7時15分起床。今日も快晴。最高気温25℃
今朝も少し睡眠の質が良くなかった感覚がある。3~4日前から急に気温が上がって来たために体調がまだフィットしていないのかも知れない。それでも日本の梅雨のように蒸し暑くはないのでまあ引越日和と言うべきか・・・。
大量の荷物があるわけでもないが、日本から持って来ている大きめのスーツケースと小型のローラー付きケース、それにリュックでとても一度には運べそうにないので2往復することにした。
必要なものは現地調達すれば良いと考えて最小限の衣料品しか持って来ていなかったのだが、季節の変わり目に合わせて夏用の衣類が増えたこと、教科書とノート等のステーショナリーと音楽CDが新たに加わったこと、が予想外に荷物が増えた主な理由である。
朝食後すぐ荷造りを開始(詰め込むだけだが)。到着した日には荷物を全部一度に狭い階段から2階に持ち上げようとしてちょっと足元がふらついたが、今回は慎重に一つずつ下ろす。
後でまた戻って来るので、簡単にこれまでのお礼を述べてから10時15分のバスで出発。さいわい車内は日曜なのでよく空いている。揺れる車内で荷物を2階客席に持ち上げるのは無理なので、1階中央部のベビーカースペース?に荷物ともどもおとなしく収まって行く。乗り換え地点のOxford Circusには10時45分着。6番のバスに乗り換えて11時00分出発。道が空いていたせいか思ったより早く11時19分Elgin Avenue到着。
バス通りの様子。
それと直角に交わっている通り。左側の一番手前の木から歩道を挟んだ白い建物1階に新しいステイ先の入口がある。
かくして5月31日午前11時20分、1週間前に下見しておいたのでスムーズに新しいホームステイ先に到着。ホストマザーに挨拶して、部屋を見せてもらう。今度は2階建てではなく3階建て(中2階と中3階があるので実際は5階建てのよう)の集合住宅で、いきおい縦移動が多くなる。中2階または最上階である3階のいずれかから決めるように言われたので、ちょっと迷ったが中2階を選んだ。日当りは3階の方が良いのだが、中2階の方が少しだけ広いのと、いずれ近いうちにまた引っ越す予定なので荷物の上げ下ろしが楽な方というのが理由である。
この建物の構造を言葉だけで説明するのは極めて難しいが、表通りに面して横幅20~30mはありそうな大きな集合住宅の1階部分に横並びで数m間隔にいくつか入口があって、一つの入口を2世帯が共有している(1世帯だけの場合もあるかも)。迎えに出て来てくれたホストマザーに先導され入口の扉を開けて建物内に入るとすぐに別の扉が二つ並んでいる。その一方は別の世帯であり、もう一方の扉を開けるといきなり階段になっていて最初の踊り場に面した部屋が新しい住処になったのだ。そこを折り返して上まで登るとキッチン兼食堂そしてホストファミリーの居間、もう一度折り返して踊り場を越え、さらにもう一息登り切ると頂上、いやそこに居室が3室ほどとバス/トイレが二つある、といった具合である。
ちなみにここの住所表記は通り名に続く124という番地の次にCが付いている。表の入口を共有しているもう一つの世帯がBである。ではAはどこにあるのかと思ったら、何と表通りから地階に降りる屋根なしの階段があってそこがAなのだった(建物の地下にも1世帯、いやひょっとするとオフィスとか倉庫に使っているのかも知れないが)。
つまり同じ通りの同じ番地に3世帯が持ち分を分け合っているということなのだ。現地を一度見ればよくわかるが、もしこういう仕組みを知らず住所だけを見ても実態を想像するのは難しいだろう、と思う。
まだ引越は半分しか終わっていないので、三つの鍵(表の入口、中の入口、自分の部屋)も受け取ったことだし、早速取って返す。11時48分のバスでOxford Circusへは12時10分到着。ここでランチにすることとし、性懲りもなくまたJohn Lewisの"Place to Eat"でおなじみのメニュー。サラダとスープとパン。10.9ポンド(約1,600円)。
今日はOxford Streetと交差しているRegent Streetが車両通行止めになっている。もちろんバスも迂回ルートですべてまっすぐ行く。スペイン フェスティバルをやっているのだ。
しかし忙しいので横目で見ただけでTufnell Parkに戻る。13時20分到着。いよいよこれで撤収完了である。忘れ物がないか確かめて鍵を返し、改めてお礼を述べる。
表通りに面した前庭と入口の赤い木のドアも見納め。バス停が真ん前で便利だった。
13時45分に再度出発し、まったく同じ経路で一度乗り換えて15時10分Elgin Avenue到着。2回目は乗り換えの待ち時間が長かったため、1時間半近くかかってしまった。
とにかく自力での引っ越しは完了した。スーツケースの衣類を新しい部屋に据え付けのハンガーケースに移し、夕方、近隣の様子を探りに外出。
夕食は"COSTA"というロンドンのどこにでも見つかる(チェーン展開している)コーヒーショップがあったので、コーヒーとベーコンチーズサンドイッチを店内で食べる。6.25ポンド(約900円)=写真なし。
さらに"TESCO express"というスーパーがあったのでミネラルウォーターと保存用食料を買って帰る。
18時45分帰宅。23時45分就寝。
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2011/05/31(火) 15:19:56 |
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7時起床。快晴。
あまり睡眠の質が良くないのか、時間は十分足りているのに眠気と疲れが取り切れない気がする。
さて、4月23日の夕方ヒースローに到着して、タクシーが暗い夜道をいったいどういう経路で走っているのかさえよくわからぬまま何とかこの家へ着いたのはつい昨日のことのように思えるが、あの日からもう5週間半が過ぎたのだ。それもあと一夜明ければお別れなのである。
まあ、感傷に浸るのはまだ早いが、ここで毎日朝食(イングリッシュ ブレックファスト)を取って来た。
そのキッチン兼食堂から裏庭へのドア。
庭には常に花がある。ハーブや野菜も育てているようである。
明日引越というのに荷造りもせず、少しのんびりして、11時頃に出かける。
ランチはあまり腹一杯にしたくないときは必ずここ、というぐらいになってしまったOxford StreetのJohn Lewisの"Place to Eat"へ。"本日のスープ"は2種類用意されていて(一つは野菜、一つはチキン)、だいたいサラダと野菜スープを摂ることが多い。パンはスープに付いて来る。10.9ポンド(約1,600円)。
その後Cavendish校舎のライブラリーへ行ってWork Placement Skillsの授業の宿題を片付ける。一度作った履歴書の書き直しをして担当講師へメールで送る。やはりこういうものは相手(採用者)があることなので、標準的な表現法に従った方が良いのだ(日本のような履歴書用紙は存在しないので、PCで"Word"を使って必要事項を箇条書きし白紙に印刷する)。
メールのチェックやら何やらも含めて3時間ほど過ごした後、一昨日のウォーキングツアーで歩いたMayfair地区をもう一度歩く。週末の夕方の公園は日差しものどかで本当にリラックスしている人々で一杯だ。今更ながら都心にこんなに自由に過ごせる緑地の多いロンドンという町が羨ましい。
こんなplaque(プラック)を見つけた。ブルーのものを多く見かけるが、顕彰する団体によって色やデザインも異なる。ビージーズは"マサチューセッツ"、"メロディ フェア"、"ナイト フィーバー"等がかつて日本でも大ヒットしたのだ。
車の運転に関しては、一応国際免許証を持って来ているが、まだ自ら運転の経験はない。レンタカーを借りるにしても交通法規などを一通り覚えないといけないし、定住地が決まればいっそ当地の免許証の取得もできるかも知れない。
これは路上駐車可能な場所にある標識である。電話で駐車許可を申請できるようだ。
料金は4ポンド(約600円)/時間。ただし最大4時間まで、と書いてある。祝日とクリスマスは無料らしい。
つい明るさにだまされてしまうが、いい時間なので散歩はそこそこにしてBond Street駅から地下鉄でCamden Townへ。こちらもきっちり週に一度は来ている駅前のSuper Bowlで夕食。
注文するものもほとんど決まっていて、焼そば、揚豆腐の煮込み、中国茶で、10ポンド(約1,500円)。
新しいステイ先は大学を起点にすると今とは方向が逆(ロンドン北西部)になるので、これからはあまり来られなくなるかなあ?
19時49分帰宅。22時10分就寝。
2011/05/30(月) 15:33:00 |
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6時30分起床。
今日のランチは何というものかわからないが一応食べ物ではある。3.35ポンド(約500円)。
ステイ先にインターネット環境がないため、(毎日ではないが)日本から持参したPCをバッグに入れて持ち歩き、大学の図書館やコーヒーショップ等でメールの送受信やウェブ検索をしている。
日本の銀行口座からの光熱費やクレジットカード代金等の引き落とし状況や残高確認をすることは、インターネットバンキングというものがあるおかげで何の苦労もなく実施できるのはありがたい。国際電話をかける必要もFAXを送ってもらう必要もなく、24時間いつでも好きなときに無料(振込は別)で確認できるのだから本当に便利である。
前にも書いたように、今はまだ三井住友銀行の普通口座からインターナショナルカードを使って生活費としての現金を引き出しているが、その口座残高もチェックできるし、他の口座から移動して残高を増やすことも簡単にできるのだ。
サッカーのチケットを買うといった臨時の現金需要がなければそれほど頻繁にこちらのATMから引き出す必要はないものの、毎回200円の手数料が度重なるとさすがに気になって来る。
いよいよ次のステイ先への引越が明後日に迫り、と同時に本格的にフラット探しも始める予定なので、銀行口座開設は来月の優先目標の一つである。
そんなことをしたり考えたりしながら18時30分頃までCavendish校舎のライブラリーで過ごし帰途についた。
夏至が近づくに連れてますます日は長くなり全然夕方だという気がしない。
昨日に続いてTufnell Park駅前のケバブ屋で、でも違うメニューで・・・フィッシュ アンド チップスをTake away(テイクアウェイ)する。5.5ポンド(約800円)=写真なし。
20時帰宅。しかし表通りはこんなに明るい。
部屋の窓から空を見ても明るい。
裏庭を見ても、やはり明るい。視覚的には16時くらいか?
少し疲労感が取れずに残っていたので22時30分に就寝。
2011/05/29(日) 16:15:44 |
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6時30分起床。晴れたり曇ったり。
英語の授業は新しいUNIT(単元)に入り、テーマは何と"パーティ"。それだけポピュラーな題材ということだろうが、(もう少し一般的な想定に置き換えて)人に何かを依頼したり、それを承諾または断る際の定型表現について、すぐにでも役立つと思った。特に断るときは単刀直入な表現ではなく、婉曲なあるいは柔らかい表現が英語でも必須だからである。
今日のランチ定食はマカロニグラタンにポテト、インゲン添え、豆のスープというヘルシーメニュー。3.35ポンド(約500円)。
で、午後は市内のウォーキングツアー。行先は都心の高級住宅地であるMayfair(メイフェア)地区。大学からは目と鼻の先で徒歩圏内である。
まずHanover Square(ハノーヴァー スクエア)へ。
これが午後2時過ぎの景色。随分過密気味に見えるが、これで寛げるのかな?まあ他人は目に入らないのだろうね。
続いてHandel House(ハンデル ハウス)へ。日本ではドイツの音楽家ヘンデルとして知られている(音楽の時間にそう習った)が、実は英国に帰化してロンドンで長く活動したことから名前も英語読みのハンデルという方が正しいらしい。
場所はOxford Streetから南へ2筋ほど行ったところ。大きな通りの壁面に表示はあるが実際の入口は裏の狭い通りにある。こんなところを抜けると・・・
そこには表通りとはまったく異なる雰囲気の世界が広がっている。観光客が知らずに入り込んで来ることもあまりなさそうだ。
途中にあった緑の小屋(先日発見したタクシードライバー向けの茶店)にメニューが貼ってあった。Teaが40ペンス(約60円)はむちゃくちゃ安いし、サンドイッチも1.5ポンド(約200円)からと格安。でも注目したのは右下の表記。TeaかCoffeeに砂糖を4- 5- 6個欲しい人は5ペンスの追加料金が必要!そんなにたくさん入れる人がいるってことだけれど、6個も入れた日にはほとんど直接砂糖を食べているのに近いのでは?でもまあ疲労回復には良いのかも・・・。
次に向かったのはGrosvenor Square(グロブナー スクエア)。その一角はまるでアメリカのようである。
その象徴が米国大使館。屋上の鷲(米国の国鳥)に威圧感がある。
拡大するとかなり不気味である。
警備兵は自動小銃の引金をすぐに引ける構えである。周辺のほぼ平和的な街並の中でここだけはかなり異質な感じを受ける。
第二次大戦時の合衆国大統領であるルーズベルトの銅像。
こちらはルーズベルトの次の次の合衆国大統領であるアイゼンハワー(連合軍最高司令官としての軍服姿)の銅像。
2001年9月11日の米国無差別テロで犠牲になった英国人を追悼するモニュメント。
南東へ進んで行くと高級商店街の一角に入って来る。まず目に止まったのはRolls Royce(ロールスロイス)のショールーム。
その向かいにはBentley(ベントレー)。いずれも英国を代表する高級車メーカーだったが、現在は共にドイツメーカーの傘下に入っている。それでも英国の香りいっぱいの車であることには変わりない。
中に入る勇気はないので外から撮ってみるがガラスの反射でうまく写らない。
車種の仕様が書いてある。排気量5,998cc、12気筒で600bhp。最高時速326km、4.3秒で約100km/hに達する!
価格は143,774ポンド(約2,000万円)。日本では明らかに過剰スペックだけど、持ってるだけで気分は最高だろう、多分(持てれば)!
元Beatleのポールの娘さんで著名デザイナーの店がこの先にあるらしい。
ベンチにこんな銅像(左がルーズベルトで右がチャーチル)があれば何が起こるか?と言うと・・・
こうなる!
通り名が途中で変わる。ここがその境界線で左にはTiffanyが見える。Bond Streetこそロンドンきっての高級ブランド街である。
Piccadilly Circus駅とGreen Park駅の中ほどにあるのがRoyal Academy of Arts(ロイヤル アカデミー オブ アーツ:王立芸術院)。
ちょうど異色の浮世絵師、歌川国芳展をやっている。
ここはBurlington House(バーリントン ハウス)という17世紀から存続している大邸宅で、現在は政府が所有し王立芸術院の他に棟ごとに天文学会、地質学会、化学会等のオフィスとして使用されている。
三方を建物に囲まれた中庭は公園として開放されている。
建物が面しているPiccadilly Streetの向かい側にはFortnum & Mason(フォートナム メイソン)という有名な紅茶専門店がある。学生が買物をしたり飲食するにはちょっと敷居が高いのだが、せっかくなのでいちじくのクッキーを買って帰る。5.72ポンド(約800円)。
夕食はTufnell Park駅前でチキンケバブ(小サイズ)の持ち帰り。3.5ポンド(約500円)。クッキーよりよほど安い。
18時30分帰宅。23時30分就寝。
2011/05/28(土) 13:20:33 |
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6時30分起床。曇りのち晴のち雨のち曇り。
授業は特記事項なし。
日替わりランチはラムとなすのシチューというか煮込みのようなもの=写真なし。いつもの通り3.35ポンド(約500円)。
午後の授業も終わり、18時30分にPiccadilly CircusでKOHTAと待ち合わせ。と言ってもそれまでまだかなり時間があるので軽く腹ごしらえ。ベトナムレストランでエビ入焼そば(ビーフン?)。7ポンド(約1,000円)。店名は失念。
待ち合わせのパブへ向かおうとした途端にKOHTAから電話が入り、店の前まで来ているが店内はすでに満員のうえにいつもは取らないはずの特別チャージが必要ということで気分を悪くしている様子。急遽場所を変えることに!
Wardour Streetの角で落ち合いBritish Museumを過ぎ、次の候補パブへ行ったがここもやはり満員。そこでパブではないが何とか座って観戦できそうなBedford Hotel内のパブレストランへ。彼のKoreanの友人二人も合流。
ビターにピザとフィッシュアンドチップスをシェアしながら前半戦を見たが、やはりここでは周りの席が静か過ぎて今イチ盛り上がらないので、再度場所を変えることに・・・。試合も10分にバルサが先取点を取ってからは膠着状態。
ようやく余裕で入れるパブに落ち着いた。ここで仕事(インターン)を終えたSEIさんも合流。後半は5人で見たが、結局試合としてはあまりエキサイティングではなかった。バルサが前半後半に1点ずつ入れたのに対してMAN UはCロナウドも後半から出場のテベスも好機を作れず仕舞いで良いところなし。
Koreanの二人はパクチソンに期待していたようだが、彼らしい決定的な仕事もできず後半途中交代。いずれにせよ一部の人(熱狂的バルサファン)を除いて決勝戦らしい興奮は得られずにいつの間にか終わっていた、というのが正直な印象か?今シーズンはベスト4のうち英国勢が3チームと言うことで、そのいずれかがチャンピオンかと思われたが、結果は唯一のスペインチームが最後の勝利を得たことになる。
というわけで、パブでサッカー観戦を楽しむ、という初体験にしては本来の熱い雰囲気という点で今イチだったかも知れない。やはりプレミアリーグ戦を各チームのサポーターの応援を目の当たりにしながら、でないと・・・かな。でも最終戦を待たずににMAN Uのリーグ優勝が決まっていた以上それも盛り上がりに欠けるのは明白なので、観戦を今日の試合に変更していたのだった。
もう少し早く、せめて4月であればプレミアリーグの見応えのある試合に遭遇できたかも知れない。まあ8月からの新シーズンに期待するとしよう。
22時35分帰宅。23時35分就寝。
2011/05/27(金) 00:46:20 |
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6時40分起床。雨のち快晴。
毎朝バスをOxford Circusで降りて、地下鉄駅内に置いてある"METRO"というタブロイドのフリーペーパーを取って来るのだが、駅員の人種も装い(基本的にユニフォームだが)もさまざまである。中にはこんなインパクトのある髪型の人も!
さて、3連休後の授業再開である。午前の授業ではまず連休前にメール送信しておいた作文の宿題が返却された。添削を見ると、いかに多くの前置詞、定冠詞の間違いをしているか一目瞭然で愕然とする。確かに文法は知らなくても話せて書けさえすれば良いのだが、これではやはり数多くのイディオムとかコロケーションのパターンを繰り返し頭に叩き込んで完全に記憶するしか道はないのだろうか?
教科書の方もUNIT 7がほぼ終わりまで来た。しかしまだUNIT 20分の7ということは三分の一しか終了していない。そもそも2ヵ月強で終わるようにはできていない、もしくは初めから全部やろうと言うのではなく必要な部分だけやれば良いということなのか?
いやいや日本のように初めから到達目標が決まっているのではなく、重要なのは毎日のプロセスであって到達点が重要なのではないのだ、と理解しておこう。各クラスやそれを構成する学生のレベルは毎年異なるはずだし、それを杓子定規に一律のスケジュールに押し込むこと自体意味のないことだからである。
日替わりランチは焼そばと生野菜。3.35ポンド(約500円)。
今日はNATSUKOに借りていた本(ヨーロッパ鉄道の旅)を返す。いつかドイツやスペインを鉄道で旅したいと思う。でもその前に英国のローカル鉄道の旅もしてみたい。
火曜日とは言っても週初めなのでCultural Programmeの申込日。新たに2件申し込む。
午後の授業は労働に関する用語や表現について。似た言葉でも意味が異なる、あるいは同じ意味だが異なる表現、といったことを学ぶ。こういうのは教科書からはわからない、まさに生きた英語と言える。お互いが知っていないと会話が成り立たないようなものだから。
帰りにPost Officeに立ち寄る。日本よりも早く民営化されていて外観は同じカラー/デザインコンセプトなのでわかりやすい・・・のだが必要のない時には目につくくせに、いざ必要な時にはどこにあるのかわからない。
昨日、次のホームステイ先を下見した帰りのバスから見かけたのを思い出し、そこへ行ってみることにする。Oxford Circusの近くにもあるのは知っているが、いつ通りかかっても行列の長さが半端ではないので行く気がしないのだ。
バスでEdgware Road(エッジウェア ロード)まで行って北へ歩くとほどなく着いた。読み通り列も短くて用はすぐに済ませられた。Oxford Circusのようなオフィス街じゃないからだと思う。
夕食はCamdenTownのSuper Bowlへ。前回隣の席の人が食べているのを見てとても美味しそうだったエビカレーにいつもの豆腐煮付け、中国茶で10ポンド(約1,500円=写真なし)。ここは1ヵ月のうちに5回目だが、いつも美味しく頂ける。
近くにMarks & Spencerがあったので、ミネラルウォーターを買って帰る。
19時25分帰宅。23時10分就寝。
2011/05/26(木) 16:17:30 |
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7時40分起床。曇りときどき快晴。
今日は月曜だけど休み。Spring Bank Holiday(スプリング バンク ホリデー)という休日である。
この休日は5月最終月曜日という移動休日なので必ず3連休になるわけである。
今年はこのあと8月31日のSummer Bank Holidayまで一斉休日がない。
さて、次のホームステイ先がようやく決まり、今週末に引越の予定。そこで今日は周辺の下見に行くことにした(特に大学までの経路確認)。
最寄駅は地下鉄Bakerloo Line(ベイカールー ライン)のゾーン2に属するMaida Vale(マイダ ベール)である。現在住んでいる家から南西へ直線距離にして約4Kmくらいだと思うが、移動には390番のバスでいったんOxford Circusまで出て、地下鉄に乗り継ぐため合計1時間近くかかった。かなりの遠回りになるが車がないので仕方ない。
昼過ぎだったのでまずはランチ。地上へ上がって真っ先に目に入ったタイレストラン"Thai Rice"へ。
チキンと野菜入り焼そばとミネラルウォーターで9.19ポンド(約1,300円)。ちょっと高い!
教えられた住所は駅からかなり西の方なのでぶらぶら歩く。結構広い道だが休日のせいか通る車ものんびり走っている。雰囲気としては今居るところが庶民的な住宅街なのに対して、もう少し高級感がある。というか都心に近い分だけ住宅価格も実際に高そうに見える。ホームステイの料金は同じだが。
今のホストマザーへはICCで助言をいただいて日本を出発する前に手紙(自己紹介およびどうぞよろしくという趣旨)を出しておいたが、今回は日にちも迫っているので、直接持参して郵便受けに自分で投函することにしたのだ。
10分くらい歩いたところで住所に示された物件が見つかったので、手紙を投函したら回れ右。すぐそばにバスストップがあったので、念のために路線案内を見ると6番のバスがOxford Circusを経由することが判明。これなら乗るまで1分しかかからない。しかも"24 hour service"の路線なので深夜でさえも15分毎にある(週末は12分毎)。家から至近で乗り換えなしに1本で行ける(し、帰れるし)と言うのは今と同じ条件なので一安心。
そこで帰りは早速バスに乗ってみると、Oxford Circusまで23分くらいで着いた。が、そのまま降りずにPiccadilly Circusまで行き、三越でお菓子を買う。こないだNATSUKOに欧州鉄道旅行の本を借りたのでそのお礼に。彼女は英語がとても上手いので我々のクラスより一段階上級者向けのクラスに所属しているが、ランチではよく一緒になるのだ(授業時間はどのクラスも皆同じなので、当たり前だが)。
ヨーロッパには現在ロンドン、パリ、ローマ、デュッセルドルフの4ヵ所に三越があるが、日本の大きな店舗からはとてもイメージできないほど似ても似つかない。他の日系デパートもそうだが、デパートと言うより日本の商品とヨーロッパ土産等を扱っているただの小売店に過ぎない(と、言っていいほど)。
ところで、歩いているとよく見かけるが、日本料理店というより日本食ファーストフード店が結構多いのだ。
しかもこの写真でもわかるように日本人ではなく地元住民の日常使いに用いられているのが頼もしい。今や寿司もサンドイッチと同じ英国の標準食なのである。こういった日系らしき店でなく英国資本の店でもサンドイッチと寿司は普通に並べて売られている。個人的には寿司より圧倒的にサンドイッチの方が良いが・・・。
今日の夕食は外食でなく持ち帰りにする。Oxford Streetまで歩いて戻りMarks & SpencerでBLTサンド(Bベーコン・Lレタス・Tトマト)とカットフルーツ、それにミネラルウォーターで4.74ポンド(約700円)=まるでランチのようなメニューだが・・・。
そして390番のバスで帰途へ。
19時25分帰宅。23時10分就寝。
2011/05/25(水) 15:04:03 |
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7時起床。今日も快晴。
初夏の朝の空は素晴らしい。気持ちが晴れ晴れする。裏の公園の大木も青空をバックに若葉に包まれている。
裏庭には洗濯物。
英国人は花を育てるのが好きだ。
野鳥も自由に庭にやってくる。
今日は毎日バスでその前を通過している気になる建物へ行ってみることにした。
それは地下鉄Euston Square Station(ユーストンスクエア駅)のすぐ近くにあるWellcome Museum(ウェルカム博物館)である。
"Welcome"という単語は日本語の"ようこそ"に相当するが、ここは"Wellcome"とエルが二つである。
だから別に歓迎の意を表しているのではなく、19世紀に設立された製薬企業の創業者Sir Henry Wellcomeの名を冠した博物館なのである。つまりWellcomeとは創業者のFamily Nameなのだ。
医薬品の錠剤化や抗ウイルス薬の初製品化など製薬事業で大きな成功を収めたWellcomeが残した莫大な財産を管理する目的で作られた"Wellcome Trust"は、その後製薬事業部門を同業のGlaxoに売却し、現在は生命科学や健康に関する学術研究に対する資金援助を主たる事業とする公益法人である。
そしてこの博物館では医学・薬学に関する蔵書、貴重な物品のコレクションが無料で公開されているのだ。
1944年にヒトの遺伝子の本体がDNAであることが証明され、そのDNAが二重ラセン構造であることは昨日訪問したケンブリッジ大学の研究グループによって1953年に解明された。さらにそれからちょうど50年後となる2003年には、約13年間におよぶ国際研究プロジェクトの成果として、全部で30億対におよぶヒトDNAの全塩基配列(ゲノム)が解読された。
そのプロジェクトの最大のスポンサーの一つが他ならぬこのWellcome Trustなのであった。研究チームとしては米国ではNIH(国立衛生研究所)、英国ではWellcome Trust Sanger Institute(サンガー研究所)がその主役だったのだ。
本で読んだり学会のシンポジウムで直接本人の話を聞いたことがあるが、実はこのプロジェクトの基本的アイデア、即ちロボットを用いてヒトゲノムの全塩基配列を解析するというプランは日本の研究者が初めて考え出したものである。しかし具体的利益の見込めない基礎科学への予算化に極めて消極的な日本政府や関連企業がその推進に後ろ向きだったがために、結局参加メンバー国として第三位の貢献に止まらざるを得なかったのは本当に残念なことだった(理研および慶応大学の研究チームが顕著な成果を挙げ辛うじて日本の面子を保ったとは言え、米英に比して全体としての貢献度は10%にも満たない)。
ともあれ、その成功に触発されて今では依頼者のDNAを解析して家系のルーツを調べたり、親子鑑定、病気のリスク診断といった遺伝子検査ビジネスも広く行われるようになっている。(実は、会社員生活の最後の10年間ほどを、ある種のがんに関わる遺伝子の日本人における基礎データ収集共同研究に携わったことからたいへん思い入れのある分野である)。
では展示品をいくつか・・・
サンガー研究所で実際に使用されたヒトDNA配列解読作業に必要な細菌コロニー採取機器(ヒトDNAを断片化して細菌に組み込み解析に必要な量にまで増やしていたのだ)。
最終的にすべて解析されたDNAの塩基配列が本の形で展示されている。
ページを拡大すると・・・
22本プラスX、Yの染色体別にそれぞれ数冊にまとめて書庫に並べてある。これだけの生命に関する基本情報が細胞一つ一つ(の核の中に)収まっているかと思うと・・・いかにすごいことかが 実感としてわかる!
DNA解析による家系調査のパンフレット
その解析結果報告書
博物館・美術館等のカフェで食事するのが(というか雰囲気が)大好きなので、ここでも軽いランチを、ということで!
本日のスープとパンで4.5ポンド(約650円)。
夕食はPiccadilly CircusからすぐのチャイナタウンにあるWong Kei(旺記大酒家)というレストランで。フォー炒めと豆腐野菜煮付で10.2ポンド(約1,500円)=料理写真なし。
前を歩いている外人(英国人か米国人かそれ以外か、確かめていないのでわからないが)、こういうのは字の意味をわかって着ているのかしら?漢字がかっこ良いだけなのか、いや多分わかっているのだろうな。それを見せびらかす偽悪趣味または謙虚さ!うーん、そこまで深くはないかも・・・。
19時45分帰宅。23時30分就寝。
2011/05/24(火) 16:05:35 |
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6時30分起床。快晴。
週末の朝は道路も空いている。バスの2階の一番前に座ればそこは特等席である。視界を遮るものはない。
9時10分Kings Cross駅集合。9時45分の列車で出発。"Calling at:"というのは英語で途中停車駅のこと。
途中の車窓から。田園風景というか、牧草地が続く。
約55分でCambridgeに到着。ここは変則プラットフォームで、上りと下りが同じホームから着発する。
駅舎はそれほど大きくない。市中心部まではバス便もあるが徒歩で行く。
約30分で最初のPembroke college(ペンブロークカレッジ)に到着。
ケンブリッジ大学は31のカレッジ(学寮)から成り立っていて、そのうちのいくつかは観光客にも開放されているが、階段への立ち入り、芝生の上の歩行および飲食の禁止、ラジオ等で音を出すこと、動物や自転車の持ち込み禁止、といった注意事項が示してある。
12時からはPunting(パンティング)に挑戦。Punt(パント:平底のボート)で市内の川を巡るのだ。これはケンブリッジ観光名物の一つで、自分で船を操るのも良いし、待機しているケンブリッジの学生に観光案内付きで船頭を頼んでも良い。
自力で操縦する場合は、前に櫂を持って一人、後に竿を持って一人が乗って、残りの人はその間におとなしく座る。小型のボートなら竿持ちが一人で操縦する。
いよいよ出発。櫓で漕ぐのではなく、竿で川底を押して進む。流れは早くなく、底は浅いのでまあ安全だが、たまには誤って水中に落ちる人もいるとか(?)。
キャンパスを裏側から見るのも良い経験である。
Kings College(キングスカレッジ)はヘンリー6世により16世紀に設立されたカレッジである。
全体に雰囲気は同じ大学町の先輩格であるオックスフォードに酷似しているが、こちらの方が敷地が広々としている印象がある。
Great St.Mary Churchの屋上へ上がると、町が俯瞰できる。
建物の間に狭い道が続いているのがわかる。
地上で見てもやはり狭い。
ここがメインストリート(?)。
1974年までここにCavendish Laboratory(キャベンディッシュ研究所)があったと記念額に書いてある。
20世紀の生命科学史上最大の業績であるDNAの二重ラセン構造の発見が、ここで研究に勤しんでいたJames Watson(米国人ジェームス ワトソン)とFracis Crick(英国人フランシス クリック)らによって1953年に"Nature"に論文が発表されたのだ。
同研究所はその後移転して西ケンブリッジの新キャンパス内にある。彼ら二人と共同研究者であるロンドンのKing's College LondonのMaurice Wilkins(モーリス ウィルキンス)の3人は1962年のノーベル生理学医学賞を受賞。
"Eagle"(イーグル亭)は旧キャベンディッシュ研究所から目と鼻の先にあるパブで、WatsonやCrick達がいつも昼食に通ったところ。ここで毎日いろんな議論が行われたと伝えられる。
その辺りの詳細はワトソンの著書"Double Helix"(邦題:二重らせん)を要参照。第二次大戦後の科学研究の世界の様子や研究者同士の人間関係等が生々しく描いてあって、人間ドラマの読み物としても秀逸である。
カラフルなテントは野外マーケット。
ランチはスーパーMarks & SpencerでBLTサンド、ジュース、フルーツサラダ、ミネラル水を買ってクラスメート数人と教会の芝生に座ってピクニック。5.21ポンド(約750円:写真なし)。
Trinity College(トリニティカレッジ)は最大規模のカレッジである。
映画に出て来るような、という形容にぴったり!
17時15分の列車に乗り、18時10分にKings Cross帰着。プラットフォームで記念写真。
夕食は駅前のchop chopで焼そば、エビの串焼き、中国茶で7.5ポンド(約1,100円:写真なし)。
19時30分帰宅。今日は2万歩以上歩いた。22時30分就寝。
《注》Cambridge University(ケンブリッジ大学)を初めて訪れたのは、2006年9月の終わり頃である。経産省近畿経済産業局と大阪商工会議所の合同ミッション「京阪神と英国の企業・大学間連携強化推進」という十数人の団員の一人として。そのとき見て感じた町の印象がとても良かったので、いつか必ずまた行きたいと思っていたのだが、こんなに早く実現するとはねえ・・・。
これは2年8ヵ月前に来たときの写真(Babraham研究所の前にて)。
2011/05/23(月) 15:59:58 |
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6時30分起床。晴のち曇。
7時40分頃の表の様子。今朝も申し分のない天気だ。
月曜日のテスト結果がわかった。やはり正答率はほぼ半分。選択問題とか回答例が示されている問題の正答率が高いのに比して、単純にブランクを埋める問題の正答率が極めて低かった。と言うことはヒントがあればある程度答えられるが、完全に使いこなせるボキャブラリーやイディオムの引き出しはまだまだ不十分だと言うことになる・・・。もう少し復習に時間をかけないといけないのかな。いくら覚えても使わなければいずれ忘れて行くし、新たに覚えた分と忘れて行く分が同じだと全然蓄積しないことになるのだから。
今日の学食ランチはフィッシュアンドチップス。3.35ポンド(約500円)。英国のどこにでもある定番料理。
Regent校舎内に売店はないので、事務用品が必要なときはRymanという店に行く。これはチェーン店でOxford Circusから徒歩5分圏内だけでも2軒ある。事務用品ならほぼ何でも揃うしコピーもできる。授業中に配布される資料や自分の受講メモを綴じるA4用バインダーが2.82ポンド(約400円)だった。4月に初めて行ったときには知らなかったのだが、学生証を提示すれば10%のディスカウントを受けられる。聞くところによれば、ほとんどの理髪店や一部の飲食店でも学割が効くそうで、ロンドンではなかなか学生証の威力が期待できるようだ。
夕食はCamden TownのSuper Bowlでかた焼そば、豆腐煮付け、中国茶。10ポンド(約1,500円)。
明日はケンブリッジへの1日ツアーである。
20時30分帰宅。23時就寝。
2011/05/22(日) 12:49:30 |
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6時30分起床。 晴ときどき曇。
ランチ。スパゲティボロネーズ、にんじん、ガーリックトースト添。3.35ポンド(約500円)。
木曜の午後はウォーキングツアー。本日のコースはBloomsbury and the British Library(ブルームスベリーと大英図書館)。
繁華街の処々にあるこの緑の小屋は何か?それはタクシードライバーのための茶店だとのこと、ティー、コーヒー、サンドイッチ、スナック等がとても安くいただける。もちろんドライバーじゃなくてもOK。でも知らないとそういう店だとは想像がつかない。
次はSOAS (School of Oriental and African Studies:ロンドン大学 東洋アフリカ学院)と言っても建物を見ただけだが。
SOASの横にあった銅像、誰の像かは確認できず。
Tavistock Gardens(タヴィストック公園)地図
HIROSHIMA MEMORIAL TREE(原爆犠牲者追悼の桜)の表示
中央がその桜木
公園の中心に位置するガンディーの銅像。英国にとっては敵(独立運動の指導者)でも歴史に残る人物として敬意を表しているのだろうか?
British Library(大英図書館)は元々British Museum(大英博物館)の一部門だったものが1973年に分離独立したそうだ。
その入口付近にあるニュートンの像。不思議なポーズだが、コンパスを使って測定中?
建物入口を臨む。
夕食は先日も行ったWok in the Boxで中華3品持ち帰り。鶏の唐揚+豆腐野菜煮込み+焼そばで6.5ポンド(約950円)。
今日はインターネットでたまたま見つけた"Oxford Club(在ロンドン日本人と日本好きな英国人の交流会)"の例会(毎木曜)に参加するため17時30分に一旦帰宅。
荷物を置いて再外出し、Regent StreetのOxford CircusとPiccadilly Circusのほぼ中央を東に入ったところにある"Old Coffee House"というパブに向かう。パブの入口は狭くて中へ入りきれないほど混み合っている。会場は階上なので急な階段を上がって行くとそこはまったく雰囲気の違う会員制クラブのような世界。会費は学生料金で1ポンド。飲み物は各自調達ということなので、もう一度下へ降りてパブカウンターでビター1/2パイントを買う。1.5ポンド。
さっそく一人で飲んでいる人に話しかけると、やはり今日初めて参加される方でロンドンにもう1年以上住んでいるそうである。仕事上のネットワークを増やす動機で参加されたそう。さらに同じテーブルに加わった人と話すが、今日はいつもと違って日本人の比率が高く、常連の英国人はまだ来ていないとのことだった。
そうこうしているうちに、英語ネイティブが二人ほど入って来た。ちょっと声を交わしたと思ったら彼はすぐ他の日本人から話しかけられてそちらを向いてしまった。日本人と話して町の情報を得るというのも一つの参加目的にはなるだろうが、英語を話すという環境には今はほど遠い。まだ始ったばかりでこれから夜が更けるにつれてどんどん盛り上がって来るのかも知れないが、今日のところは1時間半ほどで切り上げる。結局写真は光量不足で撮れず。
少し空腹感があったのでMcDonald'sにてホットアップルパイとジュースを補給。2.18ポンド(約300円)。
21時40分帰宅。23時就寝。
2011/05/21(土) 01:50:49 |
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6時30分起床。ほぼ晴。
どたばたとした出発の日からはや4週間になろうとしている。このところ、日脚も長くなり、気温もちょうど良く、快適で爽やかな毎日が続いているせいか、精神的にも随分落ち着いた日々を送っている。
初めての本格的な海外生活自体にはさほど不安は持っていなかったけれど、やはり何十年ぶりかの学生生活に対する漠然とした懸念はなかったとは言えない。国籍の違いはまあ当然としても、年齢がかけ離れたクラスメートとうまく関係が築けるのか、という一抹の不安が少しはあった。
しかしそんな不安は初日から、ものの1時間も経たずに見事に払拭できた。思うに、もし還暦を過ぎてから日本の大学に再入学したとしてこんな簡単に早くフィットできるかと言うと、それは多分難しいだろう(と思う)。
英国は年齢による差別が比較的少ない社会だと聞いていたが(他人が何歳で何をしようが意に介さない)、それもさることながら日本から来ている学生に関してはやはり海外生活という非日常の状態にあることで気持ちがオープンになっていて多少毛色の違うのがいても気にならないのかも知れない。それに加えて中国人留学生は現役大学生ではなく既卒者や社会人が多く(それだけ大人っぽくて)あまりギャップを感じることなく話ができることも大きい。
さらに中国人やサウジアラビア人など国費留学生(中国人には私費留学生もいるが)はものすごく真面目に授業に出ているし、かといってお固いわけではなく冗談を言い合って明るいクラスの雰囲気造りに貢献している。また、良い意味でムードメーカーになっているフレンドリーだが上品な物腰の南米ボリビアからの留学生は、すでにフランスの大学で学んで、今度は英語の勉強にロンドンに来ていると言った具合で、まあ言ってみれば皆が国際感覚を自分なりに持ち合わせているのだろう。
まさに"案ずるより産むが易し"。 毎日楽しく授業に出て、クラスメート達ともすっかり打ち解け、ここでの生活も安定して来た気がする。
今日の学食ランチはパスタ(ペンネ)、野菜付け合わせ、ガーリックブレッド付き。3.35ポンド(約500円)。
夕食はOxford StreetにあるMARKS & SPENCER(総合スーパー)でサラダとサンドイッチを買って帰った。8.14ポンド(約1,200円)。
19時30分帰宅。23時就寝。
2011/05/20(金) 15:16:08 |
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6時30分起床。晴一時くもり。最高気温17℃、最低気温9℃
日増しに夏が近づいて来た。とは言え、日本のような梅雨もなく、日照時間が延びてとても爽やかな季節である。日の出は5時過ぎ、日没は21時前だから16時間近くも日光の下にいる計算。今が一年で一番良い季節だと言われるのもうなずける。
テストのショックは一日限りで忘れてしまって、また授業に集中する。英語と米語には単語の綴り方、言い回し、定型表現などについて多くの相違点があるが、"How come....?"というのも英語らしい表現だと思う。"Why....?"と同じ意味だが....に平叙文が入る点が違う。語順をひっくり返さなくても良いのだ。実際、日常会話でも耳にすることが多い。また、"(be) fed up with"(うんざりする)という連語もホストマザーとの会話で良く聞くが、こういう表現が早く自然に使えるようになれば良いなあ、と思う。
今日のランチは名前は不明だが、チキンと野菜の煮込みで栄養バランスは悪くないと思う。量的にも午後の授業を控えているのでちょうど良いか。アメリカならとてもこんなものでは済まないだろうけど。3.35ポンド(約500円)。
午後のクラスでは引き続きビジネスレター(送信/返信)の書き方を練習。
その後ICCオフィスに立ち寄って本を借りる。主に英国・欧州の観光ガイドブック、英語検定テストガイド、就職ガイドなどが何冊も置いてあり(先輩達が帰国時に置いていった?)、そのうちロンドンのガイドブックを1冊選び、貸し出し台帳に自ら記入する。それにしても2月の初訪問時にいきなりビートルズの話で盛り上がって以来、ICC Londonのマネージャーの深野さんとは会うたびに音楽の話や旅の話が尽きることはない。1時間くらいあっという間に経ってしまって、別の訪問者(学生)が来たのを機に辞去するのが通例となっている。仕事の邪魔になってないかと少し恐縮。
で、表に出たのは17時過ぎなのだが、何しろ明るくて昼下がりのような光線がOxford Streetに降り注いでいる。それでつい夕食ではなくティーを楽しむことにして、John Lewisの最上階"Place to Eat"へ行く。ティーとカップケーキで3.6ポンド(約540円)。窓から見える青空を見ながらのティーはちょっと贅沢な気分。
20時少し前に帰宅。家の前の通りもまだこんなに明るい。
夕食は結局SUBWAYという持ち帰り専門のサンドイッチショップでミートボールサンドを買って帰った(写真なし)。2.29ポンド(約440円)。
23時30分就寝。
2011/05/19(木) 12:17:06 |
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6時30分起床。晴れたり曇ったり。
今日はこれまでの総復習・・・TextbookのUNIT1~4に出て来た表現を確認する100問題のペーパーテストだ。
1週間遅れのハンディを抜きにしても、全然答がわからない。難しい単語など一つもない(日本の高校いや中学で習うレベル)のに、まさにcollocations(連語), idioms(慣用句) and fixed expressions(定型表現)を覚えていない限り絶対答えられないことは明らか。熟考して答えるのではなく、ほとんど反射神経テストのようなQ&Aである。
やはり著者の指摘通りつべこべ言わずに基本パターンを丸暗記(して再使用)するという初心者の義務を一つ一つ実行して行くしかない。「語学習得に近道なし」との思いを新たにする!しかし、何点取れたのか、極めて不本意ではある。ブランクを適当な単語または熟語で埋める問題はほぼ完敗。しかし、選択肢が用意されている問題は白紙回答にはならずに済んだ。全問の半分合ってれば御の字だろう。
英会話力って言うのは、決して誰も思いつかないユニークな答を競うのではなくて、こう聞かれればこう答えるというパターン(引き出し)をどれだけ習得したかにかかっているのだ、ということが改めて身にしみる。
本日の学食ランチはラムと野菜の煮込み、クスクス添え。3.35ポンド(約500円)。
クスクスって名前は知っていたが、食べるのは初めて。
見た目は美味しそうだったが、実際に食べると・・・?味があるようなないような。欧米人が初めて日本の炊きたての白いご飯を食べるときに感じる気分かも。
今日は10月から受講するModule(履修科目)希望リストの提出期限なので、Cavendish校舎にある"Study Abroad Unit" officeに申込書を届ける。 担当者のCharlieが見えたので直接手渡す。その際「万事順調ですか?」と聞かれたので、反射的に「はい」と答えたが、本当は必ずしも全部順調とは言えない。例えばこの希望リストにしたってオリエンテーションで渡された冊子および学生専用ウェブサイトで講座内容(開設目的、達成目標、進め方、等)を確認して、4つ選択することになっているのだが、個々のModuleのイメージをつかむには余りにも情報不足であり、タイトルだけ見ると受けてみたいと思うModuleは20も30もあるのだが、選択の決め手が見つからない。
それでもまあ何とか絞りに絞り込んで記入したのだ。実際に始ってからの変更も可能だと言うことなので、まだ半年近くも先のことでもあるし、これ以上あれこれ考えてもらちがあかない、と割り切ったところだ。
14時からの授業は今日はMARYに代わってGORDONが担当。いつも午前中、隣のクラスの講師を勤めている人でとても穏やかな先生である。午後の授業は初歩のビジネス英語であるが、電話で聞いた内容のメモの取り方、ビジネスレターの書き方など、確かに初歩である。現役学生にとっては重要であろうが、実際にそういうことを経験して来ているとあまり新鮮味はない。しかし、電話のテストとして、実際に内線電話を使って(他の先生が相手役になって)オフィス用具の発注をすると言ったこともやるので、確かに1月からのインターンシップに向けた実践訓練をしている印象はある。ビジネススクールではなくビジネスマナーの講義という感じではあり、まさに"Work Placement Skills"の名には恥じない。
ということで、いつしか4週目に突入。もうそろそろ5合目である。
6月20日から2週間のブレークに入るので、初めてスコットランドへ足を伸ばしてみようと考えており、今日フライトの予約をした。ロンドンからエジンバラまで。クラスメート達はもっぱら安い夜行バスを利用しているようだが、年を取ると長距離夜行バスはきつい。
夕食は日本のガイドブックに載っていたカジュアルタイレストランBusaba Eathai(ブサバ・イータイ)で海老入焼そばとラッシー。11ポンド(約1,600円)。美味しいけどちょっと高いかも。
19時30分帰宅。23時30分就寝。
2011/05/18(水) 14:13:23 |
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7時起床。曇のち雨のち晴のち曇。
毎朝BBCニュースを見ながら朝食を取っているが、こちらのニュースにどんな分野であれ日本の話題が出てくることはほとんどない。特に政治についてのニュースは皆無と言っても良い。しかし、である。さすが政権交代というのは一大ニュースであり、鳩山新首相の同じ映像が何度も何度も繰り返し出て来る。もちろん今はまだ客観的な報道であって交代の評価についてはまだこれからのことであるが・・・。
こちらでは、やはり昨日イングランドプレミアリーグでマンチェスターユナイテッドが3連覇を遂げたというニュースが大きく取り上げられている。ついにリーグ通算優勝回数(18度目)でリバプールと並んだわけである。逆にリバプールにとっては最悪のシーズンで、来期のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃してしまった。
移籍した選手の穴を埋めきれなかったためだと考えられているのだが・・・
特にレアル・マドリッドに移ったXabi Alonso(シャビ・アロンソ)が如何に重要な役割を担っていたのか、あらためて痛感させられる。初めてアンフィールドに見に行ったのは約1年前の2008年4月、対ブラックバーン・ローヴァーズ戦だが、スタジアムで見ると彼が必ず攻撃の起点になっていることがTVで見るよりもよくわかる。試合翌日の新聞には全試合全選手の働きが統計データと総合評価点数で表してあるが、彼は常にチームの他の誰よりも総走行距離が1kmは長いのだ。もちろん走行距離だけではなく、守備と攻撃の両面でボールに触る頻度が高く、その視野の広さと高いパス技術で中盤の核としていかにハードワークしていたかが計れる。
そんな大事なプレーヤーがシーズン幕開けの直前に移籍したために余計にダメージが大きかった気がする。加えてフェルナンド・トーレスも怪我が多くて昨季のような圧倒的な得点力を見せきれなかったし、キャプテンのスティーブン・ジェラードに至っては後半もっぱらパブでの暴力事件で注目されるという・・・昨季は12月まで首位を走っていて最終的に惜しくも優勝を逃したというのに、たった1年足らずの間にすべてが暗転した。まあ終わったことをいくら言っても仕方ないので来季の捲土重来を期すしかない。
今日はTufnell Park駅でTravel Cardを1ヵ月分Top upした。Top upという言葉を携帯電話ショップで初めて耳にしたときには意味が分からなかったものだが、英語独特の表現だと思う。あたかもコップの水が減って来たのを上から継ぎ足して一杯にする、というイメージでわかりやすい、と今では思えるが。1-2ゾーン用が学割で69.2ポンド(約10,000円)。
そのまま地下鉄でOxford Circusまで出て、PRET-A-MANGERでコーヒーとパウンドケーキのランチ。3.5ポンド(約450円)。
午後はCavendish校舎のライブラリーで過ごし、日本の友人達に近況報告メールを送る。
夕食はおなじみのchop chopで焼そば、海老団子、中国茶で7.5ポンド(約1,100円)。
今日は珍しく写真なしのまま、19時30分帰宅。23時就寝。
2011/05/17(火) 13:38:43 |
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7時起床。
今日はCultural ProgrammeでOxfordへ行く・・・予定だったのだが、とんでもない間違いをしてしまった。
9時20分Paddington mainline station(National Railのパディントン駅)集合なので、余裕を見て1時間前に出発した。最寄りのTufnell ParkからNorthern LineでKing's Crossまで行きCircle Lineに乗り換えてPaddingtonには9時前には着く。しかし、Circle Lineに乗り換えたと思ったのが実はMetropolitan Lineだったのだ。
Londonの地下鉄は19世紀から走っているそうだが途中いくつかの鉄道(路線)を合併して現在に至っている。Line毎に車体が完全に色分けされているわけではなく、同じプラットフォームを3つのLineが共有しているなんてこともある。 もちろんプラットフォームの電光掲示と先頭車両の行先表示を確認すれば良いことなのだが、ちょっと気が緩んでいた、としか・・・?
悪いことにMetropolitan Lineは一部区間を平行して走っているJubilee Lineと比べて駅数が少ない(駅間が長い)。
Baker Streetを過ぎてから何かおかしいな、と思ったときにはすでに遅し。見覚えのない駅名が現れ始め随分長い駅間を走ったのちWembley Parkに着いた。すでに9時も近づいているが路線図を見るとBaker Streetまで戻ってCircle LineかBakerloo Lineに乗り換えるしかない。遅れる可能性が高いので念のため電話しておこうと思ったが、まだ携帯電話に番号登録した中で今日参加する人が見当たらない。結局15分遅れて9時35分着。
しかしここで二度目のミス!集合プラットフォームを13番線と思い込んでいた(正しくは3番線)ため、誰もいないのを見てもう出発済みだと判断した。後で聞いたら実は皆まだ3番線にいたらしいのだが・・・
まあ今更きびすを返して帰るということもないので、自分で切符を買って行くことにした。あわよくば現地で合流できるかも、と・・・
10時発の列車でReading(レディング)まで行き、そこで小1時間!待って乗り換え11時48分Oxford着。
駅前からすぐ大学が見えるのかと思っていたが、とんでもない。City Centreへのバスもあるが、まあ歩くとしよう。
幸い道標で方向はわかったので、10分ほど歩くとそれらしい街並が現れて来た。
中心街には駐車スペースがないためその外側に広い駐車場がある。
だんだんクラシックな美しい街並に
さらに数分歩くとInformation Centreに着いた。
Oxford Universityと言うのは集合体としての名称で、実は多くのCollegeから成り立っている。その一つのゲート前にWalking Tourの案内が出ていたので、これに参加しようかどうか少し迷って、まず"Museum of the History of Science(科学史博物館)に入ってみる・・・と、たちどころに展示物の多彩さに魅了された。
18世紀に作られ火星観察等に使用されていた望遠鏡。
雲台と言うか赤道儀がすごいではないか!
次は銀製の顕微鏡。1770年頃に製作され国王ジョージ3世に献呈された、というもので実用というより装飾品に近い(もちろん実際に使えるものらしいが)。
18世紀後半の製図器で、同じモデルをキャプテンクックが初航海時に天体観測に使用したらしい。
たいそうメカニカルな顕微鏡。
その交換レンズたち!
初期のレンズ式カメラ
結局13時のWalking Tourに参加。1時間半のツアーが6.9ポンド(約1,000円)。
何とかカレッジ。緑が美しい。
石造りの街並。何百年前からこの姿を保っているのだろう?
道端に自転車置き場
Bridge of Sighs(ため息橋)と呼ばれるが、本来はHertford Collegeの建物をつなぐ橋である。
750年記念!えっ、オックスフォード大学が設立されたのは、日本は鎌倉時代で親鸞や日蓮が活躍していた頃、中国は南宋の時代・・・
また別の何とかカレッジ
これはハレー彗星を発見したハレーの家
ハムサラダサンドとコーヒーで遅めのランチ 4.7ポンド(約700円)。
Radcliff Camera(ラドクリフカメラ)は大学の図書館の一部。カメラとは丸天井の部屋のことで写真機の語源だとか。
その向かいの教会から見た町の景色
教会を下から見上げると
結局クラスメート達には出会わず。そう簡単に見つかるような小さな町ではなかったのだ。
18時ロンドンに帰着。
Masara Zoneでインデアンの夕食Thali(ターリ:ワンプレートの定食)11ポンド(約1,600円)。
20時30分帰宅。23時30分就寝。
2011/05/16(月) 14:17:04 |
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6時30分起床。
1週間遅れの参加とは言え、学習がスタートして今日で3週間が過ぎたことになる。
4月から他の22名とともに参加しているIBP(International Business Professions)ビジネス留学プログラムは、いわゆる語学留学とは少し異なっており、英語学習(4~9月)+学部授業(9~12月)+インターンシップ(1~3月)のセットで成り立っている。
9月からの学部授業に進むためには、8月までに英語力が一定レベルに達していることが絶対条件となるのだが、それはネイティブスピーカー(大学1、2年生)に交じって受ける授業についていけないからである。
午前のGeneral Englishの授業で使っているTextbookは実際にこの大学で教えている講師が著者の一人であり、ちょうど今日到達したページに著者からのたいへん示唆に富むアドバイスが書いてあった。要約すると、「多くの学生が文法を勉強しなければ英語力は向上しない、という固定観念を持っている。しかし英国に20年間住んでいる人でも文法を間違えることはいくらでもあるのだが、そのことが良い仕事に就いたり、友人を得るのに何ら障害にはなっていない。それどころか文法を意識し過ぎることで、却って会話の流れを止めてしまうことの方がはるかにマイナスである。例えば現在完了形とは何かを(文法の知識として)知らなくても、ちゃんと使えてさえいれば何の問題もない。おまけに日常使われる英語の80%以上は単純現在形か単純過去形なのである。むしろ、collocations(連語)、idioms(成句)、fixed expressions(定型表現)を例文を通して覚えることが最も簡単な英語習得法であり効果も高い。ネイティブスピーカーが早くしゃべるのは、決まり文句をたくさん覚えては使うということを繰り返し行って来ているからである。」
これはまさに自分で感じていることとして昨日書いたばかりだが、まったくその通りだったのだ。いや、毎日の授業の進め方自体がこの基本方針に則って行われている意味がようやく腑に落ちた思いである。
今日のランチはフィッシュアンドチップスじゃなくてフィッシュアンドライス3.35ポンド(約500円)煮豆付き。
午後は上記の目的で行われる英語チェックのためのテスト(詳細は日を改めて記す予定)。
夕食はOxford StreetのTottenham Court Road駅近くにあって毎日バスで目に付いていた"Wok in the Box"という中華ファーストフード店に行ってみた。次々に作られてはショーケースに並べられる料理から好きなもの3種類を選んでミネラルウォーターを付けて6.5ポンド(約950円)。
持ち帰り用も中で食べるのも共通の紙箱一杯あふれんばかりに詰め込んであって、ボリュームはあるが味はそれなりの?といったところ。まあ値段に見合った・・・
チキンの下には焼そばと揚げ豆腐がぎっしり。
19時40分帰宅。23時就寝。明日はOxford行きだ。
2011/05/15(日) 13:01:30 |
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6時30分起床。曇り。
このところ毎日の生活リズムは判で押したような正確さである。起床、朝食、通学、授業、昼食までと就寝はほとんど毎日同じ時刻で変わらない。その散歩姿を見て近所の人が時刻を知ったと言う、かのドイツの哲学者カントほどではないにしても・・・
さて、午前の英語の授業は現代日常語に慣れ親しむことが目的なので、いわゆる受験英語のような難しい単語が出て来たり、ある種の英文学のように古式な気どった表現などはほとんど使うことはない。しかし、今まで知っていた英語とは違ってありふれた単語でもその組み合わせによって思わぬ意味になったり、ある質問には必ずこういう答え方をするといった定番がいくつも示されるので、考えるのではなくまるごと覚えて反射神経のように使えるようにする訓練だという見方もできる。
そのような毎日にまたとない彩りを添えるのがCultural ProgrammeとしてのWalking Tourである。
木曜日は午前の授業後、昼食時間を挟んだ13時から14時まで"The talk bfore the walk"と称してその日のtourについて講義がある。講義と言っても内容はこれから行く地区や訪問施設の説明なので、まあ遠足のオリエンテーションという位置付けである。
今日の訪問先"Animal Farm"は動物園ではなく、家畜等人間が飼っている動物がいるところである。場所はイーストロンドンの元々は19世紀にテムズ川を遡ってきた紅茶等の輸送船が碇を下ろす埠頭の近くにあった埋め立て地を、20世紀後半に再開発計画からの防衛に成功して市民のための公園および動物飼育場として残した場所なのだそうである。
32エーカーの広さがあると言ってもピンと来ないが、メートル法に換算すると約13万平米というから相当広いことはわかる。
Mudchute Park & Farm(マドシュートパークアンドファーム)と言う名前だが、mudchuteとは埠頭を作るときに浚渫(しゅんせつ)した泥を貯めておいた場所と言う意味らしい。
そこら中にいろんな動物が人間を警戒することもなく生活している。
こんなdustbin(ゴミ箱)を見ると、やはり子ども達が主な訪問者かと思われる。
実際は入場無料なので、誰でも入れるし、ピクニック(持参した食べ物を食べること)をしても良いのだ。
一面の草原をどんどん歩いてテムズ川に到達したら川底の地下トンネルを通って対岸に渡る。
そこには19世紀の花形高速帆船Cutty Sark(カティサーク)が展示されていた(が、数年前に大規模補修中に発生した火災で損傷し今は再建中らしい)。
さらにその先にはGreenwich Observatory(グリニッジ天文台)があるはず。
が、今日はここまでで、帰りはRiver clipperに乗る。
れっきとした水上公共交通機関であり、途中何ヵ所か寄港するため便利なところで下船すれば良い。
Tower Bridge(タワーブリッジ)の下も通過する。
料金はGreenwich PierからEmbankment Pierまで学割で3.35ポンド(約500円)。学食ランチとちょうど同じ額であった。
地下鉄Northern Lineに乗り換えてCamden Townまで行き、何度か来て気に入っているSuper Bowlでエビカレー、揚げ豆腐の煮込み、中国茶の夕食10ポンド(約1,500円)。
19時30分帰宅。23時30分就寝。
2011/05/14(土) 00:48:02 |
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6時30分起床。曇りのち雨のち曇り。
英国で人気のあるスポーツの代表と言えばそれは紛れもなくサッカー(Soccer)あるいはフットボール(Football)と呼ばれる球技である。もちろん自分でプレーを楽しむこともできるが、やはりプロスポーツ(の観衆)として生であるいは家庭やパブのTVで見るのを楽しむ人の方が多いだろう。
音楽に関してはクラシック音楽、ミュージカル、ロック、ジャズ、フォークその他あらゆるジャンルにわたって、演奏者も聴衆もそれらをビジネスとして支える人達も含めて世界をリードする国の一つであることは間違いない。
ことビールについては下戸の私に語る資格はないかも知れないが、今日経験したことは決して忘れられない記憶そして知識として残るであろう。
ただし、今ここで書こうとしているのはそれらのすべてを愛して止まない典型的な英国人のことではなく、純粋な日本人青年のことである。
話は今年2月に戻るが、定年後も嘱託として勤務していた会社を最終的に退社する直前、結婚30周年を記念して新婚旅行以来となるパリに家族4人で短い旅行をしたときに、自分だけ一足早く日本を出発してロンドンにやって来た。それは4月から送る学習環境を一度自分の目で見ておきたいと思ったからである。
ICCロンドンオフィスの責任者である深野さんにそのとき初めてお会いしたのであるが、普段ほとんど20歳代前半の若者ばかり相手にされているせいか、会社を定年退職後にやってくる学生にたいへん興味を持っていただいたようで、メールによる訪問のアポの相談からずっと親切にサポートしていただいた。
当日朝10時にオフィスに到着するとすぐにRegent校舎、Wells校舎、Cavendish校舎を中までは入らなかったが一通り案内していただき、EFLプログラムの責任者Charlieにも引き合わせていただいた。実はその段階ではまだUniversityからの正式な入学許可をもらっていなかったので、ビザ申請等の手続に遅れが出ないかとICCの方では心配してくれていたのである。
このときCharlieと会って間もなく彼のサイン入りの許可書が日本に届いたことを考えると、どうもこれが面接みたいな意味合いだったと思われる。と言うのも、本来は現役の学生向けに作成されたプログラムに、講師陣よりも年かさの人間がやって来て本当に1年間続ける気があるのかどうか懸念があったに違いない。
まあ、その時はありのままに留学の動機と期待を述べたので、極めて短い面談ではあったが真意は十分通じたと思っている。
そしてもっと予想外の展開に至ったのは、深野さんから1966年のThe Beatles(ビートルズ)日本公演を見に行ったという話を聞いた瞬間からである。60年代の英国が生んだ世紀のスーパースター、ライブ公演ツアーを中止してスタディオ録音に専念する寸前のワールドツアーの一環として、たった5日間の東京・武道館での公演、後にも先にも計5万人程度しかその生演奏に触れることはできなかった、その貴重な公演に行った人に会ったのはそれが初めてであった。当時大阪の高校生だった身には東京へ行くことさえそう簡単な時代ではなかったのだが、それでもTV実況中継を見てこれは夢じゃないかと思ったことを思い出した。その後は13時10分発のパリ行きユーロスターに乗るべくお暇するまでほとんど当時のブリティッシュロックの話しかしなかったような気がする。
いや一つあった。それは前年9月生の中にぜひ会わせたい学生が二人いる、という話であった。
一人は既に11日に会ってFLATを借りる際の助言をいただいたSEIさん、もう一人は今日夕方に会う約束をしているKOHTAである。KOHTAはSEIさんのような社会人ではないが、大学を卒業した後で自ら資金を貯めて昨年9月から今年夏までの予定で参加しているのだそうだ。深野さんご自身はサッカーにはあんまり詳しくないとのことだったが、KOHTAはとてもサッカーが好きなので、その点で話が合うに違いないと考えたそうだ。
そういう経緯があって17時過ぎにRegent校舎のロビーで待ち合わせたのだが、そもそも60歳代の日本人が校舎内にいるということだけで十分目立つので、初対面同士でも行き違いになる心配はまずない。
すぐに近くの小さな横丁にあるYorkshire Greyというパブに落ち着くや否や話に火がついた。
しかしパブに入ってまずしなければならないのは、飲み物を買うことである。先に下戸だと書いた通り、本当にこれまでパブに行ったことは数えるほどしかなく、それもたいていランチを取るためであった。
KOHTAは"飯よりビール"と自称するくらいなのでビールには詳しく、その場でビールの選択法を教えてもらった。日本では夏になると、注いだグラスが瞬時に曇るほど冷やした生ビールをごくごくと飲むコマーシャルが民放TVにあふれているが、ここでは全然違う。
KOHTAがこれならきっと大丈夫ですよ!、といって勧めてくれた(銘柄は忘れたが)"ビター"を試してみたところ、ビールを好きになれない理由の一つでもある口に入れたときの刺激がいたって少ない。日本のように極端に冷やさないためか炭酸ガスの刺激、低温で強調されるホップの苦味などが完全に弱められているのかな、と思った。
いや、そうではなく作り方や成分が違うのかも知れない。
いずれにせよビール片手に会話を楽しむ(会話がメインでビールはあくまで脇役)という英国人のパブの楽しみ方を生まれて初めて体験したような気分であった。
いったい何を話したのかと思い起こしてみると、簡単な自己紹介の後、初めのうちはイングランドプレミアリーグ(サッカー)の話、恐らくもしそばに日本人がいて聞き耳を立てていてもついて行けないくらい微に入り細に入り歴代の名選手や過去のワールドカップ、そして現在の各チーム事情等々ほとんど尽きることのない話が弾んだ。お互いにリバプールFCのファンであることも判明したため、あの歴史に残る2005年チャンピオンズリーグでのACミランとの決勝をどこで見ていたか、ということでもゲーム進行をなぞるようにひとしきり話の花が咲いた。
驚いたことに、サッカーだけでなく音楽(ブリティッシュロック)の話についてもほとんど年齢差を感じさせないくらい共通の世界を持っていることがわかって、また話が止まらなくなった。もちろんこちらでの生活について、また大学の授業についても話したのだが、とにかく気が付いたらパブに落ち着いてからまる3時間一瞬の沈黙もないくらい話し続けていてそれでもまだ足りない思いであった。
日本の同世代の友人でさえこれほど共通の話題が尽きない相手はいない、と思うのだが、いやはや衝撃の出会いではあった。
二人でビターをグラス何杯か空にした後(もっとも1対3か4くらいの比率でだが)、また近いうちの再会を約して別れた。こうやってクラスメート以外にも知り合いの輪が広がって行くのは嬉しいことだし、深野さんの見立ては正しかった、ということになる。
後回しになったが、今日の午前の授業は臨時でROBINという講師に代わった。このクラスのレギュラー講師は3名体制だが全員が女性講師というのは他のクラスに比べて珍しいようだ。その意味では今日のように男性講師になると発音とかトピックスに対する興味の置き所等に違いが出てそれはそれで面白いものだ。
ランチは学食でビーフストロガノフ3.35ポンド(約500円:写真なし)。日によってメニューと味に当たり外れがあるが、今日のは美味しかった。
午後の授業も講師2名体制を取っているが、月・火がMARY、水のみTONYである。そんなわけで今日は終日男性講師の日となった。今日はCV(curriculum vitae:履歴書)の実際の書き方についてだったが、先週宿題で自分なりに書いたものをメール送信しておき今日そのプリントアウトに校正を書き加えたものが返却された。なかなか文法的間違いも減らせないが、CVらしい常套的な言い回しとなると、校正を見て初めてなるほど、とわかるものである(自分でいくら考えても思いつかない)。
帰途、今日もまたKings Crossのchop chopでスープそばとドリンクで5ポンド(約750円)。
21時45分帰宅。23時就寝。
2011/05/13(金) 12:08:21 |
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6時30分起床。曇りのち晴れ。
表題は、バイトとか犯罪によって金を稼ぐ話ではない。生活費等の手元資金の管理についての話である。
日本の旅行代理店が海外旅行者に渡すハンドブックや市販の海外旅行ガイドブックにはかつて(今でも?)必ず書いてあったことがある。多額の現金を持ち歩くのは極めて危険であり、ヨーロッパ等通貨の異なる国々をまたいで旅行する時はその都度両替する手数料もばかにならないので、持参する金額の半分は米ドル等のトラベラーズチェック(T/C)にすべきであると・・・
現在ではヨーロッパの多くの国でユーロという統一通貨を使っている(英国は未だにポンドのままだが)ことと、ホテル、レストラン、ショッピング等の支払にクレジットカードの使用が当たり前になっていることから、T/Cが第一選択である時代は既に過去のものだと思われる。
T/Cの最大の利点は紛失や盗難の際には再発行されるという保険性にあり、円からT/Cに交換する際のレートも現金の場合より若干有利である。しかし、使用の際はいちいちパスポートの提示を求められることが多いし、予めすべてのページの表側にサインをしておく必要があり、そのうえ使用時には相手の目の前で今度は裏側にカウンターサインをしないといけない。その昔に一度、何枚もカウンターサインするのは面倒だからと思ってホテルの自室でカウンターサインしておいたものをフロントで現金化しようとして受け取りを拒否されたことがある(^_^)"
今回出発前のオリエンテーションで、現地での金銭取り扱いについては短期留学生が銀行口座を開設することが困難になってきているので、日本の銀行が提供しているインターナショナルサービスを利用できるようにしておくことを推奨された。例としてシティバンク、みずほ銀行、新生銀行等がそのようなサービスを提供しているということだった。残念ながらこれらの銀行には口座を持っていないので、口座開設済みのところを調べてみると三井住友銀行でインターナショナルカードの発行が可能なことがわかった。
出発前に普通口座にある程度の預金残高を確保しておき、手持ちの現金が少なくなると、英国内のいずれのATMからでも引き出すことができるのだ。しかし日本国内のように平日昼間なら手数料なし、ということはなくていついくら引き出すにも200円の手数料がかかる。10ポンド(約1,500円)だろうが100ポンドだろうが一律200円である。これは積み重なると無視のできない額になってしまう。ちなみに当地のATMはほとんど例外なく24時間手数料ゼロなのである。つまり端末を使わせてもらった銀行には手数料は払わなくて良いのに、自分のお金を入れておいた日本の銀行にいちいち手数料を払っているという、考えるほど腑に落ちない話である(日本の銀行の言い分は推測できるが・・・システム管理料だとか何とか)。
まあ、そういうことがあるので引き出す回数を減らしたいのだが、かといって一度に多額の現金を出してしまうとやはり保管が心配になるため、せいぜい週に一度100~200ポンドくらいが限界である。
しかしいずれフラットを借りるとなると、家賃の銀行口座からの引き落としが必要になる可能性があるので、当地に口座を開くことも考えた方が良いかも知れない。
今日の午前の授業開始前に昨日の宿題が返却された。課題は「場所、本、映画、レストランなどで一度目は良かったのに二度目には少しがっかりした経験はありますか?」というもので、昨夕、大学のイントラネットのメールで回答を送信したものを、今朝プリントアウトして校正が手書きで記入され配布された。別にそれだけのことではあるが、PCやイントラネットやメールが大学の授業に活用されているのだなあ、とアナクロニスティックな感想を持った次第・・・。
ランチは学食で3.35ポンド(約500円:写真なし)。
午後はいつものWork Placement Skillsの授業。
その後ICCオフィスへ行ってホームステイの延長について相談。月末までに引越できるところを探してもらうことにした。
さらに、ロンドンに着いた日にホームステイ先まで移動するための費用は一括前払金に含まれていたため、実際にはヒースローから自分でタクシーで行ってタクシー代も払ったので、その分を返金してもらえることになった。チップ代は含まれないがレシートの額面85ポンド(約12,000円)の現金を受け取ってもとは自分のものであっても何となく得した気分。実際現在の生活費レベルから考えれば結構な額と感じる臨時収入だ。
夕食は大学の近くにある、ちょっと前から気になっていたベトナム料理店へ。
生春巻き、フォーとレモネードで14.5ポンド(約2,000円)。味は?ちょっと期待過剰だったかな・・・
19時30分帰宅。ホストマザーは今日が誕生日だそうで、幼なじみの友人達がケンジントンパレスのランチにサプライズ予約で連れていってくれたとかで、とても上機嫌だった。その写真やら夫婦で毎年楽しんでいる海外旅行の写真なども見せてもらい、紅茶片手にしばし歓談。
23時30分就寝。
2011/05/12(木) 08:36:41 |
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6時30分起床。さあ、今日からまたウィークデーモードに切り替えて・・・。
今日の午前の授業は、子どもさんが急病のためお休みのVICKYに代わって火、水が担当のKATHYに変更。3名の講師それぞれ教え方に個性はあるが、同じテキストを用いてどこまで進んだのかきちんとした申し送りが行われるため、こういう時も何の問題もなく進行するのだ。今日から新たなUNIT "UNUSUAL INTERESTS"と言うテーマに入った。二人ずつペアになって考えを述べ合う。文化背景の異なる出身国同士でもほとんど意見が一致することもあれば差を感じることもある。
そういえば今日から一人新顔が増えて総勢14名である。何かのスポーツ選手のような大きな体つきだが性格はとてもシャイな感じの青年で自己紹介を聞くとベネズエラから来ているらしい。と言っても普通の日本人からすれば、なかなかなじみのない国の一つかも知れない。メジャーリーグベースボールに何人かの選手がいることくらいしか思い浮かばないのは我ながら恥ずかしい。
彼以外とはもう2週間も毎日過ごしてすっかり顔も名前も一致するクラスメート達である。初日の緊張感ははるか昔のことに思える。
昼食は学食で3.35ポンド(約500円:写真なし)。
Regent校舎のカフェテリアは"DEEP END"と言う名前だが、これは以前校舎の地下に大きなスイミングプールがあってその片側が飛び込み競技用に深くなっていたことから名付けられたそうである。
カフェテリアの奥には数人用テーブルが何台か置いてあってここで買って来たサンドイッチ等を食べている学生もいる。ここのPCはもちろん自由に使えるが、PCルームとしては別にもっと立派な専用室がある。
今日は週初めでCultural Programmeの申込日なので、5月23日のCambridge Tourを申し込む(旅費および入場料15ポンドを前払い)。
午後のWork Placement Skillsの授業は(ビザの遅れの影響で)一番遅れて到着した何人かも加わって13人である。この授業は2クラス体制で実施されているがあくまでIBPプログラムの一環なので、日本の大学からの交換留学生であるTAKASHIや個人で留学しているMIYUKIは参加していない。午前クラスと違って月~水のみでまだ回数が少ないことと日本人ばかりなので逆に未だ顔と名前が2/3くらいしか一致しない。
授業後ライブラリーに行き2時間ほどで宿題を片付けて表に出ると、5月の夕方のRegent Streetは19時前だと言うのにまだ十分空が明るい。
さて、今日はかねてからメールでタイミングを打ち合わせて来たSEIさんと会う日である。
IBPプログラムは毎年4月と9月に日本から留学生を送り込んでおり、SEIさんは昨年の9月生なので半年先輩なのである。用件はと言うと、いよいよホームステイを切り上げてフラットを借りる本格準備に入ることにしたが、SEIさんは今年の初めからフラットを借りているそうなので、その体験談を教えてもらおうと言うわけである。
今年4月スタートのクラスメートは全員が現役の学生だが、昨年9月生は社会人や大学卒業生が含まれており、SEIさんは数年のスパンで見ても稀少な社会人である。
Regent校舎のロビーで19時に待ち合わせ。時間通りに現れた落ち着いた感じの紳士は37歳のサラリーマンで、会社からの海外研修派遣で8月には帰国予定だそうである。大学から少し北へ行ったところにあるSaint George's Hotelの最上階にあるレストランでカプチーノを飲みながら1時間余話すうちにすっかり旧知の仲のような気分になってきたが、さすがにサラリーマンと言っても中堅幹部だけあってポイントを押さえた話し方で、こちらが必要としている情報を十分に教えてもらえた。
新聞やJapan Centreの告知から自分で探す方法もあるが、いろいろと英語の交渉が面倒なら日系の不動産屋がいくつかあるのでそれらに依頼すると契約までのサポートと入居後のさまざまなトラブルにも代理で対処してもらえること、賃料は広さ、地区、ゾーンにより異なるので自分の希望を明確に伝え、候補物件を何軒でも見て比較することが大切であること、などの助言を得た。
まだ実感がわかないものの半年後の1月からは今まさにSEIさんがその段階に入っているインターンシップが始るので、その関連の情報も知りたかったのだが、これから近くの教会のミーティング(布教ではなく会話を楽しむための集まり)に行くということだったので、また会って教えてもらうことを約して今日は別れた。
夕食はもう今や常連?と言ってもよいchop chopで焼そばと中国茶。5ポンド(約750円)。
21時40分帰宅。SEIさんに今日のお礼のメールを送って23時30分就寝。
2011/05/11(水) 01:56:04 |
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7時起床。快晴。10時にLiverpool Street Station集合。McDonald'sが集合ポイントの目印。
今日はCultural Programme(学外授業?)でWilliam Shakespeare(ウィリアムシェークスピア)のロンドンの足跡を巡った後、再建されたThe Globe Theatre(グローブ座)で観劇というコース。
ぞろぞろ・・・でも旗はなし。
おじさんたちが2人対2人で興じているのはイギリスの古い球技だそうで、名前はボウル(多分BOWL)、ルールは不明(通り過ぎただけなので)。BOWLING(ボーリング)のルーツなのかも。
何か日本の古い団地に雰囲気が似ているような似ていないような、でも花が多い。
シェークスピアの像。晩年故郷のストラトフォード・アポン・エイボンに帰るまでロンドンで活躍していた。
シェークスピアの戯曲等がここで出版されたと書いてある(と思う)。
昼食は英国名物の一つと言えるPasty(パスティ:さまざまな具の入ったパイ)を買う。ドリンク共で4.58ポンド(約700円)。
St.Paul(セントポール)をバックに記念撮影
前方に見えるのはTate Modern(テートモダン)橋はMillennium Bridge(ミレニアムブリッジ)
渡りきって振り返ると正面にセントポール
17世紀初頭にこのあたりにあったグローブ座の絵
これが現在の再建されたグローブ座
ポスター(上演中のロミオとジュリエット)
内部は層になった椅子席(指定席)が舞台を取り巻くようになっている。舞台正面の立見席は5ポンド(約750円)
劇の出だしはこんな感じ 古楽器を使った演奏から始まる
夕食は2週間ぶりにCamden Town のSUPER BOWLにて こちらのBOWLは球技ではなく"お椀"の方だろう
フォーと揚げ豆腐の煮込み、中国茶共で10ポンド(約1,500円)
メニューはとても盛りだくさん 確かにJapaneseとVietnameseとChineseがある
まあ、これら三つは似てなくはないか オーナーはヴェトナム人かな?
帰りのバスから見かけたSPAR これは日本にもあるコンビニチェーンだ
朝から良く歩き、午後は暑さの中を丸3時間の立見だったので正直疲れた。
20時帰宅 23時40分就寝
2011/05/10(火) 09:43:16 |
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7時起床。曇り。
今日は12時過ぎにチケットを受け取りに行って、17時30分キックオフのサッカーの試合を見に行く!のだが、その前に午前中に一つ行きたいところがあった。それはホストマザーお薦めの博物館でGeffrye Museumと言い、スペルと発音が一致しないがジェフリーミュージアムと読むらしい。
朝食後、地下鉄でLiverpool Streetまで行き、さらにバスで10分ほど行ったShoreditch(ショーディッチ)地区にある大きな前庭のある風格のある建物である。
説明を読むと1714年に開設されたAlmshouse即ち養老院だったものが、今は英国近世から近代に至るさまざまな時代のインテリアをそのまま再現して展示してあると言う。
まったく訪問客らしい姿は見えないが、HERB GARDENの表示に従ってどんどん入って行く。表通りからは見えないが意外と広い庭園というか薬草園が裏庭に広がっている。
薬用、化粧品用、香草とかいろんな種類のハーブが分別栽培されている。
残念ながら建物の内部は撮影できなかったが、一般的な(と言ってもかなり上流の)家庭の居間や寝室が再現してある。教えてもらわなかったら多分来ることはなかったと思うが、なかなか興味深い博物館であった。
さて、チケットは用意できているのか?できていた!無事受領。見るとフェースバリュー57ポンド、だから約2倍で買ったことになるが、これは決して法外とは言えない。昨日も触れたようにイングランドプレミアリーグでは、シーズンチケット所有者、ファンクラブ会員、その次に一般用という発売順位になるので市場に出る枚数が極めて少ないこともあり、おまけに今日はリバプール戦なのだからその価値があると思えば十分納得がいくのだ。
昼食は滅多に行かないMcDonald'sにて。ジュースも付けて2.78ポンド(約400円)。
しかしロンドンの地下鉄は不便だ。週末には必ずどこかのラインが運休となり、別経路で行くか代替バスを使うかしないと目的地に行けない。途中のWest Ham駅にて乗り換え。この乗客は間違いなくサッカーを見に行く人達。
Upton Park駅に着いた。外に出るとすでに空気が違っている。ここはいわゆるイーストエンドというロンドンでも労働者の町として知られるところ(の一部)。そこに試合前の殺気にも似た緊張感が漂っているのだ、スタジアムから離れた駅前まで。サッカーは選手や監督だけでなく熱心なファン(サポーターと言う方が正式)も重要な構成要素なのだと知らされる。
スタジアムまでの道路は車と人でいっぱいだ。
混み合った道を7、8分歩くともうスタジアムに到着。プレミアリーグのスタジアムは概して立派だ。
これはまだキックオフの約1時間前。
中に入るとまず売店で美味しいステーキパイを買う。ドリンク共で4.5ポンド(約600円)。
席はと言うと・・・なんと前から2列目!ピッチが近くてほとんど目の高さで見える。素晴らしい!
選手のウォーミングアップ。
審判もウォーミングアップ。
そして試合直前の散水。
ついにキックオフの時間。サポーターのテンションが写真から伝わって来るような。
アウェイのリバプールは青緑のジャージでスティーブン・ジェラード(8番)やフェルナンド・トーレス(中央)が間近に。
ディレク・カイト(18番)も。
そしてハーフタイムにも散水。
試合は順当にリバプールが貫禄の完封勝利。本当はリバプールファンであってもここはウエストハムのホームだから拍手したり喜んだりしてはいけない。残念そうな顔までする必要はないが、まあポーカーフェースでいることが肝心。
試合は19時18分に終わったが、観客でごった返す駅への入場規制のため、帰りの地下鉄に乗るまで45分くらいかかった。
今日の夕食は昨日の"菊森"のすぐ隣にあるTuffnel Park Kebabで持ち帰り。ケバブというのはトルコ料理だが市内のどこでも見かける。スパイシーなチキンケバブ(パンで包んである)に野菜サラダ、チップス(フライドポテト)がたっぷりついて4.8ポンド(約700円)。
中はこんな具合で実に美味しかった。
今日は充実の一日だった。大満足で23時40分就寝。
2011/05/09(月) 17:04:22 |
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6時30分起床。今日の午前中のクラスのテーマは"興味のあること"についての英語表現。ますます実践的な会話表現を学ぶ。米語ではまず使われない英語特有の表現というものも結構あるのだ。ひとつひとつ知れば知るほど興味が増して来る。英語を学習すると言いながら実は英国の歴史や文化背景についても意識せざるを得ないので、テストのための勉強とはまったく違う奥行きに面白さを感じるのかも知れない。
途中で必ず一度入る休憩時間は誰かが持って来たお菓子を分け合う楽しい時間でもある。既に2週間以上も毎日3時間余をいっしょに過ごしてかなり打ち解けてきたので、それぞれのプライベートなことや母国の話題等を聞く機会でもある。
クラス全員の半数くらいがその場にいたので記念写真を撮ってみた。ほとんどアジア人ばかりである。ここには写っていないが、他にサウジアラビア、ヨルダンからの学生もいる。
今日のランチは誰かの発案で学食ではなくスーパーへ買い出しに行くことになった。Oxford StreetにあるMarks & Spencerという大型スーパーの地階に大きな食品売場がありサンドイッチにソフトドリンクとcrisps(クリスプス:米語および日本語ではポテトチップスのこと)がセットになったランチセットが人気。
選んだのはハム、チーズ、レタス、ピクルスのサンドイッチとクランベリージュース、チップス、チョコバーで4.84ポンド(約700円)。日本のコンビニのサンドイッチよりずっと美味しい(と思う)。まあ日本ではサンドイッチよりはるかに種類豊富なおにぎりを買う方が良いだろうが・・・。
<拡大するとこんな感じ>
昨日Japan Centreへ行く途中でチケットショップを見かけた。明日は土曜なのでサッカーがある日だ。なんとイーストロンドンを本拠とするWest Ham UnitedがホームにLiverpool FCを迎えるのだ。
数年前から毎年一度は見に来ている本場のサッカー、English Premier League Footballである。これからの滞在中にぜひ何回かはスタジアムに足を運ぶつもりだが、多くのヨーロッパ各国同様イングランドリーグのシーズンは8月から始って翌年の5月に終わる。つまり今シーズンはもう後3試合くらいしかないのだ。よし、明日見に行くか!
イングランドリーグのチケットは80~90%がファンクラブ向けに供給されるらしい。いきおい市場に出回る絶対数が少ないことに加えて人気チームのからむ対戦の場合は需要も多いので当然高額で取り引きされる。
ピカディリーサーカス近辺にはミュージカルの前売および当日分の割引チケットを取り扱うチケットショップが数多くあるが、そのいくつかはコンサートやスポーツのチケットも扱っている。店頭の看板を確かめてから中に入って欲しいチケットを申し込むと全額前払いを要求される。しかしチケットはその場ですぐ受け取れるのではなく、明日12時から1時の間に取りに来い、ということであった。詳しくはわからないが、試合当日にチケットブローカー同士でやりくりするようだ。試合開始は明日午後5時半なので、本当に入手できるのかちょっと不安。でも郷に入っては郷に従え(?)、である。
明日を楽しみになんだか頼りない手書きの引換券を手にして帰宅。チケット代120ポンド(約17,000円)は昨年まで日本のチケットエージェントを通じて入手したのと比べて多少安いくらいでほとんど差はない。つまりこれがイングランドサッカーを見るときの相場ということになる(人気チーム同士の対戦だともっと高いが)。
以前から前を通るたびに気になっていた中華レストラン(と言うよりお総菜屋と言った方がぴったり)がTufnell Park駅前にある。"菊森"と書いて"Jack's Kitchen"???
今日はここで持ち帰り(英語ではTake Away)とする。8人くらい座れるテーブルが2台あるので中で食べることも可能である。カウンターで注文すると奥の厨房ですぐ作ってくれる。
タイヌードル 4ポンド(600円弱)。見かけ以上にてんこ盛りで、二人前はあるんじゃないかな!!毎日こういうのを食べてれば安くあがるのだが・・・
23時就寝。
2011/05/08(日) 14:24:14 |
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6時30分起床。現在間借りしているホームステイ先とは4月16日から5月14日の4週間で契約している。ビザのトラブルでまる一週間ロンドン到着が遅れたものの、それを理由に契約期間が自動延長にはならないし、滞在しなかった一週間分の費用が戻って来ることもない。
ただ当面の問題は、今から一週間後にどこに住むかまったく何も決まっていないことにある。ちなみに料金は地下鉄のゾーンに従って概ね決まっており都心に近いほど高くなる。今住んでいるところはゾーン2で165ポンド(約24,000円)/週。やっと慣れて来たばかりだが、次の住処を考えないといけない。
ロンドンで学生生活を送るための長期滞在手段には(1)大学寮に住む、(2)ホームステイする、(3)フラットを借りて住む、のいずれかが一般的である(ホテルに住むとかフラットを購入するとかいう手段もあるにはあるが除外)。
(1)は価格が最も安く、部屋は個室だがキッチン等を共有することから世界各国の学生と日常的に交流ができ、英語によるコミュニケーションの機会も多い。しかし年間契約ベースなので後で気に入らなくなっても原則として途中退寮はできない。
(2)は英国の一般家庭の雰囲気を味わうことができ、ホストファミリーとの交流が期待できる。しかし、最近はビジネスライクなステイ先も増えて必ずしも家庭的な環境とは限らず、逆にいろいろと生活上の制約が多いケースもある。
(3)は一番マイペースで生活ができるものの、電気・水道などの日常起こりうるトラブルには自力で対処する必要がある。また(1)(2)に比べて費用もかかるので、学生または同年代の者同士でフラットシェア(共同生活)をすることも一般的。
といった長所・短所がある。
家族や友人が訪ねて来る予定もあるし、他人に邪魔されない生活環境が希望なので、できればフラットでの生活をと考えたが、最初はホームステイしてみて生活感覚を養い、また住む地域についても体験を通して絞り込んでいけば良いと思い直して(2)を選択した。つまり一定の期間を(2)で、その後(3)に移行するという計画である。
しかし、フラットを探すにはまず不動産屋に相談してエリアと予算を勘案しながら候補物件を絞り実地見学をする、といった時間と労力が必要なので、今からでは到底不可能である。ということで、今のところは場所も住み心地もまずまずだと感じておりしばらく延長することに決めた。
契約は出発前にICCを通じて行ったので、延長についてもまず相談した方が良いと思い、午前の授業終了後ICCオフィスにマネージャーの深野さんを訪ね、延長の手続をお願いした。斡旋会社には伝えるが、ステイ先にも直接話しておいた方が良いとアドバイスをいただいた。
夕方までライブラリーで過ごした後、地下鉄一駅分離れたPiccadilly Circus(ピカディリーサーカス)まで歩きJapan Centre(ジャパンセンター)という日本製品専門の小型スーパーに行き、ガイドブック「地球の歩き方:スコットランドと湖水地方」を購入した。日本のものを海外で買うと高いのはわかっているとはいえ、定価1,700円の本が26.8ポンド(約4,000円)するのにはちょっとショック。6月にエジンバラへ旅行しようと思っているので必要なのだが・・・。
今日はまたいつものchop chopで夕食。焼そば、チキンサテ、中国茶で8ポンド(約1,200円)。
大学のカフェテリアで毎日昼食時に500mlのミネラルウォーターを買うよりも、大きなボトルで買って自分で詰め替えて持参する方が安上がりなので駅前の商店で2Lのボトルを買った。価格は日本と同じくらいか少し高めかというところだが、まあ割安には違いない。1.09ポンド(約160円)
19時前に帰宅すると今日はご夫婦とも揃っておられたのでこの機会に延長の希望を伝えることにした。契約確認書ではステイ受入の担当は奥さんの名前になっているが、こういうことはやはりご主人のいるときでないと奥さんだけでは決められないことだからである。予想に反して当初なぜか延長希望にあまり良い反応ではなかったのだが、このとき初めて知ったのは、この夫婦はしばらく前に南スペインの古家を手に入れて、年に3、4回そこで休暇を過ごしながら補修することを楽しみにしている。次回は6月4日から4週間ほど行くことにしているので、延長するとしてもそれまでには引っ越して欲しいということであった。本当は延長期間を6月中~下旬くらいまでと考えていたのであるが、そういう事情を言われるとこれ以上食い下がることもできない(留守宅に住まわせて欲しいというわけにもいかないし)。
とりあえず渡英後初となる英語での本格交渉を相互の歩み寄りで終えて一安心した。まあ、この際だから次のステイ先探しとフラット探しを同時進行で始めることにしよう!
23時30分就寝。
2011/05/07(土) 03:18:02 |
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6時30分起床。
今受けている午前中の英語の授業は日常遭遇する様々な話題について英語(イギリス英語)特有の表現をできるだけ幅広く網羅しつつ発音、イディオム、文法、それに何より自然さ(いわゆる学校英語にありがちな無用の堅さを排して)を身につけることが目標である。
我々日本のIBP(International Business Professions)というプログラムの参加者は9月以降ネイティブの学生に混じって学部授業を受けることになっているので、今現在使われている英語に耳を慣らしておく必要があると言うことだ。
しかし今更ながらではあるが、日本で使って来た英語は実は知らず知らずのうちに米語表現に偏ってしまっていて、授業で英語と米語の違いを指摘されるごとにある意味新鮮なカルチャーショックを受ける。
この際、徹底的に英語表現の習得に徹しようと思う。留学先として英国を選んだ思い入れのせいもあるが、何となく米語より英語の方が品のあるように思えるのはEFL(English as a Foreign Language:こちらはUniversity of Westminster側のプログラム名)の学生皆が共通して持っている感情かも知れない。
今日のランチはパスタと野菜の付け合わせで3.35ポンド(約500円)。
14時から16時まではWork Placement Skillsの授業で生徒は全員IBP組の日本人。今週は会社の組織とか職務といったかなり基本的なことを習っている。社会人にとっては何を今更というほどの内容であるが、大半が現役の学生なのでこういうことから始めないといけないのだ。
さて、ちょっと困ったことが起きた。日本から持って来たPC(MacBook)のデータバックアップ用に使っている外付けHDDが認識できなくなったのだ。そこで、Apple Storeへ行って調べてもらうことにした。リージェント校舎からOxford Circus交差点を挟んで徒歩5分のところにあるので、今日昼休みに行って17時に予約を取っておいたApple Genius Barである。Geniusとはまた大それた名前であるが、実際MacやiPhoneのことならどんなことでも対応してもらえるらしい。
日本でも関西なら大阪心斎橋にApple StoreがあるがGenius Barを使ったことはまだない。
英語で状況をうまく説明できるかちょっと心配したが、杞憂であった。多少PC用語の英語表現がわからなくても要件は伝わるものである。
結論としてはHDDのディスク駆動系が何らかの物理的損傷を受けており、修理するのは難しいだろうとのこと。
そこで、代わりの製品を買うことにしたが、これも問題なく意図が伝わり、IOMEGAという周辺機器メーカーの250GBのポータブルHDDを99.95ポンド(約15,000円)で購入した。インターネットで探せばもう少し安いのが見つかるかも知れないが、Apple Storeの取扱商品だからまあ安心かなと思って即決した。家でPCを使うときには常につないでおくだけでTime Machine(自動バックアップ用アプリケーション)が起動して、データのコピーが取れるというわけである。
もっとも壊れたHDDに保存しておいた編集済みビデオのデータが取り出せないのはショックである。ともかくロンドンにいる間は使う必要のないデータなので、今は考えずに忘れておくしかない。
帰宅前にOxford StreetにあるInn Noodleという中華ファーストフード店で夕食。焼そば、焼餃子、中国茶で14ポンド(約2,000円)。店頭はファーストフード店のようでも、持ち帰りではなく店内で席に座るとフルサービスなので幾分高いのかも・・・。
19時20分帰宅。23時就寝.
2011/05/06(金) 08:36:02 |
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6時30分起床。さあ、今日から授業再開だ。
いつも通りの7時47分のバスに乗りいつも通りの時間に教室に着く。
今日、三連休直後とあってか出席者は11名で先週の3分の2である。内訳は中国人、日本人が各4名、韓国人、モンゴル人、ボリビア人が各1名。人数が少ないと一人一人が話す時間も増えるし、学習密度は上がるような気がするものの、既に十分なじみ始めた顔が見えないのは寂しい。と同時に、全員の名前も覚え、当初感じた緊張もすっかり解消して、もうずっと一緒に学んでいる仲間という意識ができて、一日を短く感じる。
今日のランチはカレーパイとナンとサフランライス、インド風である。ミネラル水ともで4.35ポンド(約600円)。
食後、週初めのランチタイムにだけ開くCultural Programme(カルチャープログラム)の申込受付に行く。
まず4~6月分の予定表を入手し、早速三つ申し込む。10日のRomeo and Juliet観劇、14日のAnimal Farm Tour、16日のOxford Tourである。実施日は基本的に木曜日と週末であるが、今日午後に市内ウォーキングツアーがあるということなので参加することにする。
14時に玄関ロビーに集合して地下鉄でLiverpool Street(リバプールストリート)へ。ここはシティ(金融街)の中心に至近である。このツアーガイドはMr.Reg Parksというベテランの公認ガイドで、この10年間ほどは、ほぼ専属で週2回ペースでウェストミンスター大学のEFL(English as a Foreign Language)の学生のガイドをしている。
壁面の形態が異様に複雑なビルはロイズ銀行本社、円筒が縦に並んでいるのはエレベーターだそうであるが、吹きさらしで評判が悪いらしい。
そしてスイス再保険会社、こちらは地元ではその形からガーキン(ピクルス用の小型のキュウリ)と呼ばれている。
他にRoyal Exchange(旧王立取引所)、Bank of England Museum(イングランド銀行博物館)等を回った(写真はなし)。
現地解散後これもいつものようにライブラリーに戻りしばらくPCを使った後、帰宅。今日はかねてから目を付けていたTufnell Park駅前にあるケバブ屋へ。ケバブとはトルコ料理で肉の串焼きのことである。チキンなら味付け焼鳥ということになる。
カウンターで注文すると10分くらい待つ間に焼いてたっぷりの野菜とともにパンにはさみtake away用パックに入れて渡してくれる。3.5ポンド(約500円)。熱々のを持ち帰って食べたのだが、見た目以上になかなか美味しいものだった。
23時就寝。
2011/05/05(木) 16:18:04 |
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7時起床。今日は3連休の最終日。日本の「国民の祝日」は現在15日あり、6月と8月を除くすべての月にあるが、英国では年間8日(ただしスコットランドと北アイルランドは多少異なる)となんと日本の約半分であり、祝日があるのは1月、4月、5月、8月、12月とかなり偏った配置である。具体的に今年の場合は、
1月1日 元日(ニューイヤーズデー)
4月10日 聖金曜日(グッドフライデー)
4月13日 Easter Monday(イースターマンデー)
5月4日 Early May Bank Holiday(アーリーメイバンクホリデー)
5月25日 Spring Bank Holiday(スプリングバンクホリデー)
8月31日 Summer Bank Holiday(サマーバンクホリデー)
12月25日 クリスマス
12月28日 Boxing Day(ボクシングデー)
ということになる。
元日とクリスマス以外は必ず連休になるよう年によって変動する。
今日を皮切りに5月に二度、8月に一度あるバンクホリデーというのは文字通り銀行が休みの日であるが、銀行のみならず学校も会社も基本的にすべて休みである。
閑話休題、今日は普段着用の綿パン(チノパン)を買いに初めてユニクロに行った。正確には知らないがロンドンに5、6店舗はあるようだ。かつて大々的にロンドン進出後、いったん撤退したが再び甦って、今では普通に存在している。このところ地下鉄駅構内や二階建てバスの壁面広告でよく見るし、日本語が入っていても違和感はない。カタカナの店名表示も記号のロゴみたいなものかな。
実は日本では去年夏に旅行先の札幌で2,990円のチノパンを買ったのが唯一のユニクロ経験で、今日が二回目というわけである。まだ衣料品をどこで買ったら良いのかわからないので、ユニクロならばだいたいの価格と品質の想像がつくかと・・・買ったのは9.99ポンド(1,400円強)ということは日本の半分以下だった!もちろん昨今の為替相場の恩恵だが。
それから相変わらず良く行くジョンルイスのカフェテリアでランチ。今日はキャロットスープとパンで3.95ポンド(約600円)。
買物事情も少しずつわかってきたが、総合スーパーではMarks & Spencer(マークスアンドスペンサー)というのが結構あちこちにあって品質も普通に良さそう。
食品売場はたいてい地下にあってかなりの面積を占めている。サンドイッチ類も種類が多くドリンクを選べるセット料金もあるのでランチにはちょうど良い。
昼は学食で安く済ますこともできるが夕食をいつまでも外食ばかりしていては財布に良くないので、電子レンジだけで調理できるものを物色。品揃えは多くて英国料理、インド、中華、イタリアンとなかなか選択肢が多そうで楽しみ。これを買って帰ってレンジを使わせてもらえば簡単である。
その次に無料でインターネットの使えるコーヒーショップに行く。Free WiFiの表示があればOK。店により使い勝手に多少差はあるが、無料で使えるので今日のように(バンクホリデーで)大学のライブラリーが休みのときなどはこういうところも良い。
今日の夕食はまだこりずに外食で最寄駅(Tufnell Park)近くのタイ料理店BLUE MOON CAFEへ。ここに住んでいるうちに近所の名店を発見してみたいという誘惑も少しはあるかも。
チキンサテ、エビ入焼そば、ジャスミンティーで12ポンド(約1,700円)。
明日からの授業再開に備えて19時帰宅、23時30分就寝。
2011/05/04(水) 16:40:09 |
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7時00分起床。 今朝も快晴。
これまで数度ロンドンに来ていながら、British Museum(大英博物館)に行ったのはただ一度だけ、それも1時間程度だったと思う。他の多くのロンドンの博物館、美術館と同様、入場料は無料であり、しかも今回は短期旅行ではなく滞在なので、時間のあるときにちょっと寄ってみるという贅沢ができるのだ。
9時30分のバスでTottenham Court Roadまで行く。日曜で交通量も少なく20分くらいで到着。British Museumはここから歩いてすぐのところにある。
展示物数の膨大さに正比例して、内部空間の広さも半端ではない。入場無料だとは言っても、ほとんど(いや半数強くらい)の人が寄付というかたちで入口のビンに何がしかのお金を入れて行く。そう、寄付金は大英博物館の重要な運営資金の一部になるのだ。建物の外観は古そうに見えるが内部はむしろモダンな印象を受ける。
入口で館内地図(Floor Plans)をもらって、全体像を把握するため地図で現在地確認をしながら歩き回ってみる。
間もなくGallery Cafeを見つけたので、早目のランチにする。
今から30年近く前に初めて行ったNew YorkのMOMA(Museum of Modern Arts: 近代美術館、ただし当時は移転前)のカフェがものすごく印象深くて、それ以来美術館、博物館に行くとカフェで食事するのを常としている。
ピザとトマトスープで7.15ポンド(約1,000円)。
食後最上階へ向かう。三菱商事が単独スポンサーになって昨年日本ギャラリーがオープンしたのだ。どんな展示なのか、興味津々!
一番北奥の狭い階段を上りきると、そこが日本ギャラリー。"From prehistory to the present"とはまた大きく出たもんだ。室内は照明がかなり暗目でシャープな写真が撮れない。仏像、刀剣、絵画、陶磁器等が展示してある。国宝という説明書きがあっても実はレプリカである(もちろん表示あり)。prehistoryと言っても年譜と日本地図で文字で説明してあるだけで、すべての時代の展示物が網羅的に用意されているわけではない。
茶室も設えてあるが、ちょっとチャチな感じが否めない。"わびさび"の神髄はシンプルさにあるが、決して安物と同義ではない。いやいやあまり近寄れないのでよくわからないが、本当は立派なものなのかも知れない・・・。
それでもそれなりに日本の雰囲気は味わえると思う。本物を見たければぜひ日本に、京都に来てくれ!というわけである。
4時間余りを過ごした後、今日もまた大学のライブラリーへ。というとすごく勉強熱心な学生みたいだが、メールとインターネットのチェックが主目的である。途中で日本ではもはやあまり見ないLOTUS ELANが駐車していた。黄色ですごく目を惹く。
今週末は特定のラインの地下鉄が休止しているので、動いているラインからの乗り換え通路の入口は板で強引に封鎖してある。美意識(デリカシー)に欠けると思うが、休止の理由は2012年のオリンピックに備えた駅や線路の補修工事のためらしい。おかげで思わぬ遠回りを強いられることがある。
夕食は11日間でもう3回目となるが、Kings Cross駅で途中下車してCHOP CHOPへ。焼そばと中国茶で4.4ポンド(約600円)。
20時20分帰宅、23時30分就寝。
2011/05/03(火) 06:50:16 |
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7時15分起床。3連休の初日で少しだけ遅く起きたら窓から見える透明な初夏の青空が目にしみた。
4月23日に到着してから、本当にあっという間に10日経った。海外での生活自体にはさほど不安は持たなかったものの、40年近いブランクを経て学生生活に適応できるのか?年齢差のあるクラスメートとうまくつき合って行けるのか?と言った懸念は多少なりとも持って来ていた。
しかし、事実は小説より奇なり・・・じゃなくて、案ずるより産むが易し!初日から大学のスタッフもクラスメートもまったく特別視することなく、ごく自然に一新入生に親切に接してくれるので、不安を感じる暇もなかった。
ステイ先のマダム(と言うより、おばちゃん、と言った方がぴったりする)から到着初日にトイレやシャワーの使い方、ゴミや洗濯物のルールの簡潔明瞭な説明を受けて、生活を送る上での問題もまったくなし。
トイレの水洗(フラッシュ)レバーは日本のようなワンアクションと違って数回繰り返し上下すること、シャワーおよびバスは何時に使っても良いが、ボイラーで湧かした湯を貯めておくタンクの容量の関係で、時間帯によっては湯が出なくなることもある、等々の知識を得たことはたいへん役立った。わかれば何と言うこともないのだが、もし知らないと結構戸惑いそうだから。
今日はそのおばちゃんのお薦めポイントであるハムステッドヒースに行ってみることにした。バスも使えるが、天気が良いし急ぐわけでもないので、歩く。駅を通り越して20~30分くらいすると大きな墓地に着いた。HIGHGATE CEMETERY(ハイゲート共同墓地)と書いてあった。入口は施錠してあったのでちょっと中を覗いていたら、背後から、ちょうど通りがかった犬連れで散歩していると見られるおじさんが入口は反対側だよ、と教えてくれた。そう言えば先日バス停で行先表示を見ていたらどこへ行くの?と聞かれて目的地を答えると乗るべきバスの番号を教えてくれたし、結構親切な人が多いなあ、と思ったものだ。
しかし今日は墓地に来たわけではないので、おじさんが見えなくなるのを待って、そのまま道なリに進む。と、突然大きな緑地の一角が現れた。ハイドパークやリージェントパークのようなフラットなところを想像していたが、ここはパークというより小高い丘のような感じだ。丘を登りきったらさぞ景色が良いような気がして、どんどん高い方へ進んで行く。そのうち白亜の建物が見えて来て、人の姿がいっぱい見える。KENWOOD HOUSE(ケンウッドハウス)というパーク内博物館のようだが、レストランが併設されているのでここでランチとする。
朝食からまだあまり時間が経っていないので、一番上の本日のスープ(マッシュルーム、ガーリック、ゴルゴンゾーラ)パン付き。泥水色で見た目は今イチながらなかなか濃厚な味で美味しかった。ミネラル水を加えて6ポンド(約900円)。
この季節は皆こぞってピクニックに来るようだ。後で地図を見たところハイドパークより広いかも知れない。確かに休日を過ごすのには良いところだ。丘の上からはロンドン市街も見渡せる。
午後はライブラリーに行こうと思い、来たときと別の道をバス停へ向かって下って行くとやがて瀟洒な住宅街に出た。
路上駐車している自家用車も目を引くクラシックカーが多い。フランスの良き時代(1950年代型?)のシトロエンがあった。
これもシトロエン、赤い2CV6!
バスを乗り継いでOxford Circusへ行き、ライブラリーで1時間ほどPCを使い、帰ろうとして駅に行くと地下鉄の運休予定が掲示してあった。週末はラインによってまったく止まってしまうので、要注意である。Tufnell Park駅前にいくつかレストランがあったので今日はそのうちの一つ、THE SPICEと言うインド料理店を選ぶ。ロンドンにはどこへ行ってもインド料理店があり、恐らく中華料理店より数が多いのではないだろうか?
おなじみの定食Thali(ターリ)とドリンクにチップ込みで15ポンド(約2,200円)。
20時30分帰宅、23時30分就寝。
[訂正] 昨日の記事中のプレタマンジェジャパンは西武でも西友でもなく日本マクドナルドがチェーン展開したのでした(ちなみに西友の提携先はウォールマートです)。しかしわずか1年半で撤退。いったい事前にどんなマーケティングリサーチをしたんでしょうね?いや事業開始後に想定外の市場変化が起きたのかも知れませんが。
2011/05/02(月) 16:52:21 |
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