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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年6月30日(火) 仮契約

7時20分起床。快晴。最高気温31℃。

ロンドンの地下鉄やバスには(一部の新駅を除いて)基本的に冷房がない。北国だから寒い冬への対策は万全であっても夏の暑さへの対策は必要がなかった・・・ということなのだろうか?

しかし地球温暖化の影響なのかどうか、このところ連日30℃を超える暑さの中、ラッシュ時の地下鉄車内は45℃に達するというとんでもないことになって体調が悪くなる人が続出、と新聞に書いてある。TFL(Transport for London:ロンドン交通局?)は、混み合う時間帯を避ける、脱ぎやすい服装で調節する、気分が悪いときは下車して休む、と言った注意を出してはいるが、その程度では根本的解決にならず、2012年に開催予定のロンドンオリンピックまでにはバスと地下鉄に冷房を設置する計画を進めているらしい。

11時過ぎに出かけて、バスでMarylebone校舎へ向かう。場所はBaker Street駅の向かい側である。特別用事があったわけではなく、カフェでの食事が目的。

ランチはフィッシュアンドチップス ミネラルウォーターを付けて4.35ポンド(約630円)。
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Oxford Circusへ移動してBordersにて雑誌"Time Out"を購入。2.99ポンド(約440円)。日本の"ぴあ"の先祖みたいな、毎日のイベント情報が満載の雑誌である。ついでに上階でCDやDVDも物色。

さて、ついにあのフラットに入居することを決めて必要書類を揃えているところだが、Passportは持っているし、在学証明書は大学で入手できたが、他にどうしても保証人が一人必要ということだ。そこで家内に書式を添付したメールを送信し、プリントアウトに署名してICCオフィス宛にFAXで送ってもらうことにした。それを今から受け取りに行く。

それから地下鉄Jubilee LineでFinchley Roadまで行き、LTPSに上記の書類一式を届ける。家賃1週間分に相当するHolding Deposit(予約金or手付金)も払ったので、後は正式契約を待つのみである。

駅前にWaitroseという大型スーパーがあったので、食品を購入。ここはMarks & Spencerよりもさらに高級感があり、魚や肉の売り場では客のリクエストに応じてその場で下処理を行ってくれるようである。

18時40分帰宅。

夕食はWaitroseのタンドリーチキン 
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インド料理は今や英国では完全に標準的な昼食/夕食メニューでデパートでもスーパーでも人気商品である。
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主観的にはMarks & Spencerの方が美味しかったし、このWaitroseのは一人分にしてはちょっと量が多い気がする 味は5点中3.5点くらい

このメロンは瑞々しくて美味しい
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23時50分就寝。
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  1. 2011/06/30(木) 13:19:30|
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2009年6月29日(月) ルート確認

7時45分起床。快晴。最高気温30℃!

TESCOは英国の大手スーパーマーケットチェーンの一つであるが、通常の大型店舗の他に"TESCO express"という小型スーパーがあり、比較的長時間営業している。地下鉄で1駅隣(徒歩では10分くらい)のWarwick Avenueの近くには24時間営業の店舗があり、これは規模からも日本のコンビニに近いものである。
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英国には日本ならどこにでもあるような全国展開コンビニチェーンはないが、多くの駅前には個人商店で24時間365日営業しているところがあるので、食料品を何か買い忘れていても心配することはない。

さて、今日は引っ越しのリハーサルである。もうあそこに決まったようなつもりで、どういう経路で荷物を運ぼうか検討してみようと言うわけである。地図上で計ってみると直線距離にしてちょうど3kmである。しかしリヤカーで運搬と言うわけにもいかないので、この前の引っ越しと同じくバスで移動することにした。

バスルートはロンドン交通案内のウェブサイトで調べることができる。少し遠回りにはなるが187番のバスでFinchley Road終点まで行き、C11番のバスに乗り換えてBroadhurst Gardensというバス停で下車すれば良いことがわかった。
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このルートだと乗り換えが一度で済むことと、出発点も到着点もフラットの直近地にあり、まさにドア・トゥー・ドア感覚で行けるからである。

ルートは思いの外あっさり決まったので、C11のバスの終点であるBrent Cross Shopping Centreまで足を伸ばしてみることにした。

米国ではどこの都市にもだだっ広いShopping Mallと総称される複合商業施設があるが、英国でも次第にそういった施設ができているようだ。デパート、スーパー、専門店、飲食店等が一つ屋根の下に収まっている。

Brent Crossはかなり広いショッピングセンターのようで、端から端まで歩いた後、BBs(The Bell & Brisket)というコーヒーショップにてランチ。
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パイとアイスコーヒーで3.95ポンド(約600円)。
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このショッピングセンターはバスルートのハブにもなっているようで、ここを起点に東西南北へ路線が延びている。
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ショッピングセンター内にJohn Lewisがあったので何気なく覗いてみると、カシミアセーターがバーゲン価格なのにつられて思わず購入。29ポンド(約4,200円)=写真なし。大きな理由はその色にあった。日本ではなかなか売られていないようなきれいな紫だったからで、これは我がホームクラブ"京都サンガFC"のチームカラーである。

18時25分帰宅。

夕食は中華風チキンとマッシュルームのオイスターソース炒め。
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まあ5点満点で3点がせいぜいか ご飯と一緒に食べていればもっと良かったかも  

それにカットフルーツ
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23時05分就寝。
  1. 2011/06/29(水) 14:20:57|
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2009年6月28日(日) ブルース・スプリングスティーン

7時40分起床。晴一時曇。日中の最高気温26℃。

今日はウォーキングツアーに行く。大学の課外プログラムとしてのウォーキングツアーには合計10回参加したが、今日はHandel Houseの主催なのでまったく見ず知らずの人が集まってガイドについて歩くのである。テーマは"Hendrix Walk"、言わずと知れたジミ・ヘンドリックスゆかりの地巡りである。料金は8ポンド(約1,200円)。

12時30分集合なので、その前にランチ。久しぶりにJohn LewisのPlace to Eatでサラダ。リンゴとトマトとチーズの組み合わせが絶妙。
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本日のスープとパン。合わせて10.9ポンド(約1,600円)。
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集合場所のHandel Houseまではすぐ。バロック音楽の雄ヘンデル(英国に帰化してからはハンデル)が36年間住んでいたところなのである
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それから200年以上経って、同じところにジミヘンが住んでいたのだ。
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そう言えばヘンデルとヘンドリックスって名前も似ているかも、似てないか・・・

既に12時35分だけどまだこんな感じ
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いやロンドンではそれくらいのことを気にしていては生きて行けない。このあと点呼があってすぐ出発となった。

ソニア・リキエルの店舗兼オフィス これはヘンドリックスとは関係ない?
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正面はタイムライフ社のビル 手前でガイド(頭頂と指のみ)が説明を続けている
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ボンドストリートを行く
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Savile Row(サビル・ロー)背広の語源と言われる仕立て屋の並んだ通り
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元アップル本社ビル(iMacやiPod, iPhoneのアップルではなく、もちろんビートルズの会社の方)
ここの屋上での演奏が映画"Let It Be"に収録された
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何かの祭のパレードに遭遇
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元ポール・マッカートニーの会社があったところ(正面のビルの13番地)
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紅茶で有名な高級食品店Fortnum & Mason(フォートナム・メイソン)
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Gaslight Club(ガスライトクラブ)有名なジェントルマン・クラブ
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今や全国に展開しているPizza Expressの第1号店を示す標識
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ジミ・ヘンドリックスが初めてレコーディングしたスタジオや演奏した場所等を回ったはずだが、1時間半の間メモも取らずに漫然と聞いていたら撮った写真を後で見ても結局どこがどこだかほとんど忘れてしまっていた^^

Piccadilly Circusで解散後、スポーツ用品店Lillywhitesへ
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今まで中に入ったことがなかったので、ちょっと見学のつもりで入ったのだが、Karrimor(カリマー)のトレッキング用雨具上下と速乾性Tシャツをつい購入。 
具体的に使用の予定があるわけではないが、英国製のアウトドア用具は機能とデザインの両方良いものが多いので(実際の生産地はほとんど発展途上国だが)20代の頃から登山用ザックは一貫してKarrimor社製品(英国ブランド)を愛用している。

15時30分にいったん帰宅して日本土産のこんなものを食べた 
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1時間ほどしてから、今度はハイドパークへ向かう。
一昨日から連日開催されている"Hard Rock Calling 2009"というロックイベントを見に行くのだ。

最終日の今日はBruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)がメインアクト
13時45分からいわゆる前座が何組も出るが、とても全部はつき合っていられない
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米国人ブルース・スプリングスティーンは1970年代から活動しているロックミュージシャンの中でもまさにトップクラスの人気と実力を誇るが、英国の某スーパーギタリストと違って日本公演ツアーはわずか3度しかなく、しかもE Street Bandを携えたフルメンバーとなると1985年の一度しかない。
1984年発表の"Born In The USA"は日本を含む全世界でメガヒットしたのに、これまでライブを見ることができた日本人は極めて限られていることになる。
個人的には前にも書いた通り1971年のLed Zeppelin大阪公演が未だにベスト来日コンサートだが、ブルース・スプリングスティーンはいつか見てみたいコンサートの最たるものの一つだった。

17時20分のハイドパーク  一方向へ人の流れができている
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この辺が会場?フリーコンサートではないのでチケット確認のためのゲートがある
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その先にステージらしきものが見える
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前座バンドが演奏しているが盛り上がっているのはステージ近くだけ
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仮設の貸しロッカー
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バーもある 
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アイスクリームやハンバーガーショップも
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Tシャツも
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トイレットの場所もこれだとわかりやすい
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ここが音楽会場には見えない雰囲気
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ライティングセットは大型クレーンでつり上げて固定している
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ビールを飲んでも空き瓶はそのままその辺に置いておくのがこちら流!
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Tシャツ姿のおっさんファン達
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19時05分ついに御大登場!
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最初からハイテンション
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オリジナルメンバーのギタリストSteven Van Zandt(スティーブン・ヴァン・ザント)とのツーバックショット
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こんなに大勢の聴衆は今まで映画でしか見たことがない
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ステージから降りて来て歌っているスプリングスティーン
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聴衆のノリも最高潮に
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21時35分まで2時間半完全ノンストップの演奏 そのまま休憩なしでアンコールへ突入
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こちらはオリジナルメンバーのサックスプレーヤーClarence Clemons(クラレンス・クレモンズ)
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22時近くなっても空は明るい
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おなじみの"Greetings From Asbury Park, N.J."に掛けて・・・
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終演は22時5分。まる3時間にわたるノンストップのステージで期待に違わぬ最高のパフォーマンス!

今年還暦だと言うのにステージ狭しと動き回る、ギターを弾く、シャウトするBoss。
昨日も有名なGlastonbury Festival(グラストンベリー・フェスティバル)で演奏して来たばかりと言うのに、底知れぬパワーである。しかもあくまで欧州ツアーの一環なのでこれからまだまだ各国での公演が続く。

いやあ、堪能しました。"Bruce Springsteen & The E Street Band"をロンドンで見られるとは・・・

23時10分帰宅。

1時30分就寝。
  1. 2011/06/28(火) 17:12:53|
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2009年6月27日(土) 見つけたかも!

7時00分起床。曇のち晴のち曇のち晴のち雷雨プラス雹のち曇。

当分必要なさそうなのでクリーニングに出しておいたハーフコートを今朝受け取りに行った。ジャケットより高くて9.52ポンド(約1,400円)。でも翌日仕上げなんて日本と変わらないではないか!英国はもっとゆっくりしてるだろうと思っていたが、おみそれしました。オーナーはインド系の人のようで、接客対応も悪くない。会員登録すれば少し値引きしてくれるらしいが、間もなくここからいなくなる予定なので断った。

フラットは、昨日下見した中で最後の1DKの部屋が広くて気に入ったので、もう一度よく見たいと思ってLTPSへ電話したら今日OKとのことで、15時にうかがうことにした。

ロンドンの地下鉄では昔から長い通路にbusker(大道芸人)をよく見かける。一人で弾き語りをしているミュージシャンが多いのだが、昨今は市のオーディションを受けて許可証をもらわないといけないらしい。
しかもどこでも演奏できた昔と違って、きちんと場所が指定してあり、そこに収まって実施しなければならない。随分窮屈になったものだが、まあ逆に言えばレベルが保証してあるようなものだから聞かされる方に取っては良いのかも知れない。
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もう一つ、やはり地下鉄の駅構内や車両内の広告で気になっているものがある。"MARMITE CRISPS"である。マーマイトと言うのは、おそらく英国独自の食べ物で主に朝食のパンに塗って食べたりするらしい。その実体は酵母のペーストで栄養はありそうだ。
しかし個人的には学生時代に微生物学の実験で細菌の培養液の成分として使っていた酵母エキスを連想してあまり食べる気にならない。
実際、英国人以外には人気がないそうだが、ある意味で日本の納豆みたいなものかも知れない。慣れない人は食べられないが、食べ慣れた人は毎朝食べないと物足りないし、栄養学的にも優良な食物である、という点で。
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で、好奇心に勝てずに買ってみたが、チップスの塩味に押されてか今イチ味がよくわからない。でも香ばしい、を通り越して、いがらっぽいと言うか、焦げたような味と言うか・・・。
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マーマイト自体はどこのスーパーでもビン入かプラスティック缶入かで売っているが、食欲をそそるにはほど遠い真っ黒なペーストをそんなにたくさん買っても食べきれる自信がないので、結局このチップスの味をもって"食べたことがある"ということにしておこう。

さて15時に落ち合って、再び下見に連れて行ってもらった。
改めて外観を見ると、あたかも全体がブリッジクラブのように見えるが、Ground Floor(1階)にクラブがあってウィークデーでも週末でもたくさんの人が集まって優雅にブリッジ(トランプゲーム)を楽しんでいる。日本の囲碁クラブみたいなものかも知れない。
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今回下見をした部屋は、階段を上って踊り場で折り返し、さらに上ったところが1st Floor(2階)、そこで折り返してもう一度上って、また踊り場で折り返して上ると2nd Floor(3階)にたどり着く。その階段から一番近い左側の部屋である。

ドアを開けると正面にベッドルーム、左がダイニングキッチンで右がバスルーム。
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キッチンはガスではなく電気である。電子レンジもあり、冷蔵庫(右下の扉の中)もあるが、ディッシュウォッシャー(食器洗浄機)はない。
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ソファもある。英国では一般に家具付きの方が普通だそうである。従って引っ越してくればすぐ住める。
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ベッドルームにはベッドと奥の折り畳みドアの後ろに洗濯機がある(妙な取り合わせだが)。
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バスタブ、シャワー、トイレもある。
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窓の外には何が見えているのか詳しくはわからないが、住宅街である。
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既に空き部屋になっていて壁の塗り直しや部屋の掃除も済んでいるため、それほど新しくはないが一応きれいな物件と言える。

帰ろうと思ったら前の通りが大渋滞。いつもこんなのだろうか?
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写真もたくさん撮ったし、我ながらかなり乗り気になっている。不動産を借りる際の鉄則は、あまり気に入った素振りを見せ過ぎると後の交渉がしにくい、と言うが、気に入ったものはしようがない。Abbey Roadの物件が考え過ぎているうちに手遅れになったことを思うと早く動かないと行けない、という意識も働く。

少し食料品の買物をしてから、18時20分帰宅。

早速、メールで価格の値引きを依頼する。ワンルームより多少高いのは仕方ないと思うが、まだちょっと予算より
30%近く高いので。

夕食はグラタン。
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なんだかポテトしか見えないが・・・
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底の方にサーモンとエビが沈んでいたのだった
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この頃よく食べるカットフルーツもなかなか瑞々しくて美味しい
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23時就寝。
  1. 2011/06/27(月) 15:51:59|
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2009年6月26日(金) ロジャー・マッギン

6時35分起床。曇のち晴。

左腕の状態は、昨日の受診前から既に快方に向かっていたらしいことに薬の効果が重なってすっかり良くなったようだ。痒みはまったくない。

プリペイド携帯電話を買ってからちょうど60日間で残高がなくなった。そこで電話を購入したCarphone WarehouseのTottenham Court Road店まで行って、10ポンド分を購入した(つもり)。だが、何か話が噛み合わないので確認のためによくよく聞いてみると、プリペイドの残額を追加するのではなくSIM自体を入れ替えてしまったようなのだ。この過程で初めてこういう場合のお決まり表現がわかった。"Top up"(トップアップ)と言えば良かったのだ。

SIMの入れ替えは当然不要なのでキャンセルしようとしたが、既にセットしたものはキャンセル不可だと言う。冗談ではない、と更にキャンセルを訴えたが取りつく島もなく、やむなく交渉をギブアップ。英語力不足を補う気合いの欠如だったと反省はしたが、もう二度とここへは来ないぞ、と心に決めて退出した。

お金を損したわけではないのだが、電話番号が変わるという想定外の事態発生である。幸か不幸か、これまで余り使う機会がなかったので、電話番号を知らせてある相手も数人しかいないし、新しい番号の方が覚えやすかったこともあって、まあしゃーないか、と気分を切り替えMarylebone (メリルボーン)校舎のカフェへ。

ランチはコーヒーとドーナツ=写真なし。1.75ポンド(約250円)。

その後14時に、以前物件の下見のため訪問したLTPS(6月2日の日記参照)へ。実は既に下見した中のAbbey Roadの物件を価格交渉すれば何とかなるかもと思い、1週間ほど前にメールでもう一度見てみたいと連絡したら、借り手が決まってしまったという返事。場所が良いとすぐ決まるのかとがっかりはしたが、他は空いているとのことなので、取りあえず時間を置いてもう一度見れば印象も変わるかも知れないと、今日の再訪問となったのだ。

もう少し次々と新案件の紹介があるとばかり思っていたので、3週間以上も進展がないことにもがっかりはしているが。

しかし思った通りと言うべきか、後日周辺を自分の足で歩いてみたこともあってか、前よりも環境や交通機関への利便性に関して感度が高くなった気がする。
最初の案件はFinchley Road駅近くのスタジオフラット(日本式に言えばワンルームマンション)で、今回初めて見たのだが、まあ可もなく不可もなく予算的にも合う。次は最初に行ったWest Hampsteadの案件へ。この前に見たスタジオフラットと、最上階の最近空室になったばかりという少し広いフラット(日本式に言えば1DK)を見る。こちらは当然のことながらスタジオよりも高い。

今日見ることができたのはそれだけだったが、日本の不動産屋のように契約を急がせるような物言いはしないので、特にどれが良いという意思も示さず辞去する。

16時45分帰宅。

いつもの通り夕食はチキンカレー(正しくはChicken Saag Masalaと言って、同じチキンベースでもまったく異なる味のカレーである)。これはかなり美味しい。5点満点だとすると4点かな。
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今日はCadogan HallでRoger McGuinn(ロジャー・マッギン)のコンサートである。
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この会場は演奏中の写真撮影が禁止なので開演前に1枚だけ まだ20分以上前なので聴衆の多くはロビーでビールを飲んでいるところだろう
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6月7日のRalph McTellもそうだったが、一番人気があったときにも来日コンサートは行われなかったので、まさか生で見ることがあるとは思ってもいなかった。さらに、Roger McGuinnはThe Byrds(ザ・バーズ)の主要メンバーとして有名になったので、ソロでは果たしてどうなのかな?という懸念もあった。
思えばThe Byrds自体、それほど好きな、高く評価していたバンドではなかった。と言うのは、初期の大ヒット曲が Bob Dylanの "Mr. Tambourine Man" および Pete Seegerの "Turn! Turn! Turn!"と他人の作品を非常にゆるいアレンジでやっているだけ、という印象しかなく、どちらかと言えば二番煎じの域を出ていないと思っていたのだ。どちらかと言うと、ハードな曲調、魂を揺すぶるアグレッシブな演奏、オリジナリティとメッセージ性のある曲の方が好みだったから。

しかし・・・FM放送を通じてラジオで初めて聞いた時から40年以上を経て改めてソロで聞いてみると、彼のトレードマークである12弦エレクトリックギター(ビートルズのジョンやジョージでおなじみのリッケンバッカー社製)の華やかなイントロが聞こえただけで、そこには紛れもないバーズの世界が(本当にソロとは思えないほど)広がったのだ。音楽自体も時間とともに熟成するのか、それとも自分の中で懐かしい曲としていつしか印象が好転していたのか、いずれにせよとても感動した。

バーズも売り出した頃は演奏技術よりもルックスで売っていたかのようなバンドだったが、メンバー交替を繰り返した挙げ句、後期になって元ブルーグラス界の超絶技巧ギタリストだったClarence Whiteが加入した頃には全員かなりテクニックも向上してパフォーマンスは良くなったらしいが、その頃にはもっと多くの優れたバンドが登場していたため、日本で再び人気が上がることはなかったように思う。

まあバンドに解散は付きものだし、Roger McGinnもソロでずっと活動を続けているのだから、ここで生で見ることができたことは本当に良かった。20時きっかりから40分間の第一部と、休憩を挟んで21時から何と90分間の第二部(アンコールを含む)でおおいに盛り上がった。多くの場合と同様ミュージシャンと同年代の観客が多いことも雰囲気がアットホームな感じでとても落ち着く。

終演が遅い時間になったためバスがなかなか来ず、23時50分帰宅。

1時40分就寝。
  1. 2011/06/26(日) 15:02:45|
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2009年6月25日(木) 腫れと痒みで初受診

6時40分起床。曇のち晴。

エディンバラから帰って来た22日と翌23日にはほとんど自覚症状がなかったのだが、23日の夜あたりから左腕にひどい痒みと痛みを感じるようになった。改めて見てみると肩から手の甲まで一筋に赤く腫れて、しかも一定間隔の斑点がある。
元々軽いアレルギー体質なので、汗をかいたり、何かが腕に当たったりしただけでも腫れと痒みを感じることがあるので初めはそれかと思っていたのだが、これは明らかに虫さされの類いの気がする。

渡英前にAIUの"海外留学保険"に加入しておいたので、いざと言うときにはそれを使えると思っていたが、こんなに早くいざと言うときになるとは思わなかった。この保険は傷害、医療、事故、賠償等がセットになっていて、オプションの緊急一時帰国費用分を合わせて大枚207,060円の保険料を払ったのである。
保険と言うものの本質から、一切使わないで済むのが一番良いことには違いないのだが、逆に何かちょっとは使わないともったいない、という率直な感情もある。

英国の一般医療は戦後の1948年に施行されたNHS(National Health Service=国営医療制度は、その後何回もの変革を経て来ているが今も国民医療のベースになっている)のおかげで基本的にすべて無料(処方料等は実費)なのであるが、GP(General Practitionaer:ホームドクター)への事前登録が要るとか待ち時間が長いとか問題点も多いと聞く。しかし、長期滞在というこの機会にNHSとGPへの登録も経験してみたいと思っていたのだが、受診が必要なときが先に来てしまった。

そういうわけで昨日の午後、最寄りの日本クラブ北診療所に電話して受診の申込をしたのである。ここは完全予約制の診療所で、北(セント ジョンズ ウッド)と南(サットン)の2ヵ所にある日本クラブ診療所とは在英日本企業が出資して北は1965年(現在地とは異なる)、南は1974年に設立されたものだそうである。

AIUの保険が使えるので支払が不要であること、医師もスタッフも日本人なのでコミュニケーションに心配がないこと、というのは心強い。NHSを経験してみたい、等と言えるのはおおむね健康なときであって、実際に病気になった際には結局日本語対応が可能かどうかを優先するものだ。

9時15分の予約なので、30分前に出発。9時10分に診療所の入っているHospital of St. John and St. Elizabethに到着。
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受付で保険加入証、パスポートを提示し、問診票に記入。直ちに受診できた。東京慈恵会医大の先生が2名、何年か単位で交替で勤務しているそうである。

自己診断通り何かの咬傷によるものだろうと診断され、リンデロンという薬をいただいた。経過を思い起こせば、エディンバラでクラスメートと合流して草の上に寝転んでランチを摂ったとき、または帰りの飛行機の中、と絞り込めたが、草の上だったら左腕だけというのはおかしいし、他の誰かが同じ症状を示していると言って来ないのもおかしいので除外し、恐らく飛行機の座席に前客が残していった何かがいたのだろうと結論づけた。

もっとも受診の時点で昨日よりも自覚症状は改善していて、痒みは余り感じなくなっていた。何も対策をしなかったのに左腕に限定されたままで回復に向かっているということは、着衣やベッドのシーツ等も心配なさそうである。

そんなことで今日は英国に来て初めて医師の診察を受ける機会ができたし、日本クラブ診療所が入っている英国の病院の中を少しだけうろうろすることもできた。日本の病院とは似ているようでもあり似ていないようでもある。待ち時間の長さやGPの当たり外れを嫌って、あえてNHSを使わず自費診療を選ぶ英国人も増えているそうなので、必ずしも映画"SICKO"に描かれたようなパラダイスのようなことはないと思われる(あの映画はあくまで米国の医療との対比を示しているので、金持ち以外の米国人には今でもそう見えるかも知れないが)。

受付から始まり診察、そして薬をもらうまでの滞在時間は30分くらいだった。

その後、ICCオフィスに立ち寄って近況報告等で2時間ほど過ごしてから、再びEaling Broadwayまで行ってランチは駅前のCoco Noodle Barで焼うどん。ソーダを加えて6.5ポンド(約950円)。
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帰りにMarble ArchのMarks & Spencerで約10ポンド分(1,500円)の食品を購入。
さらにバス停Elgin Avenue真前のクリーニング店で昨日預けておいたジャケットを受け取る。ドライクリーニング料は後払いで5.95ポンド(約900円)。
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17時25分帰宅。

夕食はパスタ。まずくはないが美味しいとまでは言えない程度。
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カットフルーツ
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23時30分就寝。
  1. 2011/06/25(土) 01:46:47|
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2009年6月24日(水) イーリング・ブロードウェイ

6時30分起床。快晴一時曇。

ブライトンツアーに行った先週木曜日から昨日まで連日13~16km/日というペースで歩き回って来たので、午前中は久しぶりにのんびりと過ごす。
正午過ぎに外出。Marble Arch(マーブルアーチ)のPret-A-Mangerでハムサンドとカフェラッテという典型的イングリッシュランチ。
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でもなぜ英国の会社なのにフランス語の社名(ブランド名)なんだろうか?やはり日本と同じ島国で舶来語崇拝傾向があるのかも・・・。

ところで、日本から持って来た電池のストックが無くなって来たので電池を買う必要がある。日本で乾電池を買う場所と言えばヨドバシ、ビック等の家電量販店またはスーパーが普通で、デパートではあまり買わないと思うが、ロンドンではそういった店の棲み分けがそれほどはっきりしていない。

Oxford StreetのJohn Lewisで見たらAA(単三)の24本セットが5.75ポンド(約800円)と日本の量販店よりむしろ安いくらいだったのでそれを買った。

さて、これから来春まで半年余りの期間をどこに住むかについては、まだ特にここが良いという希望や確信があるわけではない。条件はあくまでアクセスの良さと価格および環境との兼ね合いである。

いくつか耳にしたところではEaling Broadway(イーリング・ブロードウェイ)というところが、日本人に人気がある地区の一つだそうだ。別にことさら日本人の多いところに住みたいというわけではないのだが、人気があるからにはきっと何か理由があるはずだ。ブロードウェイと言っても、もちろんニューヨークのような繁華街ではない。

というわけで、今日は実地検分に赴く。Oxford CircusからCentral Lineの12駅目で約25分かかる。Central Lineの終点駅の一つで、ゾーン3。地理的にはロンドン西部地区である。ここには鉄道と地下鉄2線が乗り入れており、初めは鉄道、次に鉄道駅に隣接してDistrict Lineの駅が1879年7月1日にオープンし、Central Lineは1920年8月3日に開業したと記録されている。
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ここは地上駅だが、駅前に広がる美しい公園がとても落ち着いた雰囲気を醸し出している。今日は天気が良いため緑が目にしみるようで一目惚れするのに十分である。
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バス路線もたくさんありそうだ
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駅前の通りにはいろんな店が軒を連ねている
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大型スーパーもあるし申し分ない
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パブはロンドンならどこの駅前にも必ずいくつかある
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ショップもレストランも一通り何でも揃っている
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とにかく駅の周辺がごちゃごちゃしておらず緑が多いことは好印象である
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天気の悪い日とか夜だと印象は異なるだろうが今日だけなら百点満点と言える。

地下鉄ルートも便利そうである
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プラットフォーム
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今日は1時間ほど駅周辺を歩き回っただけだが、環境の良いところだということはわかった。
ほとんど日本人は見なかったが、この近くに日本人学校があるので、Acton(アクトン)地区からこの辺にかけて家族で住む駐在員などが多く住んでいるらしい。それに伴ってショッピングや生活関連の利便性も高いようだ。ただし家賃の方もロンドンの平均より高めだとか・・・。

18時15分帰宅。

夕食はチキンとパイナップルのカレー
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23時30分就寝。
  1. 2011/06/24(金) 12:29:40|
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2009年6月23日(火) ロンドンでの1日

7時起床。曇のち晴。

今日もイングリッシュブレックファストでスタート
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今日はロンドン市内観光の予定。

結婚25周年を迎えた2004年から毎年一度は夫婦で英国旅行に来ているが、二人とも仕事との兼ね合いでいつも期間は4日間くらい(飛行機で過ごす時間も含めた全行程6日)となると、何かにつけ観光地巡りにせかされるような気がする。いや正確にはサッカーの試合観戦をまず確定(チケットを入手)してから、その前後の日程を決める、というパターンである。

しかし今回はこれまでと違って、ロンドン在住者の感覚で1日過ごそうと思ったのである。いや17時にはヒースローに着いていないといけないので、まる1日というわけではないが。

しかしこのホテル(ルネッサンスホテル)は空港から近いという理由で選んだのだが、まったく失敗だった。なぜならば、空港までの移動に時間がかかり過ぎる。部屋の窓から滑走路が見えているにもかかわらず、9時にチェックアウトしてからバスに乗って出発するまで何と50分も要したのだ。初めからタクシーを手配すれば良かったのだが、それは結果論であって、ちょっと待っていればバスが来ると思ったので待った。しかし、さっぱり来ないまま玄関先のベンチで待ちぼうけしてしまった、という次第である。

ちなみに、19日は翌朝の出発が早かったので68ポンド(約10,000円)の安い部屋での素泊まりにしたが、今日は111ポンド(約16,000円)のB&B(ベッドアンドブレックファスト、つまり朝食付き)である。

こんな張り紙があるが本当に400ポンド(約60,000円)の部屋なのだろうか?確かに居間と寝室にバスもついた2部屋仕様ではあるが・・・
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まあそんなわけで空港ターミナルに着いたのが10時10分。スーツケースをLeft Luggageに預けて、地下鉄に乗り込み、High Street Kensingtonまで小1時間かけて移動・・・結局ここまで来るだけでほとんど午前中いっぱい使ってしまった。

過去5回の英国旅行で良く使ったのは到着初日と帰国前日をHotel Hilton Paddingtonに投宿することであった。ヒースローエクスプレスという直通列車を使えば15分でPaddingtonに着く。ホテルはその駅に直結しているので本当に便利だったのだ。しかも帰国日も出発まで荷物を預かってもらえるなどの利便性もある。

ヒースローエキスプレス(Heathrow Express)は毎時15分毎に出発しておりTerminal駅からPaddington駅までノンストップでとても便利なのだが、ネックはその価格である。地下鉄でOyster Cardを使えば円換算で片道400円くらいなのに、ヒースローエキスプレスは2,500円近くもするのだ。Oyster CardはSUICAやICOCAのようなタッチ式乗車券カードだが現金購入と違って割引率が非常に良いというインセンティブがある。

これまでのように短期旅行者として来ていた頃と比べると、(滞在2~3週間目くらいからだと思うが)居住者感覚に移行したのだろうか食費にしても交通費にしても金銭感覚が劇的に変化したという実感がある。

長々と書いたが、要するに空港から近かろうが多少遠かろうが、地下鉄駅に近いところに投宿するべきだった、というのが今回の教訓である。

さて、ランチである。これまでその前を通ったことはあるが、一人では入りにくかった店がある。Bill Wymanという元The Rolling Stonesのベーシストがオーナーなのだが、Kensington通りから少し北へ入ったところにある。まだ昼前で客はいない。間口に比べて奥行きがあって結構広いが、他に誰も客がいないのは落ち着かないものである。
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まあ、でもステーキサラダと
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ラビオリのトマトソースと
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ポテトのグリル
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ドリンクも入れて47ポンド(約7,000円)はちょっと高い印象 まあ有名人の店だからね・・・

地下のトイレへ行く階段の壁には写真やポスターがいっぱい
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そうそう店の名前はSticky Fingers(スティッキーフィンガーズ)という、ストーンズが1971年に発表したアンディ・ウォーホルのデザインが人目を引くアルバムタイトルと同じである。アルバムジャケットに本当にチャックが付いているし、開けることもできる。
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まだ現役でライブツアーを行っているブリティッシュロックの超大物バンドとしては最年長じゃないかな。
メンバーは皆70歳近いのに、元気溌剌、まったく老化とは無縁のようである(アップで見ると顔は随分老けたが)。

この近くには同じくブリティッシュハードロックの雄Led Zeppelin(レッドツェッペリン)のギタリストだったJimmy Page(ジミー・ページ)の邸宅がある。今から40年近く前の1971年、初来日コンサートを大阪フェスティバルホールで見たが、今もって来日ロックバンドのコンサートでそれを超えるものは見たことがない、というほど強烈な印象を持っている。最近ではJimmy Page一人だけだが北京オリンピックのオープニングで大きな車の上で演奏していたのをTVで見た。
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まあここまではいい加減ミーハー的だったが、この後Oxford Circusまで行ってJohn Lewisに、さらにPiccadilly Circusまで行ってJapan Centreに、といままでの旅行では一度も行ったことがない場所を見て回った。それから土産を買うためKnightsbridge(ナイツブリッジ)まで移動してHarrods(ハロッズ)で紅茶やチョコレートを購入。

ヒースローに着いたのは予定通り17時で、19時15分発JAL402便で帰国する家内を搭乗口まで見送った。
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それからまた地下鉄Piccadilly LineでKnightsbridgeまで戻りSainsbury's で食料を購入。

19時50分帰宅。

夕食は今買って来たばかりのスパゲッティミートボール でもあまり美味しくなかった
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まだ休暇は10日以上残っているが、まずは最優先で住むところを決めなければならない。

0時10分就寝。
  1. 2011/06/23(木) 15:01:55|
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2009年6月22日(月) エディンバラ市内駆け足観光

7時起床。曇のち雨のち快晴。

今日もオールドウェイバリーホテルで英国式朝食
ハム、卵、野菜の盛り合わせ
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こんがりトースト
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ポットティーとオレンジジュース
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おまけのスウィーツ(食べなかったけど)
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いよいよ初のスコットランド旅行も今日が最終日。今日は具体的な予定を立てていないので、ガイドブック片手に行けるだけ行こうと・・・。
まず町に到着した時からどこにいても視界に入っていたエディンバラ城へ向かう。
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もう一度立体模型で確認すると
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右上の一段と高い位置にあることがわかる
これなら城から町中が見渡せるはず

ケーブルカーなんかがあるわけではないので、ひたすら坂道を登って行く
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観戦用スタンド?を過ぎたところに入口がある
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多言語対応オーディオガイドのレンタル窓口
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ここが最大の人気スポットの一つであることはこの人の多さでわかる
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Scott Monument方面を俯瞰する その先には港がある(のだろうと思う)
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ヘッドホンマークのあるところで示された番号を押すと解説が聞ける(もちろん日本語を選択)
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"One O'Clock Gun"というのは午後1時の時報代わりに大砲をぶっ放して(もちろん空砲)港の船乗りに知らせるために19世紀に始まったもの
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城域は広くて、いくつも建物がある
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内部は王宮らしい豪華さ
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教会もあるし
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ショップもある
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これで振り出しに戻った 見学所要時間は約2時間だったがすべての展示をじっくり見て回れば半日はかかるだろう
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ここで昨日会ったクラスメート達と電話連絡 どこかで待ち合わせをして一緒に回ることにした

待ち合わせ場所にしたのはThe Scotch Whisky Experienceというウィスキー博物館
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まずテーマパークのトロッコのような乗り物で移動しながら製造工程(展示用で本物ではない)を一通り見学する 内部は暗くて写真撮影は難しい 解説は言語を選べるが、ここはやはり日本語で

次に産地や歴史についてパネル展示を見る ここは自分の足で歩く
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ケースの中は全部スコッチ いったい全部で何種類あるのだろうか?
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ジョニーウォーカーやJ&Bは日本でも有名だが、まったく知られていない銘柄も多いだろう
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お楽しみのテイスティングコーナー 銘柄まで当てるのは無理だろうが、大分類としての地域を隠して4種試飲し、どれがどの地域のものか当てるのだ
試飲したのはこの4種類であった なるほど地域や醸造所によって随分特徴があるのだ、と納得 
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昨日通りがかったDalwhinnie(ダルウィニー)もある Highland Malt(ハイランドモルト)という分類なんだ
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もうかれこれ25年ほど前にイギリスの会社との提携交渉が完了したときプレゼントしてもらったのがLaphroaig(ラフロイグ)だった 下戸なりに本物のシングルモルトスコッチ初体験に感動したことを覚えているがIslay Malt(アイラモルト)という分類なんだ 
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ランチは昨日とは別の店でベイクトポテトをTake Awayして公園でピクニック
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しばらく休憩してからNational Museum of Scotland(スコットランド博物館)へ
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彼らは明日はグラスゴーへ行くそうなのでここで別れた

民俗衣装キルトの専門店
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その後バスで町を横断しHolyrood Palace(ホリルードパレス)へ
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女王のスコットランド訪問時の居所であるが見学可能 しかし今日は入場できないようだ
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小高い丘はホリルード公園 今朝すでに登って来たTAKASHIの言うには公園と言ってもほとんど山登りだとのこと で、我々はパス
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このモダンな建物はスコットランド国会議事堂 英国は"連合王国"なのでスコットランドはイングランドとは別の議会を持っているしもちろん立法権限もあるのだ
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19時35分発のヒースロー行き
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機内食
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21時45分に一昨日と同じヒースロー近くのルネッサンスホテル着
日本の銀行のインターネットバンキングを利用して必要な振込をする 便利と言えば便利ではあるが旅行中であっても現実に戻されるというところが欠点?

0時就寝。
  1. 2011/06/22(水) 10:02:04|
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2009年6月21日(日) 日帰りバス旅行でネッシーに会いに行く!

6時30分起床。快晴のち曇。

久しぶりにフルブレックファストを食べる(ハム、ソーセージ、目玉焼き、煮豆、焼きトマト等のメインディッシュはまだ来ていないが)。
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スコットモニュメントがホテルの目の前にあるが高すぎて全体が視野に入り切らない
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今日はネス湖までの日帰りバスツアー その集合場所に向かう途中、後方に全体が見えた
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旧市街は高い位置にあるので、駅前からはいずれかの坂を上がらなければならない
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青空をバックに店の看板(シンボル)がシルエットになって美しい
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ハイストリート(繁華街)の日曜朝の景色
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ここが集合場所
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この小型バスだ 
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バスは緑の中を進む 羊はたくさんいるが人影はなし
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1時間半ほど走って最初のトイレ休憩
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見たこともない毛深い牛 Highland Cow(ハイランド牛)
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二度目の休憩場所 と言っても山と緑以外は何もない
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このヤンキー兄ちゃん(失礼)がドライバー兼ガイド 0621DRIVER_convert_20110621232514.jpg
出発してからずっと口が休まる時がないほど熱心に説明してくれる しかしアバディーン訛(?)の英語なのでよくわからないところも

少し先には大型バスも休憩している やはりここがコース中の見所?
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こんな景色なのだが・・・
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見えた!しかしこれはネス湖ではない
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出発からちょうど5時間でFort Augustus(フォート・オーガスタス)に到着 これはCaledonian Canal(カレドニアン運河)ここで昼食休憩
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この網状構造物に蔓が巻き付いて葉が延びるとグリーンネッシーの出来上がり しかし見頃はまだ先
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クルーザーがやって来た
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ランチと言ってもあまり時間がないので、スープとパンで軽く
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これぞ地元の英雄 NESSIE-The Great Big Monster-だ 
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値札が首に掛かっているところが可愛い!?

Swing Bridgeとは船を通すたびに流れと平行になるように回転させる橋のこと 
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湖上遊覧船のチケット売り場 シーズンオフでもないのに誰もいない
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泳いでいるのは人間 ネッシーではない
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ここは南北に38kmというネス湖の南端である 今日のツアーはここで折り返す
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バスの後方は見えない?それともマジックミラー?
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第二次大戦戦没兵士の碑
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ダムだ
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Laggan Damという名前だ
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滝だ
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蛙だ
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スコッチウイスキーの醸造所だ Dalwhinnie Distillery(ダルウィニー醸造所)と読める
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◯回目かのトイレ休憩 Pitlochry(ピトロッホリー)という町である
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Fish Teaって何だろう?
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これはピトロッホリー駅舎
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メルセデスは日本ではもっぱら高級乗用車の代名詞みたいだが、欧州ではロンドンの(二階建てではない方の)市バスやこのような中小型バス、各種トラックなど業務用車種も豊富である
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これは百年以上前に完成して今も現役のフォース鉄道橋
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復路はエディンバラ市内の道路が混んでいたせいもあって5時間半くらいかかった
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それから別日程でスコットランド旅行中のクラスメートと夕食のため合流 いくつかの店を覗いたが日曜のせいかどこも満席で、結局"Pizza Hut"へ 結局今日もイタリアン!(料理写真なし)

そして記念写真
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22時ホテルに帰着

23時頃に外はやっと真っ暗でライトアップが映える
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いつの間にかメールがたまっていたので必要な分は返信する インターネット利用料は3時間で2ポンド

0時10分就寝。
  1. 2011/06/21(火) 14:38:40|
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2009年6月20日(土) エディンバラ

5時30分起床。曇のち晴のち雨のち曇。

ホテルから見た朝6時の空港。雨が降った後のような景色。
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ホテルで朝食は摂らず、早目にシャトルバスで空港ターミナルへ向かう。
空港内のコーヒーショップで朝食。二人分で7.2ポンド(約1,000円)
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離陸後、機内食が出た 2回目の朝食
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いよいよ初めてのスコットランド
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何か20世紀中盤の空港のようなレトロさが良い
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へえ、サッポロビールの前身のことを初めて知った このTシャツどこで買ったんだろう?
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町の中心にあるツーリストインフォメーション 後方のクラシックな建物は超高級ホテル 
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テレビ番組収録中?
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Royal Bank of Scotland(RBS:スコットランド銀行)
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1727年に設立されたときの由緒ある建物らしい
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スコットランド銀行の紙幣 価値はイングランドのポンドと同じだが独自の紙幣を発行してところがすごい 肖像はスコットランドの国民的詩人Walter Scott(ウォルター・スコット)
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裏面はスコッチウィスキーの蒸留 
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二階建てバスもロンドンの赤一色とは彩色が異なるので随分雰囲気が違う
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坂の町である
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橋の下は鉄道 橋の上は長距離バス・空港バスの乗降車地 左の高い塔はScott Monument(スコット記念碑)
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町のど真ん中にロンドンから来る列車の終着駅がある あまり良く考えずに飛行機で来たが、鉄道で来るべきだったかも・・・後の祭りだが
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町のどこへ行くにも階段のお世話に・・・
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恐らく何十年(以上)変わっていない風景かも
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Traditional Musicにはたいへん興味があるのだが、今回は毎日早起きなので無理かも
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これは名物? 何軒も見かける
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入ったのはここ 理由:席が空いていたから
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店内はこんな感じ まるっきり大衆食堂だ
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これがエディンバラ名物?のベークトポテト トッピングや付け合わせは数種類の中から選べる ビン入り炭酸飲料込み二人分で12.30ポンド(約1,800円)
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この後、隣席に座った家族連れのおばちゃんから突然話しかけられる 流暢なようなそうでないような日本語で!いろいろ話しているうちに忘れてしまったが確かタイ人と言ったかな?大阪に住んでいたことがあるらしい・・・
世界は小さい!!

これが町の模型 全体像と位置関係の把握に便利
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寒くてもアイスクリーム屋台が来ている が、客は一人もいない
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教会
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20時過ぎにホテルへいったん荷物を置きに戻ってから近くのニュータウンで夕食
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どうもグルメ旅行記は書けそうにない選択だが、何の変哲もないどこにでもあるイタリアンレストランチェーンへ
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まずはサラダ
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ピザ
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パスタ
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イタリアンブレッド
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そしてコーヒー しめて27ポンド(約4,000円)
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ビミョーなライトアップ それにしても22時30分でもまだ空が明るいのだ
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0時過ぎ就寝。
  1. 2011/06/20(月) 14:06:54|
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2009年6月19日(金) 名残惜しくても今日で終わり

6時30分起床。快晴一時曇。

快晴の朝は本当に気分が良い。こちらのホストファミリーは朝が比較的遅いので、たいてい一人でBBCニュースを見ながら朝食を摂るのだが、これがFirst Floor(日本式に言えば2階)にある20畳以上はありそうなダイニングキッチン兼洗濯室である。
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窓から見える風景
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全自動洗濯機はボタンがたくさんあってちょっと見には難しそうだが、一度覚えれば簡単である。
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乾燥機
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コンロとトースターと電子レンジと右奥にはアイロン
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さて、今週はずっと最後だ最後だと言い続けて来たが、今日は正真正銘の最終日だ。今日の授業については特に何も聞いていなかったので、いつもと同じ時間に教室へ行く。ところが定刻になっても先生が来ない。うっかり遅れて来るようなことは考えにくいMARYだけに何となくおかしいなあ、と思いつつもしばらく待ったが、結局30分過ぎた時点で今日はもう休講だと判断し、皆でお茶に行くことで一致した。

Regent Street沿いの1ブロックほど北に位置するSt George's Hotel(セント・ジョージズ・ホテル)の最上階のレストラン兼カフェ(以前に半年先輩のSEIさんと初対面のときに行ったところだ)で1時間余り、この2ヵ月間の想い出をネタに談笑した。
窓の外を見ると、尖塔を見下ろす形でAll Souls Church、その右にはBBCの白亜の本部ビル
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左に目を移すと、左手前ブロックにWestminster大学の本部でもある6階建てのRegent校舎が良く見える(真ん中の少しくすんだ色の建物)。
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そして、お決まりの記念撮影
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結局最後まで全員皆勤だったのは中国人グループだった。国家公務員の准教授とか現役の医師とか大学院進学を目指す人等を含むメンバー構成で、一見堅物も入れば、シャイな人、気配りの人、逆にお茶目な人などいろんな個性を見せてもらったし、お会いできて本当に良かったです。皆さんの益々のご発展をお祈りします。

さて、今日の夕方、日本から家内が到着するのでヒースローまで出迎えに行かねばならない。
その前にランチをPiccadilly Circus近くのイタリアンの店(名前は忘れた)でピザ。セルフサービスだとばかり思って入ったらフルサービスの店だった。でもそんなに高くはなくて4ポンド(約600円)。
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ここからなら地下鉄Piccadilly Line1本でヒースローまで行ける。PaddingtonからHeathrow Express(ヒースローエクスプレス)を使えば時間はずっと早いが、値段は地下鉄の方がはるかに安い。
車内の喫煙禁止の注意書き。英国は煙草自体の値段も高いようだが、罰金もすごく高いのだ。
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去る3月までは関空からロンドンへ唯一JALだけが直行便を飛ばしていたのだが、今は成田から乗るか、関空発なら他の航空会社でヨーロッパのいずれかの都市でトランジットするかしかなく、今回は成田発JL401便である(伊丹からの乗り継ぎ)。
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明朝またヒースローに来ることになるので、今日は空港近くのホテルに投宿するのだが、夏至前でまだまだ明るい時間が続くため、夕食は市内に出ることにして、ここで荷物を預ける。
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例えてみれば大学生の息子を遠い町に一人で下宿させている母親のような気分なのか、一度ホームステイ先を見ておきたそうだったので、Baker Streetでバスに乗り換え、最寄りのElgin Avenueまで行く。
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その時の天候次第で町の第一印象はかなり左右されると思うが、幸い好天で街並も木々も美しい。
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本とか日用品をいくつか持って来てもらっていたので、ステイ先の部屋に置きに寄ってから、再びバスに乗ったのだが、パスポートを持って来るのを忘れたのに気づいて逆戻り。飛行機に乗るのには必須だから。

それから改めてOxford Streetまで行ってGarfunkel'sで夕食。今日は典型的なイギリス風ファミレス(?)料理で・・・
ハムステーキとベークドポテト
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フィッシュアンドチップス もちろん一品ずつをシェア
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飲物等も含め全部で27ポンド(約4,000円)。

ホテルまで歩くのはちょっと無理な距離なのでシャトルバスを利用。2人分で8ポンド(約1,200円)。

23時15分ホテルに戻る。その後、明日からのスコットランド旅行の予定を説明。

0時30分就寝。
  1. 2011/06/19(日) 15:10:01|
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2009年6月18日(木) ブライトンツアー

6時30分起床。晴のち曇。最高気温が20℃未満で再び涼しくなった。

今日はいつもより30分遅く9時15分にRegent校舎のロビーに集合し、皆で徒歩でRegent Parkへ行った。
Regent Streetを北に、All Souls Church(教会)の横を通過し、BBCの横を通過し、美しい弧を描く建物の横を通過し、ものの10分くらいで着く。
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ピクニックでもなく、何かをするというでもなく、まあみんなで散歩という感じ。
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公園内をまっすぐ北上するとバラ園があるのでまずはそこで一休み。
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その後さらにどこかへ行くのかと思ったが、結局そこで日光浴をしながらただ取り止めなく会話を楽しむ、というだけだった。

そう言えば、UAEとヨルダンから来ている学生は昨日も今日も出て来なかった。彼らにすれば授業がないのに集まって雑談するだけ、というのはまったく"意味のない"時間なのだろうと察しがつく。別にはっきりとそう聞いたわけではないが、これまで授業の一環としていろんな会話をしていて、彼らの世界観というか価値観というものがごく限定的ではあるにしても多少わかるようになった気がするのだ。善悪の区別がはっきりしていると言うのかな、例えば彼らは宗教上(イスラム教)の理由で酒も煙草も百害あって一利なしと思っているし、そういう文化なのだから、それはそれで良いと思う。もう最後なのに出て来ないとしても、付き合いが悪いとか、そういう問題ではないのである。

さて、今日は12時30分にRegent 校舎のロビーに集合してBrighton(ブライトン)への半日ツアーである。
まず地下鉄でVictoria駅まで行く。13時06分発の列車で約1時間。
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かなり大きな終着駅である。
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駅前の商店街、Royal Pavillionなどの観光スポットへは立ち寄らず、海岸へ。
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一見したところ、5日前に行ったEastbourneと余り変わらないような印象。
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実際、海岸リゾートとしてはこちらの方がずっと有名で人気があるそうだが、基本的には景色も施設もほぼ同じだと言っても良いくらいだ。やはり仕事をリタイアした人々の移住先としても人気で、そのため高齢者の人口も多いらしい。
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マリンスポーツのメッカでもあるようだが、今日はウィークデーだし、夏休みには少し早い。そのせいか人影もまばらである。
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桟橋を進むと、食べ物屋や土産物屋が並んでいる。
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ちょっと詰め込み過ぎでは? 綿菓子のことは英語でCandy Flossと言うらしい。
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確かに綿菓子だ
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こちらは金太郎飴?
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でかいドーナツもある
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その穴から覗いてみると・・・
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海が見える。

覗かなくても海は見えるが、かなりの荒波である。
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カモメが悠然と滑空している。
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いや、やはりかなり強風のようだ。全員風上に向いているのは風圧を逃がす姿勢なのだろう。
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これは何と言うのかわからないが(パラサーフィンかな?)、今にも海面から離水しそうな勢いである。
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シャワーが浜辺に、囲いも何もないが・・・
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ヨット(ディンギー)も波打ち際から遠くに引き上げてある。
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これは"Topper"という英国製のディンギーでたいへん操作性が良く、とても乗りやすい船である。
20~30歳代の頃は会社の同好会で所有していて週末には良く早朝4時頃から三浦半島の長者ケ崎あたりへ乗りに行ったものだ・・・懐かしい。
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こちらはカタマラン(双胴船)で、水と接する体積が小さいため風が良ければかなりスピードが出る。
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歩いている人間より飛んでいるカモメの数の方がはるかに多そうだ。
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そうこうしているうちに18時近くになり、駅へ戻る。途中でRayal Pavillionを真後ろ側から見る。昔は英王室の住居だった建物だそうだが、まったくインドかアラビア風のデザインである。
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やはり大きな駅だ。プラットフォームも広いし。
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18時13分発の列車でVictoria駅へ。予定通り約1時間後に到着し解散。

20時帰宅。

夕食はマカロニチーズ。味はまあまあだ。
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0時00分就寝。
  1. 2011/06/18(土) 15:28:05|
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2009年6月17日(水) ナショナル・ポートレート・ギャラリー

6時30分起床。晴のち曇一時雨。

今日はいったん学校に集合した後、徒歩で10数分のところにあるNational Portrait Gallery(国立肖像美術館)に行くことになっている。集合時間にはまだ早かったので、しばらくライブラリーで過ごすことにした。ライブラリーはLittle Tichfield StreetというOxford Streetから少し北の細い通りに面したビル内にある(ICCのオフィスが入っている建物と隣接している)。

廊下のガラスに白い塗料でいろいろ歴史が書いてあって、いつも横目に見てはいたのだが、内容をじっくり読んだことはなかった。しかし、よく読んで見ると、それはかなり衝撃的だった。
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反射して良く見えないが少し角度を変えて
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史上最高のロックギタリストと称されるシアトル出身のアメリカ人 Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリクス)がまだ無名に近かったころ、誘われて1996年9月にロンドンに来てから初めて聴衆の前で演奏したのがこの場所にあったPortland Hallだそうである。その日はCream(クリーム)、Pink Floyd(ピンク・フロイド)、Manfred Mann(マンフッレッド・マン)も演奏したとある。どんなコンサートなんや!

ちなみにプログレッシブ・ロックの先駆者と目されるPink FloydのオリジナルメンバーのうちRoger Waters(ロジャー・ウォータース)、Nick Mason(ニック・メイスン)、 Richard Wright(リチャード・ライト)の3人が本学(の前身である専門学校)の同級生だったそうだ。

Jimi Hendrixの演奏は同時期にロンドンを拠点に活動していたThe BeatlesやRolling Stonesのメンバーからも一目置かれていたらしい。翌年には米国へ戻って大ブレークし、最後は1970年にロンドンのホテルで27歳の若さで亡くなるのだが。

10時前に集合して皆でNational Portrait Galleryに行き、一通り肖像画を鑑賞した後、地階のカフェでしばし談笑。そして記念写真をいっぱい撮り合った。本当に充実した2ヵ月だったが、これで終わりだという実感はまったくない。それでもすっかり親しくなった各国の学生達と離ればなれになることは何より一番寂しい思いだ。
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このカフェの場所は倉庫を再利用しているようだが天井の曲線や装飾も美しい
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解散後、中国人学生達と我々日本人グループとですぐ近くの中華街へ行き、これぞ本場の味だと彼らが太鼓判を押す肉まんを食べた。店頭で売っているのをtake awayしたのだが、彼らの一人がまとめて注文し支払もしてくれ、自分達の分を渡そうとしたが頑として受け取ってくれない。後でわかったがそれが中国式で、本当は次回こちらがおごり返すのが良いのだろうが、果たして次回があるのか?それにしても英国人がパブでやるマナー(交互におごる)ととても似ている。
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価格は1個1ポンドだったと思う。それをその辺の石段に腰掛けて食べたのだが、確かに美味しかった。また肉まんのことは中国語で「包子」と言うことを教わった。「饅頭」は中に具が入らないプレーンなパンのようなものを指すのだそうだ。こういったことも漢字を使ってコミュニケーションできるのが面白い。

午後の授業は今日が最終回だが、各自5分程度のプレゼンを行った。自分の題材として選んだのは先日写真を撮っておいた"Easy Jet"という格安航空会社の広告について。地下鉄駅や車内ポスターもウェブサイトもすべて黄色と黒(と地色の白)だけのシンプルさで統一されていることと、モデルや景色の実写真さえ使わない制作費の低価格性を感じさせることが企業イメージに合った広告戦略として優れており、一度見れば記憶に残るインパクトの強さも合わせて、非常に考えられたものだと感じたからである。

しかし、直前に英語の原稿を用意したことはマイナスだったかも知れない。どうしてもそれに頼って読む(下を向く)ことになってしまって、前を向いたプレゼンにならなかったからである。やはりプレゼンは聴衆の目を見て話さないと生きたものにならない、と少し後悔した。

午後の授業は二人体制で、水曜日担当のTONYは講師陣の中でも古参で大学内の地位も高いそうだが、教え方は本当に実践的で英国のビジネスの世界を垣間みられるようなヒントやコメントをたくさんもらった。週に1日だけの担当だったことは残念だったが・・・。
もう一人のMARYはやはり古参のようだが、午前のGeneral Englishの授業の際には学生の言い回しとか文法の細かい間違い等も決して聞き逃さずにその場で訂正してくれたところが非常に英語教師らしくて良かったと思うが、TONYと違ってBusinessの世界での実経験はなさそうなので、午後の授業についてはちょっと教科書だよりのところが多かったのかも知れない。こちらが最近まで社会人だったことを意識してなのだろうが、教科書に出て来るシーンについてこんな場合は会社ではどういう状況になるのか?といったコメントをしばしば求められたのには面食らったものだ。

午前の授業はまだ後2日残っているが、午後はこれで完了。感無量。

帰りにユニクロでソックスを買った。3足で6.8ポンド(約1,000円)。

17時30分帰宅。

夕食は、毎日似たり寄ったりだがChicken Jalfreziというチキンのスパイス煮込み、というかまあカレーの一種。昨日のChicken Masalaと同じくらい美味しかった。
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0時10分就寝。
  1. 2011/06/17(金) 13:59:35|
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2009年6月16日(火) 元上司に電話する

6時30分起床。快晴一時曇。

朝食にティーとトーストとジュースだけでは少しもの足らないので、チーズとヨーグルトを加えている。これだけあれば完璧だ(?)。
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3、4日前に米国の友人からメールで問い合わせのあった(日本の市場調査についての)案件に関して知恵を借りようと、今年初めまで勤務していた会社の元上司で圧倒的な幅広い人脈を持つ方に電話することにした。と言っても日本でずっと使っているauの携帯を持って来ているので、そのまま普通に電話すれば通じる。

かつて(わずか数年前だが)海外出張時にホテルの部屋から日本へ国際電話するときには、国際認識コードとか日本の国番号とか市外局番の最初のゼロを省くとかをいちいち確認して、その長ったらしい番号をメモ用紙に書き止めて、何かの儀式さながらに神経を集中して間違えないように緊張しながらダイヤルしたものだが、今や携帯電話を使うのに海外にいようが国内にいようがボタン一つで済むことに何ら変わりはない。

唯一確認の必要なことと言えば、時差である。今の季節だと日本はプラス8時間なので、こちらの朝8時に電話すれば日本は同じ日の16時ということになる。日本にいたときも仕事以外でそれほど電話したことがないので、何年ぶりかということになりさぞ驚かれるだろうか?

案の定、回線がつながってすぐに久しぶりの挨拶が始まった。ひとしきり退職の報告などを述べてから4月以降ロンドンに滞在していると伝えても、余りにも唐突な話でにわかには理解してもらえなかったようだ。そりゃ、逆の立場だったら、やはり同じように感じるだろう(と思う)。声はすぐ近くにいるかのように聞こえるし、会話の音量や周辺の雑音などだけからは相手が外国にいることはまったくわからないだろう。
何はともあれ用件は無事了解してもらえて、後はメールで連絡するということにして一件落着となった。

午前の授業はKATHYの担当日であるが、明日は打ち上げと言うことで全員でNational Portrait Galleryに行くことになったので、教室での授業は今日が最終回である。VICKY、KATHY、MARYという3名の講師が日替わりで実践英会話の指導をしてくれたのだが、それぞれ教え方に特長があって誰が一番良かったかは学生一人一人感じ方に差があるようだが、全員が英語教育のプロの指導者であることは学生の誰もが肯定するであろう。

今日のランチはRegent Streetの向かい側にあるSUBWAYというアメリカ系サンドイッチ屋でtake away(米語だとtake out)にする。英国式と違ってボリュームのあるフランスパンのような長いパンに肉や野菜を大量にはさみ、さらにドレッシングをたっぷりかける。正直なところ1本では多過ぎ、半サイズでちょうど良い。オレンジジュースを加えて4.08ポンド(約600円)=写真なし。

午後の授業もMARYの担当は今日で終わりのため半分ほどで切り上げ、その後全員揃ってAfternoon Teaに行くことになった。そういうわけで今週は本当に最後のセレモニーのようなもので、先週まで続いた授業の(良い意味での)緊張感はない。

行き先はOxford Streetの一つ南の通りにある老舗デパート"Liberty"である。
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デパートと言ってもフロア面積はそれほど大きくはなく、商品もファッション、家具等がメインであり、各フロアにいくつか飲食スペースがある。ここのレストランのAfternoon Tea(ポットサービスの紅茶と3段重ねの軽食=サンドイッチとケーキとスコーン=のセット)は有名らしいが、残念ながら席が空いていなかったので上階のカフェに行った。
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Fortnum & Masonのような超高級ティールームほどではないが、それでもAfternoon Tea はとても高いので各自紅茶やコーヒーを単品で注文し、しばし談笑する。しかし完全なオフタイムというわけではなく、まだ本来は授業時間中だからか、気分的には何か落ち着かない気がする。 すっかり学習を中心とした日周リズムが体内にでき上がっているようだ!

1時間ほど過ごした後、割り勘で各自支払を済ませ、現地解散となる。

TESCOで食品を9ポンド分ほど買って18時15分帰宅。

夕食はタンドーリチキンマサラ なかなか美味しい
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これは生アップルジュース
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その後、今朝の電話の用件の確認メモを元上司と依頼元である米国の友人の双方にメール送信する。一瞬、出張で来ているかのような錯覚が・・・。

0時20分就寝。
  1. 2011/06/16(木) 15:41:54|
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2009年6月15日(月) ラストウィーク始まる

6時30分起床。曇のち晴のち曇のち雨のち雷雨のち雹のち晴

あっと言う間の2ヵ月が過ぎて、1年間のプログラムの第一段階(General EnglishとWork Placement Skills)はとうとう最終週を迎えた。

午前の授業はもはやテキストブックから離れて、自由テーマで話し合うような感じで推移した。月曜、木曜を担当するVICKYの教室での授業はこれで終わり、木曜には皆でRegent ParkのRose Gardenを見に行くことになった。

今日のランチは誰かの発案でMarks & Spencerにサンドイッチと飲物を買い出しに行き、大学のカフェテリアの隣の休憩コーナーで。今週末から2週間のブレークをどのように過ごすのか?と言った話題とともに。

13時からのランチタイムレクチャーは英国の代表的な夏の行事について。今日はウォーキングツアーの日ではないが、ツアーガイドのREGが講師で、我々にはあまりなじみのない行事を聞く。

メーデーの由来、Whitsuntide(精霊降臨祭)、Midsummer Eve(ヨハネ祭前夜祭)、ウィンブルドン(テニス)、ダービー(競馬)、クリケット等々話題は尽きない。英国が発祥のスポーツにはサッカー、ラグビー、ゴルフを始めたくさんあるが、クリケットほど(英連邦以外では)わかりにくくてなじみのないスポーツはないだろう。一説には米国発祥のベースボールの原型だとも言われるが、1試合が終わるのに5日もかかることがあり、試合中に昼食休憩やお茶の時間まであると聞くと、もう想像を絶する。

午後はこれまで通りに授業は進められるのだが、一人ずつ交替で模擬面接があるので自分の予定時間前に別室へ移動する。模擬面接は文字通りに面接を受ける練習という意味合いと、その会話を通じてどういう仕事をインターン先として希望するかの確認という意味とを兼ねている。先日の電話注文の練習とは違って、今回は緊張することもなくコミュニケーション上の問題もなく無事終了。

16時20分帰宅。

衣類の洗濯と乾燥を終えた頃から、天気が急変。今日は朝から天気が本当に目まぐるしく変化したのだが、18時頃から雷雨、さらに大きな音を立てて雹(ヒョウ)が激しく降ったのにはびっくり(でもその後でまた青空が戻って来たが)。
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少し拡大
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もっと拡大(フォーカスが合わない)
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夕食はエビのカレーライス(マサラとピラフ)
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23時25分就寝。
  1. 2011/06/15(水) 15:11:47|
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2009年6月14日(日) アビーロード周辺を歩く

7時起床。快晴。

夏至が近づいて随分日脚が長くなった。ロンドンの緯度は北緯51.3度で日本列島よりはるか北、樺太(サハリン)の中央より少し北に相当するため、朝は4時40分頃から夜は21時20分頃まで、1日の3分の2は日が出ていることになる。従って朝も7時になればもうかなり日が高い。

7時過ぎ、明るい窓の外に何か気配を感じた。
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アップで! うむ、これは野生のリスだ。
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うーむ、自分のしっぽを齧っているようにも見えるが、身繕いしているのか?
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さて、現在地に住み始めて2度目の週末となる今日、天気も良いので少し近くを歩いてみることにした。
地図を見ていると先日下見をしたフラットがある場所はここからさほど遠くないことがわかったので、もう一度その辺りを訪ねて見ようと思ったのである。

表に出て前の通りを見ると、何かへんな感じがする。そうだ、道の真ん中に駐車している車が違和感の原因だ。
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ロンドンの通りは一部を除いて1世紀以上前に作られたままである。つまり、車ではなく馬車の時代に設計されたものなのだ。建物もその内部に駐車スペースを考慮していない場合が多い。というわけで、道路が駐車場になった、という次第である。もちろん勝手に止めて良いわけではなく、厳格な許認可に基づいて秩序が保たれていることは言うまでもない。それでもやはり道の中央レーンが駐車場だなんて違和感は消えない。

そんなことを気にしながら引っ越しの前に一度訪れた地下鉄のMaida Vale駅を通り過ぎてそのまま進んで行くと、間もなく大きな教会の塔が見えて来る。道は少し上り坂となり汗が出てくる。
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さらに進むと行き止まり、いや三叉路になっている。通り名はAbbey Roadと読める。
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三叉路を左(北西)に行くと、あった。下見した3件で一番高かったところだ。しかし改めて周辺をうかがうとやはり環境の良さそうなところだ。他の大都市同様、ロンドンでも地域によって住民層が異なっておりこの辺は高級住宅街に分類されていることから、住環境が価格の決定要素になっていることがよくわかる。
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バスはOxford Circusまで21分、地下鉄は通り過ぎて来たBakerloo LineのMaida ValeかJubilee LineのSt.John's Woodが最寄りである。
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せっかくAbbey Roadに来たからには、バスに乗る前にここへ行ってみよう。
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ビートルズが事実上解散する半年前の1969年9月に発表されたアルバムジャケットに使われた歩道がこれである。40年前からあまり変わっていないことがわかる。
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ここで散歩は止めてバスで都心へ向かう。

ランチは久しぶりにJohn Lewisの本日のスープとパン。3.95ポンド(約600円)。いや1週間前にも来ているか。
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暑くなったので着替え用のTシャツを買った。ロンドンのユニクロで買うのはこれで2度目かな?どれでも2枚で9.99ポンド(約1,500円)。
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思えばロンドンに初めて来た1980年代半ばには日曜日はほとんどの商店が完全休業だった。それが今では無休のところが増えた。とは言え日曜日は午前中開いていないところが多い。
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書店も然り
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地下鉄の駅構内の連絡通路壁面に映画の広告があった。"Looking for Eric"という往年の名サッカープレーヤーEric Cantona(1990年代にManchester Unitedで活躍した伝説的ストライカー)に関するものらしい。
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実は午後の授業の最後に当たって各自プレゼンをするという課題があって、そのネタ探しをしているところである。広告について、または自分のやりたい仕事についてテーマを自由に選ぶのだ。

しばらく前から気になっていた低価格航空会社の広告がこれである。
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プレゼンの筋書きはまだ考えていないが、一応カメラに収めて置く。

昨日はロンドン到着後で4番目にたくさん歩いたので、今日はほどほどにして14時45分帰宅。

この頃夕食にいつも食べるレンジ加熱食品であるが、それだけでは味的にも量的にも物足りないのでパンを一緒に食べる。まあ日本式に言うならば主食である。気に入っているのがこれ。Marks & Spencerでの食品の買い出し品目に入れている。
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もっとも今日はパンはいらない。中華シリーズで酢豚じゃなく酢鶏のライス付き。
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それにサラダ
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ジュース
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23時就寝。
  1. 2011/06/14(火) 13:11:12|
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2009年6月13日(土) イーストボーンツアー

6時30分起床。曇のち晴。最高気温24℃。暑かった。

8時20分出発。バスでWarwick Avenueまで行って地下鉄に乗り換えEmbankmentで更に乗り換え、9時ちょうどにVictoria駅に到着。
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駅前には珍しいStarbucksの屋台があった!
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日本と違って鉄道の駅のトイレは有料なのだ(30ペンス)。
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Left Luggageはイギリス英語で手荷物一時預かり所のこと
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駅内のMarks & Spencerでランチ用のサンドイッチとジュースを購入した後、9時47分発の列車で出発。
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車窓から見えた牛
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車窓から見えたアーチェリー
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車窓から見えたパラグライダー いろんなアウトドアスポーツが盛んだ
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11時14分目的地Eastbourne駅到着。所要時間約1時間半。
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テーマパークにでもあるような可愛い駅舎
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駅前でバスに乗り換え
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30分ほどで着いたが、ここは一体どこだ?
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ナショナルトラストの看板以外道標らしきものは何もない?
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そこにはただ緑が広がるのみ
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しばらく行くと海が見えた
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ちょうど昼時なので海岸に降りてピクニックと言うことに
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潮が引いて行く
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見る見るうちに海藻がいっぱい露出して来る タイドプールには小動物も
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海側から見るとほとんど直角にそそり立つ絶壁である(高いところは約160mに達するそうだ)
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白いのは石灰岩だから
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皆で記念写真
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いよいよ出発
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崖が浸食されているため迂回、と書いてあるが矢印の方角を見ても具体的な迂回路らしきものはいっさいなし まあ崖っぷちに近づくな!ということか
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Belle Toutという名の灯台の横を通って行く
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この灯台のある岬はBeachy Headと呼ばれているが、実は自殺の名所でもある(つい10日前にもあったらしい)
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BBCの記事によると年平均20名くらいが飛び降りるそうだ(幸運にも命が助かる場合もあると言うが・・・)
それでも転落防止柵とか警告看板など自然の景観に不似合いな人工物は全くないのだ(もしこれが日本だったら、とつい想像してしまう=もちろんどちらがどうかという問題ではない)
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写真を撮ってもらっているときには気付いてなかったが、1歩後ろは崖っぷちだった、やば!!
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しかし歩いても歩いても同じような景色が延々と続く
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前方を歩く人々が夏の青空をバックにシルエットとなる
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足下に眼を転じれば高山植物のような可憐な草花たち
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かれこれ1時間半余り歩いてやっと目的地らしきところが見えて来た
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近づいて来た
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着いた!! とは言え、ここがどこなのか?まだピンと来ていないが、とにかく町の中心に近づいたことは間違いない(あと2kmほど)
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まったく日陰がないところを10数kmも歩き続けて来たので若干脱水状態 さすがの若者達もお疲れ気味 
良く冷えたミネラルウォーターの美味しかったこと。1ポンド(約150円)。
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英国の東南岸に位置する気候温暖なEastbourneは仕事をリタイア後、ロンドン等から移住して来る人も多いらしい
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年配の夫婦がのんびり海岸で日向ぼっこ
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手をつないで散歩
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これも老夫婦?
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でかでかとフィッシュアンドチップスと書いてあるのでここが英国だと一目でわかる
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桟橋全体に飲食店やゲームセンターや遊具等があってこじんまりしたテーマパークみたいになっている
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桟橋から振り返ると町が良く見える
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桟橋の先端には一段高い展望台があってさらに良く見える。 
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かんかん照りの暑い中、ここで熱いティーを飲む。1.1ポンド(約160円)。
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フィッシングも盛ん
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ビジターでも楽しめそうだ
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ヨットも気持ち良さそう
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帰りは17時30分発の列車で19時ちょうどVictoria駅着。やはり片道1時間半だ。
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これで乗車料金は往復11.95ポンド(約1,700円)。
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20時05分帰宅。今日の総歩行距離は約16km。

夕食はパスタ
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その後、昨日のメールの続きを受送信

1時10分就寝。
  1. 2011/06/13(月) 14:40:40|
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2009年6月12日(金) 地下鉄ストが終わって交通は元通りに

6時30分起床。晴のち曇。

地下鉄ストの終了とともに交通機関の状況が元に戻った。昨日と同じく7時30分のバスに乗ったらわずか15分で着いてしまい、授業開始まで1時間も待つ羽目になってしまった。バス停に時刻表と言うものはないが、毎日だいたい同じ時刻に走っているようだ。ただ所要時間が日によって異なるのは道路事情によるので仕方ない。全般にバスのスピードや運転操作は日本の感覚からするとかなり荒っぽい気はする。

地下鉄の駅にはストに対するお詫びの掲示があった。RMTとは"National Union of Rail, Maritime and Transport Workers"のことで8万人以上の大きな組合である。
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お詫びはロンドン地下鉄の社長(公共機関だから長官?)が個人名で一人称で述べているところに文化の違いを感じる。

ランチは今日もCavendish校舎のカフェで今日のスープ(とロールパン)。1.5ポンド(約200円)。
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今日はMarks & Spencerへ食料の買い出しに。何やかやで18.67ポンド(約2,700円)。

13時50分帰宅。

午後は自室でのんびりと、チーズをかじりながら、アメリカの友人にメールを送ったりして過ごす。
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夕食はチキンとパイナップルのカレー
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サラダ
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22時就寝。
  1. 2011/06/12(日) 12:12:35|
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2009年6月11日(木) 日本語入力法がわかった!

6時30分起床。晴れたり曇ったり。9日ぶりに日中の最高気温が平年並みの20℃を回復。太陽がまぶしかった。

今日は自室を紹介:
ワンルームで部屋の1/3くらいがベッドに占められている。ベッド下は収納ケースなので便利。
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デスクは窓に面していてなかなか快適な空間である。書棚の本は全部この家のご主人のもの。地球儀も扇風機も部屋に備え付け。
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窓の外はあふれんばかりの緑が眼に優しい。
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木しか見えないくらい。
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ドア横にポスターが貼ってある。JFKの写真があるので、ご主人はアイルランド系かも。奥さんは自分のことをイタリア出身だと言っていたが。
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朝食時に一度ご主人と一緒になったことがあってそのとき聞いたのだが、以前は都心のホテルのマネージャーをしていたらしい。その後ホテルが廃業して今は日本で言う賃貸マンションのような形になっており、そのままそこで日勤の管理人をしているそうだ。50歳代後半の非常に物静かな学究肌の人物であるが、道理で観光やホテル業界の本がたくさん書棚にあると思った。この部屋以外の各部屋にも書棚がいっぱいあるのだ。芸術、宗教、歴史といった広範囲な蔵書があって、かなりの読書家のようだ。ときどき勝手に手に取って見るのだが、どれもさっと読めるような軽い本ではない。昭和天皇のことを書いた本もあり、欧米人がこういった書籍を通じて日本に関する知識を得ているという観点からもぜひいつか読んでみたいと思う。

間借り人への注意書き。インターネット、電話、鍵、電気その他基本ルールが書いてあるので迷わずに済む。夕食付きのプランもあるようだ。
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ぎょっ!写真を撮っているところを鳩に覗かれていた!!
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さて、昨日は地下鉄ストのため普段より時間がかかったので今日は少し早めに出発。ところが逆にバスは昨日より混んでいて30分間立って行く羽目に。地下鉄では朝のラッシュ時に座れないことの方が多いが、バスで座れないというのは初めてだった。

ロンドンの二階建てバス(ダブルデッカーと言う)の乗車定員は、複数ある車種によって少しずつ異なるが、一例を示すと、階下席23名+階上席45名+立席19名(車いす対応時は変わる)=合計68名。階上部と階段部分に立つことは禁止で原則これ以上の人数は乗せないから、日本のように超満員でつり革一つに2、3人が掴まっているという状態はあり得ないのだ。
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TAKASHIは昨日の経験を活かして今日は全行程歩くのではなくバス等使える交通機関を乗り継いで来たら、何と7時頃に着いてしまって時間をつぶすのに苦労したらしい。大学は8時にならないと校舎内に入れないのだ。ストは今日で終わる予定だから、こんな苦行も今日限り(かな)。

さて、授業はやはり間違いなくスピードアップして、"UNIT 12: Difficult to believe"を終わっただけではなく"UNIT 13: Old friends"まで入った。それもそのはずで、そこには友人同士の会話でよく使いそうな表現(くだけた挨拶から始って相手の近況や共通の知人の消息をを尋ねたり)が満載されているのだから。

ランチの後、TAKASHIからとっておきの秘伝を伝授された!
大学のライブラリーやPC室でメールの送信をしたり、文書作成をする際に、英語しか使えないと思い込んでいたので、日本人へのメール返信であっても英語またはローマ字でやっていたのだが、すべての端末で日本語入力が可能だと言うのだ。

考えてみれば最新のOSはmultilingual対応のはずだから、できることは不思議でも何でもない。しかし、その入力モード変換の方法がどこにも記されていない。彼はそれを数時間かけて一人で試行錯誤しながらついに発見した、と言うのだ。その次に彼がしたのは皆に教えることだった。もちろん全員を一堂に集めてというわけには行かないので、身近なところから声をかけては個人指導してくれているのだ。これがわかれば必要なときにいちいち自分のPCを持って来なくても良いので本当に素晴らしい。

地下鉄ストにも負けず4時間かけて歩いて来たことと言い、何とも頼もしいというか親切と言うか、来年にはきっときっと良い社会人になることだろう!

午後は授業がない日なので、この後Piccadilly Circusまで歩いてJapan Centreという店を訪ねた。ここは多分ロンドンでは一番日本の商品の品揃えが多い店だろう。食品、日用品、書籍等を売っている。イートインコーナーもあって寿司やら弁当を買ってすぐ食べることもできる。茶わんや箸や日本米を始めとする食材その他自炊を始めるのに必要なものは何でも揃うと思う。ただし今日は見るだけで何も買わなかった。ここには毎木曜日発行の「英国ニュースダイジェスト」、「週刊ジャーニー」といった日本語の情報紙が置いてあるのでそれを手に入れるのが目的だったから。これらは観光客用ではなく居住者用に最近のニュースや情報をまとめたもので、在ロンドン日本人にとって必需品なのである。

すぐ近くに6番のバスストップがあるのでそこから乗り換えなしの1本で帰れる。そのバスストップへの途中にはTESCOという大手スーパーがあるのでそこで食品を少し買う。

16時30分帰宅。

本日の夕食はまず野菜のオーブン焼き
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加熱後の写真
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パースニップって知らない野菜 →これは残念ながら加熱し過ぎて真っ黒けに焦がしてしまった。うーん・・・
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次は、ポテトカレー
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見た通りに美味そう
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デザートのマンゴーで締め
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23時55分就寝。
  1. 2011/06/11(土) 02:26:16|
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2009年6月10日(水) 地下鉄スト

6時30分起床。曇一時雨。

今住んでいるところから一番近い地下鉄の駅までは徒歩で8分くらいかかるが、最寄りのバスストップはわずか1分という近さ。通学はいつもバスを利用しており、Oxford Circusまで20~25分で着く。ところが今日はいつになく車内が混んでおり、所要時間も30分余かかった。

実は昨日18時59分から地下鉄が48時間ストに入り、全線ストップしているため、急遽バス利用者が増えたことと、マイカー通勤者の数も増えている影響なのだ。

授業開始時刻の8時45分になっても、いつもの半分しか集まっていない。さすがに講師は当たり前のように定刻に現れ、予定通りスタート。それでも時間の経過とともに集まりだして、最終的には欠席者はごくわずか。

今日間違いなく一番頑張った人はTAKASHI。彼は地下鉄のゾーン4にあたる、かの有名なWembley Stadium近くにホームステイしている。従って地下鉄が使えないということで何と4時間もかけててくてく歩いて来たのだと・・・!凄い、としか言いようがない。皆から賞賛の(or あきれた?)声が上がった。

彼は昨年も同じプログラムに短期間留学した経験があり、その分大学のことも授業に関することも良く知っていて、先輩として参加初日からいろいろ親切に教えてくれたし、実家が大阪府下のY市でおまけに京都のR大学の現役の学生だと言うこともあってたいへん親しくしている。

ストはまだ明日の夕方まで続くのだから今日の帰りもまた4時間かけて歩くことになるが、ここでの授業にはそれだけの労力と時間をかける価値があると言うことなのだ。

授業は急にスピードアップしたかのように、一昨日から3日間でUNIT 11の最初から12の途中まで進んだ。まさか来週中に全部終わるつもりじゃないだろうね?

ランチはCavendish校舎のカフェテリアにてチキンパイ。1.75ポンド(約250円)。
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さて水曜日のお楽しみはランチタイムレクチャー"The Great English Pop Song"の第2回(であると同時に最終回でもあるのだが)。

前回はThe Beatlesの"Norwegian Wood"だったが、今回はThe Sex Pistolsの"God Save The Queen"!
ビートルズよりも一世代新しい、とは言え、今ではもはやクラシックロックとも言えるイギリス発祥パンクロックの元祖である。

タイトルは英国国歌と同じながら、強烈なリズムに乗せられた歌詞はかなり毒のあるもので、おおっぴらな王室批判が物議をかもしたものだが、最後の"No future, no future, no future..."というリフレインは時代が決定的に変わったことを示している。知ったかぶりを承知で言えば、60年代は若者が新しい文化を創り得た(ヌーベルバーグの)時代だったのに対して、70年代も半ばを過ぎる頃になるともはや若者が未来に何かを期待することはできない、と明言されたような感じ、である。

それにしてもキャンセルになったあと3回分はどんな曲と話が待ち受けていたのだろう。その点はとても残念だった(プログラム案内にはThe Specials、Pulpの名が記してあるが、共にまったく知らないバンドではある)。

午後の授業はいよいよ総まとめ段階に入る。
(1)来週の月と火に分けて一人15分のMock interview(模擬面接)を実施。CVとカバーレターに自分で書いたことを再確認してどんな質問をされるか想像し、回答を考えておくこと、というのが宿題。
(2)来週水曜に各自5分間のプレゼンテーションをする。テーマは好きな広告について、または自分が来年1年間やってみたい仕事について。

そして本日の課題は、3グループに分かれて旅行商品の企画を競うことになった。講師が投資家になり、各グループの代表のプレゼンを聞いて、もっとも優れたアイデアに3百万ポンド投資するという設定であった。
持ち時間が極めて短時間なので、詳細に検討・推敲する余裕がなく即断即決に近い形でまとめあげるしかなく、我々のグループはNATSUKOがプレゼンターになったが、投資家である講師から事業継続性の弱点を指摘されてメンバーの誰もうまく反論できず、残念ながら落選となった。もちろん結果ではなく(もちろん英語で)グループ討議すること事態が主目的だったので、皆たいへん真剣で面白かった。と同時に、本当に実践的な授業形式なんだなあという感想を持った。

17時35分帰宅。

夕食はシンガポール風焼そばとメロン。
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23時25分就寝。
  1. 2011/06/10(金) 14:55:45|
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2009年6月9日(火) 淡々と過ぎる日々

6時30分起床。雨のち曇。最高気温16℃(平年20℃)。このところ晴れ間が少なく低温傾向が続く。

1ヵ月半前は、とにかく毎日が何から何まで新しいこと尽くしで気分的にも時間的にも余裕がない状態だったが、今ではもうすっかり非日常が日常に転化して、まるでずっとこんな生活をして来ているかの如く日々が過ぎて行く。

英国生活への適応過程の第一段階はクリアしたのだろう。
すっかり気兼ねなく話せる間柄になったクラスメート達と毎朝顔を合わせることが当たり前になって久しい。しかしそれももう少しで終わりになるのだ・・・と思うと寂しい気もする。

これまでずっとお世話になっていたRegent校舎のカフェテリアは、今日も同じ状態だったことから臨時休業なのではなく何か特別な催しのために業務を行っていて学生にはランチを提供できないのだ、ということがわかった。これが日本だったら当然何が起きているのかいつまで続くのか、と言ったことがお知らせとして事前に案内されるはずだが、そういう説明は一切ないのがこちら流らしい。

というわけで、今日もランチはCavendish校舎まで(徒歩10分くらい)行くことになった。
以前行ったときはもう少しいろいろあったように思うが、今日はあまり種類がなくて"本日のスープ"とパンだけで済ました(写真なし)。1.5ポンド(約220円)。

午後の授業は宿題としてメール送信しておいたCV(履歴書)とカバーレターが添削されて返された。もう既に二回ほど修正したものなのでほとんど直しはなく、後は夏期ブレークを挟んで実際にインターンシップの相手先探しに使うことになるのだ。あまり実感はわかないけど。

帰りにMarks & Spencerに立ち寄ってペットボトルのミネラルウォーターと日用品を少し買う。

17時50分帰宅。

夕食はレンジ食品には変わりないが、中華風牛肉と野菜の炒め物とサラダ。この中華の味付けはとても美味しかった。また食べたくなる味だ。
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23時50分就寝。
  1. 2011/06/09(木) 12:24:21|
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2009年6月8日(月) 休暇まであと2週間

6時30分起床。終日曇。

General Englishの授業は今日から新しいUNIT 11に入り、日常会話に頻繁に使われるスラングがたくさん出て来た。こういうのは普通の教科書ではまず出て来ないのでとても面白い。
nickとかpinchという動詞はstealよりずっとくだけた感じがするし、quid(=pound)やfag(=cigarette)やbloke(=guy)に至っては知らなければ何のことか想像も付かないだろう。

先週の復習テストが返却された。61点(100点中)だったので少なくとも前回よりはちょっと向上した。しかし、相変わらず記入問題のできが悪く選択問題が良いと言うことは、自然な言い回しが完全に自分のものにはなっていないということか・・・。
作文の方は"Well done. A very thoughtful essay with some great language!"というコメントが付いていたものの、結構加筆訂正もされていたので、まだまだとても独力で一人前の文章は書けない、ということだ。

いつものようにカフェテリアに行くと今日はなんと臨時休業。そこでCavendish校舎のカフェテリアまで行ってパニーニ(写真なし)。2.4ポンド(約350円)。

週初めなのでCultural Programmeの申込日。もうあと4回くらいしかないので、できるだけ参加することにする。楽しみにしていたKew Gardensはキャンセルになり、代わりにEastbourneとなった。

午後の授業もまず先週の宿題の返却から。こちらはe-mail版ビジネスレター(注文の確認と訂正)の作成だったが、実際にたくさん経験して来ていることなので何と言うことはない。ほぼ添削なしだった。

帰りにOxford StreetのMarks & Spencerに寄って食料を買い込む。

17時20分帰宅。夕食はパスタとサラダ。
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外食する頻度は確かに激減したが、食費のコストダウンに反映できているのかな?まあ野菜を食べる量が増えたので栄養バランスは向上したはず・・・。

23時30分就寝。
  1. 2011/06/08(水) 15:48:30|
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2009年6月7日(日) バッキンガム宮殿

7時起床。雷雨のち曇のち晴のち曇のち雨のち曇。最高気温18℃。

雷鳴で目が覚めたのか、ちょうど目が覚める時間に雷が鳴っていたのか?いずれにせよ変な空模様である。

今日はWalking TourでBuckingham Palace(バッキンガム宮殿)のChanging of the Guard(衛兵交替式)を見に行く。
10時45分に地下鉄Green Park駅に集合するころには雨も上がった。宮殿に最も近いのはVictoria駅の方であるが、今日は一般の観光客とは違う視点から見学するようだ。
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まずGreen Parkへは入らずSt. James's Street(セントジェームス通)へ向かう。
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ここから衛兵が隊列を組んでバッキンガム宮殿に向かって行進するのだ。確かにあまり観光客もいないようなので写真も撮りやすい。
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部隊が行進して行くのを間近で見る。
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音楽隊に続いて衛兵
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観光客の多くはバッキンガム宮殿にできるだけ近いところで待ち構えていて、行進が宮殿内に入り交替式を行うところがクライマックスだと思っているが(そう言えば数年前に個人旅行で初めて見に来た時はそうしたことを覚えている)、実はこれが結構長くて退屈なのだ。おまけに人混みのために身動きが取れないので1時間近くもじっと立ち尽くす羽目になる。こんな感じだ。
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しかし、行進を見るのに適したスポットは周りにいくつかあるので、行進が一瞬途切れた隙に空いている道を素早く次のスポットまで移動して接近写真を何枚も撮ることができた。

ちなみにイングランド、スコットランド、ウェールズの部隊の制服はそれぞれボタンの数などが微妙に違っていて
区別ができるらしいが、それを聞いてから半日も経たないうちに忘れた。

式が終わり部隊が宮殿から出て来る頃にはかなり空いて来るので余裕で見られるし、写真も撮れる。
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バッキンガム宮殿からTrafalgar Square(トラファルガー広場)へまっすぐ延びるThe Mall(ザ・マル)を帰って行く人の流れができている。
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しかし任務を終えて衛兵が帰って来る兵舎に行って見ることも忘れてはならない。
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警備の警官がフレンドリーに質問に答えてくれるし、一緒に写真に入ってもくれるのだから・・・何とサービスが良いことか!
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この後はGreen Parkの北隣のHyde Park(ハイドパーク)に行ってカフェで一服。コーヒーとパイ(写真なし)で4.5ポンド(約650円)。

それからSpeaker's Cornerでしばし演説を聴く。ここでは誰が何をしゃべっても良いのだが、観衆も黙って聴いているだけではないので反論に次ぐ反論で熱い。観衆同士でも激論をしていたり。でも喧嘩しているわけではなくあくまで自分の意見を自由に述べているだけなので、最後は自然に論争が(たいてい平行線に)終わって解散して行くようだ。そういう輪があちらにもこちらにもいくつもできている。演台として小さな箱を持参している人もいる。こういうのを自己満足でくだらないと見るか、いやいや民主主義の基本理念に則っているのだ、と見るか?いずれにしても世界中の他の街ではなかなか見られないことだけは確かである。

ここで流れ解散になったので、久しぶりにOxford Circusまで歩いてJohn Lewisの"Place to Eat"で遅めのランチ。ラザーニャ(写真なし)8.95ポンド(約1,300円)。

16時55分帰宅。

今日はこれだけではない。荷物を置いて再度出かけ、Sloane Square(スローン スクエア)のCadogan Hall(カドガン ホール)に向かう。
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大学に入っては見たけれど・・・ほとんど毎日大阪のMデパートでのバイトに明け暮れていたあの頃、即ち1960年代の終わりにビートルズを始めとするブリティッシュロックやブリティッシュフォークのVinyl(LPレコード)収集に凝っていたときに、ミュージックショップの陳列棚で偶然見つけたRalph McTell(ラルフ マクテル)のコンサートが今夜あるのだ。

"Streets of London"という曲名のクレジットに何か惹かれるものがあってそのLPを買ったのだけど、この曲はいつ聴いても1960年代の裏寂れたロンドンの風景を彷彿させる名曲だと思う(後に彼の最大のヒット曲であることを知った)。もちろん実際にその風景を見たわけではないが、見たような気にさせられるのだ。

しかし、残念ながらこれが唯一の大ヒット曲と言ってもよく、来日公演もなかったのでライブで見ることはないだろうと思っていた。ところがポスターで今日の公演を知り、一も二もなくチケットを買ってしまった。全指定席で22.5ポンド(約3,300円)。

それほど大きくないホール(約900席)だがほぼ満席で、聴衆の層は演奏者と同世代の60歳代半ばから70歳代が圧倒的に多い。見渡す限り、頭髪の色が灰色、白またはなし、ということから推測できる。そのせいか何となく同窓会のような雰囲気が漂う。

19時35分スタート。1969年のLPジャケットの写真とはまったく別人であるが、声は聞き慣れた嫌みのないストレートな声である。バックバンドはなく、曲名もほとんど知らないが、いくつかの曲では聴衆が声を合わせて口ずさんでいることからもいかに熱心なファンがいるのかがわかる。
休憩前の曲があのStreets of Londonであった。まさか生で聴けるとは思っても見なかったので現実なのかどうかさえわからなくなる。後半も曲名はわからないまま、心地よい歌声にすっかり浸った。写真撮影禁止だったのがちょっと残念であった。記念に一コマだけでも欲しかったのだが。
21時15分終演。

Knightsbridge(ナイツブリッジ)まで歩いて、そこから9番と6番のバスを乗り継いで22時10分帰宅。
Walkingからの帰途Marks & Spencerで買っておいたチーズサンドイッチとレモネードの夜食(写真なし)。4.01ポンド(約600円)。

23時40分就寝。
  1. 2011/06/07(火) 13:17:02|
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2009年6月6日(土) 大英図書館再訪

7時起床。曇のち雨のち晴のち曇。今日も最高気温14℃止まり。

日曜日に引っ越して来てからあっという間に週末が来た。

前のステイ先はインターネット環境がなく、自分のPCをネットにつなぐためには大学のライブラリーもしくはコーヒーショップに行く必要があった。しかし、今度のところはホストファミリーが使用している無線LANを自由に使わせてもらえることがわかり、来た日に早速パスワードを教えてもらった。

そういうことで、今日は午前中いっぱい自室で午前と午後のクラスの宿題(1.異国人間の結婚についてのメリット・デメリットを論じる、2.自分の履歴書とカバーレターの仕上げ)を片付けた後、メールにて送信完了。これなら悪天候や交通ストで外出できなくても大丈夫だ(と同時に弁解がきかないことにもなるが)!

たいした荷物は持って来ていないが、その片付けも一段落したので、14時過ぎに外出。
バス1本で行けることは行けるのだが、地下鉄で2駅先のパディントン駅まで歩き、そこからバスでブリティッシュライブラリー(大英図書館)に向かった。ランチにはタイミングを逸したが、コーヒーとタルトで一服。4.25ポンド(約600円)。図書館のカフェでお茶の時間というのも、なかなか悪くないものである。
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それから特別展示室に行って、前回ゆっくり見られなかったビートルズの直筆楽譜等を見る。歴史的価値という点では比較にならないかも知れないが、この部屋の呼び物であるマグナカルタよりこちらの方に惹き付けられるのだ。もちろん入場料はタダ。

帰路、バスから見かけたWaitrose(ウェイトローズ:高級スーパーと見なされているがMarks & Spencerと価格が大幅に異なるわけではない)Edgware Road店へ寄って食料品等をいろいろ買う。13.5ポンド(約2,000円)。

18時30分帰宅。夕食はチーズラビオリとサラダ。
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明日はバッキンガムへのウォーキングだが天気はどうかな?
0時就寝。
  1. 2011/06/06(月) 11:40:04|
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2009年6月5日(金) 3食紹介

6時30分起床。曇一時雨。最高気温14℃。

昨日までの好天とは打って変わって突然季節が逆に戻ったかのような・・・。

今朝の朝食(と言っても毎日同じ)。
ミルクティーとトーストとオレンジジュース(以上、食べ放題、飲み放題)。これにチーズとかヨーグルトとかを加えるときもある。
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General Englishの授業は、今日でテキストブックのUNIT 10まで終了(20まであるのでちょうど半分)。
授業の進め方はだいたい冒頭に各自昨日したことや週末の予定等を聞かれるところから始まって、講師が用意したプリント資料を使って全員またはペアで話し合ったり、終始テキストブックだけを使ってやっているわけではない。しかし、いずれにしても数々の有用表現が盛り込まれていて実に面白い。まさに生きた英語である。聞いてわかるようにしておけば実際の会話で戸惑いが少なくなることは間違いない。しかし、自分で使えるようになるにはまだ先は遠いかも。

ランチはフィッシュアンドチップスにビーンズ。3.35ポンド(約500円)。
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13時からのランチタイムレクチャーでは先週に引き続き、ちょうど開催中の"London Animation Festival"の紹介。創設者の一人が講師として過去の出品作品をDVDで見せてくれる。ナレーションなしなので直感的に理解できるが、娯楽作品というよりもむしろ哲学的作品が多くて(別に難解というわけではないが)若干重苦しい印象が残る感じ。英国映画(劇映画)と米国映画の違いにも通じるところあり。

木、金の午後は授業なしなので、街をぶらぶらする。雨とはいえ小降りなので傘をさして歩いているひとは一人もいない。Handel Houseにて28日に催行される"Hendrix Walk"の前売チケットを買う。8ポンド(約1,200円)。
その後Marks & Spencerで食料を買う。8ポンド(約1,200円)。さらにBoots(大型ドラッグストアチェーン)で石けん、ティッシュペーパー、歯磨きを買う。4.1ポンド(約600円)。

17時30分帰宅。夕食はチキンコルマ&ピラウライス(長粒米をサフランと煮たもの?)。
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サラダ(1パックは多いので半分食べて残りは再度冷蔵庫にて保存)。
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デザートのりんご(チリ産:ずいぶん遠くから運んでくるものだ!もちろん1個で十分)。
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23時就寝。
  1. 2011/06/05(日) 15:25:11|
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2009年6月4日(木) リージェントパーク

6時30分起床。快晴。

今日は予告通りUNIT 5~8の復習テスト。前回よりはマシだったかも。

ランチはタイカレー。3.35ポンド(約500円)。
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さて、木曜は14時15分からのウォーキングツアーとそれに先だって13時から"the talk before the walk"というレクチャーがある。
今日のテーマは"John Nash: the legacy he left"(ジョン ナッシュの残した遺産)。

ジョン ナッシュは建築に強い関心を持っていた国王ジョージ4世(在位1820-1830年)の下で都市設計/建築にその名を残した人物である。
Regent Street(リージェント ストリート)、Regent Park(リージェント パーク)はジョージ4世が即位する前に父王であるジョージ3世の摂政を勤めていたことからPrince Regent(摂政皇太子)の呼称が使われていたことに由来する。

リージェントストリートの北端にはAll Soul's Church(オールソウルズ教会)があり、そこから写真手前方向(南)に向かってゆるやかにカーブしながらOxford Circus、Piccadilly Circusへと続いて行く。ちなみにオールソウルズ教会の先にある白いビルはBBC(英国放送協会)である。当初はまっすぐな道にする予定だったそうだが土地買収がうまく行かず現在のような形になったらしい。
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リージェントパークには1982年に起きたIRA(Irish Republican Army:アイルランド共和軍)による爆弾テロで軍楽隊の兵士11名が犠牲になり、50名以上の負傷者が出たときのメモリアルが残されている。今ではそのような抗争も昔話になっているが、10年くらい前までの北アイルランドでは英国からの独立を目指すIRAとの間に武力衝突が絶えず、イングランドでもこういった事件がいくつかあったのだ。
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バンドが演奏していたステージ。ここに時限爆弾が仕掛けられていた。
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リージェントパークは都心部では最大の公園であるが、ロンドンには小規模なものも含めていたるところに緑地があって野生の小動物や鳥類を頻繁に見ることができる。
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公園内の地図。
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日本風の庭園風景も見られる。
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Queen Mary's Rose Garden(クイーン メアリ記念バラ園)。
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超高級テラス住宅(集合住宅)。
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運河。当初は船による物資運搬のために造営されたが、間もなく鉄道にその役目を譲り渡した。
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コースは大学から徒歩圏内だったので、解散後すぐ帰宅。
夕食は昨日買っておいたチキンアラビアータとサラダ。個別に計算してみると、4.5ポンド(約650円)くらい。

23時10分就寝。
  1. 2011/06/04(土) 17:42:49|
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2009年6月3日(水) ♫ノルウェーの森

6時30分起床。快晴一時曇り。

今日のランチはパスタとガーリックブレッド。3.35ポンド(約500円)。
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そして、期待していたランチタイムレクチャーがやっと始まった。

4月から参加している本学(University of Westminster)の留学生向けコースのカリキュラムの中で特筆すべきものに、EFL Cultural Programme(カルチュラルプログラム)という木曜日と土曜日(または日曜日)に実施されるウォーキングツアーおよびウィークデーの毎日午後1~2時に開催されるレクチャーがある。いずれも参加費は無料(ツアーは行先によっては交通費、入場料等の実費が必要な場合もある)で、留学生なら誰でも参加できる。

どちらかと言えば正規の授業の"おまけ"のような扱いになっているものの、その充実ぶりは期待をはるかに超えている、と言っても過言ではない。

予定表を見てぜひ受けたいと思っていたものの一つが、5~6月の毎水曜日に5回シリーズで行われる"The Great English Pop Song"というレクチャーである。ところが、5月13日の第1回から同27日の第3回までずっとキャンセル続きだったのである。その理由は講師が父親になる(なった)ため!ということだった。そう言えば前首相のTony Blair(トニー ブレア)でさえ現役の首相時代に三男誕生に際して一時休暇を取っていたことがあった国だから・・・。

それが今日やっとスタートしたのだ。講師は午前の授業で使用しているテキストブックの著者の一人であり、本学で英語の授業および教師を対象とした英語教授法を担当しているHUGH。

実際には彼が生まれる前の話だが、ロンドンでまったく新しいさまざまな若者文化が誕生し始めた奇跡の1960年代、その時代を代表する詩人の一人であるPhilip Larkinの"Annus Mirabilis"とThe Beatlesの"Norwegian Wood"(ノルウェーの森)が今日の講義の題材。

前者は1967年、後者は1965年の発表なので順序は逆になるが、前者の詩には「チャタレイ夫人の恋人」(無修正版刊行)とビートルズの初LP発売のことが年代の表記代わりに挙げられている。「ノルウェーの森」の方は高校生の頃からそれこそ何百回、何千回と聞いている名曲である。そもそも外国語のポピュラーソングを聞くときに完全に正確に歌詞の意味を理解して聞くなんてことはまずなくて、LPやCDに添付されている訳詩をざっと見ながら、どちらかと言えば曲全体の雰囲気に浸っていることが多い。

レクチャータイトルが...English Pop Songなので、前者は時代背景の説明として用いられたのに対して、ビートルズはまさにその本来の題材として実際にCDで曲を聴き、歌詞の聞き取り(歌詞カードの空白部分を埋める)まであって、無料とは言えさすが大学の講義である。

たいへん深く心に残ったのは、前からおおざっぱには知っていたつもりの歌詞を一語一語解析して行く作業であった。長さ2分余りの、わずか115ワード程度の短い曲にも関わらず、そこには作詞したJohn Lennon(作曲はPaul McCartney)が選び抜いた言葉の世界が見事に凝縮されていて、George Harrisonの奏でるシタールの音色とかが相まって非常に不思議な、しかしこの上もない美しい名曲に仕上がっているのだ、ということに改めて、いや初めて気付かされた次第である。

これこそ秋からの学部授業でぜひ選択したいテーマの一つなのだ、ということが明らかになった。という意味でも印象に残るレクチャーであった。
今日始ったばかりなのに来週は最終回だなんて受け入れ難い、が仕方ない。どちらかと言えば晩婚の彼が初めて父親になるという時期にたまたま来合わせたのが不運だったのだから。

夕食用の食料が無くなったので、帰りにMarks & Spencerでまとめ買い。21.93ポンド(約3,200円)。
その中からスパゲティミートボール(レンジ加熱)とサラダで夕食=写真なし。

23時35分就寝。
  1. 2011/06/03(金) 14:49:12|
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2009年6月2日(火) フラットの下見に行く

6時30分起床。快晴のち曇り。

睡眠の質に少し不安な時期があったが、ふたたびぐっすり眠れるようになった。このところの本当に良い気候のおかげで寝起きも良い。梅雨が近づくにつれてジメッとする日本の6月とは正反対にイギリスの5~6月は一年で一番良い時期と言えるかも知れない。天気が安定して湿度も低いので屋外で何をするのにも最適である。もっとも手軽なところではカメラ片手に散歩も良いし、公園の木陰でただボーッとしたり本を読むのもまた良いし・・・。

午前のクラスはだいたい12~13名のメンバーがコンスタントに出席しているが、うち中国人と日本人が4名ずつである(他は一人ずつ異なる国籍)。まったくの主観ではあるが、日本と韓国との距離より日本と中国との距離の方が近いように思う。もちろん物理的な距離のことではなく心理的な距離のことである。10億超もの人を一つの個性として捉えるのは極めて無謀だし不可能ではあるが、クラス内のこととして捉えればあながちかけ離れた話ではない。考え方や人生観や家族の関係などがびっくりするほど似ていると感じることが何度もあった。

何より嬉しいのは漢字文化を共有していることで、もちろん簡体字は日本人には読めないことも多いのだが、中国人の方は現在我々が使用している漢字を読み書きできるのでいざとなれば筆談が可能なのだ(その人が受けて来た教育にもよるだろうが)。彼らは広島や長崎のこともよく知っているし、京都や神戸のことも知っている。それは公に選ばれて、または自力で英国に留学しているような特別な層だからだと言えばそうかも知れないのだが・・・まあお互いの国の政治状況を考えれば考えるほど安易に皆良い人達だと言えるほど簡単なことではないと頭では思うものの、一対一で気持ちが通じることを素直に喜ぶだけでも良いのではないか?

さて、今日も日替わりランチ3.35ポンド(約500円)。メニューはビーフストロガノフとポテト=写真なし。
今日使ったお金はこれだけだった。

午後のクラスはそろそろドロップアウトしようかな?と考えたことも何度かあったが、結局ここまで惰性で来てしまったような感じである。そう、あと7回で終わりなのだ。こうなれば、もう最後までつき合うしかない。

放課後、昨日約束した通りLondon-Tokyo Property Services Ltd.(長いので以後LTPSと略す)へ16時45分に行く。

Officeには圧倒的に女性が多い。今日物件の案内をしてくれたのも九州弁を話す女性であった。福岡かと思ったが聞けば大分だそうである。車に向かう途中で、九州ですか?と聞いたら、"わかりますか?"と問い返された。そりゃ誰でもわかりますとも、それだけストレートな九州弁を聞けば・・・。

今日はまずオフィスの近くの物件3件を見せてもらった。わざわざ車を使わず歩いてでも行けそうな距離だった。一番初めに向かったのはJubilee Lineでちょうど一駅隣のWest Hampstead(ウエストハムステッド)にあるワンルーム。
ホームステイは基本的に普通の家族が住んでいる家の文字通り間借りなのだが、賃貸フラットは一部屋一部屋が独立してバストイレもあり(もちろん共同式のところもある)、そういうのを中に入って見るのは初めてだったので興味津々。下見とは言ってもまだ見る目を養う、といった段階なので、自分がここに住む、というイメージはほとんど持てない。

その物件だが、First Floor(英国では一階はGround Floorなので、First Floorは日本の二階のこと)で部屋は広目、電気水道料込みで200ポンド/週という条件。ただバスタブはなくシャワーのみである。オーナーは個人でなく会社なので故障トラブル時の対応は良いとのことであった。

次に見に行った2件は、何とあのAbbey Road(アビーロード)に面したフラット。有名なビートルズの使用していたスタジオのある通りである。
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ここでちょっと豆知識を:フラットには、大きく分けてConversion Flat(コンバージョン フラット)とPurpose-built Flat(パーパスビルト フラット)がある。前者は元々個人の住宅だった一つの大きな建物を多くの世帯または単身者が住めるように内部を改装したもの、後者は初めから部屋毎に賃貸できるように設計されて建てられたもののことである。

一つはSixth Floor(7階)でエレベーターが1台しかなくなかなか降りて来なかったのがマイナス点。部屋は先ほどの物件より広く日当りも良い。常駐ではないが専従のポーターもいるそうである。195ポンド/週。

最後は240ポンド/週と少し高いが、それだけのことはあって建物も内部もなかなか高級感がある。ワンルームながら玄関を入ってすぐ独立したスペースがありそこにソファベッドまで置いてある。メインルームを占めているのは他の物件と同じくベッドとテーブルとキッチンである。ここの最大の利点は建物の入口からバス停まで1分もかからないし、地下鉄Jubilee LineのSt. John's Wood(セントジョンズ ウッド)まで徒歩5分くらいで行けることである。
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敷地からAbbey Roadに出るとビートルズのレコードジャケット写真でおなじみの横断歩道が見える(バス停の向こうに)。
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今日見た中では最後の物件が一番良かった、とはいえ予算的にちょっと難しい・・・。もう少し探しておいてもらうことにして下見第一日目は終了。

18時15分帰宅。

洗濯はキッチンにセットしてある洗濯機を勝手に使って良いということだったが、一昨日入居時に一通り聞いた使い方を忘れたので、もう一度教えてもらう。全自動だが洗剤と柔軟剤の入れ方、運転モードの設定の仕方がわからないと使えない。でも一度実際に使ってみれば簡単であった。

1時間くらいかかる洗濯が終わるまでに、昨日買っておいたレンジ調理食品とサラダで夕食。
さらに40分ほど乾燥にかけて洗濯は無事完了。

いろいろと初体験の多い一日だった。

23時就寝。
  1. 2011/06/02(木) 15:57:13|
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2009年6月1日(月) 次の住処を探し始める

6時45分起床。快晴一時曇り。最高気温25℃

昨日からいつものように1日が過ぎただけである。が、6月になった、ということはとても感慨深くもある。
4月にあたふたとロンドンに到着してからただ無我夢中で毎日を送って来たのだが、もう後3週間で最初のクラスは終わりなんだ、とは全然信じられない。

ところで、今度のステイ先は前のよりも都心に近く、二つの大きな通りがクロスしているところだと言うのに、思いのほか静かである。通りに面した方とは反対側の部屋を選んだせいもあるが、それにしても静かである。騒音がまったくしない。平日の朝なので車は走っているし人も歩いているのに、だ。皆ひっそりと静かに暮らしているのだろうか?
いやきっと日本がやかまし過ぎるのではないか、音に対して寛大というか鈍感というか・・・。
電車内や駅構内の絶え間のない(概ねおせっかいな)放送は言うに及ばず、街を歩いていても前後左右上下?から音の洪水だったことに今になって気付く。

朝食は前と同じように、ダイニングキッチンの食卓に予め一人分の食器がセットされているので、そこで紅茶、トースト、ジュース、チーズ、ハム(お好みで)といったイングリッシュブレックファストを食べること。違うのは前のところと違ってすべてセルフサービスであること。誰もいない食卓で一人BBCニュースを見ながら食べるということになる。

8時のバスで8時22分Oxford Circus到着。やはり前よりも近くなったことを実感する。
バスの頻度(時間当りの便数)はほとんど変わらず。混み方の度合いは今度の方が少し大きいかも・・・。でも座っていけることは今までと同じ。

今日の授業はUNIT 5~8のおさらいである。木曜日に2回目のテストがあるんだって。

ランチはラザニアと生野菜(ちょっとピンぼけ)3.35ポンド(約500円)。
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午後の授業の冒頭、講師のMARYから一人ずつ週末の出来事を聞かれたので5時間がかりで引越をしたことを話すと、こんなにクラスメートがいるのになぜ手伝いを頼まなかったの?と言われた。それはそうだけれど、頼むという発想はそもそもなかったのだった。でもそんな気持ちの成り立ちを英語で説明することはほとんど不可能なので、その代わりに、近いうちにもう一度引っ越すかも知れないのでその時は頼むことにします、と答えた。

思っても見なかったことだが、それに反応してTAKASHIとGOROが間髪を入れず手を挙げてくれた。次回はぜひ任せてくれ、ということなんだ!いやあ、嬉しいねえ、長年のうちにあまり必要以上に他人にものを頼まない癖がついてしまっていたものの今度は真っ先に頼みますぞ・・・。

そもそもしばらくホームステイした後、6~7月にはフラットを借りて一人暮らしを始める、というのは規定の方針であり、今回は想定外の事態で引っ越しする羽目になったが、本来はもうフラット探しを始めていないといけないのである。5月11日に先輩のSEIさんと会ったのもその助言を得ることが主目的の一つであった。

彼の助言によればロンドンには日系の不動産屋がいくつかあるのでその中のどれかに頼めば一番楽である(日本語だけで済むから)。が、もし余裕があれば地元の英国の不動産屋に当たってみて契約やら何やら全部英語でやればきっと良い英語の訓練になるし住宅事情やその仕組みを知ることもできる、というものだった。しかしもちろんそこまで英語の訓練に熱意?はないので、楽な方を選ぶことにした。

SEIさん自身が使ってみて結果に満足できたというLondon-Tokyo Property Service Ltd.というところに当たることを決めた。ウェブサイトを見るとOfficeがあちこちにあるので、どこにするか迷ったが、住みたい希望地であるBakerloo Line沿線にあるFinchley Road Officeに電話したところ早速夕方一度来てもらって具体的に希望を聞きたい、ということだったので、17時に行ってみた。

通学先が(10月から)Oxford Circus、Baker StreetそれにNorthwick Parkの3ヵ所(予定)であり、これらはすべてBakerloo Line上にあるためにこの沿線を希望していること、部屋の広さはStudio(ステュディオ=ワンルーム)、予算は800ポンド(約12万円)/月以内という条件を提示した。いくつか手持ち物件があるということなので明日夕方再訪することにした。やはりいったん行動を起こすと物事はたちまち動きだすものだなあ、と思わされた。

さてこの引越を機に、夕食を外食ではなく極力自分で作る、という方針転換を図ることにした。
キッチンや冷蔵庫は自由に使わせてもらえるので、スーパーでレンジ調理食品やサラダ等を買って帰って家で食べる。これは食費削減とフラットを借りた後の自炊生活を考えてのことである。

ときどき立ち寄るMarks & Spencerで結構いろんな種類があるなあ、と見るたびに感心していたレンジ調理用食品、今日はチリコンカルネ・ライス等3種類とポテト・トマト・たまごサラダ2個およびミネラルウォーター半ダースで16.4ポンド(約2,400円)。これで3日は持つ。サラダは1パックだけでも一度に食べるには大きすぎる。
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18時25分帰宅。23時30分就寝。
  1. 2011/06/01(水) 14:26:49|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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