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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年6月1日(火) ICCオフィス再訪、そして帰国

6時50分起床。曇一時雨。


今日もイングリッシュブレックファストで一日を元気に過ごそう!
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荷造りする前に近くのWaitroseで買い物 PresidentのチーズとかWilkin & Sonsのジャムとかは日本でも売っているがロンドンでの価格は日本の3分の1以下だ!
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買って来たガラスビン入りのジャム等をこわれないように着替えの衣類にくるんで収納し荷造り完了。ホテルをチェックアウトし、スーツケースはそのまま預けてtubeでOxford Circusへ向かう。

大学の前を通ると半年ほど前から長らく改修工事中だった正面ロビーの改装が終わっていてその変貌にびっくり
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こんなに立派なイスを置かなくてもベンチ等で良いのでは?
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昼前にICCオフィスを訪ねて深野さんに久しぶりに再会のご挨拶(2ヵ月半ぶり)

ランチはタイレストランで
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タイ料理は和食よりは中華料理に近いが基本的に何でも美味しい 
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パッタイ
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次に JALの機内誌に紹介されていたチョコレートショップに立ち寄る
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2004年に創業したのはロンドンの南西部郊外にあるリッチモンドというところだそうだが、約半年前にロンドンのSloane Square駅近くに支店ができたのだ。奥さんが日本人でわさび、ゆず、抹茶等の日本の素材とチョコレートの組み合わせを追求しているシリーズが興味深い。主人のWillam Curleyは3年連続で英国のベスト・ショコラティエに選ばれているそうだ。

応対した日本人店員と話していると何か日本にいるような錯覚を覚える。紅茶を飲みチョコレートの試食をさせてもらい気付いたら小1時間経っていた。もちろんお土産用にチョコレートをたくさん買って来た。

ホテルに戻りスーツケースを受け取った後ヒースローに向かう。ロンドン行きにはJALをよく利用するが、それはクレジットカード提携マイレージが使えることもあるが、帰国便が夜出発なので帰国当日もまる1日有効に使えるからだ。直行便でも昼出発だったり他都市乗継便だと最後の1日が移動日になってしまうのだ。

出発の3時間前に到着。荷物検査や搭乗手続は合計30分程度で終了。とても時間が余ったが、ぎりぎりで気ぜわしい思いをするよりはマシだ。

19時27分に離陸 最初の機内食では時差調整のためによく眠っておきたいと考えて珍しくワインを飲む 
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一夜明けてランチ
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成田到着直前に窓の外を見ると雲海の上に頭を出す富士山が真横にあった
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今までこんなに近くでくっきりと山頂を見たことはない 絶景だ!
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2009年3月末で大阪~ロンドン便が廃止となっているため成田で国内線の関空行きに乗り換えて18時36分関空着(日付は6月2日)。

関空からJRはるか号で京都駅まで75分
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こうして5月20日から14日間の英国旅行は無事終わった。2009年4月23日から今日までを連続した長い旅と考えることもできるが、まあそれはどちらでも良い。本当に長い間の(海外生活という)念願を果たして、今度こそリタイア後のまだまだ長い(はずの)人生の計画を固め歩みを始める時が来たのだ。

3月27日にも書いたが、この得難い経験を通じて偶然知り合うことができた日本を含む各国の友人、知人たちとは今後も連絡を絶やさないようにして、また別の何か新しいことに挑戦し続け、お互いに”相変わらず何かおもしろおかしくやっているようだな!”と思えるようにしたいものだ。
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  1. 2012/06/01(金) 23:26:52|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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