

一昨日と同じく187番のバスでFinchley Roadまで行き、地下鉄Metropolitan LineでNorthwick Park(ゾーン4)まで行く。ずっと地上を走るのでもはや地下鉄ではなく近距離郊外電車である。乗っていて気付いたが、Oxford Tourのときに乗り間違えて遠回りし遅刻したのがまさにこの線であった。

到着したプラットフォームから振り返ると本当に遠くまで来た、という感じである
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駅前にすぐ大学が見える
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大学の左側のはるか遠くに半円のようなものが見えるのはWembley Studium(ウェンブリースタジアム)
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大学の正面ゲートをくぐり抜けるとすぐに広い駐車場が目に入る
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そしてHall of Residence(学生寮)がある
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長いアプローチを経てようやく校舎の入口に着く
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内部も広々としている
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都心の校舎とはとても雰囲気が違う。勉強する環境としては良いだろうが周りに何もないのは寂しい気がする(刺激がない)。

ここのライブラリーは24時間開いているそうだから、寮に住んで講義を受け、ライブラリーで勉強していれば、世間から隔絶された学生生活が送れるだろう。それはそれで良いかも知れないが、ロンドンに居る意味がないという気もする。世界でも指折りの文化的刺激に満ちた町を十分にエンジョイしないともったいないから・・・ 

ちょうど昼時なのでカフェを覗いてみる。大学とかミュージアムのカフェが好きなのでよくいろんなところへ行くが、カフェを見ると、その施設の雰囲気の一端が味わえるように思う。

大学の食堂はcanteenとも言うがrefectoryとも言うんだ。でも今日は開いていなかった。
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都心のキャンパスと異なるのはUpper Crustというサンドイッチチェーン店が入っていること。日本でも最近は大学にコンビニとか外部のレストランが入っているところは珍しくない。
こちらは営業中だが大学が夏期休暇中なので12時なのにほとんど人がいない。
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ランチはチーズとハムのバゲットサンドにコーヒーを付けて3.45ポンド(約500円)。
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帰路はバスにしようと思い、大学の後側にある病院の前のバス停から乗車
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バスルートがよくわからぬまま乗り継いで行くと結局一昨日来たBrent Cross Shopping Centreに着いた
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ここまで来るともう安心。BBsで2.3ポンド(約330円)のコーヒーを飲んで、C11と187番のバスを乗り継ぎElgin Avenueへ。

ステイ先のフラットの入口からバス停のある十字路を見たところ とても近い
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これがフラットの入口 内側から通りを見たところ
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18時25分帰宅。

夕食はChicken Tikka MasalaとPilau Rice。まあ簡単に言えばスパイシーチキンカレーライスということであるが美味しい。 5店満点で4点。
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23時35分就寝。
  1. 2011/07/01(金) 14:54:54|
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プロフィール

oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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